全3件 (3件中 1-3件目)
1
火曜夕方のニュース。熊本県立高校定員削減の具体的な方針が決定。(yahoo/TKU)2027年度(現中2対象)入試済々黌・第一・西・東稜・大津5校でそれぞれ1学級40人を削減。2028年度(現中1対象)入試熊高・第二・北・玉名・人吉5校でそれぞれ1学級40人を削減。先月の記事で熊高・済々黌・第一・第二・北高は定員削減しないだろうと書いた。何のことはない、上記5校全てが定員削減の対象となっている。それだけ少子化が進行するってこと。熊本西・東稜・大津・玉名・人吉の5校は定員を削減されてもほぼ何も影響はないだろう。この5校は定員割れかそれに近い状況。問題は熊高・済々黌・第一・第二・北高でどのような変化が起こるのか?考えられる一点目は入試の合格点が上がること。じゃあ、何点ほど上がるのか?このヒントは済々黌の合格者数にあると見ている。定員400人の済々黌の実際の合格者数は過去10年で411人から415人。この定員超過分が意味することは同点での合格だろう。仮に済々黌受験者の入試395位が180点だったとする。当然179点も複数いることになる。同点の受験者を全員合格させると411人から415人の範囲となる。本当は評定も1/5で関係するし補正も入るのでもう少し複雑な点数になる。ということは、入試の合格ラインには同点で20人ほどがいることになる。そこに40人の定員削減となる。単純に計算して2点多めに見積もっても3点の合格点の上昇となる。ただし普通科320人の第一と第二普通科280人の北高はもう少し上がる。考えられる二点目は大学の進学者数の変化。例えば熊高の2024年度の国公立大の合格者数は290人。単純にこれが10%減る。じゃあ、東大・京大・医学部の合格者数が減るのかというとこれはほぼ影響なしだろう。熊高から東大・京大・医学部に行く生徒は高校入試時点で合格ラインギリギリにいない。だから40人の定員が削減されても各高校の上位の大学進学者数は変わらない。最下位付近の生徒の進学実績が少なくなるだけ。ただし働きアリの法則(Wikipedia)より最下位付近の進学がゼロにはならない。見過ごされがちな悪い点は部活動の部員の減少。逆に良い点は空き教室の増加による文化部の部室の増加。熊高剣道部は先日の新人戦で団体戦のメンバーが不足して合同チームで出場した。OBとしては心配で残念な思い。まあこれは定員削減に関係ないけど。もう一つ悪い点は随兵(ボシタ祭り)や同窓会の幹事学年のときに人数が少ないと一人当たりの負担が増えること。まあこれは熊高の場合は20年以上先なのでそのときの後輩たちが工夫すれば良いか。ひかりゼミHPはこちら冬期講習のご案内はこちら
2025/12/03
コメント(0)

東京農業大学国際食料情報学部アグリビジネス学科(熊本農業)先月書いたこの記事の生徒。3年間馬術に打ち込んでインターハイまで出場した。高校進学の際の元々の目標はこちら。中学からJRAの騎手を志望して中3では競馬学校騎手課程1次不合格。(このときはまだひかゼミに来ていない)中3秋からひかゼミに来た。そして熊本農業に前期合格。馬に乗る経験を増やすために熊本農業で馬術部に入る。高1では競馬学校1次合格2次不合格。高2では1次不合格。この時点で体が成長して体重制限に引っかかる可能性があった。(騎手なので46kg以下とかの制限がある)そこで高3になってJRAの騎手から大学進学に進路を変更する。将来的に馬にかかわる職業を希望して大学を選ぶ際も「馬術部がある大学」を中心に考えて最終的に東京農大に決めた。農業高校で馬と関わり続けた3年間。国際食糧情報学部アグリビジネス学科という分野が違う進路を選択して過去の面接データはビジネスや農業の持続可能性や国際競争などかなり難しいテーマだった。国際・情報・ビジネスなどの農業と異なるテーマについて限られた時間で知識を入れて将来のビジョンを構築した。「塾で準備していなかったら 危なかったと思います」本人とお母様に言って頂いた。過去の入試では定員内不合格も多かった。実際に今年の入試でも15人定員23人受験10人合格だった。予想通り厳しい受験だったが無事に合格出来て良かった。本当に合格おめでとうございます!お母様も今まで有難うございます。これから、次の目標に向けて入試の面接で語ったように大学生活で多くを学び大きく成長して下さい。これでひかゼミ18期高3年内入試終了。今のところ全勝。残った生徒たちはガチの共通テスト⇒二次試験の受験になる。次の受験生たちも続きなさい!ひかりゼミHPはこちら冬期講習のご案内はこちら
2025/12/02
コメント(0)

日曜日は面談続き。空き時間に中3の対応。欠席したときの学習をしている生徒が質問を持ってきた。「この問題がわかりません」別に普通の円周角の問題。そこまで難しくないはず。対応は簡単。「図をなぞりなさい」この時期の中学生は全学年図形の学習をしている。図形になると(図形に限らず?)固まる生徒がいる。円周角の場合は円周上の2点をスタート・ゴールとしてペンの先で線をなぞればいい。なぞったら円周角か中心角ができる。中2の図形の証明も必ずペンの先でなぞる。対応する辺や角はなぞりながら確認すると間違えない。大切なことはその問題の正解を求めることでなく図形の問題はなぞりながら解くこと。このことを理解して実行してほしい。勉強のときに使うのは頭だけじゃない。文を読んだり図形をなぞるときは手を使う。問題文を読むときは音読で口を使う。中3数学も残り少なくなってきた。勉強が上手な人間の常識を伝えると必ず入試で役に立つ。「わかりませんと言われたら」このシリーズは2024年の5月に2つ記事を書いていた。確認のために戻ったら元気なころのワンコがいた。ひかりゼミHPはこちら冬期講習のご案内はこちら
2025/12/01
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


