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失敗を生かす仕事術価格:778円(税込、送料別) (2018/6/29時点) 本書の名前を一言で言えば、「失敗に学べ」もしくは、「失敗を活かせ」ということだろうか。もちろん致命的な失敗をしてはいけないが、致命的ではない失敗の中には、多くの学ぶべきことがあるという。 今までは「成功例」に学んでいた。しかし、それが行き過ぎると極度に失敗を恐れるようになり、前例踏襲ばかりをやって、新しいことにチャレンジしなくなる。これでは世の中の発展は望めない。 失敗をしないように作られるのがマニュアルだ。マニュアルを別に否定するわけではないし、何事も初期段階においては、マニュアルに従うというのも重要だろう。しかしどこまでもマニュアル通りでは、創意工夫もないし、進歩もしない。本書にはこのマニュアルに関して面白いことを言っている。対象は某ファーストフード店だ。<そこにはレストランで働く料理人に観られるような工夫、創造、仮想演習などはないに違いありません。想像力などは必要とされないので、当然〇〇〇〇〇〇でハンバーガーを何万個焼いても料理人になれません。(〇部は評者置き換え)>(p175)まあ、ファーストフード店で働いている人で、料理人になろうと思っている人は、そもそも少ないだろうが・・・。 それはさておき、最近は、昔に比べて、失敗に許容性が無くなってきたように感じる。とにかく社員は失敗しないようにするという前提で教育が行われる。しかし、人は失敗してこそ大きく成長するのだ。もちろん致命的な失敗はしてはならないが、そうでないような失敗は、その原因を自分で考え、同じ失敗を二度としないように工夫する。これこそが、何かを確実に身につけるための最も効果的な方法だろう。そして小さな失敗に対する創意工夫の積み重ねが、致命的な失敗の予防にも繋がるのである。しかし現在はそういった余裕が日本社会から失われている。一度失敗すればそれっきりなのだ。まるでどこかの悪の組織化が進んでいるようである。 また、本書には次のようなことも書かれている。「組織に属していると、ときに上司から法律違反のような不正を半ば強制されることもあるから困りものです。「いざとなったら会社が全部責任を負うから」などと言葉巧みに説得され、実際に問題が発覚したときは、「下の者が勝手な判断をした」と偽ってトカゲのしっぽ切の問題解決が行われることも珍しくはありません。」(p119) 典型的な例は、時折テレビなどで報道されている談合問題だろう。談合は完全な独禁法違反なのだが、業界によっては、またかと思うくらい摘発される。あれで逮捕されるのは大体が直接関係したもの(せいぜいが担当役員クラスまで)で、社長まで逮捕されたというのはあまり聞かない。でもあれは絶対にトップ層まで関係しているのではないか(もしくは黙認している)と思うのだが。 本書に紹介されている「思考展開図」というのは、なかなか興味深い。シナリオを分かりやすく図の形に展開していくものだが、色々応用が多そうな気がする。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 29, 2018
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野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ 改訂版 [ 若杉 友子 ]価格:1620円(税込、送料無料) (2018/6/27時点) 俳優の岡本信人さんのように、野草をなんでも天ぷらにして食べちゃう人はそう珍しくはないのだろう。もちろん野草の中には、毒のあるものがあるので、十分気を付けなくてはならないが、食べられる野草というものは意外に多い。そういえば、麒麟の田村氏なんかも、公園生活をしていた時は雑草を食べていたらしい。 私も、田舎育ちなので、食べはしないが、スイバやツバナなどを噛んでいた覚えがある。野イチゴや野生のグミ、天然の山芋、アケビなど、山に行けば結構食べられるものはあった。 ということで、本書のタイトルを見て、いかに野草を食べるかというような内容だと思っていたのだが、読んでみると少し違った感じを受けた。確かにレシピはいろいろと載っているのだが、野草だけでなく普通の野菜も結構ある。 食べられる野草というのは結構多いものだが、思ったほどの種類は紹介されていない。どちらかといえば、著者の生活ぶりや主張の方が目立ってしまうというのは気のせいか。 ちょっと違和感を感じるのは、どのくらいの根拠があるのかわからないが、とにかく決めつけているような内容が多いということだ。目次に「陰陽」とあったのが、少し気になってはいたが、どことなくスピリチュアルな香りがして、科学の子を自認する私とはあまり相いれないなという気がする。※初出は、「本が好き!」です。
June 27, 2018
