2009/08/18
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テーマ: 社交ダンス(8695)
カテゴリ: 映画のはなし
多くの人が平凡な日常に飽き飽きしていて、だから何かワクワクするようなことが起こったらいいなと思ってるんです。

たとえば、魔法学校から手紙が来て『あなたは本当は魔法使いです。』って言われるとか。




たとえば、凄い美女が現れて『あなたは人類を救う選ばれし人よ。』なんて言われるとか。




今日ご紹介する映画もその類いです。

アン・ハサウェイの映画デビュー作品。

彼女はこの作品で数千人の候補からプリンセス役に抜擢されて一躍脚光を浴びますが、お姫様イメージがつきまとってそのあとが大変だったみたいですね。

以前ご紹介した プラダを着た悪魔 とか ブロークバック・マウンテン でようやくいろんな役をこなせる女優になったようです。






普通の女子高生、むしろ冴えない部類の女子高生だったミアが、ある日ヨーロッパのジェノヴィア王国の王女だと告げられるわけです。

皇太子の隠し子だったんですね。

その皇太子が亡くなって他に後継者がいないので、祖母である女王自らアメリカまで迎えに来ました。

その女王様役は『サウンド・オブ・ミュージック』や『メリー・ポピンズ』で有名なジュリー・アンドリュース。

彼女は風格があって、これはなかなかはまってました。




こういった夢のあるおとぎ話に昔は胸ときめいたもんですが、年取ったせいかさっぱり心が動きませんでしたね。

冴えない女子高生のときから仲良くしてた子たちがいい人で、プリンセスになって急に仲良くしたがる子が悪い人みたいな分類もはっきりしすぎてて面白くないし、コントラストをはっきり出すためだと思いますがミアがあまりにも鈍臭すぎて『またか』みたいな気持ちになるんです。

ストーリーの結末も見え見えなハッピーエンド。

せめて継承権放棄とかして、ちょっとビックリさせてほしかった。

アダムスファミリーみたいな伯爵家に国を荒廃させ、それを救いに行くみたいな展開にした方がまだ面白いと思いますね。

まあ、テーマがちょっとずれますけど。





彼女の正装は非常に美しくて、『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンを彷彿とさせます。




この作品は、続編も出てるみたいですね。

こんどはお婿さん探しだとか。

世界中どこでも婚活は大変そう。







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Last updated  2009/08/18 07:37:30 PM
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