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左手が抗がん剤の影響で「痛い」という話は以前に書いた。痛いのは、第一関節、第二関節と手首で、リハビリを受けてから、痛みは変わらないまでも動きはよくなっていた。ところが、先週あたりから、これまでにない動きの悪さと痛み、腫れが発生し、熱を持つに至ったので、作業療法士の先生からも作「無理はやめときましょう。 薬の影響が強まっているようですから、 できる範囲でリハビリします」と言われ、継続していた抗がん剤の服用をやめた(やめたといっても、2週間服用のうち、最終日前日の夜と最終日の朝の2回のみだが)。それまでは、PCのキーボードを打つのに支障がなかったのに、特に左手の小指担当のキーが打ちにくくなった。AとZは意外に使うことが多いことを認識した。そうそう、昔、「特打ソフト」「早打ちソフト」というのが流行って、無料のそういうソフトをダウンロードして暇なとき(余りなかったが)に使っていた。個人がつくったソフトで、その人の名前が冠された早打ちソフトを主人に教えてもらって、しばらくそれを使っていたことがある(表示される文字を打つごとに画面の中の二人の男性のパンチが繰り出されるという画像付きで、結構面白かった)。なぜかというと、他のソフトはただ打つだけなのだが、このソフトは、それを利用している人の中で、いま実施した早打ちの成績はどのランクに位置しているかを瞬時に算出してくれるからだった。ランクは「S、A、B、C、D、E、F〜Z、ランク外」という順位。ランクごとに人数もわかる。「S」は、そのソフトをつくった人のみ。最初は多分「F」くらいから始まったと思う。ソフトにはそれぞれ癖があって、ブラインドタッチできる範囲のみのものもあれば、数字が入っているもの、「ー」「?」「!」などの記号が入っているもの、「じゃ」を「JA」か「ZYA」か打ち分けないといけない(拗音の打ち方に癖がある)ものなど、何度かやってみないと癖を把握できないわけで、最初は「F」でも仕方ないと思った。癖を把握してからは、すぐに「A」に昇格した。次に「A’」というランクに。「’」など見たことがなかったが、「S」にはならない苦肉の策だったのかもしれない。しかし、「S」になり、製作者と並んでしまった。さらに間もなく「S’」になってしまったので(そのランクの人間は虫けらのみだった)、申し訳なくなって、ソフトの使用をやめた。無駄な話だった。というくらいキータッチには慣れていて、間違うことも少ない虫けらが、何度もミスタッチしてしまう。指の可動域が狭まってしまったのだ。小指と薬指が特に悪い。ブログを書くことから遠のいた言い訳。抗がん剤には副作用が付きまとう。仕方がないとは思うのだが、副作用の対処法が確立していないことは問題だと思う。さらに、主治医である外科医がその対処法を全く指南してくれないことはもっと問題だ。虫けらの場合、治療室の看護師のアドバイスで整形外科医を受診し、リハビリへと移行した。これも、昨年の骨折があったから整形にかかっていて、定期検診の際に担当医に相談したことから実現した。外科医からの連携ではない。怖い主治医になら、もっと強く症状を訴え、整形外科への連携をお願いしたかもしれない。しかし、いまの主治医には、言う気になれない。虫「左手が痛くて、動かなくなってます」主「手足症候群でしょう?」虫「…」手足症候群のことは承知していたが、それを改めて言われてどうなる?痛くて動かないことへの対処法を聞いたのだが、回答はなかった。こんなこともあった。虫「右肩が痛いんですが、肺ですか? 肝臓ですか?」主「え? まだ、そんな状態ではないですよ」虫「…」肺のがんが大きくなったり、肝臓が腫れたりすると、横隔膜を刺激して、横隔膜の神経が通る肩が痛くなる。虫けらはそれかと思ったのだが、主治医はまだそんなことにはなっていないという。しかし、右肩が痛いのは事実で、揉んでも、押しても、マッサージ機でも治らない。筋肉の問題ではないのではないかと思ったのだ。それに対して主治医が主「整形で診てもらいますか?」もしくは、主「腸が原因のこともあるので、エコーで 診てもらいましょうか?」と言ってくれたら総合病院の利点を発揮できるというものだ。というわけで、いよいよ元気ながん患者ではなくなってきた。間もなく、胆管に入れたカテーテルを交換する時期がやってくる。また熱発して黄疸が出る。まだ、公証人役場は混んでいるようだ。「もういい」と、治療を終了するタイミングはまだやってこない。今年に入って、「残命」を生きている感である。往生際が悪いのは「かっこいい」に反する。最期まで「かっこいい」生き方をしたい虫けらには大変なピンチである。…「ZA」が何度も出てきた。打ちにくい。。書きたいことがあるので、きょうかあす、また更新しよう。 苦 行
2026.07.16