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血 [ 新堂冬樹 ]価格:1998円(税込、送料無料) (2018/6/25時点) 本書の内容を一言で言えば、あるサイコパスの物語ということだろうか。この作品は、主人公の本庄沙耶という女子高生。しかし、どこでもいるという女子高生ではない。自分に流れる血を憎み、同じ血が流れる人間を消し去ろうとする。 父方の祖父母は無理心中、両親は目出し帽の男に刺殺される。沙耶はこの後、母方の祖父母、父方の叔父、母方の伯母に引き取られていくが、行く先々で、自分の血筋に当たるものを殺害していくのである。その方法が、デス・ストーカーである猛毒サソリを使ったり、車に爆弾を仕掛けたりというものだが、どのように沙耶がこれらの方法を考えるのかというところがこの作品の一番の読みどころかもしれない。 出てくる人物のほとんどはクズと言ってもいい人物。例えば、沙耶の両親や母方の祖父母だが、自分の保身のことばかり考えているし、叔父は、ワイルドを気取った小心者、その息子で従兄に当たる旬は、沙耶やそのクラスメートの果歩をレイプしようとする。伯母の夫である亨は、実の娘をレイプし、伯母の律子はまったく無関心だ。娘の香織にしても、夫が家出したということになっているが、実は「処分」したようだ。 これだけろくでもない人間をこれでもかこれでもかというほど出す作品はめったにないと言っていいだろう。世の中には「イヤミス」という言葉がある。読んだら嫌な気持ちになるミステリーというものだ。そういった意味では、本書も十分にイヤミスの資格があるが、残念ながらミステリー的な要素はほとんどない。全編がどうすれば沙耶が対象を「処分」できるかということに費やされており、そのやり方にアイデアがつぎ込まれているような気がする。それにしては、最後の終わり方はあっけなかったのだが。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 25, 2018
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猛獣性少年少女(1) (チャンピオンREDコミックス) [ 中田ゆみ ]価格:648円(税込、送料無料) (2018/6/23時点)猛獣性少年少女(2) (チャンピオンREDコミックス) [ 中田ゆみ ]価格:648円(税込、送料無料) (2018/6/23時点) 本作の主人公宇佐美亨は、草食系の高2の生徒。身長156cmと、背の低いのがコンプレックスだが、同じクラスの長身美少女・綾部玲里とひょんなことから付き合い始める。彼女の身長は176㎝もあり亨より20㎝高い。 綾部はかなり変わった娘で、実は黒豹の性質を持った猛獣系の娘なのだが、亨の幼馴染。あるショッキングな事件がきっかけで、彼の記憶は封印されていたらしいが、目の前のとびっきり可愛い美少女の前では過去のショックもなんのその。二人はそのまま付き合うことになるのだ。 この二人、いわゆるバカップルといってもいいくらい相思相愛でいつもいちゃいちゃしているのだが、二人が通う高校には他にも猛獣系の娘がいて、どれも美形。やはり幼馴染の江田島天乃(フクロウ)やギャルぽい伊勢崎蘭佳(狼)といった美少女が、なぜか亨に魅かれて、いろいろとちょっかいを出してくる。 うらやましいこともたくさんやらされるのだが、さすがに最後まではいかない。でも、かなりきわどいところまではいっているかな。でも絵柄がとっても綺麗だから、それほどエロい感じはしないのだが。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 23, 2018
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知的戦闘力を高める 独学の技法 [ 山口 周 ]価格:1620円(税込、送料無料) (2018/6/21時点) 知的戦闘力を高めるためと副題付きの本書。私も何かを学ぶのなら基本的に独学しかないと思う。人から教えられたことはなかなか身につかないし、応用も効きにくいのである。自分で勉強して徹底的に考えたことこそ、真に自家薬籠中のものとなるのである。 本書で面白いと思ったのは、本書で紹介されている2つの本の読み方。すなわち、メタファー的読書とメトノミー的読書である。前者は初学者向けの本から初めて、横にどんどん読書領域を広げていくという幅の読書であり、後者は、次第に専門的なものを読んでいくという深さの読者である。 しかし私は第3の読み方があるのではないかと思う。特に何かを独学するにあたっては必要になるのではないか。それは一冊を徹底的に読み込むのである。何かを学び始めた際に、基礎になることをあたかも塗り物を何度も塗り重ねるように読み込んでいくのだ。これは、一種のフレームワークを身に着けるということであり、これによって基礎的な知識を身に着けたうえでないと著者の言うような読み方をしても効果は薄いだろうと思う。