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先日車検を受けてきました。
近頃の車検でちょくちょく危なかったヘッドライト光量も
LEDライトでばっちり。
また梅雨があけたらぶらぶらしようかな~~~って思っていたんですが
先週エンジンをかけたところ、なんかかかりが悪い、っていうか
変にチョークひいてエンジンかけようとしたもんで
すこしカブった感じになったみたい。
そのまま何回かかけようとチャレンジしていると
なんとキャブレター付近からガソリン漏れてるじゃありませんか!!!
なんじゃこれ~~~~!ってしばらく漏れの箇所を探していると
どうもオーバーフローチューブから漏れてる・・・・
オーバーフローしてますやん!!!
あ~~~~~~、オーバーフローなんか久しぶりだな~~~~
でも、だからカブッちゃったんだろうな。
まぁでも少し前からその傾向があったんですよね、失火すること多くなったし。
オーバーフローかな?っていう漏れもあったし。
失火するのは、っていうかオーバーフロー気味のときから
エンジンが、かかりづらいのにはもう一つ理由があって
・・・・以前もあったことなんで・・・・・
それはスパークプラグ。
車検前にイリジウムに交換したんですよ。普通のにしとけば良いのに。
でね、イリジウムのプラグはスタート失敗すると
失火してその後アフターファイヤーが出たりすることがあったんで
どうかな??って思いながら交換したんですよね。
で、やっぱりカブらせるとかかってくんない。
イリジウムはキャブ車には不向きなんだと思いますよ。
キャブは燃調を細かく変化させてくれないですからね。
結構「キマッタ」燃調であっても、夏と冬ではまた変わりますもんね。
そういうときには従来からある普通のプラグの方が柔軟なんですよ・・・っていうか
アバウトなんでしょうけどね。
かぶり気味でもある程度頑張ってくれる。
新しいのが何でもいいんじゃないですよね~~~。
ということで、
今回オーバーフローの修理ついでに、プラグも新品のNGK C8EH-9に
戻すことにしました。安くて新品、有り難いです。
今回の原因は予測すると
小さな汚れがフロートバルブに嚙みこんだか、
フロートの浮き状態がよくないか、フロートの動きが悪いか、だと思うのです。
フロートバルブの摩耗は、以前OH時に交換してるから可能性は低い。
で、フロートは新車時から交換していませんもんね。
10年以上前、油面調整した時に軸をこねくりまわしていますし、
油面もあっているのかどうなのか・・・
だいたい新品のフロートの場合、
何もしなくて適正ですからね。昔いじった自分を信用していないのです!!(笑)
で、実際に分解してみると
特にキャブの中が汚いということはないですが
やはり少しは微細なものがある感じ。
フロートバルブ先端の段付きもなく、受け側もきれい。
ただフロートに関しては稼働の軸ピンは
昔ペンチでこじった傷でなんとなく動きのわるい箇所がある。
こういう微小入力で動くところには悪さしてるのかもしれません。
とにかく内部を綺麗に清掃してから
フロートと付属していたピンも同時に交換。
で、これが良く動く。今までもこうだったかな??って思いながら
組み上げていきました。
で、プラグも交換。
電極が普通の太い奴の方が
イリジウムの極細電極より安心しちゃうのは私だけ???
組み上げたあとのエンジン始動は
フロートチャンバー内にガソリンが満たされたあとは
あっけないもの。
ドドドド・・・って安定してエンジンは回ります。
実際に取り外したフロートの調整部分を見てみると
驚くぐらい曲げて油面を下げる方に振っている。
オーバーフローが怖かったんだとは思いますが(当時の自分が)
きっとガソリンが不足気味だったんじゃないかと思います。
新車時のVFRは今でも覚えていますが
特にチョークを使うことなかったんですよ。
それがここ十何年はチョーク使いますもんね。
元通りに戻ったのかもしれません、今回の交換で。
20分くらい様子を見たんですが
オーバーフロー、しないですね。
いやもしかしたらほんとに小さなごみを噛んでいて
それがなくなったとかでよくなったのかもしれませんが
フロートはこういうときじゃないと
交換する勢いがないですからね!!
普通に考えたら、もう交換しなくても最後までOKになったんじゃないでしょうか。
一通りの作業終わって
VFRの横に腰かけて1時間くらいぼけ~~っと眺めていました。
昔はこうしてVFRだけにゆっくり時間かけていたなぁ、ってね。
ここ3年くらい、
VFRをいじることはあっても常にほかに気にかかることがあって
ゆっくり対峙できることがなかった気がします。
ほんと久しぶりの時間。
新車で買ってから時間が経って、自分はずいぶん歳をとってしまって
でもVFRはなんか、時間が止まった様な佇まいでここにあります。
昔からの知人なんかは
久しぶりにこのVFRに対面すると
すごく感慨深そうに見てくれます。
思い出すんでしょうね、30年以上前を。
今になって、20歳の自分が頑張ってこのバイクを買ったことがとても誇らしい。
あの時の自分や、
いじっているとすぐに傍に来て一緒に手伝ってくれた祖父に
今のVFRを見せてあげたいなぁ。
買ってから36年。
でも今から36年経ったらオレって・・・・・と思うと
永い時間なんだなぁってね。
90歳には・・・・・キツイなぁVFR!
私かVFRがまだ存在してるんなら、どうなんでしょうね
とか、のんびり考えたのでございます。
ま、とにかくバイクはいいよね~~~
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