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何かなぁ〜。世の中可笑しすぎる……ってか、笑っている場合ではない。もはや怒りにも……黙ってばかりもいられない。 ロシアの若者が言っていた。「帝国を作りたい一人のために自分の手を血に染めることはない」と。そして彼は故国を出てゆく。最もだ。そういう人たちが増えている。国境堺の道に渋滞するロシアナンバーの車。その映像を見たとき、イエスマンを捨てたロシアの人たちに拍手を送った。けれどそうすると受け入れる国にかかる負担も問題になる。その一人のために、世界は不況に不安に……どれほど振り回されていることか。それ以上にどれほどの命を奪ったのだ。力で人を抑えようとする人。プーチン予備軍は周囲にいくらでもいる。コンプレックスの強い人の傾向、なんて悠長なことでは済まないぞ。そんなもの誰にでもあるのだから自分で処理してくれ。 あゝ。国葬も行われちゃったし……これほどの世論をシカトして。国葬がどうのではなく、税金の使い道は他に沢山あるでしょうって。もぅ安倍ちゃんがどうのは置いといて。もし、彼が真っ当な政治家だったら、こんな時期に金をかけて、とお叱りを受けますよ。今、そんなに金をかけるほど日本は豊かですか?って。政治屋は税金を自分の金だと勘違いして自分のために使う。よく考えれば、これが故人の格を下げる行為だろうが。理不尽なことが平然とまかり通っている。何なんだろう……。ある人が「頭に来すぎて、言葉が出ない」と言っていた。これが現実だから厭世的にもなるな。夢も希望も抱けない、そんな現実を見せて子供たちはどう育っていくのだろう……。 誰もが思っているだろう。あゝ。これも怒りを爆発させただけの愚痴に過ぎないのだろうか……。そうなんだろう。しかし何処かで言っておきたい。あゝ。今日で9月も終わりか。季節は秋へ、そして冬に向かっていくのだなぁ。
2022.09.30
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東京には空がない、と言ったのは詩人、高村光太郎の妻、智恵子だったなぁ……。東京に住んでいた頃は分からなかった…。 だって見上げれば、とりあえず空はあるし……まぁ、言いたいことは理解は出来る。でも……ってな感じだった。この詩に出会った頃は、実感が伴わなかったのだ。逆に山とかが生活圏の中にあるっていうのが不思議な感じだった。それは観光地でしょう……って。だから川を越えてこちらに来たときには何か違和感があったものだ。山が当たり前に見えるのだから。しかもちょいといけば小高い丘があちこちに。う〜ん、丘陵地だ、としみじみ。坂が多く、情けない、チャリンコはすぐに諦めた次第……。 早いもので、すでにもうこちらの方が長くなったかな。それでも都心に出稼ぎ?に行っていた頃は、休日と寝るだけだった。ローカルライフに落ち着いて、ようやくこちらに馴染んでくると、ひゃあ〜、逆転したから面白い。小高い丘を見ながら歩く。わざわざ予定をたてなくても、その気になれば低いけれど山にも登れちゃう。山の中は低くてもどこそこの著名な山とさほど変わらないくらいの手つかずの自然がある……なんて贅沢な!! そして高い建物が少ないから空が広い……。 人ってつくづく環境によって変わるものですねぇ。今はたまに出かける都心に違和感を覚えて……あゝ、これかぁ……智恵子が言っていたのは!と。ビルが立ち並び押し寄せてくる、そんな感じ。その隙間からしか空は見えない。空がない……と思った瞬間。彼女が見た頃よりもビルの数は増え、高く高くそびえ立っている。でも。自然の中で暮らしてきた人にはそう感じたのだろうねぇ。ビルの合間に立つと、ふと、彼女の声が聞こえてくる……ようだ。
2022.09.29
