Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2024年02月03日
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カテゴリ: 霊魂論



 第1講 ドルナハ  1916年11月8日
第3講  中欧ー北方の芸術衝動を理解するための基礎
     中欧ー北方の芸術と南方の芸術の対立と関係
デューラー及びホルバインに至るドイツの彫刻と絵画
記:**ファンタジー衝動(Phantasieimpulse)**とは、芸術や創造的な表現において重要な概念です。これは、異なる地域や文化において異なる性質を持つ二つのファンタジーの衝動が存在することを指します。
南方のファンタジー衝動は、静謐なフォルム把握に根ざしています。具体的には、静謐なフォルムや色彩が、物質的なものの背後にある開示を源泉として発してくるファンタジーです。この衝動は、個人的なものを普遍的なものに高め、地上的なものを超越的なものへと昇華させることを目指します。中部ヨーロッパのファンタジー衝動は異なる性質を持ちます。この衝動は、主に出来事や魂的な衝動から発するものの表出を目指します。人間の意志や魂が身振りや動きを通じて現れること、そして記号を通じて魂的なものを表現することにルドルフ・ジョセフ・ローレンツ・シュタイナーは焦点を当てています。
シュタイナー講演:
 デューラーとホルバインがその発展に加わるあの時代までの中部ヨーロッパにおける芸術の発展が意味

記:南部ヨーロッパのファンタジー衝動
 南部ヨーロッパのファンタジー衝動については、ルドルフ・シュタイナー説明によれば、南部ヨーロッパのファンタジー衝動は、ある種の静謐なフォルム把握に根ざしています。つまり、この静謐なフォルムとさらには現れ出る色彩が、物質的なものの背後にある開示を源泉として発してくるしかたに根ざしています。
したがって、この南方のファンタジーは、芸術的に再現すべきものを個人的なものから引き出して際立たせること、個人的なものを、典型的なもの、普遍的なものに高めることを目指します。事物の背後にあるものが、いかに事物の色彩とフォルムのなかに入り込んで作用するかを示そうと苦心するのです。

参照画:南部ヨーロッパのファンタジー衝動 ラファエロ-天使の絵画




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最終更新日  2024年02月04日 06時48分29秒
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