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秋休み、明けましたー。また本日から宜しくお願いします。さて、秋休み明けの第一弾はフォトジャーナリストの著者が奥駆・逆峯を12日間かけて行った記録、『熊野、修験の道を往く』はお届けします。このようなのが読みたかったーーー。奥駆をした方の体験記!私が歩いたことのない箇所の奥駆け道がどのようになっているのか、靡にはどのようなものがあり、どのようなことを行っているのか、その時代背景や行はどのように行っているのか……。もう、私が知りたかったことがたくさん詰まっていて、震えるように読みました。巻末には、この行に参加した人に対して著者がインタビューしているのですが、当時52歳で鍼灸師の女性の方がこのようなことを語っていて、もう、激しく同意、共感でした。そのまんま引用します。山上ヶ岳の女人結界について聞いた。「個人的には登りたいと思っている。が、複雑」はじめは、なんでこの時代に、と思った。しかし奥駆を重ね、男の行者とも知り合いになると、最近は「ナンセンスだがそういう場所があってもいいかなと思う。」それに奥駆で、あれだけ歩いてみると、「大峯はもっと広いよ。山上ヶ岳にはこだわりません。なんでお琴はこだわるのかな」。優位性を保たれたうえで、叱られた気分だった。(p191)そうなんですよ。「そういう場所があってもいいかな」それに尽きるんです。この体験記って2004年の話なんですよねー。もう、その時にこのように思われている方がいらっしゃったってことは、案外大峯が好きな女性は同じような感覚を持っているのかもーーーと思ってしまいました。そうだったらいいなーー。私は山上ヶ岳に上がりたいというよりは、大峯山寺にいらっしゃる秘仏・役行者像を拝みたいだけなんですけどねー。それを拝めるのなら山上ヶ岳じゃなくても良いかも。奈良博までお出まししなくてもいいので、金峯山寺まで、再び日通さんにお願いして……と結構な願いかも。それから本書で特筆する点は、こお奥駆では事故が起こっていること。それについても、しっかりと触れていました。滑落した人は一命を取り留めましたが、先達がいて、安全を期しながらの行であっても、やはり事故は起こるんだなということを身に染みて痛感しました。だからこそ、単独で登拝する自分は、更に気を引き締めて参詣しなけらばならないと思ったのありました。にほんブログ村
2026年09月29日
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只今秋休み中です。29日に再開の予定です。ご了承ください。にほんブログ村
2026年09月18日
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この日は車でお散歩。年に1度しか公開されない峰定寺の宝物館の拝観が1つ目の目的。ここはとにかく早くお寺に着かないと、駐車場がいっぱいになるんですよー。で、この日も朝早く出かけたら、開門までに30分以上前に着いてしまい(お陰で駐車場に車を停めることはできました)、まず先にお寺の御神木ともなっている三本杉にお参りに行ってきました。 日本一を誇る樹高の三本杉には圧倒されます。この三本杉は境内ではなく、境内から片道20分弱のお山の中にありますが、道は整備されていますので、迷うことはありません。ただ、整備されているとは言っても足元はただの地道でそこそこの坂道ですので、最低限足元はスニーカーでないと怪我をします。このように滝もあるようなところです。お察しください。再び境内に戻り峰定寺へ。山門以降は撮影禁止なので、あの立派な懸造りの本堂を画像でお見せすることは出来ませんが、受け付け横に峰定寺の全景を描いた絵が掲げられており、本堂が懸造りで描かれています。2年前に訪れた時は、修験には全く関心を持っておらず、懸造りのお堂を一目ということで参拝したため、この絵を私は完全にスルー。逆に今回はこれを見て、大興奮(笑)。山頂まで行きたいーーーと伝えたところ、鎖などが古くなりお寺の人でもかなり危険が伴うのでそれは出来ないということでした。残念。しかし、修験のお寺ということは役行者像はあるのではないかと尋ねると、すぐさま教えて頂きました。前回は像すら見逃している(笑)。また、以前は役行者像は行者堂内に祀られていたのですが、お堂がいつ崩壊してもおかしくない状態になっており、外に出したということも加えて教えて頂きました。