全5件 (5件中 1-5件目)
1
定例会。予約が遅れて秋葉イエサブのスペースが確保できなかったので、再び北戸田イエサブでの開催となった。私にとって移動距離は変わらないし、環境はこちらの方がいいのだが、他のメンバーの大半にとって遠くなるのが悩みどころだ。まるみ屋、ハマチ、SSK、gen、私の5人で。●機関車工場 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:機関車工場 5人ゲーをうまいこと用意できそうになかったので、SSKに頼んでメビウス便に乗ってたこれを持ってきてもらった。 鉄道がテーマだが、機関車を走らせるわけではなく、移り変わる需要に対応しながら機関車を生産・売却してお金を儲けるゲーム。終了条件や需要の設定方法が全然違うけど、「オートモービル」にかなり似てるかな。 インストが終わった時点で、まったく説明のない緑の世代1の機関車カードがあることに気づいた。和訳に不備があったわけではなく、原語ルールにも載ってない。BGGを調べたところ、プロモカードらしい。使い方は分かったが、初回なのでなしでプレイした。パブリッシャーはプロモつけるならルールもつけてくれよw 古い機関車から新しい機関車へと効率的に工場を移していくのが重要なのかな。需要が尽きて稼働しない工場をいつまでも持ってても仕方ないしね。しかし、新たなカードの購入に資金を突っ込んで工場転換が進まない事案がそこかしこで頻発していたw 陳腐化しない機関車が偉いだろうと思い、中盤で最新鋭の青い機関車を得たまではよかったが、そのあと需要の調整をミスってやや後退。緑の世代4の機関車を買ったはいいが、あっというまに世代5が買われて陳腐化し、需要が最大になる前に尽きてしまったw 終盤には赤と緑の最新鋭機関車も買ったが、結局全員が陳腐化しない機関車を2つか3つ持つ状態となり、あとは需要が多いタイミングで手番順が先になったプレイヤーが勝つだけとなった。私は有り金はたいて工場を増築し、手番順の調整を図ったが、1、2手番早かったようで、後手番になったラウンドでハマチに稼がれて敗北した。 最大限に拡大した我が機関車工場。しかし最終ラウンドには錆び付いた機関車が倉庫に溢れることとなったw 序盤~中盤にかけては面白かった。需要がダイスで決まるので、割と生産過多になることも多く、その中で最大限の利益を目指すのは熱いね。ここはプレイヤーが相当突っ張らないと需要と供給が釣り合ってしまう「オートモービル」よりいいかも。 しかしプレイ人数による終了条件の調整がないので、5人プレイだと何度やってもすべての機関車が売れる展開になるんじゃないかな。終了条件を200金くらいにしたら、新たな機関車を買うか、既存の機関車で稼ぐかの選択肢が出るかもね。現状では(少なくとも5人プレイでは)リプレイ性は低そうだ。3、4人プレイならいいかも。●21人の反逆者 前回のプレイ記録はこちら。 このクローズ会で初めて「スチーム」をやろうと思って持ち込んでいたが、「機関車工場」が想像以上の重ゲーで脳みそスポンジ状態となっていたので、そっちはやめてこっちをプレイすることにした。重ゲー好きだけどね、歳取るとガチ重ゲーを2連続でやるのはつらいんだよねw このゲーム、なぜかインストするとメンバーの顔が曇っていくという妙な特性があり、この日も全員が「やべーな、こりゃクソゲーだわ……」という顔をしてたw しかし実際にプレイしてみると予想外に面白いのだ。今回も意気揚々と財宝のサルベージを宣言したSSK船長がピンゾロ振って失敗したり、酒場にラム酒の調達に行ったハマチ船長に私しかついていかず、大量にラム酒駒を取らされて処分に困ったり(ラム酒駒はゲーム終了時に残っていると失点となるのだ)、最後の売却に賭けていたSSK船長が引いたカードが「闇市場」を封鎖するものだったので計画が頓挫したり(前ラウンドに「町の訪問」アクションが行われていたので、そこでの売却もできなかった)と、数々のドラマが生まれたw 勝ったのは船長カードを多く持っていると得点になるカードを引き、その後積極的に(そして効率よく)反乱を起こしたまるみ屋。 繰り返すが、見た目やルール読んだ印象よりずっと面白い。ブラインド要素も多いし、セーフティネットのないルールなので脱落者も出やすいが、そこまで長時間ゲーでもないので問題にはならないだろう。