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知的**学級4年生の女の子Cちゃん。
むしろ情緒クラスの方が良いのでは?と思うほどですが、知的な発達遅滞があるから知的クラスになっているのだと思います。(おそらく知的には4~5歳程度)
そんなCちゃん、いったんヘソを曲げると断固として何もやらなくなったり、何かに固執して他の事を受け入れられなくなったりします。
私は風邪がずいぶん治まってきたものの、念のため(予防と言う意味で)まだマスクをして仕事に行っています。
私が教室に入った後に、Cちゃんが自分でマスク(給食当番用のマスク)を取り出して自分で付け始めました。
それを見た担任の先生。
「朝から今まで、咳が出てるからマスクしなさいってずっと言ってたのに、やらなかったのよ!ポンチョ♪さんがマスクしてたから急にマスクする気になったんでしょうね。」
一人だけマスクをするのがイヤだったのかもしれませんが、マネしてくれて良かったです。
その後、担任の先生がA君の学習指導にずっとかかりっきりになっていたので、その間私がCちゃんの学習指導を担当していました。
Cちゃんは本当はできるはずのことも、やり方を忘れてしまったりすると、とたんにやる気を失って、机の下にもぐってしまいます。
それを何とかなだめて椅子に座らせて、思い切りヨイショ!と持ち上げつつ一緒に勉強に取り組ませました。
なんだかんだと言いながらも、やり方を思い出せばどんどん進みます。
あっと言う間に用意された課題が終わりました。
「Cちゃん、がんばったね~!お姉ちゃんになったね~!もうすぐ5年生だもんね~!」
などと言う時間を過ごした後、しばらくしてからCちゃんが私の席まで近づいて来て、耳元で言いました。
「わたし、大きくなったらポンチョ♪さんになる!」
え?
「だって、お姉ちゃんなんだもん!だから、大きくなったらポンチョ♪さんになるんだ!」
そ、そう・・・?
何だかよくわからない理屈ですが、とりあえず彼女なりの褒め言葉なんだろうと、ありがたくその言葉のまま受け取ることにしました。
もちろん、情緒的に大波小波のあるCちゃんですから、この全く逆もあるんですよ!
「ポンチョ♪さんなんてあっち行って!」
なんて言うことも・・・
ま、後で「さっきはごめんなさい」って言ってくれますけどね。
一日のうちでも、その時間は良かったけど、次の時間はもうまったくダメなんてこともあるので、毎日毎日それぞれ一人ずつとのバトルがあります。
でも、まあたまにはこんな嬉しい言葉をもらえるときもあるからめげずにやっていられるのかもしれません。
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