全31件 (31件中 1-31件目)
1
半年ぶりに東京メトロ日比谷線の東銀座駅を降りて驚きました。今まで何もなかったところに地下街が出現しているんです。それはリニューアルオープン間近の歌舞伎座の地下。よくこんなにそっくりに復元されたもんです。こちら以前の歌舞伎座。屋根の上に空が見える。先週,銀座の通りを歌舞伎役者さんたちがパレードして大変な賑わいだったのをテレビで見ましたが、直結する駅の方もきれいになったんですね。待ち合わせにも使えそうな大提灯。まだ歌舞伎座自体はオープン前なのに地下はこの混雑。チケット売り場やコンビニ,お弁当屋さんやお土産を売っている店も。晴海通り挟んで反対側の教室がある方はいまだに階段で登るしかないんですが、歌舞伎座側はきれいなエスカレータもついて楽になりました。正面入り口前には演目を紹介する掲示板。そしてオープンまでのカウントダウンを示す時計も。歌舞伎ってほとんど未知の世界なんですが、新しくなった歌舞伎座は客席もいろいろ工夫されてるみたいですし、チャンスがあったら中にも入ってみたいですね。しばらくは東銀座も混みそうだなあ。
2013/03/31
コメント(4)
久しぶりに銀座でレッスンです。ところが早起きしてどっかに出かけてた大将が、昼前に帰って来るなりこんなこと言うんです。『歯、抜いて来ちゃった。』えーー!それじゃ激しい運動も出来ないしビールも飲めないじゃない。今日が花見の最後のチャンスだったのに。(そっちか!)『虫歯だったの?』つい先週知り合いの歯医者に行って『歯磨き褒められた』って威張ってたんですよ。『虫歯じゃなくてね。歯が疲れてたの。』は?歯って、ナニすると疲れるもんなんですか?『スポって抜けて全然イタくないよ。』それは麻酔効いてるからですよね。これから痛くなるよー。師匠のところにレッスンに行くのはなんと6ヶ月ぶりです。もう師匠にもサマンサ先生にも忘れられてるんじゃないかねなんて...。当然チケットは期限切れです。いままで練習で二人の意見が合わないところを質問しようとメモを書きためていたんですが、電車に乗ってからその紙を忘れて来た事に気がつきます。何とか思い出そうとしましたが、2つしか思い出せませんでしたね。サマンサ先生にお聞きしてたちどころに解決してしまいました。チャチャのスプリットキューバンブレイクとサンバのサイドバイサイドの部分。残りの時間はルンバを見て頂きました。メリハリがある程度出せるようになって来たので、これからはゆっくり動くところではさらに強さを、素早く動くところではその後の余韻を出すようにして、踊りにボリュームを持たせましょうということになります。特に見て頂いたのは大将のロンデをボディの芯から来る強さで太さを失わないようにという事と、私の回転から転換へと続く連続技での強調すべき場所とタイミング。こんな詳しい事書いても読んでる方は何の事か分からなくて全然面白くないかと思いますが、いつか私達のルンバを見て頂くチャンスがありましたら、『ああ、あれね。』と思って頂けるかもしれません。師匠にはパソを見て頂きました。どうもパソは他の種目に比べてポイントが伸びないので何か重要な事を忘れてるんじゃないかと思ったんです。師匠は面白い事をおっしゃってましたね。『立てた定規と同じように、たわんでも上に対する強さを失ってはならない。』イメージ分かりやすいですね。30センチ定規机に立てて上から押すとたわみますけど決して緩んでないですもんね。一番緩みやすいのは『首』。何カ所か緩んでるところをご指摘頂いたり、焦って見える箇所を余裕で踊って見えるように変更したり、こちらもあっという間の30分でした。久しぶりに教室の皆さんにもお会い出来て嬉しかったです。先生方もお元気で何より。半年前行ったとき建設中だった歌舞伎座が完成してあと3日でオープンになってました。
2013/03/30
コメント(0)
久しぶりに携帯チェックしたら見慣れないお知らせが入っていました。-------------ここから------------------件名: ご当選のお知らせです。おめでとうございます。ワクワクキャンペーンにてご応募いただきました「選べるコース」に見事ご当選されました。当選手続き後当選商品が確定いたします。コースによっては定数がございますのでお急ぎください。手続きは下記URLよりお願いいたします。xxxxxxxxxxxxxx ←リンク先■このメールは送信専用です。配信停止は下記アドレスに空メール送信してください(配信停止には若干お時間をいただく場合がございます。ご了承ください)xxxxxxxxxxxxxx ←メールアドレス-------------ここまで-------------------この当たらない女についに何か当たったのか?!でも応募した覚えはさらさらない。ひょっとしたら大将が私の名前使ってなんかに応募したのかもしれん。トマトのカン詰めもらうためでもせっせとハガキ書いてましたからね。追い討ちをかけるように、もう一通来てました。-------------ここから------------------件名: 当選手続き 最終のご案内お客様は「ワクワクキャンペーン」にご当選されておりますが、未だにお手続きの確認ができておりません。締切り間近となっておりますのでお手続きをお願いいたします。xxxxxxxxxxxxxx ←リンク先※お手続きいただけない場合は権利が別の方へ繰り下げとなります。大至急お手続きをお願いいたします。■本メールは当選手続きの確認がとれていないお客様へ送信させていただいております。■本メールと入れ違いで当選手続きが完了されている場合はご容赦ください。■このメールは配信専用アドレスです■配信停止は下記へ空メール登録してください(配信停止には若干お時間をいただく場合がございます。ご了承ください)xxxxxxxxxxxxxx ←メールアドレス-------------ここまで-------------------母親に『元気ですメール送れ』なんて偉そうなこと言ってる割には全然携帯チェックしてない自分が悪いんですが、本当になんか当たってるならギリギリセーフでもらえるもんはもらいたい。一応大将に聞いてみました。そしたら一喝されてしまいましたよ。『迷惑メールに決まってるじゃん。そんなURLアクセスしたら迷惑メールが山のように送られてくるよ。』機械的に文字組み合わせて大量に発信してるに決まってますから、返信したりするとそのアドレスは存在するってことになって、怪し気なDM送りつけるのに利用される可能性が高いんですね。もちろん配信停止のメールだって送っちゃいけません。言われてみれば確かにリンク先URLも見るからに怪し気。やっぱ、このシロ玉夫婦になんか当たるわけないですもんね。そういえば同じドメインからもう一つ怪しいメールが来てましたよ。-------------ここから------------------件名: LINEなんてもう古い!これからはMEETSで!ご近所さんとつながろう!MEETSを知っていますか?MEETSは会員数1000万人突破iPhone、Andoroid対応↓内容はこちらからチェックxxxxxxxxxxxxxx ←怪し気なリンク先スマホはもちろんPC版や携帯版もあるから会員数がどんどん増えちゃう端末情報から自動的に同じ地域のメンバーを検索するからご近所さんと繋がれる!写真、絵文字、スタンプ等会話を盛り上げる機能満載LINEなんてもう古い!MEETSで新しいコミュニケーションライフを満喫してみて!↓内容はこちらからチェックxxxxxxxxxxxxxx ←怪し気なリンク先▼メール通知設定の変更はこちら xxxxxxxxxxxxxx ←怪し気なリンク先====================≪配信停止≫こちらのアドレスは送信専用となります。配信停止は下記のアドレスまで空メールしてください。xxxxxxxxxxxxxx ←怪し気なメールアドレス(解除まで多少お時間が掛かる場合がございます。ご了承ください)━━━━━━━━━━-------------ここまで-------------------皆さんもご注意くださいね。
2013/03/29
コメント(0)
今からちょうど500年ほど前に生きた剣豪のお話。こんな凄い人が地元にいたなんて知らなかったんですが、茨城県鹿嶋市の生まれで鹿島神宮ゆかりの剣士だそうです。17歳で武者修行の旅に出て、多くの真剣勝負や合戦に臨んで生涯一度も負傷しなかったという伝説的な剣豪。神様に守られてたんでしょうかね。それだけ強かったってことでしょうね。 鹿島アントラーズの本拠地で、ダンスの試合でも何度かスタジアムに隣接する体育館には行ったことあるんですが、鹿島神宮って遠目で見たことしかないんです。私が生まれ育った東京下町に鹿島神社というのがあって、七五三の時お祓いしてもらったり、毎年祭りにも出かけて子供のころは山車引いたりもしてましたが、その総本社が鹿島神宮。なんか遠いけどご縁を感じました。鹿島神宮の由緒正しき刀を携えての武者修行ですから誰と戦っても負ける気はしなかったんですが、30歳で鹿島に戻り千日間籠って編み出した秘伝『一つの太刀』これがまた凄い。どうも相手の心と一体になるという妙技らしいです。それによって相手の討ち筋が見えて、どんなに強い相手でも対処できると言った感じでしょうか。 比較的最近、7回に渡るNHK連続ドラマでやっていたんですが面白かったです。塚原卜伝の役を堺雅人が実に爽やかに演じてました。気高く心優しい美男で、しかもめっぽう強い。思いを寄せる婦女には目もくれず剣の道一筋。これがいいですよ。そういえば堺雅人は4月に菅野美穂と結婚するそうですね。『塚原卜伝(つかはらぼくでん)が結婚するんだって。』うちではこんな風に話題に登りました。
2013/03/28
コメント(0)