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久々に都心に出た。久しぶりなので懐かしさに誘われ、足を伸ばしてみた。相変わらずガード下には店があり、でもかつてのガチャガチャした呑み屋街とは雰囲気が違う。 良く言えばオシャレな感じ。フムフムなんて歩いていたら、通路のようなものがあってそこを入っていくと、何と!アーケードよろしく繋がっていたのね。地下ではないのだけれど、雰囲気は地下街。ところどころアーチ型の外に通じる出入り口や、椅子やらテーブルもあってビックリ。なかなかオシャレだけれど、ガード下である趣きも残っている。不思議な空間だった。はぁ……これが時の流れかと実感。冒険心?を起こさないで通り越していたら気がつかなかったねぇ……。 ここは「HIBIYA OKUROJI」というらしい。結構歩いて出口に出ると(こっちが入口のよう)そう書いてあった。何でも鉄道開通150周年を記念?して出来たようだ。ところどころにかつてを忍ばせるものもあったなぁ。時の流れ……まさしく……変わっていくのは当たり前。たかだか自分が生きてきた年月でさえ、色々と変わっできたのだから……。一世紀半。当たり前のように電車に乗っているけれど、それまでは皆歩いていたんだものね。まだまだ変わっていくだろう。どう変わっていくのか想像もできないけれど……便利さと見た目の良さ(オシャレ感?)は追求されていくのかな……便利さはどこまで押し寄せて来るのだろう? 出口の向こう側は普通のガード下で、そこには相変わらずガチャガチャした呑み屋があった。
2022.09.27
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秋の空。移り変わりはホント激しいな。今日は朝から天気が優れない。雨模様。また台風が来ているそうな……。まぁ涼しくていいのだが、というか寒いくらいだ。天気が優れないと気分も⤵がち……そこで、またまた歩ながら撮った写真を……少しでも気分が明るくなるように(^o^;)。 秋と言うと紫色の花が目立つような気がする。確かこちらは紫式部。あの「源氏物語」の作者にあやかったのか? 小さな円状の花がびっしりと、古の〜上品な趣きは感じるか。 彼岸花。曼珠沙華とも。こちらの名前の方が何かハイカラな感じがする……あ、百恵ちゃんの歌のせいだろうか。サビでくり返された〜♫曼珠沙華♫〜は耳に残っている。ちなみに今日はお彼岸。彼岸花、結構自生しているものだなぁ……。 ねじり花と呼んでいるけれど……。花茎の周りに螺旋状に並んで咲くから? あゝ、そう言えば中国のねじりパンを思い出す。麻花(マーファー)って言ったっけ。ひねりが入ると、またひとつ高級感が!なんて思わないか? どうぞ今日も一日、雨ニモマケズ良い日を!
2022.09.23
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台風一過。青空に太陽がさし、そこそこ風もあり、心地良く〜♫ たらたらと歩いてみた。川と線路の間をとぼとぼと。虫の声が聞こえてくる。 穏やかな秋日和かなぁ。明日はお彼岸? どおりで涼しくなってきたものだ。いやいや、また明日からは天気が崩れ、台風が来るとかどうとか……。今日はお陽さまをいっぱい浴びて、のどかに過ごすのも一考かと。頭の中を空っぽにするのもまた……。パソコンもそうだが、自分の頭の中も時々スペースを作って……って、そんなにたっぷり入っているワケもなく、ゴチャゴチャしているのだろうねぇ。ま、お掃除かぁ~、必要だな、確かに(-_-)。
2022.09.22
