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鹿児島に行くちょっと前くらいから兆候があったのですが、この2~3日前から耳鳴がするのです。左耳が起きている間、ずっと小さく「キーーン」とします。 ちょうど夏のこの時期夜は虫が鳴いたりしますが、あれが左耳だけ聞こえるようなイメージです。また、高速エレベーターを上下するように、普段何の前触れ もなく「パコッ」としたりもするんです。
昨年3月の急性中耳炎
とは逆側の耳です。
しかも今回は風邪も引いていないですからね。また、特にストレスもありません。全くの原因不明です。
オーディオを趣味とする者として、これはちょっとまずいか、という気になりました。放っておいて突発性難聴にでもなったらシャレになりません。
普段は膝が痛くても多少の熱があっても病院には行きませんが、会社を休んで耳鼻咽喉科へ。
右耳、左耳の診察をしてもらいましたが、左右異常なし。
聴覚検査結果も左右同様、つまりは異常なしでした。
こういう不定愁訴っぽいのは困るんだよなぁ![]()
むろん、重病でも困るんだけどさ。
結局診断名は 「内耳障害による耳鳴」
。
とりあえず薬( ストミンA
錠& ATP協和腸溶錠20
)を処方され、様子を見ることに。ただ、耳鳴りにダイレクトに効く薬なんて世の中にはないんですよね。対処療法です。
(ATP協和腸溶錠20は耳鳴りの副作用報告があるけど、併用していいのか???)
夜も眠れますし、普通に音楽も聴けますし、痛くもありませんけど、気にならないと言えばウソになります。
そうそう、周波数ごとの聴力をオーディオメータで測り(純音オーディオメトリー(Pure tone audiometry))、生まれて初めてグラフを見せてもらいました。DG28でもサイン波を流してその強弱を把握するという同じような?、しかももっと細かい遊びはできますが、病院での検査はそれなりの説得力があります。
純音とはサイン波のことで、特定の高さのみからなる基本の音です。 検査では、125、250、500、1000、2000、4000、8000Hz の純音をそれぞれ呈示し、音の聞こえる最も小さな閾値を調べます。
そうするとワタシの場合、右の耳も左の耳も1,000Hzと8,000Hzにピークがあり、1,000Hz以下は測定下限の125Hzまでダラ下がり。125Hzは1,000Hzに比べ、約15dB落ちです。また1,000Hzと8,000Hzの間には緩やかなディップがあります。ここは1,000Hzに比べて約5~10dB落ち。左右差はなく、値は全て正常。つまりは1,000Hzと8,000Hzの感度がよいということで、普段ワタシはこの聞こえ方をフラットと認識しているのですね。1,000Hzというと、一般的には女性Vo.の中心帯域くらいでしょうか?
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