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今日はお天気が良いから、花粉がたくさん飛んでますね。花粉に悩まされている、アレルギー体質のワンちゃんやネコちゃんも多いのではないでしょうか。じつは、わたしも丁度10年前から花粉症で、のど、はな、目の粘膜という粘膜をすべてやられて、アレルギー性のぜんそく、発熱、鼻炎、充血などに、この10年間の春と秋は悩み続けていました。病院で検査してもアレルギー体質を表すIgE抗体は正常値だったのですが、咳止め、鼻水止め、喉の痛み止め、時には抗生物質を処方され、免疫力を破壊し、ちょっとのことでも疲れやすい、風邪をひきやすい体質になっていきました。薬膳に出会ってから、その虚弱な体質を救ってくれた主役の食材の1つににんじんがあります。効果・効能にんじん(微温)・にんじんにはβーカロチンが豊富に含まれます。・粘膜を守り、細菌から身を守る働きに満ち溢れています。花粉やウイルスなどのカラダに害となる物質が侵入するのを防御してくれます。・骨の弾力性を作ります。(+カルシウム+コラーゲン)・体内の重金属を排出し、血液浄化作用があります。・胃腸の働きを高め、気の巡りを助けます。・血糖値の降下作用・抗酸化、抗老化作用・抗ガン作用上手な栄養素の摂り方油で調理し、酢を用いないこと。βーカロチンは油溶性です。油で炒めたときの吸収率は60%であるのに対して、生食での吸収率は6%しかありません。皮に多く含まれるので、よく洗って皮も一緒に食べましょう。また、酢はβーカロチンを破壊してしまいます。
2006.03.24
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メニューを組み立てるとき、3つのことを特に重要視します。オイシイ、キレイ、カンタンはもちろんのことですが。1、免疫力を上げる 病気やケガを自分自身で治すチカラがなければ、病原菌に負け、「病気」や、「死」に向かいます。2、血流を良くする 薬膳では「気」の流れを良くすると言って、川の流れが何処かでせき止められると、押し流すために水圧が大きくなったり(高血圧)、その川の水が腐ったり(うっ血)します。3、解毒 体内の老廃物をキレイにお掃除しなければ、栄養素が吸収しないどころか、その老廃物が腐敗し、体内が汚染されます。女性の顔に例えると、洗顔がしっかりできていなければ、翌日のお化粧ノリが悪いどころか、毛穴が黒くなって汚いお肌になります。 きょうは、薬膳料理の教室をしました。毎月1度だけの開催なので、その分内容は濃いです!今回のテーマは「免疫力を上げる料理」献立は・ブロッコリーの胡麻豆乳カルボナーラ・春きゃべつといかなごの青じそサラダ・プチトマトとしいたけのスープ・豆腐ムーステーマが本質をついてるだけあって、受講者の方々はいつにも増して興味津々でした。いま、姫路市は薬膳料理が熱いです!全国、世界中に広まって、みんなが病気のない生活を送れたらいいのにな。
2006.03.15
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犬と猫は肉食動物だから、たんぱく質は最重要栄養素ですよね。今日はそのうちの一つ、鶏肉について。鶏肉は温性でカラダを温めて、胃腸にヤサシイ食品です。気血を補い、胃腸を温め丈夫にしてくれます。また、脂肪肝の予防や、コラーゲンの老化防止作用が認められています。鶏肉は高たんぱくで、必須アミノ酸が揃っています。たんぱく質とはギリシャ語由来の言葉で「最重要の」という意味ですが、その意味のとおり成長、発育、繁殖、哺乳、酵素や神経伝達物質などの合成に関わる重要なエネルギー源です。そのたんぱく質全体の30~40%がコラーゲンで、関節や皮に多く含まれています。つややかな毛並みを作るということ以外に、目を良くしたり、骨(軟骨)や細胞組織をつなぎ、老化防止などの効能があります。吸収率を良くするにはビタミンCと一緒に摂取しましょう。ビタミンAは他の肉より多く、鶏の油脂に溶け出しています。「一物全体食」、煮汁も使い切りましょうね。鶏と組み合わせてはいけない食品として、魚の汁、もち米、ニンニク、カラシ(犬猫は食べないよね)、すももなどがあります。また、「老頭部はヒ素だ」ということわざが中国ではあります。現代研究でも、尾部はリンパの集中部で、鶏ウイルスや発ガン物質などが溜まる部位だということが分かっています。足先、手羽の先なども注意が必要です。今夜は「鶏と春野菜のポトフ」で、決まり~♪
2006.03.09
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私が講師をつとめます、お料理教室のご案内です。姫路市近郊でご興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ、お申し込みください。こどもの食育「こども・きっちん」今がまさにゴールデンエイジ☆他の先進国では食の自立は12歳までにが基本です。内容 『おいしいカンタンお魚料理』対象 小学生とき 3月11日(土曜日) 10時~12時30分ところ 姫路市環境ふれあいセンター料理室定員 10名参加費 1200円(材料費、教材費込み)+保険料300円お申し込み〆切は3月9日です。心もカラダもキレイに。「薬膳教室」普段使っている食材の自分のカラダに合った生かし方とその料理法。内容『免疫力アップ料理』とき 3月15日(水曜日) 10時~13時 ところ イーグレー姫路・料理室定員 20名参加費 3000円(材料費、教材費込み)お申し込み〆切は3月13日です。どちらもご好評をいただいておりますので、お申し込みはお早めにどうぞヾ(*'▽'*)ノ
2006.03.07
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春に解毒すると、その一年はカラダの中がキレイで過すことができます。冬の間に動きの鈍ったカラダを活発にし、代謝を高め、老廃物を外に出す必要があります。そのためにはどうすればイイか。答えは、まさにこれから旬を迎える「菜の花を食べる」こと。また、山菜にも同じような効果があります。あのほんのりとした苦味とアクがこれから春を迎える身体にとって薬となります。薬といってもあの、病院で処方される薬じゃないですよ。安心・安全な天然のクスリです。犬や猫にはさっと茹でて食べさせてあげてください。フード派というお家の方も、少しトッピングしてあげると、カラダが喜びますよ。血流がよくなって、病気知らずの毛並みのいい健康な子になります。菜の花にはそのほかに、コラーゲンの合成を助けて血管を丈夫にするビタミンCやB2、抗酸化作用を持つカルシウムや鉄分も多く含まれます。カルシウムとリンのバランスがとてもいいので、吸収も良く、なんといっても最大の魅力は生命力の強さです。生命力の強い食品を食べるということは、同じように生命力を与えてくれるということ。大地の恵みは神様がすべての生物に与えてくださったものです。自然に逆らい、旬を無視した食生活は病気を招く考え方があります。い、旬の食べ物をいただく。まだ化学では証明されていない未知のその栄養成分を食べるということは、サプリメントにも真似できない最高のアンチエイジング法ではないでしょうか。
2006.03.02
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