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山猫軒の軒先を借りてカレーをお出しするようになって、はや2ヵ月。暑かった夏がようやく過ぎ去ろうとしています。先週、どういうわけか、「健膳カレー」にいろいろな言葉が集まりました。 ★「翌朝スッキリするんです」14:30。営業が終わった時間ですが、まだお客さまがいらしたので、立て看板を引かずにいたら、店の前に車が停まり、降りて来た女性が店のドアを開けて「まだいけますか?」ちょっと焦ったご様子。以前、何度かご来店くださった方でした。「大丈夫ですよ」片付けはすっかり終わっていたのですが、ルーとお肉を温めるだけで、すぐにお出しできる状態でした。ほぼ召し上がったタイミングで客席に出て、「お昼、遅くなるんですね」と声をおかけしたら、「そうなんです。ここに来たいのに、なかなか営業時間に間に合わなくて」「3時くらいまでは店にいますので、少し営業時間が過ぎててものぞいてみてください」 「わぁ、うれしい。たまにすごく食べたくなるんです。ここのカレー。翌朝、ホントにスッキリするんですよ」以前から、女性のお客さまによく言われた言葉ですが、これを言われるとうれしい。カレー好きの女性は珍しいけれど、こういう形で健膳カレーのファンになってくださるといいな、と思っています。 ★「レギュラーにしてくださいよ」 これは、「決戦カレー」に対していただいたお言葉。ブログ上の交流をしていただいているチュンさんが、仕事をやり繰りしてようやく先週金曜日においでくださって。ガスコンロと鍋の都合で、金曜日の限定メニューにしていますが、毎日お出しできたら、辛いもの好きが集まってくださるでしょうか。実はいま、土曜日にもかなりの数をオーダーいただくという不思議な現象になっています。金曜日につくったルーが残っているので、鍋に移して温めるだけです。ある分しかお出しできないのですが(ルーをつくるには、ある程度の煮込み時間が必要で、すぐには対応できません)、先週も先々週も、結構なオーダーをいただきました。 「決戦カレー」の存在が浸透しつつある、ということかしら? ★「辛いカレーがあるんでしょう?」すぐ近くのカイロプラクィック治療院にいらしたついでにカレーを召し上がりにいらっしゃる女性のお客さまが、1ヵ月ぶりに来店されておっしゃったお言葉。カイロの先生が宣伝してくださったみたいで、とても辛いもの好きのそのご婦人は、見事に完食され、「おいしかったわ。もっと辛くても私は大丈夫よ」と。豪快な。「なかなか、こんなに辛いカレーを食べさせてくれる店、ないのよ」確かに。カレーの名店「ハチ」が閉店してからは、激辛カレー(しかもおいしいカレー)は少なくなったと思います。 「カイロの帰りはここに来ると決めてたのよ」うれしいお言葉。 いつも体のケアを心がけていらっしゃる方に言われたので、うちのカレーの中にご婦人にとっていい要素があったのだと確信しました。 ★「ブレないですね」週に一度はいらしてくださる女性のお客さまのお言葉。決戦カレーを毎日出せない理由、テイクアウトをしたくない理由、化学調味料を使わない理由……、 問われるままに答えていたら、そう言われました。いえいえ、ブレたいんです。頑になる理由はないのです。皆さんのご意見を聞いて、皆さんに愛されるカレー、売れるカレーにしたい。と思って、いろんなご意見を聞いていますが、できることとできないことはやはりあります。できないことを言っていたら、結局健膳カレーしかつくれないという答えにたどりついてしまう。頑固で、不器用で、気が小さいので、本当にいいと思うものしか人にお出しできないというのが実情。人の体(明日)をつくる食べ物ですから、妥協ができない。所詮、商売人にはなれないということでしょうか。 ★「元気になれるカレーです」体調がピリッとしないとき、気分がすぐれないとき、仕事に身が入らないとき、二日酔いのとき、風邪気味のとき、体の中がモヤモヤしているとき……、そういう、ちょっとイマイチの状態のとき、うちのカレーを召し上がるという方が多いのです。汗だくになって、決戦カレーを召し上がっていた若いビジネスマンがこうおっしゃいました。 代謝の向上、循環器機能の向上、消化器系の機能向上などうちのカレーに効用を求めていらっしゃるということのようです。彼は、「体調や気分を高めたいときにここに来ます」とおっしゃいました。翌日のおなかの調子もよいようです。薬膳とまでは言えないけれど、健康によい「健膳」くらいの名前はつけてもいいのではないかと思って、「健膳カレー」と名付けました。多分、多くの方が受け入れてくださっているのだと思います。うれしいことです。 肩の痛みと、流れる汗と、火傷と、強烈なカレーの香りに包まれながらの過酷な仕込み作業を乗り越えて、人様にお出しできるカレーになった「健膳カレー」は、人の舌と体を癒す、ほかにないカレーだと思っています。 季節の変わり目。体調がすぐれないと思ったら、ぜひ「健膳カレー」を食べてみてください。きっと、驚くような体調の変化があるはず。体にいいものしか入っていませんから。いいものをこれでもか、と贅沢に使っていますから。淡路島のタマネギの皮を煎じてつくったお茶(血液と血管と肝臓にいい)と、長野のリンゴ酢(これが驚くほど高価!)に漬けたニンジンのピクルスも無料で飲み放題、食べ放題! 騙されたと思って……。 大阪市北区天満4-1-15 日新ビル1F「山猫軒」 「健膳カレー」ののぼりが目印