視聴者アンケートの集計結果から洋楽ベスト50を決めようという特別番組を見ました。NHK洋楽倶楽部というBS放送のスペシャル企画で、夜中に放送されてたんです。昨日のブログ書きつつ、時々サッカー日本代表のヨルダン戦見つつ楽しんでたんですが、ベスト50というのには『この50年で』という意味合いも含まれてたみたい。紹介されてた曲も60年代以降でしたね。1 クィーン (ボヘミアン・ラプソディ 1975他)2 マイケル・ジャクソン (ビリージーン 1983他)3 ビートルズ (ペーパーバックライター 1966他)4 レッドツェッペリン (ロックンロール1971 )5 カーペンターズ (シング 1973)6 サイモンとガーファンクル (サウンド・オブ・サイレンス1966他)7 ビリージョエル (ピアノマン 1973他)8 エリック・クラプトン (レイラ 1972)9 イーグルス (ホテルカリフォルニア 1976)10 ローリング・ストーンズ (サティスファクション 1965他)なんとなくこのアンケートに答えた人たちの年齢層が伺えますよね。ちょっと上目な気がします。【10%OFF】送料無料!!新品未開封【DVD】ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・アバアバ [UIBO-1097]価格:2,970円(税込、送料込)11位から20位は以下の通り。11 スティービー・ワンダー 12 アバ13 ボンジョビ 14 エアロスミス15 オアシス16 アースウィンドアンドファイア17 ポリス18 デビッドボウイ19 ディープパープル20 ジャーニースティービー・ワンダーはもっと上かと思ってました。21位から30位は以下の通り。21 レディーガガ22 ヴァンヘイレン23 ピンクフロイド24 TOTO25 ホール・オーツ26 シンディ・ローパー27 U228 イエス29 シカゴ30 キッスプログレも入ってて嬉しい。31位から40位は以下の通り。31 マドンナ32 ニルバーナ33 ザ・フー34 ジェフ・ベック35 キング・クリムゾン36 ホイットニー・ヒューストン37 ガンズ・アンド・ローゼズ38 レッドホットチリペッパーズ39 ビーチボーイズ40 プリンス新旧混合ですね。41位から50位は以下の通り。41 ビージーズ42 デュランデュラン43 ボブ・ディラン44 コールドプレイ45 ELP46 エルトン・ジョン47 ワム!48 AC/DC49 ビヨンセ50 ドゥービーブラザーズ我が愛するエルビスは50位以内に登場しませんでした。RUSHは出て来ないだろうと思ってたけどやっぱり寂しい。コールドプレイやビヨンセがこんなに下の方なのも意外。みなさんのごひいきミュージシャンはいますか?インタビューなど詳細はこちらのサイトから。日本人の愛する洋楽アーチスト50
2013/03/27
コメント(4)
2014年4月に消費税が8%、15年10月に10%に引き上げられることになって、いまちょっとした住宅購入ラッシュになっているそうです。例えば4000万円の家を買うとすると、今なら来年の4月以降に買うより120万円、再来年の10月以降に買うより200万円安く買える訳ですからね。これは大きいですよ。更に今、日銀が物価上昇率2%の目標を掲げた事でローンを抱えている方は金利を変動にするか固定にするか悩みどころです。うちは変動でローン組んでるんですけど、固定に変えた方がいいのかななんて心が揺れだいている今日この頃。一応銀行に相談して固定にした場合どんな風に変化するのか計算してもらいました。今朝テレビで言ってたんですけど、変動から固定に切り替えると同じ銀行なら手数料は5000円程度。でも金利は1%以上は上がるみたいなんですよね。他の銀行に借り換えた場合、手数料は50万円ほどかかりますが、金利は優遇されて0.5%くらいの可能性もあるようです。いくらローンが残っているか、どのくらいの期間で返せるかによってどっちが得かは変わって来ます。更に悩みどころなのは、固定金利の方が変動金利よりも先に引き上げられるそうで、変動金利が上がって来たからそろそろ固定に切り替えようかなと思った時にはすでに固定金利は上がってるとのこと。果たして金利はどう変わって行くんでしょう。私はお金の事にはさっぱり疎いのでよく分からないんですが、大将が言うには金融緩和で日本は金余りだから金利は上昇しにくいらしいです。現状では変動の方が絶対有利なんでこのまま行ってくれるのが一番なんですが、切り替えるにしてもどのタイミングでするのが一番いいのかよくわかりませんね。ひょっとすると借り換える方が利口なのか。比較サイトがこちらにありました。住宅ローン金利比較
2013/03/26
コメント(4)
NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で紹介される方々にはいつも感動させられます。今回はプロサッカーの世界で活躍される本田選手の記録でした。2011年8月に膝の怪我で長期のリハビリ生活を強いられることになった本田選手。彼の子供の頃の夢は『世界一のサッカー選手になる』ことでした。リーグ戦にも参戦出来ずにバルセロナでリハビリに取り組む中、それを逆手に取って肉体改造に挑戦することにします。『怪我はチャンスだ。』なかなかこういいきれる人はいないですよね。選手生命は短い上に、資本となる身体が傷物になってしまったんですから。日本に帰国してサッカー教室のイベントで子供に質問されます。『サッカーで上手く行かない事があったらどうしますか?』これに対して本田選手はこんなこと言ってました。『サッカーは基本上手く行かない事の方が多いです。』これって、ダンス競技でも一緒ですね。例えば昨日私達が参加した試合、257組(514人)が一緒に戦って、A級昇級への半券を手にしたのはたった3組(6人)でそれ以外の254組は上手く行かなかったってことですからそっちの方が圧倒的に多いんです。本田選手は更に続けてこんな風におっしゃってました。『でも上手く行った時の事を思い出して、また次に向って準備します。』今まで一度も勝った事がない人はB級戦には出られないはずですから、必ず勝った事が過去にあったはず。そのときどんな風に自分が試合に臨んだか、どれだけ練習して備えたかそれを思い出せってことでしょう。『情熱は足りているか?』上手く行かなかった時は、人のせいや状況のせいにするのではなく、自分自身がもっとやれたのではないかと自分に問うとおっしゃってましたね。これ聞いて昨日の自分てダメダメだって深く反省しましたよ。リハビリ期間中、本田選手は関西大学で若い学生たちに向って講演会をしていました。『どんな局面にぶち当たっても、それをポジティブに考える習慣を身につけて欲しい。』そして、強さの定義とはという質問に対してこんな風に答えています。『自分と向き合って、自分に打ち克てるかどうかが強さだと思う。』カッコいいですよね。ロシアリーグに復帰してしばらくはチームがネガティブなスパイラルにハマって成績も低迷していました。みんな自分だけは何とか活躍してもっとメジャーなチームに移籍したいと思っているので個人プレーに走って得点に結びつかなかったんです。司令塔としてまかされていた本田選手はまず自分が『チームに貢献する』ことに徹し、味方にパスを回します。そしてチームは6連勝。一気に優勝候補に踊りでました。『自分が幸せになる時って自分が喜ぶ時じゃなくて、人を喜ばせることができた時だなって感じたんです。』ホントその通りだと思います。本田選手ってインタビューとか見て、なんか生意気な感じだと思ってたんです。でもこの番組見て見方変わりました。世界でも名の知れた才能ある選手だと思いますが、決して楽な道のりではなかったんです。子供の頃からもの凄く努力してるんですね。自分は凡人だ、でも夢を諦めたくない。『自らを信じる。』どのくらい強く自分を信じられるかが、人間の強さを決めるんでしょうね。公式サイトはこちらです。プロフェッショナル 本田圭佑
2013/03/25
コメント(2)
昨日までの暖かさが嘘のような寒い一日でした。今日は今年初めてのJBDF関東甲信越スタンダード競技です。朝、マンションの前で大将が車をとって来るのを待っていると、背後の自動ドアが開いて、『バッシャーン!』という水風船が割れたような音とともに、子供が大声で泣き出しました。びっくりして振り向くと、お母さんに連れられた3歳くらいの男の子が思いっきり転んで手に持っていたジュースをぶちまけたところでした。お母さんの方は慌てて、子供にちょっとここにいなさいと命じるとまたマンションの中に戻ってしまいます。エントランスにとりのこされたビー泣きの子供と私。そこへ同じように車をとりに行っていたと思われるお父さんが登場。どうしたんだと訪ねても子供はビー泣きするばかり。私の方をチラチラ見ながら子供を抱きかかえると、お母さんが来るもの待たずにさっさと車で逃げるように行ってしまいました。あとから新しいジュースを持って現れたお母さんはキョロキョロ。そして大将も車で登場。車に乗り込みこんなことがあったんだよと大将に話すと『子供が魔女みたいな黒装束のおばさんにいじめられたと思ったんじゃないの?』確かに私は競技メイクで魔女みたいだし、寒いから黒のロングコート着ててますますそれっぽかったかも。子供も怖かったでしょうね。転んでイタいわ、ジュースはこぼすわ、お母さんは消えて魔女と二人。悪い夢見ないといいね。さて、試合は関東甲信越競技ダンス春期栃木大会。場所は小山市県南体育館でした。深谷の高速飛ばして2時間に比べるとずっと近くて、一般道で1時間半の距離でしす。午前中のラテンが終わる頃に到着し、埼玉のはまちゃんたちのオナーダンスを見る事が出来ました。すぐに私達の試合です。あわよくば初戦で最終予選を突破しスタンダードB級維持を決めてしまいたいところ。出場組み数257組。A・B2つのフロアに分かれて11ヒートで第1次予選が始まりました。種目はワルツとスローフォックストロット。酸欠になるほどの大混雑でしたよ。イモ洗うみたいっていうのはこういうのでしょうね。ここで100組ほどが脱落。私達は2次予選に進みました。スローアウェイオーバースウェイで私が足伸ばしたところで、どこかの男性がつまづいて危うく転けそうになります。終わってから謝りに行くと、逆にその男性に平謝りされ、お互い怪我なくてよかったですよ。さらに2次予選で半分ほどが脱落し、80組程度が3次予選に進みます。ここで勝ち残ればB級維持。だったんですが、残念ながら1点足りずに敗退してしまいました。練習もたいしてしてないんですから実力的にはこの辺が妥当だと思います。レッスンも正月以来行ってないし(そのとき習ったのはタンゴだった)。『ま、次またがんばろっか。』大将が言うには、予定より3時間も早く会場を後にすることになりました。このまま花見で1杯行ってしまおうかといつものビアレストランに電話したんですが、混んでてダメで、結局近所のスーパーでビール買ってきて家で飲むことにします。『なんか今日、全然疲れてない。』と大口叩いていた大将は、まだ8時だというのにもうグーグー寝てしまいました。やっぱり疲れたみたい。
