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皆様、大変ご無沙汰しております。何と言うか、昨年は年明けから大変でした。年末に年下の従弟が急に亡くなり、その日自分は羽生君と同じ捻挫をして、年明けに母が手を骨折し、夏前に叔母が亡くなり、それで母が元気をなくして。仕事もややこしいのがお手手をつないでやってきて、今考えてみると、若干私も気が変になっていたように思います。毎日休みもなく土日祝日も仕事して、夜遅くまで仕事していたら、それが当たり前のように思えてきて、休むのが逆に怖くなってくるのです。仕事も、どんどん来てしまうし、それがみんな気の毒な事件ばかりで何とかしてあげたいしで、どう断って良いのかよくわかりませんでした。それで、みんな受けていたら自分が一番大変な状態になっていたのかもしれません。働き方改革は、自営業者の気持ちから変えていかないとダメそうですね。でも、自営業者は、自分が働かなかったら1円にもならないという恐怖を常に持っていますので実にやっかいです。ただ、一生懸命がんばった甲斐があって、ここ何年か抱えていた重たい事件数件が年末にすっきりとまとまったのです。しかも!ここ数年年末年始に必ず順番が回って来ていた刑事事件の当番が、この年末年始はなかったのです!これは、「とにかくゆっくり休んで良い!」と神様か仏様が言ってくださっているのだと思うことにして、今年はなんと連休3日休んだのでした!大みそかと元旦と2日の3日間!旅行とかの予定もなく、まさに「ぼーっと生きてる」3日間!二日酔いとか気にもせず、ダラダラ食べてダラダラ飲んでる3日間!「仕事をしなきゃ」という気持ちを押さえて「箱根駅伝を見てても良いんだ」と自分に言い聞かせながらダラダラしていました。その結果、休むとこんなにカラダが軽くなるのだと思い知りました。やっぱり仕事を忘れて休まないといけないです。休むと集中力が違うし、明るい見通しを持つことができるので、モチベーションが違います。暗そうな事件の書面もスイスイ読めるし、雑誌記事や判例評釈も興味を持って楽に読めるし。それに体力があると「あたし、何でもできるような気がする」とかいうノー天気な気持ちに簡単になれるわけです。実際、そうでもないと暗い事件をずーっと扱っていくことはかなりの苦痛になります。弁護士の仕事ほど、暗い話を聞き続ける仕事もそうそうないと思います。それを乗り越え乗り越え、何とか終わらせて依頼者の方に喜んでもらえればラッキー、そうでない場合もあるのですから場合によっては死に物狂いという状態になります。でも、死に物狂いに頑張れば、私の場合大抵良い結果につながりますので、まだ私は恵まれているのだろうと思います。さあ、今年もがんばるぞ!皆様、今年もよろしくお願いします。ところで、なぜ今日は「資格の話」なのかというと、去年、「終活アドバイザー」という資格をとったからです。「終活」に関する資格は民間資格で沢山あるようですが、ネーミングで一番良いと思ったのが「アドバイザー」だったので、これにしてみました。そりゃあ、同じ資格なら聞こえが良い方が利用価値は高いのではないでしょうか、イメージ的に。資格は、何でもそうですけど、取ると決めたらできるだけ早く、メジャーな資格になる前に取る方が旬の時期が長くて競争が低くて取るのが楽ですね。本当にメジャーになるかどうかの見極めが難しいですけど。それにしても不思議な資格でした。テキストを見ると、ファイナンシャルプランナーと弁護士と社労士、あとは社会福祉協議会関連の比較的平面的な知識の羅列といった印象でした。本当にこの知識で皆様に何かサービスができるのだろうかと思いましたが、とにかく期限ぎりぎりに課題と試験を提出してとるだけ取りました。出さないと教材費(約2万5000円)がもったいないので。課題も択一のマークシートが3回、試験もマークシート1枚で、問題数もそれほど多くありませんでした。合格率はほぼ100パーセントとも聞いています。それだけで生活できる資格ではないかもしれません。でも、資格も法律も使ってナンボのものです。今巷では「終活」ニーズは高く、使いようによってはいろいろ応用はききそうです。見聞を広めるにも良いと思いますので、「アドバイザー」に限らず、その他のネーミングのものでも勉強してみるのは良いかもしれませんね。今年は、何としても英語特に英会話にチャレンジしたいのです。時間がないけど、何とか作らないと。一度で良いから「国際会議」というのに出てみたいわけです。オリンピックのボランティアには少々遅いですが、英会話を習得して、恥をかきながらでも使えるようになりたい!そうすれば、何か別な世界が開けるかもしれません。事務所にこもって煮詰まってばかりいないで、ちょっとは違った視点で物事を見てみたい!そういう気分が出てきたのも、少し休息をとったおかげではないかと思います。私は、休息してやる気が出ているのですが、うちの息子は年中休息している状態で、あまりやる気があるように見えません。でも、息子も今年高校3年生でいよいよ大学受験のはずです。でも、本当に受験するんだろうか、という状態で、こちらにも悩みそうな予感です。
2019年01月03日