宮木京子の さらさら散文

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テーマ: ニュース(100305)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日は酒井法子さんが釈放されたと、ワイドショーはこぞってそのニュース。
今朝も何度会見の模様を見ているか。

話題の覚醒剤ですが、「何故駄目なの?」と聞かれたときに明確に答える事が出来るでしょうか?


「体に良くない」
「常習性があり、依存状態になりやすい」
「覚醒剤は高価なので、経済的に破綻する」


これまで私が持っていた認識はこの程度のものでした。

もう少し踏み込んで、「何故法律で規制しているか」までをしっかり書いてあるのがこちらの記事。

のりピーのサブプライムな憂鬱 (日経ビジネスオンライン)



昨日、「2」を読みました。
ちょっと饒舌なところはありますが、問題の本質がきっちり書かれていると思います。


そこに書かれている、覚醒剤が駄目な訳

「覚せい剤を連用していると、確実に肌が汚くなる」
「年をとる。早く老け込む」
「体臭が変わって、特有の嫌なにおいがするようになる(のりピー夫妻が変なお香を焚いていたのもそれを消すため)」

こういう表面的な理由以外に、体の中が着実に駄目になる。

治療目的に使われている薬にだって副作用はあるのに、あんなに刺激の強いものにそれがないはずがない。
見かけと同じように、体の機能も老化させられてしまう。

覚醒剤により、現実と虚構の区別がつかなくなり、暴力犯罪が誘発されて治安が悪くなる。



ここまでは、「ああそうだな~」と読んでいたのですが、


そうです。
オウム真理教だって、そういった薬を使って信者を洗脳して、殺人集団を作った。

この辺り、著者は地下鉄にサリンを撒いた親友を持つというだけに・・・リアルです。


そして、「洗脳」がオウムという一宗教上に起こったことではなく、日本という国においてもあったという話になって背筋が寒くなりました。


かつてそれは「ヒロポン」と呼ばれ、風邪薬同様に薬局でも買える代物でした。



でも、国の中枢部までもがそれを常飲していたとしたら?なんて、考えた事がなかった。

第二次世界大戦末期のあの悲惨な状況は、クスリによって判断力の失われた指揮官がもたらしたものなら。


本当に、「麻薬は亡国のクスリ」という言い方は正しい。


クスリは、人間の尊厳を奪う。
判断力を無くし、クスリの、またそれをくれる人の奴隷になってしまう。

こんなものが、今、日本の大学や主婦の間で広がってきているという。


今回の事件は、遠い芸能界の話、だけでなく、もっと身近な危機として考えたい。

もし、このまま若者の間で広がっていったとしたら、日本は間違いなく滅びてしまそうな気がする。



*このブログは、リンクした記事から引用したり、その文章を読んで自分なりの解釈で書いた部分があります。
できましたら、リンクした本文を合わせてお読み下さいませ。
のりピーのサブプライムな憂鬱 (日経ビジネスオンライン)








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Last updated  2009年09月18日 10時41分50秒
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