いいゲームよ。●アブルクセン 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:アブルクセン 最後にこれ。これも時間調整用にSSKに持ってきてもらった。 手札をプレイして、攻撃したりされたりしながら手札を整えていき、高得点を目指す。誰かが手札を出し切ったらゲーム終了で、その時点で出しているカードは1枚1点、手札は1枚ごとに-1点。1回だけでは短すぎるし手札運もあるので、何回かやって合計点を競った方がいいだろう。確か勝ったような気がする。 ゲーマーならおおむね知ってるクラマー&キースリングコンビの作品。何だったかの賞も取ったようで、確かによくできてる。できてるが……なんだろうね、淡々としてるというか、機械的に進んでいくというか、味気ないというか……好みの問題と言えばそれまでだが、大盛り上がりするタイプではないね。「アサラ」でも同じように感じたなあ。誘われたらやってもいいけど、自分から「これやろうぜ」とは言わないゲームだな。あとカードイラストが全部一緒なのはさすがに手抜き過ぎw
2014.09.27
コメント(0)
なぜかなかなかタイミングが合わなくて入手できなかった「七王国の玉座」拡張第2弾「乱鴉の饗宴」をようやくゲットできたので、さっそくいたるさんにメンツを集めてもらって(自分でやれ)プレイ。いつもお世話になっております。つなきさん、いたるさん、タムラさん、私の4人で。●七王国の玉座:乱鴉の饗宴 詳しくはこちら↓ひだりの灰色:七王国の玉座(第二版)会 前回のプレイ記録はこちら。 この拡張は小説「氷と炎の歌」の第4部「乱鴉の饗宴」の状況を再現した追加カードセット。小説未読だが、タムラさんの話だとラニスター家がブイブイ言わせてるころらしく、ゲームにもそれが反映されていた。 拡張第1弾「竜との舞踏」では、プレイ人数(6人限定)、初期配置、最大ラウンド数(6ラウンド)が変更されただけで、プレイ中のゲームのルールは変わらなかったが、「乱鴉の饗宴」では補給と得点計算に関するルールが大きく変更された。 これまで補給レベルはウェスタロスカードの「補給」が出たときにのみ更新されたが、「乱鴉の饗宴」ではラウンド終了時に補給の反映ステップが追加され、ここで毎回更新されることになった。前者のルールも地域の支配と補給との時差を表していて面白かったが、カードの出方によってはいたずらに長時間化したり、一部の名家がじり貧になったりすることもあった。この変更によって補給が簡便化され、ゲームは短時間で終わるようになった。これに伴い、ウェスタロスデック1の全カードは差し替えとなる。 得点は城と砦の数ではなく、各名家ごとの目的カード(公開)と、最初に5枚配って3枚手札とする通常目的カード(非公開)から得るようになった。名家カードの条件を満たしていれば、ラウンドの終了時ごとに1点が得られる。このとき手札の通常目的カードを1枚だけプレイすることもでき、条件を満たしていれば示されている得点(難易度と名家によって0~4点)が得られる。こちらは使い捨てだ。これで7点取れば勝ちなので、自分の名家の条件を満たしているだけでも7ラウンドでゲームが終わる(もちろん、通常目的を達成すればその分加速する)。マルチゲームで得点にブラインド要素が入るのは好みが分かれるところだろうが、トップ叩きでの泥沼化は間違いなく減る。どうすれば相手の得点が削れるのか分からないからね。総じてゲームの短時間化を図るためのルール変更と言えるだろう。 この日はつなきさんがバラシオン家(黄。DragonstoneおよびKing's Landingを支配していると1点)、いたるさんがスターク家(白。Winterfellおよび、城か砦を含む地域を5カ所以上支配していると1点)、タムラさんがラニスター家(赤。LannisportおよびKing’s Landingを支配していると1点)、私がアリン家(ティレル家の代わりに緑。The Eyrieを支配し、かつ他のどの名家より多くの利用可能な権力トークンを持っていると1点)を担当。 名家目的カードの条件は、基本的に自分の本拠地の支配+αとなっている。初期配置を確認すると、最初から条件を満たしてるのはラニスター家だけ。