もちろん基礎となるものなので、あまり通俗的なものは避けた方がいいだろう。 最後に知的戦闘力を高めるためにリベラルアーツの各分野なるものが紹介されている。自然科学も一応掲載されてはいるものの、なんだか生物学関係に偏っているような気がしないでもない。まあ著者の経歴を見るともともと哲学系の人みたいだし、根っからの文系人が入るには生物学関係が敷居が低いのかもしれない。工学関係のものは一冊も入っていないし、そもそもジャンルさえ設定されていないというのはかなり気になるところだ。 そもそも文系人にとって、一番敷居が高いのは物理学なんだろうか。そのこともあって明らかな間違いが書かれている。なんでもファラデーがマクスウェル方程式を導いたとか。<典型例が物理学で、たとえばファラデーは電磁気学の研究において流体力学からの類推を用いてマクスウェル方程式を導いていますし・・・>(p172) ファラデ-が偉大な科学者であり電磁気に関する各種法則を見出したことは間違いないが、彼は高等教育を受ける機会がなかったこともあり、数式の扱いといったことはあまり得意ではなかったようだ。これを定式化してマクスウェル方程式を導いたのはもちろんマクスウェルである。こういった記述を読むと、文系人が自然科学を軽視している実例を見るみたいでちょっとがっかりする。初出は、「風竜胆の書評」です。
June 21, 2018
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【中古】afb_【単品】_GOSICKs IV ゴシックエス・冬のサクリファイス (角川文庫) _桜庭一樹価格:55円(税込、送料別) (2018/6/19時点) 桜庭一樹のGOSICKシリーズの外伝に当たるGOSICKs (ゴシックエス)。本作はその最終巻に当たるものだ。舞台はヨーロッパの架空の小国ソヴェールの聖マルグリット学園。主人公は極東の島国からの留学生である九城一弥と謎に包まれた美少女ヴィクトリカ。描かれているのは、学園をあげてリビングチェスに興じる冬の1日の出来事。 挿入されるのは、ヴィクトリカの思い出話。異母兄となるグレヴィールのあのドリルのような尖がったヘンな髪形、彼の部下であるイアンとエヴァンの二人がいつも手をつないでいること。その原因は全部ヴィクトリカにあったんだね(笑)。 全編を通じて、どこかコミカルな雰囲気が感じ取れる。しかし、その反面、不安な空気も漂わせている。 <たとえば、この学園に学ぶ貴族の子弟たちが一斉に家に呼び戻されているという事実。逆に、都会からとつぜんこの村にやってきた資産家の親子。そして、なぜかそわそわしながらわたしの様子を確認しにきた兄貴。つまりは嵐が近づいている近日中に、そう・・・・・・>(pp177-178) 桜庭一樹の作品にはどこか異形を抱えた美少女が登場することが多い。このシリーズの主人公、灰色狼の末裔たるヴィクトリカは最高のキャラだろう。もっとも桜庭作品には時折ヘンな個所がある。本書でヘンと思ったのは、第一話「白の女王は君臨する」に出てきた鏡文字のトリック。後ろ向きに書いたために、ダイイングメッセージのpがqになった(p63)とのことだが、自分で実験してみるといい。絶対に鏡文字にはならないんじゃないかな。しかし、そんなヘンな部分も含めて、ヴィクトリカはとっても可愛らしいのだ。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 19, 2018
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静おばあちゃんにおまかせ (文春文庫) [ 中山七里 ]価格:756円(税込、送料無料) (2018/6/17時点) 主人公の葛城公彦は、警視庁捜査一課の刑事だ。階級は巡査部長で、年齢は25歳。自分に自信がないが、隣県に移動した元上司の無実を晴らすために奔走するような、なかなかに熱いキャラである。 本書で扱われるのは5つの難事件。上述の元上司にかかった冤罪事件、外国人労働者にかかった冤罪事件、密室殺人事件など。実は彼は、事件が発生すると、恋人で法律家を目指している高円寺円の知恵を借りるのだ。第一話では、二人はまだ恋人未満の関係だったのだが、第3話のあたりで、名実ともに恋人関係になった。 しかし実際には、元高裁の裁判官だった円の祖母が事件を解決しているのである。なにしろ円から、事件の概要を聞いただけで、たちどころに解決するのだ。究極の安楽椅子探偵だろう。 この連作短編集においては、葛城刑事と円のコンビが色々な難事件に挑むというエピソードが本書の横糸となるだろう。これとは別に、全体を通しての縦糸として、円から両親を奪った交通事故の真相の追求がある。 両親が事故にあった際に、円は中学生でいっしょだった。その時、事故を起こした犯人から酒の匂いがしたのだが、裁判の過程ではアルコールは検出されなかった。第4話で円はその犯人と対面するのだが、彼女に記憶にある人物とはどうも違う。その謎を解くというのが全体を通してのテーマとなっている。 最後に明らかになる円の祖母については驚き。最近は、あまり小説は読まないのだが、これは面白くて一気読みしてしまった。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 17, 2018
