いつもレンタルDVDを持ってきてくれる知人とは別の友人が、中三の時に見て感動した映画だと、一緒に見ようと持ってきてくれた。最初のタイトルロール見ていたら Lasse Hallstrom と監督名。o の上にはチョンチョンがついている。カメラはベルイマン映画の名撮影監督でもあるスウェーデンのスヴェン・ニクヴィスト。友人に監督は北欧の人か?と尋ねたけれど知らないと言う。後で調べたらスウェーデンの人で、また別の友人がいちばん好きな映画と言っている『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』の監督だった。一見素朴な作りに見えて、実は少し技巧的なところを感じたけれど、なかなか良い映画でした。18才ぐらいのディカプリオの演技(ここではしっかりとした演技!)が光っていました。主演のジョニー・デップや、一風変わったジュリエット・ルイスも良かったです。余談だけれど、日本は人口が一億もいるし、東洋と西洋の差がある。フランスなどは文化的中華思想があるし、そこそこ人口(や資本)もあって、独自の映画世界がある。それに対して北欧の国々はたかだか人口何百万とかだから、監督にしてもカメラにしても、アメリカに行って活躍する人も多いのでしょう。アメリカ映画にして、お決まりハリウッド映画ではない作品をどんどんこういう人たちに作って欲しいものです。