特にバラシオン家はKing's Landingの支配という条件が丸かぶりなので、当面の敵はラニスター家で決まりであるw しかしこのラニスター家、ふんだんな兵力を保有している上、本拠地以外にKing's Landingにも駐屯地トークンを置いているため、まさに難攻不落。次に強いバラシオン家でさえ単独でのKing's Landing奪取は困難なので、近くにいるアリン家が協力しようとするも、隣接している土地からの奇襲命令で支援命令を潰され、なかなかうまくいかなかった。 ここでちゃんとしたマルチゲーマーなら「それじゃまずは支援命令を潰されないように隣接してる土地から落とそう」と考えるものだが、そこは目先のことしか考えないことで有名な私である。「手持ちの目的カードを達成して追い抜けばいいんじゃね?」と思い立ち、達成困難だが高得点なカードの条件を満たすためにスターク家との小競り合いに突入w しかし、言うまでもなくこれは敗着。アリン家はただでさえ戦力的に最弱なので、世界の敵(序盤はラニスター家)以外を殴ってヘイトをもらい、他名家と一対一のタイマンバトルを行ったらもうおしまいなのだ。この日も当然反撃をくらい、貴重な戦力をごっそり失ったw もたもたと戦力の再編を図るも、他名家はそれ以上の速度で増強していくので差は広がるばかり。この時点で独力での領土拡大はほぼ不可能となったので、ようやく元の目的を思い出してラニスター家との戦い(をしていたバラシオン家への支援)を再開したが、ときすでに遅く。名家目的カードから充分な得点を貯め込んだラニスター家は突然King's Landingを放棄。何か企んでいるのは明白だったがまったく読めないので、ひとまず我がアリン家がKing's Landingを確保。しかし予想通り、そのラウンドの終了時にラニスター家が「王冠への支援(Crackclaw Pointに3ユニットを置き、King's Landingにユニットを置いていないとラニスター家は1点)」をプレイしてゲーム終了となった。 最終盤面。アリン家の領土がゲーム開始時からほとんど増えていないのに、戦力が減っているのは内緒だw 面白い。もともと面白いゲームだが、拡張でゲーム性が少し変更されても変わらず面白かった。補給ルールの変更によってストレスを感じなくなったし、4人で短時間プレイしたいときにはこの拡張入りでプレイした方がいいかも。名家目的カードによる縛りが強力なので、序盤の展開はあまり変わらないだろう(ラニスター家とバラシオン家がKing's Landingを巡って激突し、スターク家は城と砦を求めて薄く広がり、アリン家はバラシオン家を支援しつつ権力の確保に努める)。ここが気に入らない人もいるかもしれないが、ランダムに配られる通常目的カードによってそれ以降の展開は変わるので、毎回同じような流れにはならないから充分なリプレイ性もある。 あとね、負けたから言うんじゃないけどね、アリン家は一番難しいよ! 他の誰より多くの権力トークン持ってないといけないから、選挙に突っ込めないよ! 繰り返すけど一番難しいよ!(前にスターク家を担当したときも同じようなこと言ってた)。 間が空くとすぐマルチの基本(殴り合い上等)を忘れるので、覚えてるうちに再戦したいね。●インフェルノ 詳しくはこちら(画像はPiatnik版)↓じゃむたんボードゲーム通信:インフェルノ 短時間化されたとはいえ、「七王国の玉座」でそれなりの時間がかかったので、締めにこれ。最近テンデイズから出た版でプレイ。 リードプレイヤーが最初に出したカードの色か数字をフォローして手札をプレイしていき、出せない(または出したくない)ときにはそれまでプレイされたカードを引き取って失点とし、新たなリードプレイヤーとなる。誰かが手札を出し切ったら、そのラウンドを最後までプレイして(つまり出し切ったプレイヤーがカードを引き取る可能性もある)終了。引き取ったカード1枚ごとに1点を失うが、赤いカードは書かれてる数字分の失点となる。何ラウンドかやったり、1人が規定の失点をしたりするまでやったりして、失点が最も少なかったプレイヤーが勝利する。 クニツィアかつBGGで低評価のゲームなので、正直言ってまったく期待してなかったが、これはいい。きっとまだクニツィアが生きてたころのゲームなんだろうw BGGの評価はさすがに低すぎる(何と4点台!)。赤いカードが出てきたとき、特に赤いカードでリードされたときのテンションの上がり方は異常w この日は早々にコツを掴んだ(と思い込んだ)私が勝利。よく「ウノ系」と紹介されるが、似てるところはほとんどない、まったく違うゲームだね。「ウノ系」と聞いて敬遠してた人がいるなら、そのことは忘れて是非プレイしてみて欲しい。
