臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2012年03月11日

★「無料で差し上げます」と言われても、欲しくない不動産。　貰い手さえ付かない不動産が全国に増えつつあります。★

カテゴリ：１戸建て　中古住宅

家の建て直しには水道や下水をやり直しする必要があり莫大な費用が掛かる。
その投下費用を考えれば、平坦地で駅まで歩けて車が入る物件を有償で手に入れた方が利便性も良く資産価値がある。

最近、千葉県や茨城県、栃木県に持っている１戸建てを「売りたいから査定して欲しい」と依頼される事が多い。　現地まで調査に行くと、５０軒ばかりの集落があれば半数以上が空き家で放置されている異常な光景に出くわす。

人口が減少していると言うより、住んでいる人があまりの不便さから他に移転してしまう事が原因らしい。　今まで住んでいたマイホームは中古住宅として市場に売りに出しても、需要が無いから買い手が付かず空き家のまま何年も放置されている。

「固定資産税が勿体ないので幾らでも良いから売りたい」「あるいは無償でも良いから誰か貰い手がいないだろうか？」そんな曰く付き物件が地方に増えてきた。

限界集落があり、ゴーストタウンが増え、地方の不動産はこれからどうなって行くのでしょうか？