2013/08/07
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: アニメのはなし
夏の全国高校野球シーズンがやってきました。

ここに出場される選手のほとんどは、小さい頃から野球が好きで自由時間のほとんどを練習に費やして来た人達だと思うんです。

今日ご紹介するのはそんな野球少年の成長期を描いた物語り。

週刊少年サンデーに連載されていた満田拓也の漫画『MAJOR』を原作としたアニメ作品です。




主人公の本田吾郎は保育園に通う5歳の男の子。母親はすでに他界し、プロ野球選手の父・本田茂治に育てられていました。

父親は横浜ブルーオーシャンズの一軍投手でしたが怪我で二軍に落ち、いまは解雇のピンチ。

そんな彼に打者への転向の道を示したのは一緒に甲子園を戦った親友の茂野でした。茂野は現在ブルーオーシャンズのエースです。

天性の野球センスを発揮して再び一軍に帰り咲いた吾郎の父、再婚も決まりこれからまた新たな野球人生が始まります。




ところがそんな矢先、メジャーからやって来た速球投手ジョー・ギブソンの死球を頭に受けて死亡。



吾郎にとって父親は憧れでした。

そんな彼を育てることになったのは吾郎の父が再婚を決めていた許嫁の桃子、吾郎の保育園の先生でした。



かわいそうな人間ドラマが続いて野球の話がなかなか出て来ないのでこういう路線なのかと思ったらやっぱり違いましたね。

吾郎が9歳になり晴れてリトルリーグに参加出来るようになってからが本筋です。




メンバー不足で崩壊寸前だった三船リトル。

吾郎の野球に対する情熱でメンバーを集め、皆を牽引して強豪チームに復活させていきます。

吾郎は9歳にして100キロを越える速球を投げるエースで4番です。

三船リトルはトーナメントを勝ち進み、仲間たちの絆はより深まって行きました。





凄いなと思うのは母親になった桃子先生ですね。

確かデートしたのは3人で動物園に一度行っただけだったと思うんですよ。

まだ若そうだったし、吾郎のことは親戚にお願いしてというのが普通な気がするんですけど、未婚の母として血の繋がりのない吾郎を育てるんですよね。



そんな桃子先生にも幸せがめぐって来ます。

吾郎の父親の親友だった茂野さんと結婚して、彼の移籍に伴って福岡へ。

吾郎も転校することになり三船リトルの皆ともお別れです。




この野球少年には偉大な父と野球があったから複雑な家庭環境でもグレずクサらず真っすぐ成長して行けたんでしょうかね。

いろんな人間の弱さ脆さが描かれています。



これらの弱い部分を描くことで、野球に向ける強い意志がより強調されている気がします。

逆境にあっても夢があればそれを乗り越える力となる、そこに必ず道はあるということを教えてもらっているようでした。






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Last updated  2019/02/17 08:53:59 PM
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