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昨日フィンランドのスタートアップ企業「Solar Foods(ソーラー・フーズ)」が開発した空気から作る代替タンパク質「ソレイン」をシンガポールが5月から販売を開始したと日記に書いた後に、同じ週のフリーペーパー「SingaLife」に「スタートアップ企業」と「東南アジアの財閥」について元外交官でエコノミストの「川端隆史」氏の記事があるのに気付きました。
注目点は「東南アジアのビジネスにおいてシンガポール、マレーシア、インドネシアの財閥の存在は大きいが、特に近年は財閥の創業家の若き2代目、3代目が引き継いでいるため新たなスタートアップ企業への投資やオープンイノベーションに注力する財閥が出てきている」という内容です。具体的にはマレーシアの大富豪の孫が経営する「K3 Ventures(2017年シンガポールで創業」やインドネシアのリッポー系財閥の「Ventura(2015年創業)」の名前を挙げています。
改めてスタートアップ企業の定義を調べると特徴は3つとあります。
①成長スピードが速い ②ビジネスに斬新性があり、イノベーション、社会貢献を意識している
③出口戦略(株式譲渡や買収などで出来るだけ損失を少なくして撤退するための戦略)
フィンランドの「ソーラー・フーズ」をウィキペデイアで見てみると①と②は定義通りです。
『2017年に農地等を必要としない空気から代替タンパク質を作る企業として設立。2021年までに調達された資金は合計4200万ドル。2023年前半に商業生産開始予定』
操業開始年の5月に開発した商品「ソレイン」の販売が世界初でシンガポールで許可され、同月に日本では「味の素」と提携合意に至っています。スタートアップ企業の定義の③に当たる出口戦略については
生産やライ
センスを他社に譲ればスタートアップ企業のセオリー通りで、これには驚きました。
因みにスタートアップ企業とベンチャー企業との違いは?と思いこれも調べてみるとベンチャー企業は
革新的な事業を進める企業もある一方、既存のビジネスモデルをベースにする企業もある事が特徴だそうです。
「世の中にこんな物があったら・・」という既成概念に捕らわれないアイデアや創造力は日本人のお家芸かなと思うので、その創造物を現地で生産、販売、人脈といったネットワークと十分な資本力を持った財閥との結びつきで大きなチャンスと富を得られればと想像するだけで未来がちょっと明るくなった気がします。
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