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いやぁ~~ビックリしました。先日たまたまTVで知ったのだけれど……「世界コスプレサミット」なるものがあったとは! 愛知県で行われているそうな……それももぅ20回目って……。コスプレ人気は知っていたけれど、知らないところで、こんなに盛り上がっていたとは!! まぁ誰にでも変身願望はあるから大いに頷ける。アニメの登場人物になってしまう、ってこと……だね。世界各国から出演者がやってくるって。それだけ日本のアニメが世界中で人気があるってことだねぇ。もうここまでくると、アニメは文化!と絶賛したくなる。 アニメブームの歴史は確かに長い。でも何かが違う、どうもアニメファンはオタクというレッテルも貼られ続けてきたような……だからか、クローズアップされにくい側面もあって知る人ぞ知る、という感じなのだ。でもそこらへんの事情は、彼らにはお構いなし。貪欲に自分たちの楽しみを追求しているようにも思える。うん、たくましい。アニメはビジュアルがあるから、その姿形を真似るところから始まる。が、しかし、そのコルプレサミットなるもの、2分半?くらいの演技が審査対象になるとかで、お気に入りのシーンを演じたり歌ったりと、なかなか見応えもある。バックに流すCGや効果音まで、自分たちで考える、とか。 いいな、と思う。何より皆楽しそうだ。別世界の人物になる、へぇ~っ市長?までコスプレして臨んでいるのか。大人もなかなかの理解があるじゃないの。あゝ、理解がないのはもっと上の世代だろうか。今や無形文化遺産にもなりそうな?アニメ。手塚治虫氏から始まって、長い道のりだったけれど、明らかに広まって来ているな、と思うと嬉しい限りだ。 アニメにコスプレというオマケがついて、それはカーニバルの勢いをもって楽しみの世界ヘ誘う。※写真はネットから拝借しました。
2022.09.20
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あれ?どーいうこと? 青空どころかお陽様が……??? とんでもない大型台風14号ナンマドルって、名前まで頂戴しているシロモノがやってきているというのに……こちら関東は晴れている。九州はすでに凄いことになっているそうだ……。こちらでは本番は明日、と言われているが……今日だって、このあとどうなるものか? 嵐の前の静けさどころではない。嵐の前のドンちゃん騒ぎ?のように晴れ渡っている。テレビではすでに山陰地方に到来している、と言っている。 最近は何かと格差が激しい。構図が山あり 谷あり、ってな感じ。極端になっている。天候然り、経済、人々の暮らしむき然りだ。 昨日は凄かったなぁ。地面に跳ね返る勢いで雨が降った。それもリハーサルというのだろうか。雨の弱まるスキをみて行動したものだ。空はたっぷり水分を含んで今にも降り出しそうだった……けれど昨夜は静まりかえっていたなぁ。それでも昨日の強雨の被害を草花は受けていたようである。 再び。空を見上げると、雲が増えてきたようだ。雲が流れている。それでもお陽さまは健在で時折顔を出す。少しづつ嵐の前の静けさ、といった趣きになってきたが……。カラスは知っているのか、電柱の上で空を見ていた。鳴き声を立てて飛び去ってしまった。 今日は激動?の一日になりそうだ。どうぞくれぐれもお気をつけて。
2022.09.19
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大型の台風が来ている、とか。夏が終われば台風の季節? しっとりとした秋は来ないかなぁ……。 嵐の前の静かさ……か。まだ雨は来ない。やっと夏も終わろうとしているんだねぇ。まだまだジットリとした暑さは残り、ちょっと動くと汗ダラダラ。これが嫌なんだけれど。でも空はすっかり秋模様。この鱗雲。好きなんだけれどもね……青空にポカリポカリって。夕焼けもきれいだった。日の入りが早くなって、じっくり空を染めていく。 今日は空が雲で覆われて白い。どんよりとした白さだ。やがてたっぷり水分を含んで泣きだすのだろう。秋の空。いろんな色に変化して人間どもを振りまわしてくれる。それも勢いを増すと動植物にも及ぶのだ。 それでも秋の風情に和める時もあるかなぁ。もぅ何日も前だったけれどお月さんがきれいだった。十五夜? すすきも姿を見せ十五夜お月さんの風情を醸し出していた。あゝ、そう言えば月見団子なんてものもあったな。ウンウン。誰かが差し入れしてくれたっけ……まぁ普通のお団子だけど。でも月見、って掲げれば、それはそれで有り難くも旨いような気がする。ハハハ。 秋空や夏過ぎたるを思わせてただただ……これからやってくる台風の被害が少ないことを祈るのみ。 あまりにも月がきれいで挑戦してみるのだけれど、未だかつて成功した試しがない。やはり空は遠いんだ、としみじみ。 おいでなさったぞ。9時を過ぎて凄い雨だ。川がゴミを巻き込んで勢いよく流れている。皆さま。どうぞ、お気をつけて。