この山門から入ります。教えて頂いた役行者像をお参りしていざお堂へ。目の前の光景に驚きました。2年前にはなかったものが!目の前のお山が完全に土砂で崩れていたのです。下山してお寺の方に伺ったところ、土砂で崩れたのではなく、国の施策による森林伐採でした。しかし、それはお山がほぼ無くなったような感じで見るも無残。大峯山系の小型版のような光景であったはずのものが、そこにはなく……。お寺の方の話によると、伐採があった後に、林野庁が説明しにお寺に来たとか。順番が違うとも憤慨されておりました。元のお山に戻ることは難しいのではないかとも。更に言えば、先の三本杉のお山のお隣のお山のため、今後の自然災害では三本杉にまで影響を与える可能性もあるとのこと。三本杉は林野庁が観測しての日本一と分かったもので、そこまで林野庁が関わった大切なご神木であるはずなのに、なぜそれに影響を及ぼすような伐採になってしまったのか……。林野庁の言い分は分からないので、何とも言えませんが、かなりやるせない思いがしました。宝物館ではかつて山門に鎮座していた仁王像がいらっしゃいます。力強い姿はなかなかです。前回、見せて頂いた平清盛直筆の木札はケースに入れられて、彼の自筆のところは木札の裏なので見えなくなっていました。この木札は平清盛が本堂の現場監督だったという署名みたいなものだと当時説明を受けました。峰定寺の後は、志明院へ。こちらは以前「賀茂川の最初の一滴」ということで参拝したところ。当然、修験を知る前ではあったのですが、役行者開山であることは以前お参りした時に知識としては入れていました。その後ですねー、役行者が個人名だと知ったのは(笑)。改めてのお参りでした。それと、とあるブロガーの方は志明院横の古道をお山の山頂に向けて歩いたところに志明院代々のお墓があるということを記しており、私もそこにお参りしたいとも思っていました。こちらが山門。峰定寺同様に山門以降は撮影禁止。お堂内の役行者像は秘仏で一切表に出ることはないと教えてもらいちょっと残念でしたが、実は賀茂川の最初の一滴の洞窟内にも像があることを教えて頂きました。もちろん、こちらで像にご挨拶。像の前でも最初の一滴が幾度となく上部の岩盤から落ちてきて、とても神秘的に感じました。賀茂川の最初の一滴のあるところは舞台になっていて、こちらも懸造りです。が、撮影可能な懸造りの建物がここにはあります。それが、こちら。 お寺の方の話によると、60年前に建てられた僧侶のための勉強部屋なのだそうです。今は使用していないとのことでした。また、お山の上にあるお墓のことも尋ねました。するとかなり興味深いお話を伺うことができました。それは、このお寺は朝廷(天皇)勅命で御所から使う賀茂川水系を命じられているため、住職であろうと亡骸荒の汚物を賀茂川に流してはいけないというものでした。私がお参りしようとしている先代方のお墓のある場所は薬師峠になるのですが、そこは分水嶺になっていて、志明院側は賀茂川水系、反対側は桂川水系となるのだそうです。そのため、桂川水系側に先代方を葬っているのだとか。因みに、志明院がある雲ケ畑の集落の人たちも同様に賀茂川の源流を汚してはいけないということで、亡骸は持越峠まで運んだということだそうです。この峠の名前は、亡骸を持って峠を越すということが由来だとか。実はこの峠は志明院への往復に車で通ったのですが、半端ない勾配で、この地に住んていた先人たちのただならぬ思いを感じました。という訳で、お墓へお参り。しかし、まぁ簡単にたどり着くわけではありません。事前リサーチで道が荒れていて迷子になりそうという情報ばかり。ただ、30分という道のりなので、あの第五経塚と同様の難所を意識したら何とかなるかもということでトライ。住職さんもそこへのお参りに関して止められなかったというのも何とかなるというちょっとした根拠。 ←ほぼ渡渉。目指す薬師峠直前にある六地蔵。これが最終的な目印になります。右手側が志明院方向になります。そしてこの六地蔵はまだ賀茂川水系。この数歩先(画像左手の倒木辺り)が薬師峠です。上記画像が薬師峠のてっぺん。賀茂川水系と桂川水系の境。つまり分水嶺です。薬師峠から右手に数十秒のところに、志明院先代方のお墓があります。この画像の左手がその先代たちのお墓。中央横線が分水嶺。その手前の矢印が桂川水系。奥側矢印が賀茂川水系となります。 お墓に手を合わせて、そのままピストンでお寺に戻りました。そこで再び住職さんに出会ったのでお礼を伝えました。また、ここへの道のりにはピンクテープが随所に巻かれています。これは住職さんが巻かれたとのこと。ポイントとなる分岐(右手の道を行くのが正解)にもきちんと巻かれていて、これがなかったら恐らく迷子。今尚、賀茂川の最初の一滴を守る住職さんには頭が下がる思いでした。にほんブログ村
