2022/11/01
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: アニメのはなし
高校1年の夏、学年全員で豪華客船の旅なんて夢のような話でしたが、その前がどんな物語だったかおぼろげな記憶しかなかったので、 第1期の始めから もう一度見ました。

進学率・就職率100%の東京にある全寮制高校。

成績や生活態度など全てがポイント制で、そのポイントを使ってなんでもできる実力至上主義の学校が舞台です。

AクラスからDクラスまであって、基本的に全員がAクラスを目指しています。

各話タイトルが謎めいた格言になっていましたね。





困難の中でこそ、平静な心を保たねばならない。 
ホラティウス『歌集(カルミナ)』

あらゆる罪の源たる、ふたつの大罪がある。焦りと怠惰だ。 
フランツ・カフカ『罪、苦痛、希望と真の道の考察』

最高の魂は、この上ない悪徳と極限の美徳を発揮できる。 
ルネ・デカルト『方法序説』



無人島でのサバイバル試験を終え、豪華客船で戻る途中に新たな試験が課せられました。

各クラス数名ずつが混合チームとなり、その中にいる『優待者』を当てるというゲームのような試験。

ルールがいくつかあって、ハイスコアを狙いそれぞれの思惑が交錯します。





人材は作り出す必要がある。 
F・ナイチンゲール『軍病院での看護についての覚え書き』

すべての失敗は成功への過程に過ぎない。 
W・ヒューウェル『イギリスの道徳哲学の歴史講座』

逆境は真実へと至る最初の道筋である。 
バイロン『ドン・ジュアン』





誰をどの競技に出場させて高得点を狙うか、ぶつかる相手が予測できない中、裏切り者が情報を漏洩して気に食わないクラスメートを排除しようと目論みます。





すべてを疑うこともすべてを信じることも共に安易で、思考を放棄するに等しい。 
ポアンカレ『科学と仮説』

胸の底で、傷は静かに生きている。 
ウェルギリウス『アエネーイス』

過ちを犯しながら、それを改めないことをこそ、真の過ちという。 
『論語』



ペーパーシャッフルという筆記試験による振るいわけが行われます。

チーム合計点が一定以下の場合退学というもので、毎年数名の落伍者が出るとのこと。

退学者を出すとクラスのポイントも減るので、クラスの団結力とチーム分けの段階での作戦が試されます。





人々は常にその破滅を願っている。偽りの善に欺かれるがゆえに。 
マキャベリ『政略論』

自分自身を御せない者は、いつまでも奴隷のままだ。 
ゲーテ『穏和なるクセーニエン』

思慮なき力は自らの質量によって崩れ去る。 
ホラティウス『歌集(カルミナ)』

あなたが出会う最悪の敵は、常にあなた自身だ。 
ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』






主人公の綾小路(あやのこうじ)は、目立たない人物ですが、実は優れた頭脳と身体能力を隠していて影でみんなを操ってきました。

ポイントを使って先生を動かしたり、いつも先の先を読んで試験を思い通りの結果に導いて、他の生徒に功績を振り分け、自身が表舞台に出ることは決してなかったんです。

そうして次第に使える手駒を増やしてきた綾小路ですが、この影のボス的存在に気づくものが少しずつ現れます。

各クラスのリーダー格とか、生徒会長とか。

2022年7月から第2期全13話が放送されました。続きがとっても楽しみです。






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Last updated  2022/11/01 08:45:47 PM
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