2025年01月14日
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鱈は北の海で獲れる魚ですが、昔から関西でも食べていました。ただしそれは
生の鱈ではなく、ひと塩の鱈、すき身鱈、棒鱈など加工したものばかりです。
固い干物の棒鱈は、京都では京芋と一緒に煮いて「 芋棒 =いもぼう」という一
品になります。大阪ではもっぱら正月の 煮〆 用の食材ですが、水を替えながら
戻すのに1週間かかるという、えらく手のかかる食材です。それでも昔の人は
これを正月料理にしようと思ったんでしょう。美味しく思ったんでしょうね。

わたしが子供の頃も、祖母や母は「面倒な」と言いながら、棒鱈を水で戻して

わたしが結婚して以降も、 棒鱈 は長く省略していたのですが、ある年、ひと塩
の鱈を煮いて代用してみると美味しかったので、それ以降は鍋用の鱈の切り身
など、いろいろと工夫しながら煮〆に加えてきました。ここ数年は鱈のあらを
買い、日持ちがするように濃いめの味で煮付けて、煮〆の一つとしています。

当ブログの愛読者で2014年に亡くなられた <みず>さん が「父は棒鱈を摘むた
びに、『♪割り木みたいなトト食べて…』と口ずさむのがクセでした」と書か
れていました。棒鱈しかなかった時代ならいざ知らず、たぶん大正生まれのお
父さまも「もっとうまい魚があるのに」と思われていたのでしょう。わたしが
このところ定番にしている鱈のあらは、しょうゆとみりんと水で煮きます。お







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最終更新日  2025年01月14日 22時30分23秒
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