Blog de afutura

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September 12, 2010
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それよりもAVACの試聴会で聴いた KEF Reference 209 subwoofer  ちょっとビックリするリニアリティの良さを感じました。JBLの15inchウーハーに追加であれとは・・・BDより先にこれが欲しいくらい。

これがどれくらいすごかったかは 当日のAVACのBlog を見ればわかろうというもの。Ayre DX-5の試聴会なのに、DX-5ではなくReference 209のことしか書いてません(苦笑

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成田山新勝寺本殿大本堂には直径2m、胴長2.7m、重さ2tの大太鼓があります。直径はおそらく胴回りの寸法だとは思いますが、いずれにしても、これを叩くと直径2m弱の振動板(皮)×2がドロンコーンのように震えるわけです。“振るえる”ではなく、“震える”。

御護摩の途中で、それをバンバン鳴らすんですね。知らずに太鼓側に座ったら、大太鼓の打音で、畳の上でダラダラしていた娘が起きあがりました(笑 冗談抜きで体が揺らぐくらい。音抜けがよい開放的な本堂ですから、まさに重低音とはこのことです。そして重低音のためには振動する面積が必要だと、改めて感じました。
残念ながら、オーディオではこうは鳴らないですね・・・・ピストンモーションでどんなに振幅を稼ごうと、大太鼓に及ぶものではないわな。

音には邪を払う意味合いもあるでしょう。行って良かった。。。

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ハリウッド映画の「α.1ch」なんてそもそも自然な重低音ではないとして、それにも見事に追随しているし、DPS機能が効いているようで、定在波も気にならないほどの音の伸びを体感させてくれました。新しいオーディオの音がします。

10名以上の観客がいたので、結構なパワーは入っていたと思いますが、それほど広くはないAVACの試聴室。にしても、鳴らすうちにインシュレータからずり落ちるサブウーハーなんて初めて見ました。Reference 209は51.9kgもあるんですよ。それが音圧と振動でずれる マンションや集合住宅では強力すぎて使えそうもないし、音量を絞って最小限の使い方は、Reference 209にはもったいない感じ。普通の木造住宅も音圧で破壊されそうだけど、音抜けを考えたら木造の方がいいかもなぁ。


2010年、初めて興奮するオーディオ製品がサブウーハーだったとは意外でしたね。Ayre DX-5を聴きに行ったのに、「庇を貸して母屋を取られる」状態。





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Last updated  September 15, 2010 12:05:01 AM


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