2024年12月29日
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本日はお知らせを挟みます。昨日の続きは、明日お届けします。木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(9月15日の記事)今回も戦争にまつわる書籍を紹介します。それが『昭和23年冬の暗号 』。もうね、こんなに戦慄を受けた著書は初めてですよ。著者の猪瀬さんは政治家になるよりは、このような形で戦争に関連するルポタージュを書くことの方が使命ではないかと思います。正直言って、「昭和16年夏の敗戦」以上に驚きの連続でした。日本人として、絶対に知っておくべき事柄が、この「暗号」です。是非手にして欲しい1冊です。にほんブログ村
2026年09月16日
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「おひとりさま」ネタでずっとシリーズを出しておりました作者が結婚しておりましたということで、速攻でそのネタで出版されている『アラフォーおひとりさま、結婚しました。』を入手。純粋に楽しく拝読しました♪お相手は、7年間飲み友達として付き合ってきたハッチ―。結婚するちょっと前から二人で飲み始めて、彼からプロポーズされたようです。その7年の間、作者は「おひとりさま」の企画として恋愛成就の願掛けは数知れず。しかし、彼の存在はあくまでも作者にとっては、ただの飲み友達で、全く恋愛対象にはなかったようです。作者の「友達期間ムダに七年…!!一体何やってたの―⁉」と叫びつつ、「そう幸せの青い鳥は意外と近くにいたのでした…」と語り、「もうちょっと早く気づこうよ。私も彼も!!」と突っ込んでいる場面では思わず爆笑してしまいました。「あるある」ですよね。そう言えば、自分も趣味に目覚めて、彼氏が欲しいとかぷっつり考えられなくなった時、今の夫とであったっけ~(遠い目)。しがみついていたものを手放した時、案外その空間に欲しかったものが飛び込んでくるのかもしれません。しかし、この「しがみついたもの」を手放すのは、もうめちゃくちゃ勇気のいること。自ら「しがみついたもの」を手放すなんて無理なんですよね、少なからず私の場合。それを忘れる位、別のものを見つけない限り。そんなこんなの綱渡り人生を未だにやっています。さて、この作品で共感できたところは、結婚の準備をしている最中に作者とその父親がもめたという話。結婚式やパーティなど堅苦しいことはしないということで話は進んでいたのですが、両家の顔合わせという時に、作者の父親から身上書の交換をしたいという連絡が入ったことが事の発端。「身上書」ですか~。正直、私自身、この作品でその存在を知りました(汗)。愛知県ではこれが当たり前のようです。結婚式やパーティーをしなくてもOKなのに、身上書がいるとは……。地域地域での結婚観というのは、思わぬところに違いが出てくるようです。「まさか最後の難関が自分の親との結婚観の違いだとは……!!」(p100)ちなみに、私の場合、披露宴の招待する人物についてもめました~(泣)。私の場合、平均的な結婚年齢よりは早くにしたため、なるべく式や披露宴を金銭的に安価に済ませるしかなく、人数を絞っていたのですが、それをはるかに越すほどの親戚を呼ぼうと父親がしました。それされると、お世話になっている会社の方々や学生時代の友人が全く呼べず……。本書の作者はメールでバトったみたいですが、私は電話でかなりバトりました。これはまさに時代の違い。しかし、バトる内容は似たり寄ったり。作者も語っておりましたが、父親は結婚をやはり「家と家のつながり」として捉えている(いた)ようです(実は、作者と私と世代的には一緒)。全般的に、「結婚」って結婚する年齢が異なっても悩んだり、喜んだり、考えたりすることは一緒のようです。少なからず、親との「バトル」内容、そろそろ変化があって欲しいものですが……。にほんブログ村(↑ ポチッと押していただけたら嬉しいです)
2017年05月28日