2013/03/24
コメント(0)
日本ではあまりなじみのない自転車ロードレースの話しです。クィーンの曲で自転車レースを歌ったものがありますが、ヨーロッパではサッカーに継ぐ人気スポーツなんだそうですね。ダンスやテニスと同じように、この競技にもプロの世界三大大会と言われるものがあって、そのうちの一つ、スペインで開催されるブエルタ・ア・エスパーニャが映画の舞台になっています。主人公ペペ・ベネンヘリは、地元アンダルシア出身のプロ・ロードレーサー。子供のころ兄アンヘルと自転車を奪い合って、兄の方がアマ競技で活躍しプロになるのではと期待されていましたが、兵役に行っている間に弟に先を越されます。しかしペペが兵役に行っている間に今度は恋人だったカルメンを奪われ、折しも今日が二人の結婚式でした。9月のアンダルシアは乾き、そしてうだるような暑さです。強烈な砂埃に吹かれ、太陽が容赦なく照りつける午後、ペペは兄とカルメンの結婚式を終えた地元住民の応援に送られて駆け抜けて行きます。自転車のルールはよく分からないんですが、チーム戦で何日にも渡る遠距離レースのようです。それがいくつかのステージに分かれていて、それぞれのステージでの勝敗が競われます。各チームにはエースがいて、その一人を最終的に勝たせるためにチーム一丸となって作戦を遂行するといったレース展開。監督の指令でレース中盤にペペは、団子状態からペースをあげて一気に抜け出すアタックを仕掛けます。チームのエースであるギルモアを含む数名で先頭集団を作り、振り切って逃げ勝ちする作戦のようです。しかしレース中に、スポンサーの社長が乗った車の無線が選手に丸聞こえになっていて、ペペを首にするなんて話しが飛び出して来ます。彼はベルギーのビール会社がスポンサーとなっているロードレースチームに所属するアシスト選手でした。ペペの心境は複雑。ところが後続集団にアクシデントが発生。ギルモアがリタイアしてしまうんです。監督は作戦を変更してペペに『そのまま逃げ切って勝ちに行け』との指示を飛ばします。オーバーペースで既にこれ以上のアタックは考えられないペペでしたが、ここが男の見せ所。後続集団の激しい追撃に飲み込まれながらも必死に食らいついて行きます。各選手必死の形相のゴールスプリント。はたして勝利は誰の手に…。『茄子 アンダルシアの夏』は、黒田硫黄の漫画を原作とした日本のアニメ映画で、2003年に公開されました。ずっとジブリ映画と勘違いしていたんですがマッドハウスだそうです。監督の高坂希太郎は『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』で作画監督を務めていた方だったんですね。茄子の漬け物はこの季節アンダルシア地方の名物だといって結婚式で皆これをつまみにワイン飲んでましたけど、こんな乾いた土地にも茄子がなるんでしょうかね。小振りで金色で美味しそうでした。エンデイングで流れた音楽が、正月番組で見た小林旭の自動車の名前をダジャレでつなげる歌にそっくりで、でも歌声は忌野清志郎さんだし、歌詞も車の名前じゃないみたいだしと思っていたら、『自転車ショー歌』という替え歌だそうです。知る人ぞ知る自転車メーカーの名前をダジャレで並べてるんでしょうね。私には自転車の名前も、ダジャレすらほとんど分かりませんでしたが。上映時間47分とかなり短かめでしたが、とっても面白かったです。自転車レースにも興味が湧きました。公式サイトはこちらです。茄子 アンダルシアの夏
2013/03/23
コメント(2)
スローフォックストロットとして練習場でかかりました。聞いた事はあるロッド・スチュワートの曲。サビなんか歌えたりもする。You're in my heartYou're in my soulYou'll be my breath should I grow oldYou are my loverYou're my best friendYou're in my soulでも歌詞をちゃんと聞いた事はありませんでした。勝手に解釈した私のイメージなんですが、高校卒業を迎えた男子生徒があこがれの女性教師に捧げたラブソングかなという気がしたんです。なんか今の季節にぴったりだなあって。オランダ訛りのある胸の大きな女性はボクのものの見方を変えようとした-------あなたへの愛は計り知れないそして尊敬の念は膨大年を感じさせない時間を超越した存在でレースのように繊細あなたは美しくそして優雅だ----------あなたはすべての男子生徒のあこがれセルテイックやユナイテッドのようでも僕は決めた僕が今まで見た中で最高のチームはあなただセルティックといえば中村俊輔が以前所属してたスコットランドのサッカー・チームです。ロッドのサッカー好きは有名ですよね。当然ユナイテッドといえばマンチェスター・ユナイテッド。香川真司が所属しているFCです。そういえば去年、ロッド・スチュワートがセルティックFCの勝利に泣いてる姿をテレビで見ました。(ご興味ある方、こちら)そのセルティックよりも上だと言っている『あなた』とはどんな人だったんでしょうね。とてもロマンチックな歌です。踊らないで思わず聞いてしまいました。こちらからどうぞ。Rod Stewart - You're in my heart
2013/03/22
コメント(0)
ミュージカルを映画化した作品が大ヒット上映中ですが、今日ご紹介するのは2007年に放映されていた世界名作劇場シリーズのテレビアニメです。原作は、皆さんご存知ヴィクトル・ユーゴー。子供のころ『ああ無情』っていう児童文学書を読んだ方も多いと思います。私も家にありました。だいたい子供向けの本はディズニー版と同様、ドロドロした部分や痛ましい部分はカットされたり脚色されたりしますね。それで大きくなって原作を読む機会があると、あまりの違いにあっけにとられます。白雪姫もそうでした。そしてこのレ・ミゼラブルも。『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』、タイトル通りそれはそれは悲惨な物語りです。畳み掛けるように不幸が襲来するんですね。このアニメ版はジャン・バルジャンが主役ではなく、不幸な女ファンティーヌも脇役で、ファンティーヌの子供のコゼットが子供時代どんなにミゼラブルだったかが比較的長めに描かれていました。全52話。舞台は19世紀前半のフランス。ファンティーヌはコゼットとパリ郊外のモンフェルメイユにやって来ます。お父さんは死んだことになってましたが、本当はどうでしたっけ?ファンティーヌは娘と一緒では働けないので、この村でワーテルロー亭という宿屋を営んでいるテナルディエに金を払ってコゼットを預け、必ず迎えにくると言い残してモントルイユ・シュル・メールに旅立ちます。テナルディエ夫妻は性悪でした。子供のコゼットをこき使い、食事もろくに与えず、ファンティーヌには月々の仕送り以外にも何かとこじつけて金をせびります。テナルディエの娘・エポニーヌとアゼルマもコゼットをいじめるんですよ。それが延々と続いてもう見るのやめようかとさえ思いました。でも味方もいたんです。息子のガヴローシュと愛犬シュシュ、それに字を教えてくれる教会の神父さん。なんか赤毛のアンの子供時代に通じるものがありました。子供向けアニメなのでファンティーヌの境遇はあっさり描かれていて、娼婦にはなりませんし、歯も抜きません。髪を売り路上生活者になり果て、病気になったところでマドレーヌ市長(ジャン・バルジャン)に救われます。時既に遅くそのまま亡くなってしまいますが、娘のコゼットのことは託すんです。一番ミゼラブルなのは本当はジャン・ヴァルジャンですが、それも最終話で身の上話として語られるだけでしたね。一切れのパンを盗んだ罪で捕まり脱獄を繰り返したことで19年間も牢獄にいた徒刑囚。先日ご紹介した昭和の脱獄王と同じように、強い精神力と並外れた身体能力を持っていました。しかし刑期を終えて出獄した彼に世間は冷たかったんです。もう何も信じられなくなっていたジャンを救ったのはミリエル司教でした。元囚人としてではなく、一人の人間として暖かい食事やベッドを与えてくれた上、夜中に彼が盗んで逃げた銀の食器類も自分が与えた物だとして彼を正しい道へ導くんですね。しかしジャヴェール刑事は悪は悪のままで変われないと信じていて、どこまでも彼を追いつめて行きます。コゼットをテナルディエの家から救い出したジャン・バルジャンをパリまで追いかけて来るんです。10年くらい前にジェラール・ドパルデュー主演の『レ・ミゼラブル』を見たんですが、この映画ではジャヴェール刑事はセーヌ川に飛び込んで自殺するんです。原作も確かそうですよね。そんな話しが少年少女アニメに出て来るはずもありません。生活に喘ぐパリの人々を救おうと大学生が立ち上がる6月暴動が起こります。コゼットの彼氏以外は全滅でしたが、それも比較的さらっと描かれてました。ジャベールは暴動時にジャン・バルジャンに命を救われて彼を追うのをやめるんです。そればかりか『人は変われる』と悟り、ますます職務熱心になるんですよ。個人的にはこっちの展開の方が好きです。子供時代にコゼットをいじめたテナルディエ家は没落し、夜逃げ同然でパリに暮らしていました。ジャン・バルジャンを金づると見て悪い仲間と脅しをかけますが、19年も臭い飯を食べて来た彼の方が一枚上手でしたね。娘のエポニーヌはコゼットの彼氏に片思いで、暴動のとき彼をかばって命を落とします。とても長いよく出来たお話なのでエピソードも満載でアニメ版とはいえ見応えがありました。今までにもいろんな切り口で映画化されたりドラマ化されたりしています。ミュージカルがロングランなのも分かる気がしますね。皆さんは上映中のミュージカル映画、ご覧になりましたか?