2014.09.19
コメント(2)
毎年恒例、9月の連休を利用した大学ゲームサークルのOB合宿。今年もおおむね例年通りの人たちが揃った。それなりの数をプレイしたが、ゲームとして心に残るものはあまりなかったのでダイジェスト風味で。まあなかなか会えない旧友と会ってボドゲできるだけで楽しいから、それで充分だけどね。●盗まれたロンドン 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:盗まれたロンドン 目撃者から証言を集めて事件を解決して得点を得るとか、なんかそんな設定のあるゲーム。でもそんなことしてる感じは全然ない。はい、もう分かりましたね。システムと設定が乖離していることに定評のあるクニツィア作ですw ゲーム中の大半をカードドローが占めるのでやや退屈。各事件ごとにトップだったプレイヤーにボーナスが入る“富める者がますます富む”ルール。ダメですね。●マッチボール おおむね見たまんま。ダイス振って指定された場所にピンポン球をワンバウンドさせ、入ったスペースの得点を獲得。手番ごとに2投して規定得点に到達したプレイヤーの勝ち。 まあそりゃ面白いよ。しかしねえ、それはバッティングセンターでストラックアウトやったときとかと同じ面白さであって、それボドゲでやる意味ないんじゃねっていうね。子供向けとしてはいいかもね。●サクランボ狩り 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:サクランボ狩り バッティングとかセットコレクションとか。なかなかよくできてたと思うけど、たぶんこの日プレイした6人という人数ではコントロールできる要素がほとんどないので、頭を使う意味がほとんどない気もする。4人くらいならちょうどいいかな? あとで2人でやったメンツによると、相手の手札がほぼ(完全に?)読めるのでガチゲーになり、また違った味わいがあるらしい。悪くはない。●ラリー 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:ラリー ダウトにウノ的特殊カードを混ぜて、ターゲットを指定できるドロー2カードを入れました……繰り返す、“ターゲットを指定できる”である。下家だけではなく、上がりそうなプレイヤーがいたら狙ってドロー2させればいいわけで。多人数でやったら終わるわけねーw 売り文句に“心理戦”と入ってたらだいたいクソゲーだわな。このゲームに限らないが、なんの推測要素もないのに心理戦も何もあったもんじゃないよ。 ちょっと21世紀に出していいゲームではない。これやるならウノやった方がまし。●アバンティ 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:アバンティ 「ピーナッツ」ぽいレースゲー。ちょっと目新しいシステムではあるが、ずーっと同じことを繰り返すので10分くらいで飽きる。にもかかわらずゲーム終了が遠くて長い。「ピーナッツ」と一緒で序盤に大失点マス踏んだプレイヤーに浮かぶ目はない。レースゲーに当たりなし。 続いて2日目。●ビッグディール 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:ビッグディール 名高きグランパベックのカードゲーム。金銀カードはオールマイティで攻撃・防御にも蓄財にも使えるのに、破格に価値が高い。いっぱい引いた方が偉い。そんだけ。●プラエトル 前回のプレイ記録はこちら。 こちらで紹介した改訂ルールと選択ルールを追加してのプレイ。終盤の大味さがなくなって、確かに格段によくなった。しかし、今回もB面でプレイしたのだが、労働者の維持費が高いのを担当したプレイヤーは相当厳しそうだった。B面使うときは「市場使用の制限」選択ルールはなしのほうがいいかもね。資源を自由に得られたとしても震電の得点は頭打ちになってるので、大味感は解消されるだろうし。 やはり面白いゲームなのだが、長考するメンバー揃いでの5人プレイはお勧めできない。6時間かかったw 最初の印象通り、3人がベスト人数っぽいかな。 「プラエトル」で精根尽き果てたので、今年の合宿はここまで。リクエストされて持っていった「赤竜亭」をプレイできなかったのが心残り。あと数年続ければ20周年となるので、まずはそこまで続けたいね。