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作者の櫛木理宇さんは私の中では気になる作家さんの一人です。そのため、ぼちぼちと出会った時に読み進めています。この作品『死刑にいたる病 』は、先日とある記事で映画化されるということを目にしました。しかも、監督が「孤狼の血」の監督!それは善は急げというもの。偶然にも友達が持っていましたので、借りて速攻読み。かつて近所でパン屋を開いていた店主が連続殺人で逮捕。調べによると20人以上を殺したのだが、立件できるのは9件。その店主が大学生筧井雅也に1通の手紙を送る。その内容は立件されたうち8件は自分がやったことだが、最後の1件は自分で殺したものではない。この1件については冤罪なので調査して無罪を証明して欲しいというものであった。雅也はそれを受け、彼の過去を探っていく。この作家さんのすごいところは一人にスポットライトを当てるだけで、その何代か前まで遡った複雑系の負の連鎖を楽々とあぶりだしていく点です。しかし、内容はかなり重たい。なのに、素人の私からみればひょうひょうと描いているようにも思えます。一部には彼女の作品はホラーとカテゴライズしているところもありますが、全くホラーじゃないんですよね。普通の日常を送っているとあまり表にでない部分なだけで、けっこう社会問題にもなっている内容ではあります。で、今回は私としては「犯罪心理学」的な内容だなと思いました。しかも、最後まで。大風呂敷を広げるのではなくて、この作品に関しては徐々に風呂敷を広げていくような感覚。そして、最後はなるほどと思わせてくれました。犯罪を犯す人の一つのパターンなのだなと。これを白石監督はどのように映像化していくのかかなり興味あります。そもそもこの作品で行われた殺人もかなりえぐいです。「孤狼の血」のようにまんま、しかもズームアップして映すのか、オブラードに隠すのか、そこからして注目すべき点かも。来年公開されるらしいですが、観に行きたいなと思っています。にほんブログ村
2021年09月09日
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中学3年生の多くが今週末、学期末テストではないでしょうか。今回の定期テストで、ほぼ内申点が確定ということで、必死な人は、必死なはず。そのような訳で、本日は休日返上で定期テスト対策という名の授業でした。中学生の国語の教科書は、授業時間数以上の単元を盛り込んでいるため、私が知る限りでは全ての単元を学校の授業ですることはありません。学校の采配に任されています。塾は一つの学校の生徒だけではありませんので、国語は各学校によってばらばらです。その中で、とある学校では論述文「ネット時代のコペルニクス」という文章を扱っていました。著者は吉見俊哉氏。教科書への書き下し文のため、これそのものの著書はありません。ネットと本との比較論であり、更には情報を体系的に捉えるためにはという話に発展していきます。ネットと本の違いさえ分かれば、案外分かりやすい内容だと私は思っていたのですが、そうは問屋がおろさない。タイトルからもわかるように、比喩表現として「コペルニクス」の天動説が出てきます。そして、「森の中のりんご」。これが何を例えているか分からないようなのです。おまけにこれらに関する問いがほとんどですから、余計に混乱を招きます。そのため、「分からない」と投げ出してしまう生徒の多いこと(汗)。私が推測するに、ネットと本の違いは脳みその中で分かるけれども、この違いについてどれがどのたとえをしているかが一致しないというところでしょうか。この部分をどのように子どもたちに理解させるのか、ちょっとだけ翻弄させられてしまいました。====そして、魯迅の『故郷』。こちらは中国の話なので、社会的背景が分からないと読みづらいです。しかも、情景=心情ですから、情景がプラスのイメージなのか、マイナスのイメージなのか分からないと、問題以前に、文章も理解できません。「鉛色の空」と書けば、気持ちがどんよりとしていると分かりそうなものなんですけどね。そして、母が場合によっていは、ご隠居様というように、言い換えも多数でてきています。私のように活字中毒だと自然とこの言い換え部分というのは、意識しなくても読んでしまうのですが、これも難しいようです。生徒たちにはとにかく、あらすじが書けるほど(実際には、書けなくても、語れるほど)にまずは読まないと本書は問題を解けないのですが、こちらもあらら~という生徒が一部。無事に最後と言っても過言ではない定期テスト、無事に乗り切ってほしいのですが……。にほんブログ村(↑ ポチッと押していただけたら嬉しいです)