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『日本書紀』の呪縛 (集英社新書 0859 シリーズ〈本と日本史〉 1)[本/雑誌] / 吉田一彦/著価格:821円(税込、送料別) (2018/6/15時点)<『日本書紀』は日本の過去をありのままに記したような書物ではない。それは、権力の座についた氏族たちが自分たちの権力の根拠と正当性を神話と歴史から述べた政治の書物であり、過去を支配することを目的とした書物であった。>(p225) 本書の主張は、「日本書紀」とは、極めて政治的な書物であるというものだ。この書物は、過去の支配、勝者が自らの正当性を主張するために編纂され、我々は、今なお、この呪縛に囚われているのではないかというのである。 日本書記は、全30巻。神話の部分も含めて、戦前は金科玉条のように扱われていたが、戦後前半の3分の2は削除された。しかし、後ろの3分の1は残り、我が国の歴史のベースとなっている。まさか、この現在において神話部分を信じている者がいるとは思えないが、例えばアメリカでは今なお、キリスト教の影響で、進化論を信じない人が少なくないというから何ともいえない。 これまでの研究成果からは、日本書紀の内容はかなり盛られているようだ。それは政治的な書物であることから当然のことだろう。勝者が自分たちの支配を正当化するために作り上げた歴史。例えば、大化の改新や聖徳太子の話などである。 興味深かったのは、「天皇と皇后」の組み合わせについてである。「天皇」の概念は元々中国のもので、その対になるの概念は「天后」だという。つまり「天皇と皇后」の組み合わせが成立したのは、「皇后」のいなかった時代であり、つまりは、天皇号が我が国で成立したのは、天武の途中からではなく、女帝である持統から使われたというのが著者の推測するところだ。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 15, 2018
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ビキニアーマー装備の隣のママさん勇者は好きですか?【電子書籍】[ 伊藤ヒロ ]価格:734円 (2018/6/14時点) 主人公の御厨シンイチは、築20年の安アパートで一人暮らしをしている17歳の高校生。この世界は、ファンタジー世界と衝突して融合してしまっているという設定だ。だから隣の部屋に住んでいるシンイチあこがれのシングルマザー、2X歳の嶋田フミノも実は女勇者なのである。 彼女は8歳の娘のチカといっしょに住んでいるが、実はこの娘、年齢が10万と8歳でエルフなのである。だから見た目は幼女なのだが、かなりのおませさんなのだ。しかし、別にフミノの養子という訳ではなく本当に彼女が産んだらしい。この当たりはエルフ特有の事情もありそうなのだが、なんだかよく分からない。 ところで、ファンタジー世界では、女戦士御用達の防具であるビキニアーマーなのだが、もちろん表題からも分かるように、この作品でも、女勇者であるフミノは、魔王と戦うために着用することになる。 論理的に考えると、あれだけ露出が多くて、果たして防具の役目を果たしているのだろうか。いや魔法もあり、何でもありのファンタジー世界のこと、露出しているように思える箇所も、きっと魔法防御がかかっているのだろう(たぶん)。 そうするとアーマー部分はきっと見られて恥ずかしいところか、もったいなくてそう簡単には見せる訳にはいかない箇所を隠すためのものなのだろう。だとすると別に金属でなくてもいいと思うのだが、あれはきっと「私は戦士よ♡」というアピールも入っているのかもしれない。しかし、ビキニアーマーとは着用する人を選ぶように思える。例えばゴリラのような女戦士がビキニアーマーを着用している例を私は知らないし想像したくもない(笑)。 もちろんそこはあのフランス書院から出ている美少女文庫のこと、それなりにエロい場面はそこかしこにある。もっとも「美少女」文庫と言いながら「美少女」のカテゴリーに入りそうな人はほんのちょっとしか出てこない(美ママや美幼女ならずっと出てくる)。そして、本作では、ビキニアーマーは魔道具の一種で、エッチなことをするたびにそれが魔力に変換されて女勇者の力が上がっていくという設定なのだ。 二人は来たるべき魔王復活に備えて、エロエロな関係になって励むのだが、それを指導するのが、なんと(10万+)8歳の幼女チカちゃん。シンイチとフミノにあんなことやこんなことを・・・。 そして、タイトルの「ビキニアーマー装備の隣のママさん勇者は好きですか?」なのだが、男子諸君ならきっとこう答えるに違いない。「はい、好きです♡」と(笑)。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 14, 2018