2013/03/21
コメント(2)
桜が咲きましたね。今日は埼玉で試合でした。JBDF関東甲信越シニア・Gシニア競技ダンスの2013年春期埼玉県大会です。スワロフスキー全17色から選べるカラーオーダーのネックレスパーティーや社交ダンスにも素敵☆...去年この競技団体のシニア戦に1度も出なかったら、スタンダードがC級に降級してしまいました。ラテンは日本インターのシニア戦に出場したのでなんとかA級維持したようです。今年は早めに手を打っておこうと、朝7時に家を出て高速飛ばして約2時間、会場の深谷ビッグタートルに到着。☆パーティーや社交ダンスに☆カラーオーダーが出来るイヤリングイヤリング E006 カラーオーダ...ふっかちゃんという深谷市のゆるキャラがいましたよ。頭に角のような深谷ネギを差した、緑のチョッパーみたい。シニアラテンA級戦は22組参加。A級戦なのに2種目なんです。チャチャとパソ。そういえば日本インターでもシニアは2種目でしたね。今日は銀河ドレスで出場しました。完全優勝狙ってたんですが思いのほかスコアが伸びず、残念ながら準優勝でした。でもこれでシニアラテンA級は維持決定です。気を取り直してスタンダード競技に臨みます。B級への昇級を狙ってC級戦とB級戦の二つにエントリしていました。これがとんでもなくへビーだったんです。C級のワルツ・クイックを踊り終えてすぐにB級のワルツ・スロー。予選のうちは良かったんですが、最終予選や準決・決勝と続けてだとかなり腿が加熱しましたよ。まあ通常のB級戦は4種目戦ですからそれを考えると普通なんですけどねC級戦が53組出場、B級戦が31組出場です。C級は予選3回・準決・決勝で3位の成績でした。B級戦は準決勝止まり。これでB級に昇級でしたので、まずは目標達成でした。今日はお彼岸だったせいか帰りの高速は大渋滞で、途中高坂でパン買って車の中で食べましたよ。先ほど帰宅。朝も早起きだったのでヘとヘとです。こちらゲットした銀メダルと銅メダル。
2013/03/20
コメント(8)
超人的な生命力と身体能力を持つ『昭和の脱獄王』。4回もの脱獄を繰り返した犯罪史上に残る実在の囚人・白鳥由栄をモデルにしたドラマを見ました。先日ご紹介した白洲次郎と生きている時代がかぶってるんですが、この対極的な人生は何なんでしょうね。名前も『白』がついて似ているのに、本当に天と地ほどの違いです。貧しさ故の強盗、犯すつもりのなかった殺人。昭和8年の青森、全てはここから始まります。青森刑務所の扱いはひどいものでした。佐久間清太郎(緒形拳)は看守たちに腹を立て、脱獄を決意します。看守の鈴江(津川雅彦)が真夜中の交代時間、必ずトイレに行く習性を観察し、その隙に用意しておいた針金の合鍵であっさり逃げてしまいました。しかし家族の様子を見に家に帰るに違いないと先回りしていた警察に再び捕らえられます。そしてもっと警戒厳重な秋田刑務所へ。ここでの脱獄はまるでスパイダーマンみたいでしたね。壁のわずかな継ぎ目に手足を突っ張り、天窓から。この時代はまだ走って逃げるしか手がなかったんでしょうね。車もないし電車も走ってないし、服だって通りすがりの農家から拝借です。次に捕まって送られた網走刑務所はまさに地獄でした。極寒の独房で鍵のない特製の手錠と足枷を嵌められさらに鎖でしばられて放置。いくら犯罪者とはいえ、人間としての扱いじゃないです。そんな絶望的な境遇にあっても、佐久間の自由に向けた執念は萎えることはありませんでした。みそ汁を少しずつ鉄格子にかけて腐食させ、肉に食い込んだ手錠を床に打ち付けることで少しずつ緩めて行きます。普通の人ならこの辺で死ぬんじゃないかと思うんですけど、彼は難攻不落の網走刑務所から脱獄に成功するんです。そうこうしているうちに太平洋戦争が終わります。彼は戦争とは全く無縁でした。食べ物の乏しい次期、畑に泥棒に入ってまた捕まるんですが、さらにもう一度脱獄して、唯一人間らしい扱いをしてくれた鈴江の自宅を訪ねるんですね。『きちんと勤め上げて模範囚になれ。』鈴江に諭されて、それから13年間、府中刑務所で真面目に過ごしました。人は生まれながらに平等といいますけど、それは違いますよね。持って生まれる資質も違うし、生まれた境遇によってその資質を活かす方法も変わって来ます。彼がもっと豊かで盗みに入る必要がなかったら、戦争に行って別の大変な思いをしていたかもしれません。もし平和な時代に生まれていたら、オリンピック選手になっていたかも。社交ダンスやってたらきっといい選手になってたと思いますよ。原作は吉村昭の小説で、1985年に読売文学賞および芸術選奨文部大臣賞を受賞しています。このドラマも昭和60年度の文化庁芸術作品賞を受賞した作品です。緒形拳の鬼気迫る演技がすばらしい。重い内容ですが、お勧めです。
2013/03/19
コメント(2)
2013年4月1日以降、WDSFの試合に参戦したい場合、受付でIDカードの提示が必要になります。世界選手権の日程が決まるのを今か今かと待ちわびて毎日のようにWDSFのサイトを覗いている大将が年末に見つけて、早速申請しました。足になじむ本革オールレザー(全皮)ヒップホップにも◎足首固定でターンしやすい♪★特価中★...ただネットを通じて申請しただけではIDカードはもらえなくて、そのダウンロードした申請書をプリントアウトし、サインと日付を記入したものに4.5cm×3.5cm写真2枚とパスポートのコピーを添えて集計担当(私達はJDSF Aリーグ事務局)に送る必要があります。【基本丈サイズ】【10年連続人気NO.1】お腹すっきり感動パンツ楽チン&キレイ♪衣装 ストレッチ...去年これを発見した段階でJDSFの国際本部(選手派遣部)にメールで問い合わせしたんですが返事がなく、つい最近JDSFサイトにお知らせを発見しました。(こちら)これって、うちもそうでしたけど絶対気がつかない選手多いと思います。WDSFでは当初昨年末が締め切りだったんですが、各国事務局の反応が悪いせいか3ヶ月延長して3月末にしたんです。これから世界戦に出場を希望される方は大急ぎで申請する必要があると思います。うちも今日東京に郵送しました。今日の段階でカウントダウンはあと12日となっています。詳しい情報はWDSF ID-Card 申請手順のリンクからお急ぎご覧下さい。
2013/03/18
コメント(6)
たいへん爽やかな青春ドラマを見てしまいました。書道と柔道、この二つの奥深い道を歩む高校生の物語りです。あんまり爽やかすぎて薄味なので、もっとドロドロした展開はないのかと期待してしまいましたが、青春はこんなレモンスカッシュみたいな方がいいですよね。原作は河合克敏先生のマンガで、現在もビッグコミックスピリッツに連載中だそうですが、今日ご紹介するのは2010年にテレビドラマ化されたお話です。ドラマを完結させるために最後の方はNHKテレビオリジナルのストーリー展開になってるようで、これがさらに爽やか度を増してる理由かもしれません。それにしてもよくこんなそっくりなキャラの俳優さんを見つけて来たなと思うほど、原作そっくりな登場人物です。望月結希(朝倉あき)は神奈川県の七里ケ浜に隣接した鈴里高校1年生。最初に登場した時、『ちゅらさん』の国仲涼子と似た人だなあと思いました。柔道の腕前はピカイチで全日本で準優勝。インターハイでもチームの主将として鈴里高校を優勝に導きます。元気の塊みたいな女の子で、心も真っすぐ、やることも筋が通ってます。このまま柔道一直線かと思いきや、ちょっかいを出して来たバカ男子を投げ飛ばしたことで運命が変わって来るんですね。巻き添えをくった草食系男子の大江縁(池松壮亮)が右腕を骨折してしまいます。原作の方では彼が主人公らしいんですが、帰国子女の1年生。望月とはクラスメイトです。成り行きで書道部に入部したんですが、望月には入学式のときから好意を持っていました。『書道コンクールを控えた大切な時期に大江を骨折させた。』書道部先輩に上手く丸め込まれ、責任を感じた望月は柔道と並行して書道も始めることになります。彼女は字はからっきし下手でコンプレックスを持っていたんですが、次第に奥深さに触れ、パフォーマンスにも興味を示すようになりました。基本的にはこの二人の友情物語りに書道部先輩たちが絡んで、さらにライバル校も出現したりの青春ドラマなんですが、書道甲子園やパフォーマンスの出来映えなんかも見所になっています。指導者として書家の三浦 清風(高橋英樹)が時代劇風のノリで登場。実は大江の父親も祖母も、望月の母親も書道経験者という周り中墨だらけの人脈でしかも大江の父親と望月の母親は高校時代つきあってたなんて話しも飛び出す始末。最後は望月の転校であっさりと終わりました。柔道部員たちの熱い見送りもなし。七里ケ浜からバスで四国に向かう望月に『じゃあね。バイバイ。』と言われる草食男子、大江。爽やかすぎて後味悪いぞ。いいのかそんなんで!バスに向かって走れ!なんか叫べ!ま、でも、一つ勉強になったことがあります。書道と習字は違うとドラマの中で言ってましたが、紹介された作品はどれも高校生とは思えないほどの素晴らしいものばかりで、自分のやっていたのは習字だったんだなと初めて認識しました。
2013/03/17
コメント(4)
<グッセフ繋がり>WDSFワールド・オープンのラテンで3位に入ったグッゼフのお話。大将はこの選手のファンで、よくYouTubeで踊りを見ては練習で真似するんです。私から言わせると似てるのは顔の表情ぐらいなんですけどね。試合中もでっかい声で『グッセフー!』なんて連呼してましたけど、決勝フロアにグッセフは2人いたんですよ。佐藤さんが二人いるようなもんでしょうね。ロシア人の応援団は名前の方で『アンドレー』って呼んでました。それがね、まるで歌舞伎役者呼んでるみたいなんです。『なりたやっ!』みたいな。あっちこっちからそういった声援が飛んでて、まあグッセフは人気者なんだなと思ってました。是非グッセフに直接『ぼくはあなたのファンです』と言いたい大将。私も何となく成り行きで一緒にロビーをふらふらしてたんです。するとグッセフを囲んで一緒に写真撮ってもらったりしている3人組がいました。その中の一人が、何か見覚えあるような...。『あれっ! アスカちゃん?』凄い久しぶりです。親父ギャグ先生の教室にお世話になって間もない頃、高校の制服を着て習いに来ていた女の子。やがてスタッフになりプロデビューして、いまは独立してスタジオを運営しているんですね。カップル解消後,新しいリーダーさんには初めてお会いしたんですが、グッセフのファンだということでした。一緒にいたロシア人女性は日本語が上手でやはりプロ・ダンサーのようです。私達の決勝フロアを応援してくれました。会場を出たのも同じタイミングだったので品川駅まで一緒に帰ってきてそこで分かれました。今年ドイツにダンス留学すると言ってましたね。もう10年くらい彼女の踊りを見ていない気がしますが、きっと素晴らしく上達したんだろうなあ。ますますの活躍を期待したいと思います。アスカちゃんにも、グッセフにも。
2013/03/16
コメント(2)
