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私のバイク VFR400R NC24.
とくに不具合無いんで、ささっと清掃するくらいでしたもんね。
ところが最近、少し気になるところがあって
走行してるとなんかこう、少し、こつこつ振動が伝わってくる。
タイヤの回転に合せた感じ。
それからスタート時のクラッチリリースの最初のスムーズさ、
最初のトルクのかかり方が少しドン!ってなり始めてきたんです。
こういうときってメンテしないバイクの場合よくあるのが、
チェーンに固着した箇所が出来て、そこがスプロケットにかかった時に音が出るっていうもの。
クラッチつないだときの感じはまた別なんでしょうけどね。
近頃、チェーンの清掃してなかったからなぁ・・・・
ひさしぶりに清掃しよ!
メンテナンススタンドをかけて、リヤタイヤを回して見ます。
回しながらチェーンのしなやかさを全コマ触診。
う~~~~ん、油分もあるししなやかだなぁ。
そうは思ったんですが
せっかくなんでクリーナーで汚れを落とし、
チェーンオイルスプレーを塗布し、また完璧な状態にできました!!
でもこれじゃぁ、違和感の解決にはなってないんだろうなぁ。
そう感じながらリヤハブダンパーカバーを留めている大きなナットに触ってみたんですが
あれ????なんでここ、緩んでカタカタ言うんだ???
ナットが緩んでいて、手で回すと回るんです。
このナットはカシメをしてるんで
カシメのガタ分以上は回りません。
しかしこれじゃぁカシメしてなかったら、ナット外れてるやん!!!
ていうかなんで緩んだの???
この中にはウレタン製のハブダンパーが入っています。
リヤの車軸とハブダンパーのボックスにはガタが設けられています。
このボックスにリヤスプロケットが固定されて駆動するんですが、
ハブダンパーを押し込んで、ガタを消します。
ハブダンパーはウレタン製なんで少し柔軟性があります。
この柔軟性で駆動時のショックを和らげているんです。
ただこの樹脂製であるが為に潰れが生じ、また
ボックス内での接触で端部分が摩耗もするので
このハブダンパーは新品時より年数が経つとほんの少しだけ
小さくなります。
結構大きい感じになってくるんですよね。
昔もやったんですが止まった状態でスプロケットを前後回す方向に揺さぶってみる。
そうするとタイヤは回らないのにスプロケットだけ少し前後に回りました!
ガタが出来てる・・・・・ハブダンパーが痩せてるの確定です!!
まぁでもハブダンパーの形状からは
カバーのナットを更に締め込んでやればある程度は押し込まれて
隙間が無くなる構造になっているんですが
この機会にハブダンパーを交換することとします!
実は先日、もう10年前くらいにここのブログを見てくれていて
同じVFRに乗っていらした長良さん(ペンネームですね!)が
その当時に保管していらした部品を譲ってくださって
その中にハブダンパーも入っていたんですよ!!
有り難いことです、こういうタイミングだったんですね、感謝です!!
そのハブダンパーを使用させてもらいました。
NC24のハブダンパーは、ナットが外せれば
車軸を外さなくてもカバーが外れて交換出来ます。
でも、ダンパーの形状は先細りなんで
ただ入れても外にぽろり!と落ちてきます。
慣れればどうにかなるもんですが
マニュアル通りにチェーンも緩めて
スプロケット毎取り出して入れてやった方が無難かもしれませんね。
一通り清掃してハブダンパーを入れて組み上げます。
ついでにチェーンの張り調整も行いました。
さて、それでは試走行です。
ていうか、もう走り始めから違うのが分かります。
クラッチつないだときがリニアなんですよね、半クラッチ時のガタ感が無い。
変なコツコツ音も全くしない。
チェーンのメンテもしてるんで回転がなめらか。
所詮小さめの排気量なんで、チェーンの状態って
フィーリングにダイレクトに現れます。
小さなメンテの積み重ねが
好調の維持に繋がるんですよね、機械ものって!!
梅雨の合間の天気の良い日。
今回のことに気づけて良かったな~~~と思ったのでした!!
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