2014年11月24日
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昨夜は息子を夫に託して、久しぶりピアノ・リサイタルに行ってきました。ピアニストはロシア出身のダニエル・ハリトーノフ氏。今月で21歳になる若手ピアニストです。と言っても、私は彼のことをほとんど知らないくて、ただ演奏曲が私の好きな曲があり、生でそれを聴きたいというだけで、彼のリサイタルに行ったのですが、いやー、行って良かったです。こんな演奏の仕方をするピアニストは初めて!どんな演奏かと言いますと、ただただ「弾けてる」!私の好きなベートヴェンの『月光』も、ショパンの『革命』もアンコールのラフマニノフも、とにかく音がぴょんぴょんしているのです。疲れた心身に癒しをと思ってのリサイタルでしたが、かえって刺激的でわくわくしてしまいました。会場にいた妙齢のご婦人たちもお互いに「こんな演奏初めて」と仰っておりまして、おそらくこのご婦人たちはフジ子・ヘミングウェイさんのファンの方々だと推測されるのですが、その方との比較論を戦わせつつ、彼の演奏に刺激を受けていたようです。3年前の動画ですが、貼り付けましたので、宜しければお聴きください。↓私自身、幼いころからピアノを習っていて、決して上手には弾くことができませんでしたが、三つ子の魂百までと言いますように、私にとっての日常の音楽と言えば、「ピアノの音」なんだなと改めて感じました。そんなことも感じることができたリサイタルでもありました。にほんブログ村
2019年12月05日
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再び小学生の指導も行うようになりました。以前は集団での授業を行っていましたが、今回は個別にて。指導を行う前にご両親と本人とも面談し、現在の学年の指導ではなく、小1から振り返りつまずいた点を洗い出すことから始めることになりました。今は高学年になっていますので、小1からの洗い出しとなるとかなりの量になります。しかし、出来れば短期間でそれを見つけ出し、補完し、現在の学年につなげたいと思っていますのである程度効率的な教材を使用しなくてはなりません。くまなく書店を歩き回ってみつけたのが、陰山英男さんが作成した『国語・算数たったこれだけプリント』シリーズ。 陰山さんのサイトにいくと、このように書かれています。小学校で学習することは、実はそれほど多くはありません。各学年で習う各教科の重要ポイントを精選すれば、実は、「たったこれだけ!?」と思える量であり、それで充分なのです。学習することが少なければ、勉強も効率よくはかどります。全教科あわせて何百ページもある教科書を隅から隅まで勉強する必要はありません。短時間で必要なことを徹底反復。それが学力を定着させるコツです。 表紙には「たった64ページだけでいいんですか?」とあるのですが、きちんと数えてみますと、算数は34ページ。国語は18ページ。算数に関しては、見開き1ページで一つの単元終了。しかも左ページはその単元の説明。でも、よく出来ていて、このページは子どもに音読するようにさせています。実際に子どもが問題を解くのは右ページのみ。この問題集は縦25.5cm、横18cmという小型ですので、正味1単元に解く問題は10問にもなりません。子どもの負担の少ないことこの上なし!!!!!更に実際にやっていると、明確につまずき点が分かるのです。もちろん、このつまずいたところは、その単元のみ、別プリントで抜きだして徹底的に叩き込んでいます(笑)。教える方の負担も少ない!!!!国語の方は、小1レベルですと最初の見開き1ページが漢字の読み。その後に見開き2ページで漢字の書き取り。そして読解へと続きます。この読解がまた素晴らしい。見開き1ページが1回分なのですが、次のページは物語が前回の続き。つまり、一つの物語を幾つかに区切って問題を作成しているのです。解いている子どもも物語の先が気になる!と苦手意識が少し薄れるようです。更にこの問題集の工夫は、先に問いがあり、その後に文章が書かれているということです。つまり、見開きの最初には「はじめにもんだいをよみましょう。つぎに左の文しょうをよんで、もんだいにこたえましょう」とあるのです。国語の苦手な子には最初に長い文章が出ると、それだけで引いてしまいますが、最悪問いかけのところだけ、とりあえず読もうかという気持ちになれるようです。