星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2024.02.24
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​​ 昨日、1日中雪の降る中 3月10日まで 「AINU ART展」が 開催中の 「北海道立近代美術館」へ行って来ました。実は特別展よりも20年振り以上の館内がどのように変わっているの方が興味津々でした。入口を入ってすぐのギフトショップは祭日のせいもありお土産を買い求める人たちで結構賑わいがありました。ギフトショップから見渡す1階の様子は以前と同じ感じなのに少しほっとして、階段で2階に上がると、前面に天井から床までの長いガラス窓が広がり、外の景色がゆったりと見られる30席ほどの椅子は空席は僅かという感じでした(以前と変わっていないのかもしれませんが、ここで寛いだ記憶がありません💦)



 雪景色を見ながら友人や家族とおしゃべりをしている人、
読書している人、仮眠 を取っている人等など、何とも穏やかで贅沢な時間と空間に包まれていて、ふと「自然に勝る芸術はないなぁ」と降りしきる雪を眺めました。私もバッグに入れていた本を少し読んでから特別展を見ようと 1階に戻ると「図書コーナー」で 「会員募集」のチラシを見つけました。1万円の会費で北海道の8つの美術館(札幌は4つ)が特別展も含め1年間無料で何回も観覧できるという内容です。これは私にはかなり魅力的なので来月に入会してから今回の特別展を見る事にしました。


道立近代美術館で開催中  1月に「チ・カ・ホ」で開催のイベントのカタログ

 それまでにもう少しアイヌ文化について持ち帰ったカタログを読んでおこうと思っています。思えば私が小学校や中学校に通っていた頃はアイヌの人たちへの偏見や差別がかなりあったと思います。私自身の偏見を吹き飛ばしてくれたのは札幌で外国人に日本語を教えていた時に「教科書以外の事で興味のある事はありますか?」と聞くと「折角北海道にいるのだから先住民族であるアイヌについて知りたい」というリクエストがきっかけでした。授業のために本を読んだり関連施設に行ってスタッフから話を聞いて簡単な冊子を自分で作っているうちにアイヌの人達が『共生」という考えの基に社会を築き上げた事に強く惹かれました。強者も弱者も人間も植物も動物も「共に生きる」というのは当時の私には新鮮でした。

 20年振りに日本に戻って来て、アイヌ文化を日本全国そして世界に発信しようという北海道の気概のようなものも感じて私としては嬉しい限りです。来月「AINU ART展」でどんな新しい発見があるのかとても楽しみです。








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最終更新日  2024.02.24 17:34:46
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