本当に早熟の天才って言う言葉がぴったりだなと感心します。コレを読むたびに。
珍しく自伝的要素が強いですし、三島がコレを嫌ったのは、あまりにも自分が入りすぎてしまったからのようですね。

ところで、やっと桜が咲き始めましたね♪
今年は遅かったー。やっぱりなんだかんだいっても、日本人のDNAの故かしら?桜を見ると春めいて、胸がざわざわします。
(2005年04月05日 02時03分03秒)

やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2005年04月01日
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カテゴリ: 名作の散歩道
『序の巻

この土地へきてからというもの、
わたしの気持ちには隠遁ともなづけたいような、
そんな、
ふしぎに老いづいた心がほのみえてきた。』(「花ざかりの森」の冒頭より)

今年はことのほか桜のつぼみが固い。東京も湯河原もまだである。
近年、私は桜の開花が気になるようになったものだ。

『いくたびもわたしは、追憶などはつまらぬものだとおもいかえしていた。』

『追憶はありし日の生活のぬけがらにすぎないのではないか、…』



『わたしたちには実におおぜいの先祖がいる。…』

『先祖はしばしば、ふしぎな方法でわれわれと邂逅する。』

わかる人はいるだろう。自身のなかに祖先の血を感じるようになった。

この三島由紀夫氏の印象的な作品「花ざかりの森」はご本人には、はなはだ不満の作品らしいが今の私にはとても解るのだ。三島氏16歳の時の作品、昭和16年初夏、偶然私の生まれた時という因縁。

その一、その二、その三(上)、その三(下)と、ロマンティック過ぎるともいえる作品だが、この繊細なゆらめくような作品が私は好きだ。

この世の「花ざかりの森」が待たれる。





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最終更新日  2005年04月01日 19時36分49秒
コメント(8) | コメントを書く
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Re:「花ざかりの森」三島由紀夫(新潮文庫)(04/01)  
好幹  さん
昔は家の門に大きな桜の木がありました。
いつも春になると大きな桜が一層大きくなりました。それはそれは見事な木でした。その木を伐ってから我が家も寂しくなりました。
閑話休題
ばあチャルは昭和16年生まれなんですか?! (2005年04月01日 20時29分17秒)

好幹さんへ Re[1]:「花ざかりの森」三島由紀夫(新潮文庫)(04/01)  
ばあチャル  さん
桜の木って寿命がありますね。50年とかいわれていますね。有名な古木を保存するのにいろいろ技術を投入して話題になりましたね。でもこれって無粋な話。

>閑話休題
>ばあチャルは昭和16年生まれなんですか?!

ええ。1941年生まれです。←の読書ノートでばれていると思ってましたが…(笑) (2005年04月02日 07時58分04秒)

Re:「花ざかりの森」三島由紀夫(新潮文庫)(04/01)  
alex99  さん
私の家にも、桜の老木があるのですが、畑だらけだった昔とちがって近所にぎっしり家が建ち、落ち葉や花の掃除が大変になって、枝をほとんど切ってしまいました。
まだ梅が二本あるのでまあいいか。
桜より梅が好きです。
松の木は松食い虫にやられたし、クスノキは巨大すぎて隣に建つ新築住宅に危険だと言うことで切られててしまいました。

日本って、どうしてこんなにどんどん家が建つんだろう?なんて、今頃不思議がっています。



(2005年04月03日 23時36分08秒)

alex99さんへ Re[1]:「花ざかりの森」三島由紀夫(新潮文庫)(04/01)  
ばあチャル  さん
庭にある桜の木は手入れが大変。
私も八重桜、ぼたん桜で苦労しました。
落ち葉もそうですが、毛虫の大量発生には泣きました。それで伐りましたがやはり惜しかったです。

>まだ梅が二本あるのでまあいいか。
>桜より梅が好きです。

そうですね、気品がありますね梅は。剪定すればするほどいい樹になります。ところでいい梅が生りますか?(ああ、ぶちこわし)

>日本って、どうしてこんなにどんどん家が建つんだろう?なんて、今頃不思議がっています。

ははは。クスノキは大屋敷に…でしょう。 (2005年04月04日 09時53分27秒)

Re:「花ざかりの森」三島由紀夫(新潮文庫)(04/01)  
alex99  さん
なぜか梅干しはとれませぬ。

桜は、風が吹くと近所に飛んでゆきますから、やっかいなんですね。
昔は一軒家で平気だったんですけれど、今は周りにぎっしり家が建って、イワシの缶詰状態なんです。

(2005年04月04日 14時31分21秒)

三島って。  
isemari  さん

alex99さんへ Re[1]:「花ざかりの森」三島由紀夫(新潮文庫)(04/01)  
ばあチャル  さん
>なぜか梅干しはとれませぬ。

これでめげていたら、ばあチャルは務まりませぬ。と反応するところが微妙(笑) (2005年04月05日 07時34分11秒)

isemariさんへ Re:三島って。(04/01)  
ばあチャル  さん
おお、お久しぶりのコメント!
桜がやっと咲いたせいかなー、やはり嬉しいです。

>本当に早熟の天才って言う言葉がぴったりだなと感心します。コレを読むたびに。
>珍しく自伝的要素が強いですし、三島がコレを嫌ったのは、あまりにも自分が入りすぎてしまったからのようですね。

そう、技巧的のようでいて真理が胸を打ちます。16歳の少年が書いたものだから、か...。 (2005年04月05日 07時46分37秒)

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