小1ですと、この1回分ではわずか2問か3問。これだけ少ないと苦痛ではないですよね、ましてや現在高学年になっていますから(笑)。また、少ない問題数ですが、指導する方も何がつまずいているのか明確に分かります。国語の苦手な子には、読解力というよりも、自身が持っている語彙が少なくて書かれている単語の意味が分からずつまずいている場合があります。継続した物語で問題が作成されていると、最初につまずいた単語をきちんと説明すると、次の問題でその単語が出てきた場合、そこではつまずかなくなります。また、指導する側もその単語を子どもが「理解した」とはっきりと分かるので、算数のようにその部分を抜き出すことなく先に進めることもできます。話は前後しますが、この問題集の算数の34ページの中には百マス計算のプリントも含まれています。ここはコピー可能なので、毎日家でもできるようにコピーして渡しています。問題集に指定された制限時間内でこれをクリアできるようになった時の、本人のびっくりした顔!「できないと思っていた。奇跡だ!」と言ってましたが、間違いなく本人が叩きだした記録。もともと内向的な子なので、この1つ1つが自信にもなっているようです。百マス計算プリント付きで1学年分がとりあえず網羅でき、お値段500円はかなりのお値打ち品と思います(笑)。にほんブログ村(↑ ポチッと押していただけたら嬉しいです)
2016年05月21日
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昨日、一昨日と同じ記事を投稿してしまったようです。大変失礼いたしました。しかし、なぜこんなことをしてしまったのか……。このまま放置して、かつ気を取り直して本日の記事へまいりたいと思います。いやはや、本当にごめんなさいです。白洲正子のお孫さんにあたる方が改めて白洲正子が訪れた場所を訪問してそこで感じたことを綴った紀行文『白洲正子の宿題』を読了。お孫さんと言っても、私よりも少しだけ年上。と言うところで、実は驚きました。いや、冷静に考えればそれは分かり切ったことなのですが、つい「孫」というイメージに若い人というのが結びついてしまっており、これは自分の思考の失態。もっと驚いたのが、著者の経歴が細川元首相の公設秘書だったということ。てっきり、民俗学の研究者の道に進んだ方なのかとも思ってましたよー。と言うのも、著者は白洲正子が赴くいわゆる聖地への場所で幼い頃から同行しているということが、文中で記されていたからです。そこから信仰などに関心を持たれてその方向に進んだからこその、本書なのかと何となく思ってしまったからなんです。さて、本書。神々が集う場所を巡ってその思いや感じたことを歴史的背景から記されているのですが、やはり私の推し、役行者に関することがいちばん惹かれました。そしてそこには、私にとっては新しい見解がありました。それは、役行者が葛城山から大峯山に橋を駆けさせようとした事業について。著者は、その橋は「明日への架け橋」を架けようとしたのではないかというもの。なるほど、修験のメッカ葛城と大峯を橋でつなぐことによって、双方を楽に行き来したいというものではなく、そこに希望であったり、夢であったりという思いを載せた物だったということの方が確かに修験という信仰に関しては理にかなっているかも。著者の見解を読んで、確かに修験はもともと厳しい修行をすることで、験力を授かることを目的としているので、楽に双方のお山を渡り歩くことは全く持って修験の理にはかなっていないということであることに気付いたのです。うちの推しが楽をするためなんて、思っていた私はめちゃ罰当たり。そこに、夢や希望を載せるためというのであれば、弱者を助けるために験力を使っていたという方が修験者の理にはかなっています。まだまだ私の理解力の低いこと。猛省でした。神と仏がいい関係で集合している話や神が降臨したと言われている高千穂、そして琉球王朝まで、まだまだ私にとって未踏の地の話も多く掲載されていますが、これを読んでいるとますます白洲正子が歩いたその場所を巡りたいと思いが強くなるのでした。にほんブログ村
2025年09月21日
