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2024.05.02
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​​ 坂月さかな「星旅少年(2)」(PIE)
トラキチクン 2023年12月 マンガ便 に、 1巻 と一緒に入っていたのが 坂月さかなくん ​「星旅少年(2)」(PIE)​ です。 第1巻 と同じく 青い表紙の マンガです。
 ご覧の裏表紙に描かれている、小道具が 「Moon gate mug」 とか 「II-Yume pillow」 とか、 横文字 で書かれている雰囲気や、 主人公の少年 「文化保存局特別派遣員・星旅人・登録ナンバー303」くん なのですが、ほかの 登場人物 にはある 呼び名 がないとかいうことに、場違いな老人読者には
​​それは、なぜ?​​
​  まあ、そういう、浮かべなくてもいい 疑問 が浮かんでしまうわけですが、その 疑問 が解けるにしたがって、このマンガの世界の サミシイ 広がりや奥行きもわかってきます。
坂月さかなくん という、おそらく若いマンガ家に、この作品を書かせている、その 青い世界のさみしさ を、場違いな老人読者にもジンワリと感じさせるところが、このマンガのよさだと思います。
宇宙の果て のような舞台をしつらえながら、まあ、そうしつらえたからこそでしょうが、かなりリアルな 「さみしさ」 にたどりつくほかないのが現代という時代なのでしょうね。
 しかし、 「青い宇宙」 の果てに 「さみ さ」 にたどりつくであっても、 「さみしさ」 という自意識の底に 「青い宇宙」 を見つけるであっても、その感じ方は、ある意味ありきたりですよね。
 で、ありきたりを知っているマンガ家が、様々な、ちょっと、おもしろい 「イイネ!」 アイテムが考えだしていて、それはそれで、フムフムなのですが、そういうのって、昔は ナルシズム と呼ばれて笑いの対象だったと思うのですが、今では、おしゃれなSFファンタジーとして読まれちゃうんですかね?まあ、おしゃれだと思いますけど(笑)。
 まあ、そうは言いながら、本巻、最終ページですが、 トビアスの木 の下で座りこんでいる 303君 の前にあらわれた トビアス って誰?
で、
​この二人はなに話すの?​​
というわけで 第3巻 を待ってしまうのですからしようがありません(笑)。
 で、急に話が飛びますが、 筒井功 という方の 「縄文語へ道」(河出書房新社) という著書によれば 「青木」 とか 「青山」、「青谷」 という地名に出てくる 「青」 というのは、 縄文時代 には 「色」 ではなくて 「葬送の地」 をあらわす言葉だったと述べられています。このマンガは、おそらく、宇宙のイメージによっての 「青」 を背景して描かれていると思いますが、実は、 「青」 とは 「墓場」 をあらわす 「原日本語」 だったかもしれないとなれば、 坂月さかなさん が描こうとしているらしい物語世界へ直結するわけで、ちょっと、おもしろいと思うのですが、いかがでしょうね(笑)。





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最終更新日  2024.05.02 00:16:14
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