感受性があるというのはほめすぎですが、そう、神経質なところは今も変わりません。

でも大人になったところで、ポイントさえつかめばしのげるようになるものなんですね。自己暗示も効果ありますしね。




(2008年02月18日 16時50分48秒)

やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2008年02月15日
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 わたしが中学生のころ、変な行動をしてしまうことがあった。

 学校から家に帰ると、カバンに入っている文房具を全部洗いってしまわないと、落ち着く事が出来なくなった。

 まず手を石鹸で綺麗に洗い、その次にセルロイドのふでばこ、鉛筆、消しゴム、定規、したじきなどを、はてはコンパスまでも何回も何回もすすいで洗うのだ。

 そうしないと、いてもたってもいられない。そんなことは変だ、と自分でも気がついていて、母親にわかったら叱られると思い隠れてまでもしてしまうのだった。

 そのころの中学生は(今と違って)情報が少なくて、精神的な何かだとは知る由もない。今なら、思春期の情緒からくる微かな不安とでもいったものだったろうとわかる。

 何だかわからないけれども、誰にも言わずじっとこらえて治してしまった、その経験はつらかったけれども、なにがなし自信にもつながったらしい。

 だからそれ以来、そうやってひとりで解決してしまうことになってしまった。とくに自分の意識内のことは。

 母親には「手のかからない子」「何を考えているのかわからない子」と思われた。こころを閉ざしていただけなのだが。

 大人になればそんな事はもうどうでもいいけど、別のバージョンでまたぞろもたげてくるから困る。

 気質というのは変らないもので、知識を持ち経験も豊富なはずなのに悩ましいことよ...。






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最終更新日  2008年02月15日 22時36分43秒
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Re:「手のかからない子」(02/15)  
読子  さん
よく一人で治せましたね。
・・・・・
今も何か悩みがあるのですか?
本が気分転換になってくれることを遠くから祈ります♪ (2008年02月16日 00時36分07秒)

読子さん  
ばあチャル  さん
>今も何か悩みがあるのですか?

決ってるじゃありませんか、ふふふ、老人性憂鬱ですね。みもふたもありませんが~。

>本が気分転換になってくれることを遠くから祈ります♪

はい、やっぱりそれが一番楽しいです!でも、買いまくりは出来ても、読みまくりが思うようにいきませんねぇ。
(2008年02月16日 09時41分10秒)

Re:「手のかからない子」(02/15)  
msk222  さん
僕の友人(40歳女性)も、子どもの頃下着を毎日、ときには1日2回、持ち物は何でもきれいにしておかないといられないという人がいます、そう家族からは手がかからないとみられていたようです。
20代でバッハッカーなどをして、潔癖症をなおしたといいます。
今はテレビのプロデューサーのようなことをしたり、物書きをしたりしていますが、感受性の強い少女だったということだと思います。
きっと、ばあチャルさんも利発で感受性が強かったのでは…。
(2008年02月18日 09時42分05秒)

msk222さん  
ばあチャル  さん

Re:「手のかからない子」(02/15)  
朱鷺子6565  さん
ばあチャルさん
おはようございます!
今日、
ここを読みました。
何だか、涙が出そう。
私は、道具を洗ったりはしなかったけれど
なんとなく
貴女の気分が解るような気がしました。
私も
多分にそんな神経質な部分が
あるのです。
どういう風にあらわれているか
というと
体中がいつもいつも痛いのです。
小さな子供のころから
大人に体をもんでもらっていました。
今では、
夫が渾身の力をいれて肘で押さえてくれても
蚊がとまったくらいにしか
感じないほど
体の方が痛むのです。
これは、こころの病かもしれないと
感じるわけです。
私の場合、いつかペインクリニックに行かないと
ならないように思っていますよ。
自分の脳を
だまし、だまし、暮らしています。
なんとか生きていけますが…涙



(2008年11月20日 06時21分43秒)

朱鷺子6565さんRe[1]:「手のかからない子」(02/15)  
ばあチャル  さん
書き込みありがとうございます。

>私も
>多分にそんな神経質な部分が
>あるのです。
>どういう風にあらわれているか
>というと
>体中がいつもいつも痛いのです。
>小さな子供のころから
>大人に体をもんでもらっていました。

神経質なこころというものは不思議ですね。意識しないのに症状が表れるのでびっくりします。

現代では親もまわりも理解していますが(まあ、ほんとによく理解しているとは言いきれませんが…)昔は傍目にはっきりと表れれば神経衰弱とかなんとかいいましたし、それは珍しかった。

今や治療もかなり進んでいるよう、でも軽いものはやはりなかなかわからなかったり、治療に専念出来ませんね。

>自分の脳を
>だまし、だまし、暮らしています。
>なんとか生きていけますが…涙

ほんとうはそれが一番いい方法かもしれません。
(2008年11月20日 07時59分08秒)

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