2022.09.18
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先日。偶然、祭りに遭遇した。神輿だ。思わずシャッターを切る。 コロナ禍になって早や3年かぁ……。色々なイベントが中止されてきた。折も折、そう言えば地元でも、今年は久しぶりに秋祭りが開催される、って聞いたな。とはいえご近所では詰め所が設置されたくらいで、神輿もなく地味にとりおこなわれたようだ。そうそう、お囃子もうるさい、とか苦情が出てたりしていた。世知辛い世の中、と思ったものだ。 実家に帰る道すがら、駅前で景気良く神輿が闊歩していた。心なしか大人が多い、というかほとんど大人が担いているぞ。夕方に差し掛かっていたから大人神輿か……それとも大人の方が多分久しぶりの祭りに浮かれているのか? 謎は残るが、それでも皆、嬉しそうだ。一瞬その思いにこちらも同化してしまう。ちょっとした爽快感。商店街が中心になって行われているのだろう。アタクシのようにたまたま居合わせただろう人々もシャッターを切る。担ぎ手はスター気分?で笑顔を振りまく。このちょっとした一瞬のことに心躍る。 それからバスに乗って帰路につく。その途中に、この街の氏神さまとされる神社を目にする。アタクシもここで七五三をやってもらったっけ……提灯で飾られ、う~ん、きっと露店も出ているのだろう。賑わいが伝わってくる。時間があれば足を延ばしてみても良かったが、それはあとの祭り(笑)。 一瞬だけ味わえた祭り気分。それを今は心の中に灯らせておこう。
2022.09.16
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次にあげたいのは、藤子・F・不二雄氏だろう……。「ドラえもん」は正にその代表作で、現代もって土曜日に放送されている。 安孫子素雄氏とコンビを組み「藤子不二雄」として活躍してきたのは有名な話。そして手塚治虫氏の影響を色濃く受け、トキワ荘時代を共にした。 初めて見たのは多分「オバケのQ太郎」だったと思う。子供心にオバケは怖いもの、というイメージを吹き飛ばすほどのおマヌケぶり、可愛らしさには虜になった……ような気がする。Qちゃんは犬が苦手で逃げ回っていたなぁ。そしてライバルとも言えるアメリカオバケのバケラッタ。いい組み合わせだった。 人ではないモノが何故かやってきて居候する。これはドラえもんにも続く氏の作品の特徴かも……。そして周囲も違和感なく受け入れる。今の日本にはこういう気持ちが欠けているかなぁ……と思ったりもする。 それから「キテレツ大百科」「パーマン」「ドラえもん」と続く。まだまだたくさん作品はあるが、アタクシの中でのお気に入りだ。何がいいのか、と言えば……当たり前の日常に、ちょっとした夢や冒険を運んでくれることかな。Qちゃんにしろ、コロ助にしろ、ドラえもんにしても……人にはない能力を持っている。それを中心に日常が夢みたいに繰り広げられる。それが冒険でもあった……そんな気がする。まぁドラえもんに関しては、のび太が頼りすぎで……という不評もなきにしあらずだけど。パーマンはちょっとその路線からは違うが選ばれた者が正義の味方として活躍する。自分が任命された夢を見たこともあった(笑)。 ドラえもんは今の子供たちにも引き継がれ、夢を運んでいる。まぁ、のび太を反面教師としては必要不可欠か。アタクシは今でもドラえもんは時々見ている。今日はどんな道具が出てくるか……ワクワクする。そして調子に乗ってしまうのび太をバカ……と戒めながらも、また自分も戒める。未だ。ふぅっと冒険に誘ってもらっている……かなぁ。
