2016/06/09
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テーマ: 社交ダンス(8604)
カテゴリ: ビール大好き
<ビールたくさん飲みました>

今回の旅で飲んだビールをご紹介します。写真撮ってないのもあるのでこれだけではないんですけどね。

まずはオーストリア、ウィーンのビールから。

Ottakringer(ヘレス)
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オーストリア航空で『お飲物は何になさいますか?』と聞かれて『ビール』と言ったら出て来たビールです。
オッタクリンガービールはウィーンに醸造所があって、試飲付きの工場見学が出来るというので一応調べて行ったのですが、宮殿やら美術館やらで時間がなくて行けませんでした。
ウィーンでは売り上げNo.1ビールだそうです。
くせがなくて、とりあえず1杯なビールです。


Gösser (メルツェン)
IMG_3448.jpg

こちらもオーストリア航空機内で、2回目に出された銘柄です。
ゲッサービールはウィーンのみならずオーストリア全土で人気No.1のビールだそうです。

機内食のお供にOKな、メルツェンといってもピルスナーのようなビールでした。


Kaiser(ピルスナー)
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シェーンブルン宮殿の中にあるカフェテラスで『ビール』と言って出された銘柄です。
広大な庭園を歩き疲れて喉が渇いていたせいか、べらぼうに美味しく感じました。
オーストリアにもアサヒスーパードライみたいなビールがあるんだなあ。


<Salm Brau>
IMG_3513.jpg

ベルベデーレ宮殿を出たところにあった醸造所ザルム・ブロイ。調べて行った訳ではないのですが、引き寄せられるように入ってしまいました。
ここで造っているハウス・ビールはピルス、ヴァイツェン、ヘレス、メルツェン、ボーミッシュ・デュンケルの5種類です。
私たちはタイミングよく席があったんですが、地元の人たちにも凄い人気の店でどんどん待ってる人が増えて行くんです。隣の席で学生二人が食べてたスペアリブがおいしそうでした。
造り立て自家製ビールなので酵母が生きています。

ドイツ語で各ビールの説明が書かれていました。
IMG_3514.jpg


<ピルス>
世界最高のホップを用い、1842年のオリジナル製法3回糖化方式によって造られたビール



<ヴァイツェン>
伝統的なザルム・ブロイの製法を用いた典型的なバイエルン上面発酵ビール。オリジナルのバイエルン酵母使用
Ein typisches bayrisches, obergäriges bier, im traditionellen Salmbräuverfahren.
Mit original bayrischer Hefe.

<ヘレス>

mild, süffig und fruchtig im geschmack.Typisches lagerbier mit geningem bitterwert

<メルツェン>
赤みがかった琥珀色で、1841年のオリジナル製法に基づくウィーンの下面発酵ビール
Das original Wiener-Untergärige-bier von 1841 mit rötlicher Bernsteingarbe

<ボーミッシュ・デュンケル>
ダークモルトと2回糖化方式によって造られた昔のオーストリアの名物ビール。
Altösterreichische Bierspezialität mit dunklem Maltz im Zweimaischverfahren





以前も書いたかもしれませんが、メルツェンの語源は3月(März:メルツ)にあります。

冷蔵技術の発達していなかった昔、低温発酵のラガービールは気温の低い冬に作るものでした。

夏になると傷んでしまうんでしょうね。でも夏も飲みたい、むしろ夏こそ飲みたい。

そこで3月にまとめてラガーをしこんで温度変化の少ない洞窟に氷を詰め込んで熟成したんです。

長期熟成で赤っぽい色になり、味もまろやかでちょっとアルコール度数が高めなのが特徴。

夏に飲みきれなかった分は10月に蔵出ししてオクトーバーフェストで飲みきりました。

今ではそんな苦労しなくても下面低温発酵ビールは一年中造れますが、オクトーバーフェストビールといったらメルツェンが代表格になっています。


ここからはスロバキアで飲んだビールのご紹介です。

Pilsner Urquell
IMG_3612.jpg

世界のピルスナーの元祖。チェコのピルゼンで世界で初めて下面発酵ラガービールの醸造法を生み出し、現在のラガービールの基礎となったビールです。
宿泊したホテルのレストランで『生ビール』と言ったら出て来ました。

飲んでる時はとりあえずビールなら何でも良かったので気に求めませんでしたが、あとで撮った写真見て『おーー!これは!!』と思いました。

中身は違ったのかもしれませんが、地ビールは専用グラスでサーブするのが普通なので多分由緒正しきピルスナーだったのだと思います。

今でも1842年のオリジナル製法3回糖化方式によって造らているようです。


ERB
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スロバキア中部バンスカー・シュチャヴニツァにある醸造所Pivovar ERBで作られているピルスナーです。
古い鉱山町で世界遺産になっているという事ですから、日本で言ったら島根の石見銀山みたいな町でしょうか。
スロバキア料理のレストランで出されたビールです。グラスが微妙に歪んでいるのが特徴。この形、意外と飲みやすいです。


Bernard
IMG_3684.jpg

コシチェ空港に入ってすぐの店で買ったチェコビールです。
ピルスナーばかりではなくたまには違ったものと思って、瓶ビールも買ってみたんです。
VISCHと書いてあるので大将はきっとヴァイツェンだと言ったんですが、なんか黒っぽいし、よく見るとラベルのおじさんが頭にサクランボかぶってるんですよ。
チェリビールでした。ブルーベリー黒酢のノンアルコールビール割りのような味です。

IMG_3685.jpg

コシチェ空港、出発搭乗口の売店で買ったビール。
1954年創業の比較的新しい醸造所ですが、熱処理をしない生ビールとして有名だそうです。

こうやって見ると随分たくさんビール飲んでますね。

水より安いので日本とは大違いです。

(つづく)





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Last updated  2016/06/14 11:38:08 PM
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