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2006.11.16
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カテゴリ: I feel
最近、自転車が増えたと思いませんか?
少し前、こんな話をするとだれもが「経費節減のために
企業が自家用車から自転車に乗り換えたのだろう」と
言われました。事実、身辺には、自家用車やバイクを
やめて自転車を導入する企業がありました。

でも、この状況は違います。
明らかに、歩くのをおっくうがっているのです。
少しの距離でも自転車に乗る。
私の住んでいる地域は、信号が変わるとドドドーッと

ばかりです。「上海や……」いや、それ以上かも。
なぜなら、ものすごいスピードと、歩行者と至近距離で
走り抜けるマナーの悪さは、日本、いや大阪独特では
ないでしょうか。

さらに危険なのが「さすべぇ*」です。
(*「傘立て」。自転車のハンドルに傘が固定できる専用器具)
猛進してくるおばちゃんの自転車には、
「さすべぇ」とそれに差した傘が、揺るぎようのない
状態で固定されています。傘の先が歩いている私の頭を
突きます。「痛っ!!」
そんな声にもおばちゃんは動じることなく一切無視し、


また、2ケツも危険。いわゆる二人乗りです。
最近の自転車は車体が軽くできているので、
二人乗りには不向きです。ヨレヨレしながら走ってきた
2ケツの自転車が接触したとき「痛っ!!」
思わず声を上げると、後ろに乗っていた若い女性が


こちらが歩行者であるときばかりではありません。
車に乗っているときは、さらなる注意が必要です。
ヘッドフォンで音楽を聞きながら携帯メールをし、
自転車に乗っている高校生、何の確信があるのか
知りませんが、信号を無視してものすごいスピードで
飛び出してくる男子校生の自転車、何台も並走して走る
女子高生の自転車、とろとろ走り、どっちへ行くか不明な
おばちゃんの自転車、よろよろで、ひっくり返られると
大惨事になると、恐怖を抱くおじいちゃんの自転車……。

その上、不法駐輪です。
私の最寄り駅の周辺は駐輪禁止エリアになっていますが、
隣接しているショッピングセンターに行く客のため、
駅のロータリー周辺は日中、何百台かの自転車で
埋め尽くされます。車椅子などは問答無用、松葉杖も
通常歩行もままならない状態になってしまいます。
通勤時間帯は、監視員のような年配者が出て、自転車に
「迷惑駐輪はやめましょう」のステッカーを1台、1台に
貼り付けていきますが、ま、効力はないでしょう。
監視員がステッカーを貼り付けているその横で、
駐輪しようとしているおばさんがいます。
「そこは、駐輪禁止ですよ」
「ちょっとだけよ」
「どれくらい?」
「買い物の間だけよ」
「何分くらいですかね」
「2時間程度よ」
……これが、大阪のモラルの実態です。

久しく苦々しく思っていました。
うれしいことに、今年から自転車に対する違反の罰則が
厳しくなりました。
当然です。自転車は「軽車両」です。
「道路交通法」で、軽車両の違反行為には厳然とした
罰則規定があります。切られるのは「赤切符」です。
運転免許証のある運転者には、行政処分というのがあり、
この場合は「青切符」です。「赤切符」は刑事処分で、
「前科」になります。
これまでは、懲役刑しかなかったため、“そこまでするほどの
ことでは……”と見逃されてきましたが、目に余るものがある
現状に対応するため、「罰金刑」が加えられ、これに沿って
取り締まりが強化されました。

気をつけてください。代表的な違法行為はこれらです。
●二人乗り(6際の未満の子ども一人は可)
●夜間の無灯火
●並走(「並走可」の表示のあるところ以外)
●走行可能表示区域以外での歩道の走行
●自転車通行ゾーンが設定されている横断歩道でのゾーン外
走行
●飲酒運転
●傘を差しての走行
●整備不良(ヘッドライトやブレーキなど)

もちろんもっとあります。最も気をつけていただきたいのが
「警笛」。自分の走路上に人がいるからといって警笛を
鳴らすのは違反です。警笛は、相手に危険が差し迫っている
場合のみ鳴らすことが許されています。
「そこのけ、そこのけ」状態の警笛は違法なのです。
遵法意識やモラルの低下した日本では、自転車は凶器です。
自動車は辛うじて免許を取るという関門があるので、
一応法律を理解していますから、凶器的な扱いをする人は
少ないのですが、自転車はもう「ほとんど」と言って
いいほどだと思います。

「死亡ひき逃げ事故」が日常化する前に、善処されたし。





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Last updated  2006.11.17 00:17:37
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