星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.09.12
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  今朝のNHK「あさイチ」で今日が「宇宙の日」である事を知りました。コロンブスのアメリカ大陸発見から500年後の1992年にアメリカの提唱によって「国際宇宙年」が制定され、同年の9月12日に宇宙飛行士の毛利衛さん(1948-)が日本人として初めて宇宙に飛び立った事に因んで日本で「宇宙の日」が制定されたようです。国際宇宙年の本来の目的は先進国も発展途上国も共に参加して「地球の環境とその変化を明らかにする事」だそうですが、これは30年ほど経った現在「環境悪化」の現状は伝えられてもその解決策が追い付いていないという皮肉な感じがします。



 現在「日本科学未来館名誉館長」を務める毛利衛さんの今年1月のインタビュー記事を見つけて読みました。アメリカの実業家「イーロン・マスク」氏と「ジェフ・ベゾス」氏が「地球はいつか絶滅するから複数の惑星で文明を築いていくべき」「地球環境を守るためには汚染を生み出す産業を宇宙に移す必要がある」と
インタビューに答えた事に対して、毛利さんは「投資家の2人とは立場も考え方も違う。宇宙飛行士の経験を通し、生死をかけて宇宙に行く意味については常に考えていた。その結果、分かった事は人類が生き延びる知恵を得るために宇宙に行くという事だ」に続いて「どういう事かと言うと人類は宇宙に行くと今まで経験した事が無いような問題にぶち当たり、それを克服しようとする。例えば、資源やエネルギー、食糧調達の問題の他、大気が無く強い放射線の中でどうやって生命を維持するか等だ。そして、結果としては地球の環境を守り、我々が地球で豊かに暮らしていくための新しい技術や知恵が見つかる。だから人類は宇宙を目指すのだと思う」と「地球愛」を感じさせる言葉は心に沁みるものがあります。

 先月インドが世界初の月の南極部分に無人探査機を着陸させ氷の存在を確認とニュースがあり宇宙開発が加速度的に進んで行くのかと思いますが、毛利さんが言うようにこの宇宙開発が地球の環境を守り人類の豊かな生活のため大きな働きになる事を願う一方、ロシアのウクライナ侵攻等、戦争や紛争たのめに使われている兵器がいかに地球環境の悪化を加速させているかと思うと複雑な気持ちになります。









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最終更新日  2023.09.12 11:48:33
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