<あした改正>人が集まってると、何かあったのかと思ってつい寄って行きたくなりませんか?試合の日の朝、京浜東北線で東京駅に停まったとき、隣のホームに何やら人だかりが出来てたんです。鉄男君、鉄子さんたちがカメラかまえて撮りまくっていた電車。伊東行きの電車でした。『また引退電車かな。』自分もカメラ構えたい気持ちがムクっと起きましたけど、試合に遅れたら早起きの意味ないですからね。(鉄子じゃないし)今回の人だかりは、2013年3月16日のダイヤ改正で廃止になる185系の普通列車、東京発伊東行きを惜しむファンたちだったようです。東京駅7:24発伊東行を熱海行とし、使用車輌を185系12輌からE231系10輌に変更とのこと。伊豆急50周年のところでも書きましたが、図らずもよく記念電車に遭遇するんです。一番最近では松山城のロープウェイですね。『あした引退です。』マドンナさんがおっしゃってました。伊東行きのこの電車も明日からダイヤ改正ですから、今日がラストランだったんでしょうね。最後の勇姿を見に、また今朝もファンが集まってたかな。
2013/03/15
コメント(0)
<プレゼント>この大会のスポンサーになっているロヂャースは、日本で一番最初のディスカウントストアなんだそうです。割と最近まで有名なダンサーの名前かと思ってたんですよ。ノーベル賞みたいに。あまり馴染みがなかったんですが、西東京に本社をもち埼玉県を中心に店舗を展開されているようです。決勝入賞者にはロヂャースからプレゼントがありました。1位から3位までがでっかい包み、4位から6位が小さい包み。1日目には大きい包みを頂いて、これが結構重いんですね。何が入ってるのかと思ったらオーブントースターでした。人によっては持て余すかもしれませんが、うちはありがたかったです。大将が学生の頃から使ってるトースター、もう30年くらい経っていてそろそろ買い替えようかなと思ってた矢先だったんです。帰りにエレベータであった外人選手に何が入ってるんだと聞かれてトースターだというと『Cool!』とか言ってました。クールっていうよりホットですね。トースターだけに。家までずっと持って帰った大将は、その存在感があまりにインパクト強くて、翌日片手が空いていることが不自然で『なにか忘れてる気が常にする』と言ってました。二日目は小さい包みを頂いて、こちらは水筒でした。冷たい飲み物専用なのでこっちはホントの『Cool』ですわね。ちょっとビックリだったのは準優勝だったドイツのゲオルグたちもでっかい箱もらって行ったんです。『これなに?』っていうのでオーブントースターだよって教えてあげたら『ワンダフル』みたいなこと言ってましたけど、このでっかいトースターをドイツまで持って帰るのって荷物になりそう。説明書きも保証書も日本語だし、それにヨーロッパはコンセントの形状も電圧も違うから、このままじゃ使えないんですよ。下手すると変換機の方が高くつくんじゃないだろうかと思ってしまいました。レビュー記入で粗品進呈♪ 日本の電気製品を世界中で使うための全世界対応変圧器 *旅行用品/...価格:4,536円(税込、送料別)外人選手には電化製品じゃない方が喜ばれるかもしれませんね。この他にスポンサーになっていたブルボンさんからはペットボトルの水を頂きました。毎日新聞さんからは新聞。どうもありがとうございました。
2013/03/14
コメント(0)
<パンツ見せて下さい>試合でのエピソードを少々。大将は普段からウォームアップに1時間以上かかるので、朝一からの試合はそれすら十分に出来ないせいか不機嫌です。先週の試合でもそうでしたが、ラウンド終わるごとにぶつぶつ文句言って来るんですよ。重いとかノロいとか。みなさんのリーダーさんやパートナーさんはそんなこと言わないでしょ?確かに私は重くてノロいかもしれませんがそれはいつものことで、こっちだって一生懸命やってるのに全部人のせいにされるとカチンとくるじゃないですか。そんな感じで予選終わった後も準決勝踊った後もずっと二人の仲は最悪で、『もうあんたとは今日を最後に踊らん!』くらいの気持ちで決勝まで行ったんですよ。私はスコアを見に行ってないので知らなかったんですけど、1次はフルマークだったんです。それでも喧嘩。準決だって最高得点だったんですよ。それでも『2ポイント落とした』といって喧嘩。優勝したって喧嘩で、ほんと後味悪いったらないんです。以前ユッカ・ハパライネンが、こんなことをいってました。『試合でいい成績だった時は、もっとそれを喜べばよかった。』私も同感ですよ。でも人がどう評価しようと、自分が自分に対していい評価を出せない場合は単純に成績を喜べないというのはありますね。逆に成績が悪くても自己ベストの踊りが出来た時の方が嬉しいもんなんです。そういえばこの試合の決勝のジャイブがやけに長かったんです。1分半で丁度終わるような振り付けなのにそれが2周目に突入。とうとう音楽が終わるまで踊らされて、フロアから出るなりへたり込んでる人もいました。ファンサービスなんでしょうかね。ミドルシニアにはきつかった…。さて、二日目のWDSFシニア1でのエピソード。予選が終わったところでチェッカーの方(女性)が大会役員(男性)と共に私のところへ来られたんです。『パンツの色は肌色は禁止です。』よく知ってますよ。それでララアさんにパンツ貸したこともありますからね。『パンツ見せて下さい。』このとき私、ラベンダーダイヤモンドのドレスでした。これで去年スペインの世界選手権もドイツの大会もイタリアの大会も戦ったんです。もちろんパンツの色もドレスと同じラベンダー色。パンツというよりドレスと一体となったタイプです。お見せすると失礼しましたと言って戻って行かれましたが、なんで肌色に見えたんでしょうね。足が長過ぎてお尻に見えたか? なんてね。
2013/03/13
コメント(0)
<寝ぼけました>『やっぱりホテルに泊まれば良かったね。』あとで知り合いのドイツの選手ゲオルグたちに聞いた話しによると、オープン戦出場選手は宿泊費がタダになるそうです。外人選手だけかもしれませんが。2日目の朝は寝ボケまくりました。目覚ましが鳴って大将が起き出したとき、布団の中でまだモゴモゴしていた私。『どうしたのこんなに早起きして。出張だっけ?』月曜日だと思っちゃったんですよね。いつも試合は日曜日だから。朝6時、家を出てからもまだ寝ぼけていました。『ねえねえ。どこいくの?こっちだよ。』大将に呼び止められて我に返ります。仕事に行くのと間違えて駐車場に向って歩いてました。ゴロゴロ鞄引っ張ったまま。駅と駐車場は逆方向なんですよ。大丈夫なのか、自分...。でも、寝ぼけてるのは私だけじゃなかったんですね。会場に着くと長い列が出来ててその最後尾にメロンチョコさんたちがいらっしゃいました。『ドレス忘れちゃったんだよ。朝からパニクってて面白いよ。』リーダーさんは比較的のんき。でもリーダーさんが鮮やかなメロン色のコスチュームですから、パートナーが別の色って訳にはいかないしね。私は、くじゃくドレスが1日目メロンチョコさんたちとかぶってたので2日目はラベンダーダイヤモンド着ることにしたんです。こんなことならくじゃくも持って来てれば貸せたのに...。でも幸い3着持って来る予定のところの2着を忘れたという事で、1着は持っておられたんです。すごいですよね。メロン色ばっかり3着も持ってるってのもびっくりですけど、私はいつも出来るだけ荷物を少なくしようと1着しか持って行かないので、3着持って行くというイメージが全然なかったんです。でも大きな大会では皆さん決勝や準決勝でドレス替えてイメージチェンジされてます。特にワールドオープンに参加されてるようなハイレベルの選手はほとんど全員2着以上持って行かれるみたいですよ。私もいつか決勝でドレスチェンジしてみたいな。普通の試合でそれやると、『なんかあったのか?』って思われるのがオチでしょうかね。
2013/03/12
コメント(4)
<スタンダードに出るの?>JDSFの試合は通常午前中がラテン,午後がスタンダードで、受付時間もラテンが8時,スタンダードが10時とか級別に関係なく決まっています。しかし東京オープンや三笠宮杯のような大きな大会になると、タイムテーブルも複雑で一度に多くの選手やお客さんが押し掛けると受付も混乱するので、1週間ほど前に受付時間と背番号を知らせるハガキが来るんです。去年の全日本のときは、読み違えてあやうく受付時間に間に合わないと言った事態になりそうでしたが、今回もハガキ問題がありました。私達は1日目に全日本選手権ミドルシニア、2日目にWDSF シニア1に出場する予定だったので、2枚ハガキが来たんですね。両方ともラテン競技です。ところが1日目の方はラテンになってたんですけど、2日目はスタンダード競技の方に背番号が書いてあったんですよ。『スタンダードって、どんな競技があったけ?』年齢的に出られるカテゴリーが全日本ミドルシニア・スタンダードしかないです。スタンダードなんてこのハイレベルな大会に出られる器じゃないし、はっきり言って出たくないんですよね。知り合いの選手でミドルシニアラテンとシニア1スタンダードの両方に出られてた方がいらしたんですが、ラウンド終わるごとに早着替えで本当に大変そうでした。ちなみに全日本ミドルシニア選手権・スタンダードで優勝されたのは京都のグッチさんたちでした。グッチさんたちはWDSFシニア1スタンダードでも決勝入りされて、2日間に渡りちょうど私達と似たような成績でしたので、私はその場に居合わせなかったんですが大将と抱き合って喜んだと言ってました。京男同士の熱い(暑い?)友情でしょうかね。ハガキの話しに戻ると、そんなわけでかなりビビって事務局に問い合わせのFAXを送りました。初めてシニア1の世界戦が日本で開催されるのにそれに出られなかったらショックですしね。実は私達、海外遠征の度にシニア1(35歳以上)のカテゴリーにも挑戦していて、こっちの方でも世界ランキング100位以内に入ってるんです。オープン戦に数出てるせいで、一応現段階では日本人トップ。メインはシニア2(45歳以上)の方なんですけどね。翌日大将に連絡が入って、どうもちょっとした事務局側のミスでスタンダードとラテンを逆にプリントされたらしく問い合わせが殺到してるようなんです。事務局の担当者の方も冷や汗ものだったに違いありません。うちもビックリしましたけど、ハガキもらった皆さんもビックリされたでしょうね。『ラテンなんて踊れないよ。』って方もいらしたかも。スタンダードに出る人はラテン背番号が書かれてってことですもんね。まあでも大事にならなくてよかったですね。
2013/03/11
コメント(2)
