星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2026.09.20
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カテゴリ: 本帰国で再発見!


 ミケランジェロの天井画は1508~1512年の4年間で「フレスコ画」という西洋の伝統的な壁画技法で描かれています。油絵具や接着剤を一切使わず水だけで顔料を溶いて描くため耐久性が強いのが長所ですが、乾いてしまうと描けなくなるためやり直しが出来ない一発勝負の高度な技術が画家に求められるようです。



 システィーナ礼拝堂の天井画で個人的に思い出すのは2011年に訪れたサンクトペテルブルグの「エルミタージュ美術館」です。5つの建物の1つ「新エルミタージュ」にある「ラファエロの回廊」は天井画の美しさにしばらくの間見上げいた事を思い出します。ガイドブックでエカテリーナ二世の命でヴァチカン宮殿にあるラファエロの回廊(1517-1519の作品)をそのまま模して作られた事を知りました。今更ながらに「ラファエロ・サンティ(1483-1520)」もまたルネッサンス期を代表する画家・建築家であった事に気付かされます。

 因みにエルミタージュ美術館のラファエロの回廊は建築家「ジャコモ・クアレンギ」が設計、壁画や天井画のコピーはオーストリア出身の画家「フリストフ・ウンターベルガー」が指導し200年以上の時を経て1783-1792年に完成しています。

 話は小説に戻って16世紀にヴァチカン宮殿内に制作されたシスティーナ礼拝堂の天井画やラファエロの回廊を同じ世紀にたとえ俵屋宗達が目にしなかったとしても少年使節団の原マルティノを含む4人が直に見ていたのは事実でその時の感動や衝撃を思うととても感慨深いものがあります。






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最終更新日  2026.09.20 12:33:41
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