2011/07/10
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テーマ: 社交ダンス(9443)
6月11、12日の2日間に渡って日本武道館で行われたJBDF主催の第32回日本インター。

メイン競技のプロ・ラテン、プロ・スタンダードの準決勝と決勝の様子をテレビで見ました。

毎年この時期にNHKで放送されるんですが、試合から1ヶ月くらい経ってからなのでいつも見るの忘れるんですよね。

今年は大将があらかじめ録画予約してくれてたみたいで、再放送を待たずに見られました。

解説はラテンが和田恵さん、スタンダードが柳橋慎太郎さんです。



結果の方は こちら を見て頂くとして、ここでは解説の先生方がおっしゃっていた競技のツボのような部分をご紹介したいと思います。


海外トップ選手を含めた日本のトッププロ達の戦いなので当然解説内容もレベルは高いですが、こんなトップレベルの選手達でもまだ改善点はいろいろあるんだなと気付かされる解説で、自分達のようなもっとたくさんの改善点がある選手にとっては大変参考になるんです。

皆さんのお役に立つかどうかは別として、自分の覚え書きとして書き留めておきたいと思います。





<チャチャチャ>
1 リズムの速さについて行けずに、ためるべき所をためきれなかったり、逆に先走ったりしてはいけない。

2 二人のタイミングを完璧に合わせること。理想的には足の向き、上体の使い方、顔の向きまでシンクロする。

<サンバ>
1 バウンスにつられて騒がしく踊ってはいけない。

2 8種類のサンバ・リズムを踊り分けること。

3 空中で二人のタイミングを合わせ、身体を進めて行くこと。

<ルンバ>
1 ラテンの基本。ベーシックの積み重ね練習が必要。

2 音楽がゆっくりだからといってダラダラ踊ってはいけない。スピードの緩急を見せる。タイミングの使い分け。

3 ルンバウォーク独特の動き、足が止まってもボディの動きは止まらない。



<パソドブレ>
1 立ち方に特徴がある。闘牛士がケープを扱う時の姿勢を表現している。

2 床に打ち付けるようなフラメンコのテクニックを使う。

3 力強さ、ぶれないフレーム。

4 距離感、二人の適切なポジション。


1 ピョンピョン跳んでいるだけではダメ。ヒップの滑らかなスィングを上手く使うこと。

2 軸足の弾むリズムの取り方が二人で合っているとシンクロして見える。



最後に日本人選手に求められるものという質問に対して、和田さんは『パワー、スピード、個性』とおっしゃってました。

外人選手は肉付きも骨格も全然違いますからね。

大将なんかちょっと押すとすぐヨロヨロして文句言いますけど、この大会で2位だったスクフカに以前レッスン受けたとき『もっとバーンと押して来い!』みたいなこと言われましたよ。

カウンター・ランなんて戦車みたいに進むし。

日本人でも小さい頃から食べ物とか運動とかを変えて行けばそうなると思いますけどね。必ずしもそれがいいのかどうかは分かりませんが。



個性ってあんまり日本の大会では特にアマなんかは重要視されませんけど、アーティストとしては絶対欲しいタレントです。

歌手は声聞いただけで誰って分かる人多いじゃないですか。桑田 佳祐とかね。

ダンサーも覆面してても踊りで誰か分かるくらいの個性が欲しいですよね。

私は覆面しても体型でバレるかもしれないなあ。(そういう個性じゃなくて...)

明日はスタンダード篇です。






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Last updated  2011/07/10 11:58:48 PM
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