京急梅屋敷駅に再び降り立ったのは朝8時頃でした。体育館の前は開場を待って選手たちの長い列が出来ています。家から会場まで電車で往復約4時間を2日連続というのはかなり疲れました。試合の朝は、髪セットしたり化粧したりで出かける2時間前に起きないといけないので、4時起きなんです。大会2日目(3月10日)に行われた競技は以下の通り。WDSF ワールドオープン・ラテン(年齢制限なし)WDSF ユーススタンダード(14−18歳)WDSF シニア1ラテン(35歳以上)WDSF ジュニア2ラテン(12-15歳)全日本選手権ミドルシニア スタンダード(45歳以上)U-23 オールジャパン・ダンススポーツ・ラテン(13-23歳)ジュニア1スタンダード(13歳以下)ワールドオープン・ラテンは88組参加。ロシア、韓国,ベトナム、ルクセンブルグ、オーストラリア,マレーシア、香港、タイ、台湾、ウクライナ、ポーランド、ドイツ,イスラエル、イタリア、アルバニア、カナダ,グルジア、モルドバ。圧倒的に多いのはロシア人です。レベルも高い。結果は以下の通りです。 1. Gabriele GOFFREDO/Anna MATUS(モルドバ) 2. Marius Andriy BALAN/Nina BEZZBOVA(ドイツ) 3. Andrey GUSEV/Elizabeta CHEREVICHNAYA(ロシア) 4. Vincenzo MARINIELLO/Sara CASINI(イタリア) 5. Sergey GUSEV/Anastasia USOLTSEVA(ルクセンブルグ) 6. Krystian RADZIEJOWSKI/Sylvia MACZEK(ポーランド)予選から全部見ましたが、日本の久保田組が準決勝まで勝ち残っていました。これだけハイレベルの戦いでここまで残るのは本当に大変です。健闘を称えたいと思います。1位から3位までは招待選手でした。3位に入ったグッセフが以前から大将のお気に入りで、私は4位に入ったイタリアの選手の踊りが面白くて好きでしたね。特にパートナーのサラが自由自在な感じで。私達はWDSFシニア1ラテンに参加しました。出場組み数は18組ですが、通常のグランプリレベルの戦いの上にドイツとフィリピンから二組ずつ参加されていて相当ハイレベルな戦いでした。ドイツ選手の一組はシニア1(35歳以上)で世界ランキング2位の選手、もう一組ゲオルグとズザンネはシニア2(45歳以上)で世界ランキング1位の選手です。去年の世界選手権やヴッパタールの試合でお会いしているので知り合いで、久しぶりの再会にホッペ・チュー合戦しましたよ。今年もヴッパタール(ドイツ)にいらっしゃいよとしきりに誘われました。でもねえ。世界選手権なら別ですが、そうでない場合はそんなに休みも取れないしお金もないし円安だし...。世界最古のモノレールはイカしてたんですけどね。審判はドイツ人と日本人が2人ずつ、それにベルギー、韓国、タイ,台湾から一人ずつの計8名。朝9時に1次予選が行われて、それから準決勝の14時40分まで待ち時間が長かったです。昨日の疲れもあり朝早かったせいもあり、すっかりダレて、隣の陣地のメロンチョコさんたちと売店で買って来た焼きそばや唐揚げ分け合ったりして、すっかりピクニック状態でした。東京は今年初めて25度を超える夏日。館内は快適でしたが、外の空気は煙霧と呼ばれる現象で黄色く霞んでいたようです。室内競技でよかった。そんなことしてて集中力が切れたのか、準決勝は間違えまくって二人の仲は踊ってる最中から相当険悪ムードに。踊り終わって口もききたくなかったので私はさっさと荷物を片付け始めます。大将はどこかに消えてしまいました。しばらくして近くに陣地を敷いていた遠距離鉄人(転勤で今は中距離鉄人になられたとのこと)が私に『おめでとう』と言われたので何の事かとポカンとしていると、なんと私達が決勝に残っているというのです。ビックリして掲示板を見に走りましたよ。そこに大将がいて、へらへらしながら『残っちゃったよ』と言います。そこから決勝までもまた待ち時間が長かったんです。決勝は夜の7時ごろで、全部終わったのは夜8時半頃でした。ドイツカップルが1・2フィニッシュ。私達は6位でしたが、フィリピン選手を敗りシニア1日本代表経験者の皆さんに混じって昨日と合わせて2度もセレモニーに参加させてもらえて嬉しかったです。セレモニーというのは夕方5時半頃、全ての競技の決勝進出者とオープン戦の出場者が各国のプラカードを先頭に会場を行進し、観客の皆さんにご挨拶するというイベントです。一昨年の三笠宮杯で経験しましたが、去年の全日本の時はありませんでした。セレモニーの後、2004年から9年間もこの大会のファイナリストだったベネディット&クラウディア組のデモがありました。去年までスタンダード・オープン3年連続優勝だった選手で、今年WDSF・PDでプロデビュー。ゴッゾーリも入ったしPDも面白くなりそうですね。会場で応援して下さった皆様、ブログを通じて暖かいメッセージを送って下さる皆様、皆さんの応援のお陰でここまで引き上げて頂いたんだと思います。これからも頑張ります。ありがとうございました。
2013/03/10
コメント(4)
ロヂャース杯と呼ばれる、私達にとっては今年最初のビッグ・コンペに参加してきました。場所は去年出来たばかりの大田区総合体育館。まだ新築の木の匂いが残るとてもすばらしい施設でした。メイン競技はWDSFワールドオープンで、世界各国からのアマ・トップ選手が集結。通常の級別戦にはないオールA級試合ですので、出るだけでも結構勇気のいる大会なんですね。私達も随分昔に一度チャレンジして玉砕したきり縁のなかった試合です。(去年の結果はこちら)しかし去年まで三笠宮杯と一緒に開催されていたミドルシニアの日本代表選考会(全日本ミドルシニア選手権)がこの大会と一緒に行われることになったので、2連覇に向けてこの試合をターゲットに頑張ってきました。さらに世界ランキングを決める戦い、WDSFシニア1オープンが初めて日本で開催されます。第一日目(3月9日)に行われた競技は以下の通り。WDSF ワールドオープン・スタンダード(年齢制限なし)WDSF ユースラテン(14−18歳)WDSF シニア1スタンダード(35歳以上)WDSF ジュニア2スタンダード(12-15歳)全日本選手権ミドルシニア ラテン(45歳以上)U-23 オールジャパン・ダンススポーツ・スタンダード(13-23歳)ジュニア1ラテン(13歳以下)アマチュア・ダンス界の世界ランキングは年齢別になっていて、年齢制限のないオープン戦が文字通り一番強い選手を決める試合です。ワールドオープン・スタンダードは101組参加。ロシア、タイ、イタリア,台湾、ドイツ,フィリピン,中国、韓国,香港、デンマーク,ポーランド、オーストラリア,カナダ,ベトナム、ルーマニアといった、比較的アジア圏の国々からトップアスリートが参加していました。結果は以下の通り。 1. Emanuel VALERI/Tania KEHLET(デンマーク) 2. Simone SEGATORI/Annette SUDOL(ドイツ) 3. Dmitry ZHARKOV/Olga KULIKOVA(ロシア) 4. Giuseppe LONGARINI/Katarzyna KAPRAL(ポーランド) 5. Pasquale FARINA/Sofie KOBORG(デンマーク) 6. Oreste ALITTO/Federica BOSCO(イタリア) 7. 石原 正幸/伊藤 沙織(ブルボン/東京都)石原組やりましたね。決勝入りです。先週JCFアワードでご紹介した石原プロの弟さん。日本アマ・スタンダード界のトップ選手ですね。さて、私達の試合のお話。全日本選手権ミドルシニア・ラテンは25組で戦いました。いつもと大きくちがうのは外人ジャッジが入っていた事です。4人が日本人で、あと4人がベルギー,アメリカ,韓国,台湾のジャッジ,計8名。何がいいかって言うと日本の選手にしがらみがなく、ひいき目なしに世界の目で見てもらえる事です。審判だって人間ですから、やっぱり知ってる選手がいたりすると同じようなレベルなら知ってる選手に点入れたくなると思うんですよね。予選、準決勝,決勝と5種目で戦いました。くじゃくドレスが埼玉のメロンチョコさんたちの黄緑にかぶってる。でも会場からたくさんのご声援を頂きました。そして2連覇達成。優勝でした!これで2014年も日本代表として世界選手権に参加出来ます。試合経過やおもしろエピソードはまた後ほど。いつも応援して下さる皆様、ありがとうございました!わりと重たい金メダル
2013/03/09
コメント(10)
先日ロシアにでっかい隕石が落ちて世界中が驚きました。地球の引力に捕まって落ちて来るのは大抵は宇宙空間を漂っている塵や小さな石ですが、たまに100年に1度くらい、ロシアに落ちたような17mくらいある隕石が落ちて来るんですね。それとはお話が変わりますが、今年は肉眼でも見えるかもしれない彗星が久しぶりにやって来るんです。最初のがパンスターズ彗星。ハワイのパンスターズ1望遠鏡で2011年6月に発見されたのでその名前になったそうです。太陽に一番近付くのは今度の日曜日、2013年3月10日で、このまま2度と戻って来ないと考えられています。パンスターズ彗星の軌道すでに南半球で観測ツアーなどの企画が実施されているようですが、日本から見られるのはこれからです。日没後の30分くらいが勝負で、西の空、地平線ギリギリに現れますので、春霞や黄砂でちょっと条件は良くないかもしれませんね。空の状態のいい風の強い日などに、なるべく高い建物の上から見るとか工夫が必要です。詳しい解説は国立天文台のサイトからご覧になれます。写真とニュースはこちら。
2013/03/08
コメント(0)
2013年3月10日で閉店だそうです。セールのハガキを頂いたので、試合の後ちょっと西日暮里に寄ってみました。かなり品薄でしたが、オレンジ色のステキな競技用ラテンドレス、3万円台で売ってましたよ。『よかったら試着して下さい。』と言って頂きましたが、最近2着も買ったばかりだし、まだ試合の化粧のままだったので下手に汚したりしたら悪いですからね。ダンスシューズも半額だったんですけど、サイズの合うのが無くて残念。トータルダンスショップひまわりは創業20年くらいだと思うんですが、私たちのダンスの歴史とは切っても切り離せない、随分お世話になったお店なんです。以前はそこで靴も化粧品も買ってました。レッスンDVDとかいっぱい売っててお店で視聴させてくれるんですけど、1999年当時はまだビデオが全盛で、よくタダ見させてもらってたんです。あんまり長時間いるとなんか気が引けるのでブライアンのレッスンビデオやクリクリビーのビデオもそこで買って来ました。考えてみると家にあるレッスンビデオやDVDはほとんど全部そこで買った気がします。スクフカもマリトースキーもドニーダンス道場も。浜松町のシーバンスホールの横にもお店を出していて、ユーリたちが出てるUK戦のDVD買ったりもしました。一番思い出深いのが試合当日にイカムネ・シャツを買いに行った時のこと。まだ開店前だったのに開けて下さったんです。ミッション・インポッシブルだったなあ。通販ショップの方は既に2月末日で閉鎖とのことです。『折角だから何か記念に買って帰ろうよ。』ということで、記念になるかどうか分かりませんでしたが、靴ブラシを2つ買って来ました。これも半額でした。近所のダンスショップが閉店になった時も寂しい思いがしましたけど、ここも思い出一杯なのでなんだか残念でなりません。
2013/03/07
コメント(7)