2022.09.15
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引き続き。アニメの話。手塚治虫氏に続いて印象的だったのは、赤塚不二夫氏。 なんと言っても「おそ松くん」だ。六つ子を取り巻く話。ナンセンス溢れる氏の世界観は痛快だったなぁ。主人公の六つ子よりも脇役が実にユニークで目から鱗。こういう世界観に親しんだお陰?で、そんじょそこらの異種たるものに驚かない体質になったかなぁ……いや、むしろ好む傾向になったかも。と、責任を押し付けつもりはない。イヤミ、チビ太、デカパン、ニャロメ、本官さん、レレレのおじさん(ア太郎だったかな?)……あの強烈なキャラクターは忘れられない。何でもあり。それでいいのだ(バカボンのパパ)。これを子供の頃に受け入れちゃったのだから、ある種怖いもの知らず。今思うこと。そういう意味では氏の功績?は大きい、とアタクシは勝手に思う次第である。 赤塚不二夫氏も手塚治虫氏の影響を強く受けて大成した作家のひとり。トキワ荘時代を共にしている。子供の頃の写真には誰か必ず「シェ〜」をやっている。それほど多くの子供たちに好かれた。他にも「もーれつア太郎」「天才バカボン」と続く。今でもふっと思い出す。「それでいいのだ」は正に名言。悩んだ末そう囁いている自分がいる。 意外にも「ひみつのアッコちゃん」も氏の作品。女の子向けということだろうが「テクマクアヤコン」で変身できるのは快挙だったなぁ。コンパクトが欲しいと思ったっけ。 数年前。おそ松くんたちが成長した設定で「おそ松さん」なるアニメが深夜やっていた。彼らだけが成人し、周りは変わっていなかった。懐かしさもあり見れる時は見た。今度は堂々主役の役目を果たしていた。とはいえ皆プーで相変わらず6人つるんで……情けないけど、それがまたいいのだ。爽快だ。これは「おそ松くん」を知らない若い世代にもウケたそう……まぁ今のご時世、ゴールデンタイムにはキツいかもしれないが(そこにだけ時代の流れを感じる)……いい作品はどんな時代にも色あせない、と言いたいねぇ……。 ※写真はネットから拝借しました。
2022.09.09
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日本のアニメの評価は外国の方が高い、とか。年配の人になるとアニメ→漫画というだけで評価しない……残念なことだと、しみじみ思う。 ちょっと回顧的になるが……。アタクシが物心ついた頃、テレビではアニメが放送されていた。当たり前のように身近なものだった。だからか未だに好きだ。原作を読んだものもアニメだけだったものもある。もちろん漫画も大好きだ。こちらはやはり親があまりいい顔をしなかった。本は結構買ってくれたが、漫画となるとダメ。だからか自分で稼げるようになってからは買いまくった(笑)。 さてアニメと言えば、やはり「鉄腕アトム」。あの主題歌は今でも諳んじている。空を飛べること、強いこと、そして何よりも科学の子っていうのに、よくわからないなりに憧れた。♫空を越えて〜ラララ〜星のかなた〜ゆくぞ〜アトム〜ジェットのかぎり〜♫ 手塚治虫氏。この方が日本アニメの父であり、その影響を受けて多くの作家が生まれた。黄金時代だったのかな。アタクシにとってもその影響は大きい。手塚作品での一番のお気に入りは「リボンの騎士」だ。これは漫画でも読んだ記憶がある。友達から貸してもらったのだろう。何がいいかって、主人公のサファイアが男の子と女の子の両方の心を持っているということ。今でこそジェンダーは認知されているが、当時は女の子は女の子らしく……という時代。初めから用意された枠は窮屈な人間にはたまらない。憧れた女の子は多かったと思う。