2014.09.13
コメント(0)
特に目的もなく「何かやろう」ということになって開催。「私がやったことないのをやろう」という話になったので、買ってからずっと棚の肥やしになってる「原始スープ」を拡張入りで持参。でもプレイしなかった。うん、知ってたw いたるさん、ヒガさん、タムラさん、私の4人で。●インフィニティ いたるさんリクエストでタムラさんが持参したもの。なんかすごい古いゲームらしい。昇順のみの複雑な七並べっぽいルールに従い、手番ごとに何枚でもタイルを置ける。手持ちの6枚中5枚置けたら1点、6枚全部置けたら2点。手番が終わって手持ちのタイルが余ってる場合、1枚捨てなきゃならず、そのあと補充。左側のプレイヤーが捨てたタイルを使って置くこともできる。だいたいこんな感じ。 一部のタイルは「配置できる場所」の方がタイル枚数より多くなることがある。このため、あるタイルが尽きると、それ以上伸ばせなくなる列が出てくる。これに気をつけてないと大量のタイルを抱えて自沈することになるw 見た目がきれいだし、やってる最中はそれなりに面白いが、さすがに運ゲーとしか言えないレベルねw 他プレイヤーともほぼ絡まないしねー。レガシーゲーが好きならいいかもね。●マイス・アンド・ミスティクス(第1話第1章) 和訳ルールはこちら。 第1話第1章のシナリオはこちら。 続いてヒガさん持ち込みのこれ。11章あるけど当然全部はできないので1章だけプレイ。私も持ってるけど未プレイだったのでありがたかった。拡張も買ったのにね……もうすぐ拡張第2弾も出るのにね……w 亡国の悪い魔女を倒そうと共謀してたら返り討ちに会い、とらわれの身になった王子一行。魔術師マギノスが「私にいい考えがある」と言い、元に戻れるあてもないのにネズミに変身することにw 一緒の牢屋にぶち込まれてた悪漢フィルチも一緒になって逃亡を図るが、速攻で発見される。下水に逃げ込んだ一行を追うため、魔女は配下の者たちをドブネズミに変身させて送りこんできた! ……人間のままの方がよかったんじゃないかなあw 追っ手を振り切って城の外に逃げようとするところまでが第1章。 競技性のあるゲームと言うより、TRPGの延長みたいなものなので、シナリオを楽しみつつ先に進む……はずだったが、そこは生粋の競技ゲーマーたち。手番順が1番でなければボーナスを得られるヒガ王子は1番になるたびに舌打ちし、傷ついた仲間と同じマスにいれば強くなるいたる僧侶は怪我人に近づこうとし、ドブネズミに攻撃を当てるとボーナスが得られる悪漢タムラは近くのゴキを無視してドブネズミを目指し、極めて効率よく敵を排除していくw 最後のタイルでは前衛2人が後衛を無視して木のうろに逃亡し(それがシナリオの目的ではあるが)、残された我がマギノスは力尽きて倒れた……まあこれでもシナリオクリアなんだけどw シナリオクリア時の様子。マギノスが捕虜になっているというのに、他の3匹は逃げ切って勝利。もうお前らなんか仲間じゃないw 期待通りの面白さだったが、道中で同じマップを往復するともう一度沸いてくる雑魚と戦わないといけないので、そこがちょっとダルいかな。そこを飛ばすと簡単にシナリオクリアできちゃうので仕方ないところではあるけど。何とか機会を作って11章までプレイしたいね。 あとやっぱりフィギュアにペイントしてあると楽しさが段違いだね。ヒガさんの技術と苦労に感謝を。●キングスフォージ そのあといたるさん持ち込みのこれ。王様に捧げる剣や鎧や魔法のアイテムを作る鍛冶屋となり、いち早く規定枚数のアイテムを完成させたプレイヤーの勝ち。 前半のアクションフェイズ中にダイスを増やし、後半の作成フェイズでダイスを振ってアイテムを作る。しかし前半で使ったダイスと、そのアクションによって増えたダイスは(基本的には)後半の作成フェイズ中には使えない。つまり次のラウンドの準備と、現在のラウンドの作成にバランスよくダイスを割り振らないといけない。その上で、アイテムの作成には決まった色のダイスと決まった目(以上)が必要なので、出目運が多少ある。 