競技ダンスは通常、複数の選手が同じフロアで同時に踊って優劣を競います。曲が決まっている訳ではないので、かかった曲に合わせて踊るんですね。アジアオープンのように、世界トップレベルの競技選手が集結する大会では、どの選手も素晴らしいので1組だけをじっくり見られないのがもったいない感じ。それに比べるとショーダンスは、あらかじめ選手が曲を選び、それに合わせて振り付けた踊りを1組ずつ見せてくれるので、観客としてはありがたいんです。パーティで披露されるデモのような,凝った衣装やリフトなどのアクロバティックな動きも魅力。アマチュアの世界にはショーダンス競技はないので、もし出来たらやってみたいという憧れがあります。ショーダンスの方がフィギアスケートやシンクロナイズドスイミングに通じるものがあってオリンピック種目になりやすいんじゃないかと思いますね。2013年3月3日に行われたJCFプロ・ショーダンスの結果は以下の通りです。<ボールルーム・ショーダンス>1位 石原 正敏 横山 晴己 2位 中泉 繁 松岡 芽利3位 藤原 全史 増田 恵実4位 石川 浩之 菅野 純代5位 増山 誠記 増山 和代優勝された石原・横山組はアルゼンチンタンゴ(ピアソラ)の曲で、情熱的かつ洗練された大人の男女の世界を表現されてました。タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップと音楽表現も多彩で、美男美女なので見とれちゃうんですよ。私が個人的に優勝じゃないかと思ったのは2位だった中泉・松岡組で、紫の着物と美しい帯、静と動を織り交ぜた和テイスト満載の踊りはまさにショーダンスの醍醐味でした。あまりボールルーム(スタンダード)の方は見る目がないんですが、パートナーのラテンダンサーのような柔軟な表現力がとても魅力的に感じたんです。サンバのリバースロールが入っていて印象に残っているのは4位だった石川・菅野組のダンスです。『そうだ、京都行こう』でおなじみのサウンド・オブ・ミュージックの『My favorite』に乗せてヴェニーズ・ワルツで始まります。こういったみんな知ってる曲を使うのって観客を引き込むとてもいい方法だと思うんです。アレンジされた赤い着物風のドレスもとても素敵でした。<ラテン・ショーダンス>1位 澤田 和之 清岡 千明2位 大塚 出 安齋 沙織 3位 槙 建大郎 福吉 由利子4位 藤井 洋介 眞野 綾子5位 奥野 功士 本田 和代6位 渡辺 一朗 清水 久美子7位 森 昌太 沖本 梨江 8位 南山 光徳 新井 雅ラテンアメリカンの方は自分が興味を持っているジャンルなのでよく覚えてます。優勝された澤田・清岡組はチャイコフスキーのバレエ『白鳥の湖』で踊られたんですが、私もこの作品が一番気に入りました。コスチュームもバレエのような白いチュチュで、どうせならシューズも白の方がよかったんじゃないかなんて思いましたが、それより音楽が面白いんです。白鳥の湖でルンバが踊れるのもこのとき初めて気がつきましたが、サンバ・バージョンやチャチャ・バージョンなんてあるの初めて聞きましたよ。踊りの方もルンバなんか白鳥のくねった感じをバレエより旨く表現してる気さえします。2位の大塚・安齋組は『スピード』というタイトルで、コスチュームもブラックレザーで決めたカッコいい踊りでした。踊りの中にスローモーションのサンバが入ったりスピードの変化が面白かったのと、クールなリフトも技ありって感じで引き込まれました。3位の槙・福吉組の『ターザン』は分かりやすくて準決勝の時からお気に入りのショーでした。特にリーダーの身体能力は抜群で、まさに野生児ターザンにピッタリ。パートナーのジェーンもターザンとのコントラストが際立つコスチュームでとってもかわいかったです。競技のルールはよく分からないんですが、もし可能なら途中でジェーンも野生化するコスチューム変化があったらもっと面白かったんじゃないでしょうか。4位の藤井・眞野組は神奈川の大会でも、この日のライジングスター戦でも優勝されていた、実力派の安定感のある踊りをされるカップルです。ただテーマの『風』が踊りと結びつかなくて、音楽が和風なんで『忍者かな?』なんて思ってました。『どの辺が風なのかよく分かんないよね。』審判席の真後ろで大将とごちゃごちゃアホなコメント入れながら見てたんですけど、このとき審判長の山本千恵子先生が突然振り向かれて『おしゃる通り!』なんて言われるので、うわー丸聞こえじゃんと焦りました。5位だった奥野・本田組の『法隆寺』。玉虫色のコスチュームがダントツ凝ってました。準決勝の時はタイトルがアナウンスされないので『宇宙人襲来?』なんて思ってたんですけど、仏像だったんでしょうね。金光組のショーダンスを以前ご紹介しましたが、日本のショーダンスは世界に通用するレベルの高さだと思いますね。アイデアも身体能力も集中力も素晴らしいです。同じ日に幕張の方でJBDFのセグエが行われていましたが、こちらも見応えあったでしょうね。別の日にしてくれたら両方見られたのになあ。
2013/03/06
コメント(4)
新しいドレスって試合で着てみて初めて分かる問題がいろいろあるんです。去年のラベンダーダイヤモンドのときは、ゆるすぎて胸が4つになってたり。今回もありました。くじゃくドレスは既製品の割にサイズ的にはほぼピッタリなんです。ただ、背中についている何本かの紐が自分ではとめられなくて助けが必要。いつも試合前どこかに消えてしまう大将がまだ陣地にいるうちに手を借りるためにも急いで着替える必要がありました。試合の準決勝を踊り終えたところで気になったこと。まず胸につけたコサージュのピンがぽよぽよのお肉に刺さってイタい。こういう問題って踊ってみないと分からないんですね。大将がいつも外反母趾に撒いてるテーピングテープを急遽巻き付ける事に。さらに決勝踊って陣地に引き上げる時になって大将が、『ドレス干す時の紐が外に出てる』なんて言うので大慌て。自分では見えないし、どこに出てるか分からないんです。紐を探す自分の姿に、ふと背中についたウドンを追いかけてグルグル回る鳩を思い出しました大将は言い捨てたままどこかに消えてしまうし、表彰式に紐が出たまま登場するのはイヤですよ。B級戦のオナーダンスが始まった段階でこれはいよいよマズいと人垣をかき分けフロアへ。表彰式の前にオナーダンスがあったんですね。なんとか間に合って大将に押し込んでもらいました。危ないところでした。さて表彰式も終わって選手控え室に戻り、着替えようかと思っていたところで大変な事件が起こります。入り口近くの通路のようなところに陣地をとっていたのでいろんな方が乗り越えて行かれるんですが、知り合いの応援に来られたと思われる男性のビジネスバッグにドレスが引っかかってしまったんです。その男性は急いでおられたのか、私が悲鳴に近い声を上げて鞄を引っ掴むまで気付かずそのまま出て行きそうな勢いでした。どうしてそうなったのか分かりませんがチャックの取ってにドレスの裾が引っかかって、ビーっと糸が出たんです。あーー! ドレスが崩壊するーっ!私は必死に取ろうとしましたが、焦って手が上手く動きません。今日初めて着たドレスですからね。もうこれっきりなんてご免です。大将に手伝ってもらってやっと取ったんですけど、とれるや否やその男性はさーっと出て行ってしまいました。『あーよかった。とれた。』私はドレスがどこまで崩壊したのかそっちで頭が一杯で、どんな人だったのか全然覚えてないんです。黒いパンパンのビジネスバッグは覚えてますが。幸い大した被害ではなかったんですが、帰って来て大将と冗談まじりに話しました。『きっとあのオジサンはダンスのドレスがどのくらいの値段なのか知らないんだよ。』給料1ヶ月分くらいしますよね。私のはもっと安いけど。『ちょっと、これ、30万のおニューのドレスやで。どないしてくれはるの?くらい言ってやればよかったんだよ。うちのお母さんなら言ったかもな。』競技ダンスをされてない方はご存じないかもしれませんが、下手に人のドレスやエンビを傷つけたり汚したりしたら大変なことになりますのでね。お気をつけ下さい。
2013/03/05
コメント(8)
試合のあと夕方から、浜松町のニューピアホールでJCFアワードのノミネート発表が行われ、昨年活躍された選手が表彰されました。私達はショーダンス選手権まで見て会場をあとにしましたので、最後まで見られなかったのですが、ノミネートされた選手をご紹介しておきたいと思います。<新人賞>ボールルーム部門では、飯島・伊波組、香取・秋元組、杉山組、三上・川又組。ラテンアメリカン部門では、香取・秋元組、溝上・杉谷組、八重樫・中村組、米田・小久保組、渡辺・清水組です。家に帰って来てからプログラムの写真見て『あっ!』と思ったんですが、以前よく競技会で戦っていた長身美男美女カップル『宗像コーチとお蝶夫人』がノミネートされていました。一番思い出に残っているのは、ほぼ一騎打ちになった沖縄の大会。去年ターンプロされたお蝶夫人に、『ジャイブがとても上手になった。』と先日試合会場で褒めて頂いて大将が有頂天になっていましたが、プロの世界でも活躍されている様子、帰る前に気がついていたら最後まで残って応援していたかもしれません。残念な事しました。<技能賞>ボールルーム部門では、片山組、楠谷組、広岡組、吉村組。ラテンアメリカン部門では、河内・大瀬良組、小平・村上組、横山組でした。ノミネートされたボールルームカップルは皆さんご夫婦なんですね。それだけボールルームの方が男女の距離が近いってことでしょうか。<敢闘賞>ボールルーム部門では、池田・小島組、石井・水摩組、石川・菅野組、千葉組、正藤組。ラテンアメリカン部門では、中川・横井組、細目・武本組、森・沖本組、渡辺・清水組でした。ラテンの中川・横井組はたまに練習場でお会いすることがあって、勝手に学生だと思ってたんですよね。『学連て上手だよねー。』なんて大将と話してたら、一昨年10ダンスの試合でプロだという事が判明し、それからずっと応援させてもらっています。この日もラテンのライジングスター戦で入賞されてました。二人ともスタイル抜群だし、頭いいし(大将の後輩だったりする)これからの活躍をとっても期待してます。<殊勲賞>ボールルーム部門では、小平・上村組、朝増・八嶋組、中泉・岡村組、藤原・増田組、三浦組、横山組。ラテンアメリカン部門では、澤田・清岡組、中村組、藤井・眞野組、槙建・福吉組でした。<最優秀選手賞>ボールルーム部門では、庄司組、富田組、中嶋組、樋口・柴田組、三浦組、水出・雨宮組。ラテンアメリカン部門では、石原・横山組、大塚・安斎組、手塚・石川組です。庄司組は昨年全日本統一戦で優勝された上,海外戦でも大活躍ですので多分受賞は間違いないと思われます。ラテンでノミネートされている石原・横山組の石原正敏プロは、ご存知の方も多いかと思われますが10ダンサーで、兄に一昨年引退された石原正三プロ、弟にアマ全日本のスタンダードチャンピオン石原正幸選手を持つダンス界サラブレッド、天才三兄弟の真ん中なんですね。実は私、ダンス始める前に初めて見た衝撃のプロデモが石原正三・渋谷透子組だったんです。弟の石原正幸選手もアマのグランプリとかでよくお目にかかるんですが、なかなか真ん中の石原正敏プロの踊りを拝見するチャンスに恵まれてませんでした。この日は素敵なショーダンスを見せて頂きましたよ。その様子はまた後日,ご紹介します。