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以前にも触れたかと思いますが、現在私は職場で恐竜の粘土職人として子ども達に人気を博しています(笑)。もともと、恐竜を含む古生物が好物ですが、現在このような状況ですので、恐竜の最新情報を叩きこむのはこれまで以上に必須。というタイミングで目に飛び込んできたのが『会いにいける!恐竜・古生物図鑑』。日本国内で発掘された恐竜や古生物を集めた図鑑となっています。そんなわけで、国内限定ですので、ここで紹介されているそれらは、これまで刊行されている図鑑からすると、圧倒的に種類は少ないのですが、ここに紹介されている恐竜や古生物は国内の博物館などで実際に見ることが可能で、それがどこでなのかということも記載されています。これを読んで、ドツボにはまったのが、カムイサウルスでも、フクイラプトルでも、タンバティタニスでもなく、アンモナイト類でした。私の知っているアンモナイトは、カタツムリがぐるぐると殻が渦をまいて巨大化したものというイメージ。しかし、それはいわゆる教科書的なアンモナイトであって、本書ではそうではない、いわゆる「異常巻きアンモナイト」が多数取り上げられていて、これに土肝を抜かれました。そもそも、日本はアンモナイト類の化石がざくざくと発掘される「アンモナイト大国」ならしいです。「異常巻きアンモナイト」を端的に表すと「平面螺旋状にぴったりとは巻かない殻」を持つアンモナイトとなります。まぁ、とにかくこれを多く紹介しているという訳。最初に取り上げられているのが、「ニッポニテス」という北海道で発掘されたアンモナイトなのですが、このアンモナイトは、右ターンと左ターンを交互に繰り返す巻き方で、これには数学的な規則性があり、それを「式」で表すことが出来るのだそうです。自然界のものは数式で表すことが出来ると言う話を数学に関連する本で読んだことがありますが、それを体言化したようなアンモナイトということになります。しかも、この名前「日本の石」という意味があり、日本古生物学会のシンボルマークのモチーフにもなっているとか。他にも、まっすぐに殻が伸びて、ある程度伸びたら、180度曲がって、殻の先端の方に向かって伸びて、そこからまた180度曲がって最初に曲がったところくらいまでまっすぐ伸びていくアンモナイト、もはや巻かないアンモナイトとか。こんな化石が出てきたら、素人はアンモナイトって分かんないじゃんというものばかり。アンモナイトと言っても奥が深すぎます。ってか、なぜアンモナイトなのに「巻かない」となるのか、タイムマシーンがあったら、そのアンモナイトにインタビューしたい気持ちなります。日本って火山の噴火でプレートが隆起した地形ばかりだから、山の奥深くの断層を掘ったらまだまだ色んな新種が出てきそうだなーと思うものの、その山奥に近づくのが国土が狭い割には難易度が高いという特徴がありますが、今後もこの業界の発展を期待せずにはいられません!にほんブログ村
2026年09月10日
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この日の数日前にSNSで流れてきたのが以前、京都市考古資料館での企画展があった展示がこの日限定で立命館大学の衣笠キャンパスで行われるという情報。同じ内容でも、その時にはうっかり見逃していたことなどがあるかもしれないと大学までふらふらーーといってしまったのでした。その前に、その道中で目に下のが、二条天皇香隆寺陵。住宅地の真ん中にあってビックリ。そして、大学キャンパス。大学のキャンパスって活気があって、私は好きな場所の1つ。何十年前の自分もこんな感じだったんだろうかーとかつての学生だった自分に思いを馳せます。考古学・文化遺産専攻のブースへ。京都市内の山岳寺院跡。考古資料館で見た時も思ったのですが、思った以上にかつては山岳寺院が多くあるんですよねー。それが今は埋もれてしまっているなんて。今と同じように途中で受け継ぐ人がいなくなり、衰退したお寺もありますが、明治時代の神仏分離政策及び廃仏毀釈の影響が多いような気がします。その辺りを尋ねるの忘れたなー。また、機会があれば聴いてみようっと。 赤色立体地図のパネル展示。これを目にする度に心震えます(笑)。学生さんや担当の教授の方に、現地見学会をして欲しいと要望したところ、「熊がーーーー」の一言。確かに新発見があったところは、春先に熊出没で新聞を賑わせたところ。冬にアイゼン持参でいかが?って伝えておきました(笑)。京都ってもっと雅なところだと思ってたんですけど、案外僧兵渦巻く混沌とした世界だったのかもしれないと、ちょっと京都を見る目が違ってきつつあります。にほんブログ村
2026年09月13日
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