短大の心理学の先生が学生に気楽にお話しするような、実用女の心理学本。講演でしゃべったものから起こしたらしいので、軽く読むにはいい。わたしも短大出だからよーくわかって大笑いの一書。
「思春期がふりだしで結婚であがり」というのがおかしい。わたしは自分のわかさのばかさ加減を思い出してしまったよ。しかたなく結婚してしまったなんて言っているが、あのころは結婚をなによりもなによりも望んでいたんだよなー、たぶん。本当はそれからがふりだし、いいぇ、永遠に「あがらない」のが問題なのによ~。
女に生まれるのではなく女にさせられる、「おとこはけだもの、おんなはくだもの」なあんて(爆笑)結婚と恋愛はベツバラじゃなくてベツモノとか。思春期→おつきあい→OL→結婚(あがり?)と解き明かしてくれる心理学もどきの篇。小倉先生、おおいにうけましたよ。
しかし待てよ、笑っている場合ではない。これは90年代のお話でわたしの時代(60年代)ではないのだ。まだこんなことやってるのか!?わたしの時代、OL(BGと言っていた)になるには高卒と短大卒とあって大卒は不利だった。専門職なんてなかったも同然だから。
90年代といえは機会均等法(男女雇用機会均等法1985年成立)も熟成していて職業を自由に選べそうなのだけれど、在学期間が2年なのでいろいろ大変なのだそう。だから短大卒はやっぱり事務職しか選べない道だったのね。(一般会社の場合)
しかも、いまどき(21世紀にはいって)は短大も閉校が多くなって来て(わたしの出身校もとうとう消えた!泣く)その短大なるがゆえの「すごろく」は現実味が薄くなってきたと思いきや、この本2007年7月第4版となっているので、わかい女ってどちらも大変なのね~、と同感するところ大いにあるのだろよ。
よみがえり 2023年12月21日
こういうエンタメが好き 2023年12月19日
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