使われるアクションカードがランダムに選ばれ、それがラウンドごとにランダムな順で出てくるので、組み合わせによってはちょっと展開がいまいちになるかもね。この日は悪くはなかったが、「取ったダイスをそのラウンド中に使える」カードと「他プレイヤーからダイスを奪える」カードがあったので、いいタイミングで前者を選べたプレイヤー(私)は頭一つ抜け出ることができたし、そのあとは常にターゲットになるので、後者のカードが出たら何を置いても押さえざるを得なかった。もう少し選択肢の幅がある組み合わせだとなお面白かっただろう。1枚目の超簡単なアイテムを作ることができた私がそのまま勝利。しかし金床を納品されても王様も困るわなw 終盤はもう決まった結末を眺めるだけにもなりそうだが、これも組み合わせ次第でデッドヒートになるんだろうか。もうちょっとやってみたくはある。 最後に何回かペアーズをやって解散。隙間時間にプレイするにはいいゲームだね。
2014.09.09
コメント(0)
もうすぐそこまで迫ったボードゲーマー夢の祭典、ドイツのエッセンで開催される「シュピール」。その前後に発表される注目ゲームのご紹介。 ここで紹介するのは以下の条件を満たしたもの。・さまざまな理由から、たぶんルールを和訳しない・できないもの・新興メーカー・新人デザイナーだが旧作の実績があるもの・地雷っぽいけどひょっとしたら化けそうなもの 今年は特にルールに目を通す暇がなく、またちょっとでもイケてそうなものは国内流通しそうで紹介するまでもないので、相当マイナーな奴をファーストインプレッションのみで選んだ。そのため内容についてはあまり詳しく説明してないので、「面白そうだと思って買ってみたらガチ地雷だった」なんて場合にはご容赦をw 邦題は適当。画像はプロトタイプのものあり。タイトルにBGGへのリンク貼っときます。●錬金術師 チェコゲームズエディション。だけどデザイナーは新人のMatúš Kotry。マスターを立てる必要がある(スマホがあればいなくてもいい)推理ゲーらしい。CGE信者だけど、これは地雷っぽい枠。どうかねえ。●インペリアリズム:支配への道 パブリッシャーはポーランドのST Games。文明、経済発展ゲー。見た目がいい。●バイスロイ パブリッシャーはロシアのHobby World。タイトルは英語で「総督」という意味。ロシアで有名なカードゲーム「Berserk」と同じファンタジー世界が舞台らしい。競りとセットコレクションのカードゲーム。見た目がいい。●ヘクセモニア パブリッシャーはドイツのPendragon Game Studio(たぶん)。タイトルはポルトガル語でヘゲモニー(覇権)という意味。神話世界での都市建設ゲーらしい。箱裏を見ると「ウィラコチャ」に似てる。箱絵がかっこいい。どうかなー。●スウェーデン議会 パブリッシャーはMondainai。ウェブサイトがないので国籍不明だが、日本人もしくは日本好きな誰かの会社っぽい。2010年版の改訂版らしい。箱絵といいボードといい、とにかくそそらないw ここまでそそらないと逆に興味が湧くレベルw スウェーデン議会が舞台の交渉政治ゲーらしい。●デウス Pearl Games新作。デザイナーは「トロワ」三人衆の1人、Sébastien Dujardinだが……私の勝手な想像だと、たぶん一番イケてない奴w 国内流通するだろうけど、どうかなー。見た目はいいけどね。●スパイク 「バルーンカップ」のデザイナー、Stephen Glennの鉄道ゲー。概要読む限り目新しいところはないが、今出すからには何か売りがあるんだろう。●アークライト デザイナーはStefan Risthaus(モニュメントの作者)、Spielworxxから。経済・産業ゲーだが……ルールブックが3分冊で84ページあるんですがw 入手したとしてプレイできるんだろうかw●ミソトピア 画像はゲームボード。ファンタジー。4人でやる「数エーカーの雪原」らしい。まあワレスなので買い。以上。●オンワード・トゥ・ヴィーナス 海外で人気のSFコミックがテーマらしい。まあワレスなので(ry こんなところ。あとは有名どころで「ラ・イスラ」「コンコルディア拡張マップ」「アクアスフィア」が気になるかな。今年もどんなダークホースが飛び出すか、楽しみだね。
2014.09.04
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1