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女騎士団ぱんつこれくしょん【電子書籍】[ みかど鉄狼 ]価格:734円 (2018/6/14時点) 舞台はとあるファンタジー世界。主人公のアッシュは、この世界にあるパリス王国の貴族の息子として、現代日本から前世の記憶を持って転生してきた。その彼が第一王女の設立したエリザベート騎士団の団長として任命されたのである。 彼のぱんつにかける情熱は半端ではない。なにしろ、この世界に転生したきっかけが、下着泥棒を追って交通事故にあったからだ。「ぱんつは女性に穿かれてこそ意味がある」(p9)という信念の彼には、ぱんつ持ち主から引き離して単なる布切れにしてしまうという下着泥棒の行為が許せなかったのだ。そりゃまあ、あれは持ち主とセットだよな。もし着用しているのがおっさんだとしたら・・・オエー(失礼、ちょっと吐き気が)。 この世界には、女性が穿くものとしてドロワーズはあるのだが、現代風のぱんつが存在しないのである。ぱんつ愛のアッシュはこの世界にぱんつを普及させようと試行錯誤する ドロワーズでは騎士としての活動をする際に実用的ではないという理屈でいろいろと作ってみるのだが、絹でつくると皆がもったいないと大事にしまいこんでしまう。普通のぱんつを作ろうにもこの世界にはまだナイロンもゴム紐もない。 そこで彼が行ったのは、魔女に魔法で作り出してもらうというもの。《闇夜の魔女》ストリガと呼ばれるこの魔女は、一見10歳くらいの幼女に見えるのだが、実はアッシュのご先祖さまといっしょに魔王を退治したという年齢不詳のいわゆる「ロリ婆」。彼の先祖のよしみで、ナイロンをつくるという頼みを聞いてくれたもののその代わりにあんなことやこんなことも。それにしても魔法でナイロンを作り出すなんて、すごいぞ魔女。 アッシュは、ツンデレ騎士のヘイゼル、ちょっと気の弱そうな騎士(実は王女)ルクシラ、ロリ魔女のストリガ、美人秘書のミネルヴァにそれぞれ違う種類のぱんつを穿かせてご満悦。もちろん、美少女文庫のこと。ぱんつを穿かせるだけでは飽き足らず、みんなとはそういう関係に。これはアッシュがハーレムを作るとともに、ファンタジー世界におけるぱんつ創成の物語でもある。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 14, 2018
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吉田麻也 レジリエンスーー負けない力 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) [ 吉田麻也 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2018/6/13時点) 最初に断っておきたいが、私は運動方面(スポーツとカタカナで言うの嫌いだ)には一切興味はない。その中にはもちろんサッカーも入る。著者は有名なサッカー選手のようだが、私は興味がないので、今回初めて名前を知ったくらいだ。 普通この手の本はまず読まないのだが、今回は頂き物ということもあり、自分が食わず嫌いという可能性もあるので、自分の知らない世界を探求しようという好奇心で読んでみた。読んでみたら案外面白かったという可能性もあるからだ。 描かれているのは、一言で言えば、著者がこれまで歩んで来た道ということだろうか。要するに、自分はがんばってここまで来たと言いたいんだろうが、残念ながら私には「ふ~ん」という感じしか受けなかった。 それでも面白いと思ったのは、著者の兄弟の名前だ。著者は「麻也(まや)」で、その名前からよく女の子に間違えられたそうだ。ちなみに長兄は「穂波(ほなみ)」、次兄は「美礼(みれい)」らしい。麻也パパ、どれだけ女の子が欲しかったんだ? もう一つ興味深かったのはJリーグのプロ契約には、A契約、B契約、C契約に分かれていて、それぞれ待遇が違うということ。また、バスの席なんかもベテランの指定席というようなものがあったという。お前らどこかのガラの悪い高校生か?どうもこのような体育会系的な部分が自分には合わないようだ。 一読してみて、つくづく私には興味がない世界だということを再認識したが、自分に合わないだけで、この道に興味を持っている人、著者のファンの人にはいいのではないかと思う。※初出は、「風竜胆の書評」です。
June 13, 2018
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