2012.10.01
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今年4度目の入院から娑婆に出て1週間。また救急車を要請する事態に…。虫けらより、病棟の看護師さんが驚く展開。えらいこってした。きょう退院。担当医は、担「週末、退院許可出しときますので」虫「週末って、土曜日? 日曜日?」担「あー、師長から話があると思います」虫「土曜日に出たいです」担「え?」虫「誕生日なので、できれば家で…」担「あー、大丈夫でしょう」虫「よろしくお願いします」少し強引に出てきた。顛末は、次回に。 安 堵
2026.08.08
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7/23日(木) 6:00 38.1℃ 朝からこの熱。また胆管炎か。 いや、カテーテル交換が必要かも。 9:00 トアラセットを服用し、解熱。 痛み止めのための使用だが、解熱効果もある。 リハビリの予約があるので病院に出かける。 リハビリ後、外科の受付で状況を説明。 検査後に受診。入院決定。 診察室を出た後、担当看護師に 「時期的にカテーテル交換も必要なので、 抗生剤治療と一緒に処置してほしい」 と願い出る。 13:00 入院。 病室に看護師が手術着を持ってやってくる。 カテーテルの交換があると安心。 しかし、予定変更。 抗生剤治療のみに。 21:00 熱発。39℃台に。 解熱剤を滴下してもらうも、翌5:00まで 汗が引かず、体温が上下していたと思われる。 24日(金) 朝になって、体温が落ち着く。 8:30 主治医が訪室。 虫「熱が出ました」 主「そう…。内科と話をします」 9:00ごろから再度熱発。39℃台に 11:00 内科医が訪室。カテーテル交換の説明。 14:00 ERCP(脚注) 17:30 主治医訪室。 主「やっぱり3ヵ月なんですね」 虫「きのう、処置してもらっていたら、 夜の苦しみは回避できましたのに」 主治医苦笑い。 25日(土) 抗生剤治療。 26日(日) 抗生剤治療。 27日(月) 8:30 主治医訪室。 主「ビリルビンもCRPも落ち着いてきました。 あした、出ますか?」 虫「はい。ありがとうございます」 28日(火) 8:30 主治医訪室。 主「来週月曜日、診察です。 治療は一応決めてますけど、体調によって、 1、2週間の延期は相談にのります」 主治医が珍しく譲歩の提案。 結果的に23日の処置が必要だったことへの 後悔か反省か。 10:00 退院。これまでは、熱発してから丸一日程度は自宅で過ごし、ピークの体温を経験した後に受診していた。つまり、入院してから高熱になることはなく、ERCPにしても、抗生剤治療にしても、実施後は改善するのみだった。しかし、今回は入院後に症状が悪化するという、いわるゆ「誤診」的要素があったわけで、こちらから願い出ていたことも考え合わせると、医師側の診断に汚点が着く状況であったことは間違いない。内科医の人員不足、処置室の空き状況など物理的な問題はあっただろうが、そちらを優先する余り、患者の命をないがしろにするのは、どう考えても医療機関としての理に合わない。しかし……「働き方改革」というのは、本当に天下の悪法だと思う。一般事務職や工場ならそれもいいだろう。しかし、医療機関、営業部門、クリエイティブの現場など対応内容に流動性が高い現場では、本来の事業目的をなきものにする法律である。平日なのに、「僕、その日は休みなので」とリハビリの先生に言われることもしばしば。有給休暇のようだ。しかも、結構な頻度で言われる。有給休暇って、一体何日あるのだ。いいペースでリハビリできていたのに、有給休暇のおかげでスケジュールがガタガタにされる。患者側の状況などあったものではない。こんなことをしていては、売り上げも上がらないだろう。それを埋めるために、ギリギリまでコストカットをして、挙句、安い外国人労働者……。あれ、入院の顛末を書くはずが…。こんな感じの入院〜退院だったが、今回の入院では、これまでにない感覚があった。詳細は後日。 疲 弊「ERCP」:内視鏡的逆行性膵胆管造影 CTスキャンを使いながら、 内視鏡で膵胆管にカテーテルを 挿入・抜去する手術
2026.08.02
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