2007/01/27
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テーマ: 社交ダンス(8604)
カテゴリ: TVのはなし
今週踊った8組への電話投票結果が出ました。

下位3組になった6人は、再審査のためにソロで踊り、男女1人ずつが脱落します。

投票数の少なかったのは次の3組でした。

ヒップホップを踊ったアシュリー&ベン。

「ヒップホップはストリートで生まれたタフでハードな踊りなのに、ベンのダンスはまるでロデオドライブ生まれのようだ。」

視聴者も同じ意見だったのでしょうか。

そしてワルツを踊ったアレクサンドラ&ドミトリー。

額縁のドミトリーばかり褒められ、アレクサンドラは映画『コープスブライド』まで引き合いに出されて動きが固いと酷評されました。

最後にコンテンポラリーを踊ったジェシカ&ジェイムス。






最初のソロダンスはアシュリーでした。

「本物のポップダンスがどんなものか皆に見てもらえたと思う。」

エレクトリック・ブーガルーズが生んだポップダンスは、ヒップホップとジャズの融合のようなダンスです。

だぶだぶのパンツにジャケットに帽子、このボーイッシュでキュートな女性がその神髄を見せ付けてくれました。




2番目はベン。

コンテンポラリーダンサーの身体能力に物を言わせ、スピンを多用したエネルギッシュな踊り。

『振りつけは考えたの?』という司会者の問いに『No.』と答えます。即興でここまで踊れるのは凄いですね。




3番目はジェシカ。

バレエコンクール優勝者のソロは、見ごたえがあります。鍛えぬかれたバランス、バネ、柔軟性。

「視聴者はまだ本当の私を見てくれていないわ。私はマイアミ出身の明るい性格なのよ。」

審査員には絶賛されたのに、視聴者投票で下位にランクされたのが腑に落ちない様子でした。






ジャズダンスでソロに臨んだ彼は、前の2人の身体能力の高さの後では少しくすんで見えました。

構成は悪くないんです。もちろん私なんかではあんなに踊れないんですが、最後に勢い余ってステージから落ちたのはちょっとまずかったかも。




5番目はアレクサンドラ。

女優になれるくらい美人で踊っている姿は天女のようなんですが、いま一つパンチが足りない感じです。

審査員のナイジェルが「コープスブライド」と言ったことに対し、多分視聴者から多くの苦情が寄せられたのでしょう。こんなことは初めてでしたがナイジェルは自分の無礼を詫びていました。






社交ダンサーの彼は、サンバでソロに挑みます。彼が出てくるだけで会場は騒然となるんです。かっこよすぎるから。

『落ちたのはパートナーの力不足が原因だと思うか。』という質問に、『ペアの審査だから、一人だけの責任ではない。』と答えてさらに好感度アップ。





全員がソロを踊り終えて、まず女性3人が審査員の前に立ちます。

落ちたのはアレクサンドラでした。

アシュリーには「君は帽子をかぶるとひとみが輝くね。他のダンスではそれほど気分が乗らないのかもしれないが、次回もがんばって欲しい。」

ジェシカには「視聴者は自分を分かっていないといっていたが、ステージの上だけでなくバックステージや練習風景など全てのカメラチャンスを生かしてそれをアピールしなさい。」

そしてアレクサンドラには、「ソロは先週のように諦めていなかった。良い出来だったが、他のパフォーマンスを考えると全員一致で君にはここを去ってもらうことにした。」

彼女は「どんな結果であれ、未来への扉が開かれる。」とこの番組への参加意義を述べていました。




続いて男性。まずドミトリーが呼ばれます。

「この歓声を聞けば女性に大人気なのは分かるが、君は既にパートナーを2人失っているので心配ではある。個人としては素晴らしいパフォーマーなので次回もがんばって欲しい。」

続いてベンとジョイムス。

「君たち2人のソロには失望した。ベン、君はソロ競技に対して準備しなかったと言ったね。」

客席からブーイングが起こります。即興で踊った彼のコンテンポラリーは素人目には良い出来でした。

すると、毒舌審査員のナイジェルはこういいます。

「努力もしない人間に同情するのか?将来がかかったステージなのに、それに対して準備もしないものは落とされて当然だ。振り付け師で、その場になって振り付けを考えた人はいない。つま先で回転するだけでは残れないんだ。」

みんな『しーん』となってしまいます。私も自分が怒られてるような気がしました。

そして、ステージから落ちたジェイムスのソロもひどかったけれど、彼の方が成長を遂げたということで、ベンが番組を去ることになります。

ベンはまだ17歳の高校生です。

精神的な未熟さもあって、照れ隠しにすぐおちゃらけてしまうので、見ている者に真剣さを感じさせないのかもしれません。

クイックステップを必死に練習した28歳のムーサとでは、ワンチャンスに賭ける意気込みにも自ずと差が出てくるでしょう。

将来に繋がる大人の戦いに『才能に甘えたガキ』はいらないと言う感じでしょうか。


<今日のポイント>

1 本当の自分を見てくれていないというのは、本当の自分を見てもらう努力が足りないから。

2 能力を過信してはいけない。努力したものだけが評価を受ける。







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Last updated  2007/01/27 11:19:40 AM
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