後で手塚氏が宝塚のファンだと知ったが、画期的だった。まぁ、こういった話題はかなり人によってNGかもしれないが……アタクシにとっては原点かなぁ。 その他にも「ワンダースリー」「ジャングル大帝」など夢中になった。大人になってからは「ブラック・ジャック」「火の鳥」「アドルフに告ぐ」などを知り、子供に向けられたものばかりでないものを知った。そこにあるのは哲学であったり……今も時々ページをめくり返している。アニメ化されると人々に届きやすい。まぁ若干の加工は大目に見るとして。本を探したり購入する手間もない。チャンネルをつけるだけ。子供の頃に良い作品に出会うと大きな影響力になる。手塚作品はどんな時代にも対応できる!と懐かしさだけではなく、今もってしみじみ思う。くだらない番組をやるよりも、またアニメでやってくれないかなぁ……。 ※写真はネットから拝借しました。
2022.09.07
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9月の声を聞いた途端。涼しくなってきたなぁ。 台風の影響もあるのだろう。いわば9月は台風のシーズンだし…。涼しくなるのも当たり前かぁ。それをずいぶん待ち望んでいたような気もするが、雨が続くと鬱々するものだ。秋は長雨せしましだ。飽きがくる。あ。来ているか……。 夏の終わりを感じさせる景観が広がる。アタクシはこんなヒマワリの姿も好き。盛りを過ぎて、それでも威風堂々と咲き誇る……。伸び放題の雑草たちを従えて有終の美を飾ろうとしているようだ。人もこうあれたらいいのに……なんちゃって。 また色づく前の柿も味わい深いなぁ。こちらはまだ青年のよう……こうして植物は旬の世代交代をしているのか。自然の力と折り合って生きていける植物には本来かなわないものだ。秋の訪れはセンチメンタルに人を誘うのかなぁ~。
2022.09.03
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この時季。物凄い勢いで草花が咲きまくっている。俗に雑草と言われるもの。 咲き乱れる、とでも言おうか。その勢いは凄い。少しでも空いているスペースを埋め尽くす。正に「雑草の如くたくましく」だ。これを人は見過ごさない。景観を妨げもする。いずれ刈ってやろうと企んでいる。花でも咲かせば、そしてそれがお眼鏡に叶えば見過ごして愛でるだろうが……。 特に嫌われるのが蔓科のもの。蔓植物は、丈夫な茎や幹を作る代わりに、細くて長い蔓を伸ばすことにエネルギーを傾ける。普通の木が、幹を太らせて、一人で立ち上がるのに対して、蔓植物は他によりかかりながら、さっさと光の当たるところまで出て、葉を広げ、太陽の光を独り占めしてしまう。その勢いの凄いこと。しぶとく生き残る。それが姑息にも思える。嫌われる理由か……。 人間にもこういう輩がいるなぁ……。 こちらはノウゼンカズラ。これは立派に花である。ちょいと盛りは過ぎてしまったが。だから大切にされている…ような気もする。かずら(下)。これは同種だろうが野生のまま。すると少しレベルが落ちるようで、どさくさ紛れに刈られることもあるんじゃなかろうか……結局、人の判断基準で花や草はその価値が決められる。人間が一番の力を持っているからとされる所以だ。人の世も変わらないなぁ。力ある人の判断基準で価値が決まる。 さて。さほどの力もないアタクシはどうだろう。雑草たちを見て「あっぱれ」と声援したい反面、草取りが好き。見つけては引っこ抜いている。そのくせ花には水やりもする。この矛盾。草取りは心が無になる。ちょいと形は歪んでいるが、草との触れ合いの時間でもある。やっていることは反対だが自然を感じる。見方を変えればこうした植物は共存しているのかもしれない。ただ本能のままに生きる、やはりそれはそれで「あっぱれ」だろう。
2022.09.01
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