2013/03/04
コメント(4)
久しぶりに夜明け前に起きました。東京タワーにも近い、浜松町のニューピアホールで開催された試合に朝から参加するためです。ここ数日の強い風で花粉がバンバン飛んでます。ああ目が痒い、鼻が出る。髪をばっちり決めて顔半分を覆うでっかいマスクにサングラスで会場に向いました。しかも黒塗り、かなり怪しい。JCF日本アワード & 日本ショーダンス選手権。この日のメインイベントはタイトルの通り、JCFで去年活躍された選手を表彰するJCF日本アワード。全日本統一戦で優勝された庄司組が、ボールルーム部門の最優秀選手賞候補筆頭です。先日ご紹介したJBDFの東京ボールルームダンスアカデミーのようなイベントです。それに合わせてプロ部門のショーダンス選手権やライジングスター選手権、アマ部門では全日本シニアスター選手権とBCDE級の試合が行われました。私たちが参加したのは全日本シニアスター選手権ラテン。男性が40歳以上という条件がついていて、女性は20歳でもいいみたい。(もちろん20歳じゃありませんが)この試合に参加したのには2つの理由がありました。一つは来週に控えた世界戦に向けて競技感覚を磨くため、もう一つは新しいドレスを試すためです。ニューピアホールは初めてでしたが、張り切って朝早く行き過ぎてまだ開いてませんでした。扉の前には会場を待つ選手たちの長い列。日陰だし風強いし、皆さん寒空の中で小刻みに身体を動かしながら開場を待っていましたが、茨城に比べると東京は暖かくて私はそれほど寒さは感じませんでしたね。8時半頃ようやく扉が開いて、ホールを挟んだ両翼にある選手控え室は、たちまち選手たちで一杯になってしまいました。私達は入り口近くのほとんど通路のような場所にシートを敷かせてもらったんですが、皆さんまたいで通って行かれるので下手に座っていると頭蹴られそうで、早々に着替えてフロアに向います。級別戦の予選が終わり、全日本シニアスター選手権の準決勝が10組で行われました。チャチャ、サンバ、ルンバ、パソ。朝10時頃ですから観客も少なく、床が滑るのも気になるし、身体の動きもイマイチです。いつものことですが練習も全くしてませんし。この会場は床を保護するためか、滑り止めのひまし油禁止でした。まだ比較的新しい靴でしたのでひたすら靴底削って対処しましたが、やっぱりちょっと気になる。ユーリとヤグダのレッスンで先週変更になって、この日試合で初めて踊るチャチャでは、ちょっとバランスを崩すミスしましたが、ルンバとパソは無難に踊れました。それから30分以内に決勝でした。勝ち残った6組の中に私達も入っています。ジャイブが加わって5種目連続。シニア戦のせいか1曲が短かったのでスタミナ切れにはなりませんでしたが、ルンバで事件発生。ルンバは私が先に仕掛けるので、曲が始まったらすぐ出ようと耳をすませて待っていたんです。すると何を思ったのか突然リーダーが近付いて来て小芝居を始めたんですよ。『エー、ちょっと。何で来るのよー。』心の叫びはむなしく、小芝居は続きます。『踊らないうちに曲が終わっちゃうじゃないの。早く始めさせてー。』あとで聞いたら、私が下向いてるのが気になったから上向かせようと思って近付いて来たなんていってましたけど、私は真剣に曲がかかるのを待ってただけなのにそのせいで頭出しが変なところになるし、ずっと曲に乗れずに気持ち悪い決勝ルンバを踊ってしまったんです。でも結果優勝で、オナーダンスで小芝居なしのルンバ・リベンジさせてもらいましたのでちょっと気分は晴れました。それより試合前から『お腹すいた』を連発していた大将。ずっと不機嫌でランチを食べにレインボーブリッジの見渡せるきれいなレストランに行ってもまだぶちぶち文句言ってたんです。だいたい自分が思うように踊れてない時は相手を攻めたくなるもんなので、気がすむまで言えばいいと私は聞き流していました。きれいな眺めもおいしいランチも優勝ですら、そのぶちぶち文句のせいで台無し。お腹が一杯になったら機嫌が直っちゃって、逆にむっつりしてしまった私のご機嫌を取り始めます。『ねえ、夜ご飯なに食べる?』いまランチ食べたばっかりじゃないの。うちに帰れば冷蔵庫にいろいろあるから、残り物の野菜で鍋でいいよ。『えー。うそー。3月3日なのに?』あっ!そういえば今日は3月3日。結婚記念日だった。じゃ、近所のスーパーでおいしいお寿司でも買って食べようか。『今日はたのしいひな祭りだもんね。』
2013/03/03
コメント(8)
なんときれいな平城京、 なくよウグイス平安京。そんなのあったなー、くらいの記憶しかないんですが、今から1300年くらい前の西暦710年、都が奈良に移されて奈良時代の始まりです。天平文化が華開き、遣唐使が盛んに行き来しています。ドラマの話しとは関係ありませんが、読者の皆様いつもありがとうございます。テーマ『社交ダンス』が本日11111記事を迎えました。なんか縁起いい数字。このドラマの主人公は吉備真備(きびのまきび)。ダジャレみたいな名前ですけど、何となく聞き覚えがありますね。今で言う岡山県倉敷市の辺りの出身の方らしいです。きびだんごの吉備か…。23歳で唐に渡りますが、出来る男だったので向こうで気に入られてなかなか帰してもらえなかった様子。再び日本の土を踏むのは17年後の40歳のときでした。唐からの海路は命がけだったんですね。一緒に荒波を越えた玄坊は腹の据わった坊さんでしたが、酒と女に目がない野心家で大仏を作る夢を持っていました。帰国した真備(吉岡秀隆)は宮中に学者として出入りするようになり、聖武天皇の娘、阿倍内親王(石原さとみ)の教育係のような立場になります。このころ政治の中枢は藤原一族とそれ以外の貴族たちの勢力争いで対立していました。真備が帰国して3年後、都で天然痘が大流行して政権交代劇が発生します。藤原四兄弟がみんな天然痘に倒れて、それまで窓際に甘んじていた橘諸兄(たちばなのもろえ)はたちまち右大臣に昇進。この方、聖武天皇の奥さんの兄にあたる人で、歌が得意なんです。大伴家持と友達で万葉集の撰者の一人とも言われているらしい。玄坊は真備の推薦で聖武天皇の母親の病気を治した功績が認められて、こちらも宮中で重用されるようになりました。藤原一族は没落の一途。太宰府に左遷された藤原広嗣は頭に来て兵を挙げます。藤原氏の反乱を怖れた天皇は、平城京を離れて新しい都探しの旅に出ちゃうんです。今ではそんなことアリなのってことが、当時は何でもアリだったんですね。天皇が『ここヤダ』と言えば、お金ないのにすぐ遷都。真備が勉強教えてた娘が次期天皇(孝謙天皇)になるし、しかも聖武天皇がまだ生きてるうちに即位するんですよ。天皇は男子じゃなきゃダメとか、生きてる間は公務に当たらなきゃダメとか、今の天皇制度っていつからそうなったんでしょう。明治憲法?しかしこれで橘一族の天下かと思いきや、すぐにまた政権交代。藤原仲麻呂は皇后に取り入って大出世を果たし、目の上のたんこぶだった真備を唐に追っぱらって再び藤原一族の天下になりました。ところでタイトルになってる大仏の話しですが、勢力争いが続く中、奈良の東大寺に建立が進められていました。夢を語っていた玄坊は太宰府で藤原氏によって殺されましたが、病を癒した聖武天皇の母親にその思想を吹き込んでいたんですね。天皇はその母から大仏建立を勧められます。さらに平城京を捨てて東国をうろついてる途中に大仏を見て、やっぱり大仏作ろうと聖武天皇も思ったようです。行基というお坊さんが登場します。この方、とっても偉い人で庶民の欲しがる橋や用水路を陣頭指揮して建立していたんです。大仏建立は朝廷の財政も逼迫している中、真備は反対していました。でも行基さんが先頭に立つことによって、人は集まり資材も集まり庶民の救いを求める気持ちが形になって行きます。9年の歳月をかけて造られた大仏の開眼法要が平城京で盛大に行われたとき、吉備真備は唐にいました。60歳になろうというころにやっと日本に戻って来た真備は、こんどは太宰府に左遷されてしまうんですね。それから10年、真備は藤原仲麻呂に対してついに戦いを挑みます。このとき大仏は金ぴかでした。髪は青いつぶつぶで、おでこの真ん中に白い突起があって、真っ赤なたらこ唇にニョロっとしたおヒゲ。この大仏どっかで見たなあと思いました。奈良じゃなくて、和歌山だった!大仏の髪って何で青いのかしら…。それはいいとして、このドラマで奈良時代のこと随分分かりましたよ。ここのところ歴史ドラマ好いてますが、いままで教科書で2次元的にしか知らなかったことがリアルに頭の中で再構築されるのは面白いです。映画も実話を元にしたものが好きなので、今まで全く眼中になかった日本史が、ひょっとすると自分、好きになるかもしれません。公式サイトはこちらです。NHK古代史ドラマスペシャル 大仏開眼
2013/03/02
コメント(0)
スロバキア、行ってみたくなりました。今日ご紹介するのは随分前にNHKで放映されたドラマです。もう一度見直すチャンスがめぐって来ようとは思っても見ませんでした。便利な時代になったもんです。内容なんてほとんど覚えていないだろうと思ったんですが、不思議なことにかなり細部にわたるまで覚えていて自分でもビックリ。調律師の栄子が、ドナウ川沿いのスロバキアの街を訪ね、『音の友達』との出会いや交流を描いたドキュメンタリー風のドラマです。音楽学校の部屋から聞こえてくるピアノやバイオリンやハープシコードの音、羊飼いオンドレの鞭の音、山に響くカウベルやフヤラの音、古い教会のオルガンの音、川の祭りの音楽、そして川の流れる音。茶ばんだ様な昔の映像ですが、音は生きていました。戦争で亡くなったオンドレの奥さんエバが残したオルゴールの譜面。そうそう、この曲!私はここで使われていた音楽に惹かれて、それを随分探したんです。テープにダビングしてクラシック好きの友達に聞いたりもしました。その曲の正体を知ったのはそれから何年も後で、そのお陰で命拾いした話しを以前ブログでご紹介しました。チャイコフスキーの弦楽セレナーデ作品48番このドラマは3部作なんだそうです。栄子役は中尾幸世、作・演出は佐々木昭一郎で第1部はイタリア編、第2部がスペイン編、そして第3部がスロバキア編。ドラマチックなことが起こる訳ではなく、現地の人たちとのふれあいを淡々と描いています。ほとんどは栄子の独白で綴られて行く旅日記なんですが、この人の声が優しくてきれいで、つい聞き入ってしまうんですね。出会った人たちの絵をスケッチブックに描くんですけど、いい表情を捉えてこれもすごく素敵。昭和59年度芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞等を受賞だそうです。このドラマをいつ見たかに関しては記憶が曖昧でしたが、ほぼ30年前の作品だったんですね。スロバキアの9歳の少年ラドが栄子に尋ねます。『春、夏、秋、冬。栄子はどれが一番好き?』『春よ。春が一番好き。』私もこのドラマを見た時そう思ったんです。まだ花粉症でもなんでもなかった30年前の自分。『わたしも春が一番好き!』
2013/03/01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1