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マショーたん。魔性度を最近ますます深めております。なんてったってこの子は、こんなにフェロモン撒き散らしているんでしょうか。最近は(といっても、かれこれ1年くらい?)彼氏さんともラブラブで、幸せそうです。ちなみに、この彼氏さん。しらたまさんとネーミングさせていただきますが。しらたまさん。既婚者です。ちなみに、社会的地位高いお方です。ご年齢も、けっこう上です。もちろんマショーたんは、相手の職業やグレードに惚れるような女性ではないけれど。ただ、しらたまさんの度量の深さや情熱、行動力たるや、私は他に例を知らないほど。しらたまさんもマショーたんにぞっこん惚れをしている状況で。お二人の静かなる幸せを、ただただ私は祈るのみです。さて。しらたまさんとは。私もマショーたんと一緒に何度かご飯を一緒させていただいたことがあるのですが。この日は、マショーたん抜きの、しらたまさんとマオフイの二人だけのデート(?)。というのは冗談でしマショーたんとは、後ほど合流することになっているため、それまで二人で食事をしようという流れ。わしゃわしゃと、銀座で豚しゃぶをご馳走になりました~~。しあわし。夜の10時くらいになったので、そろそろマショーたんと合流できるかと思いきや。タイミングが合わず、もう一時間ほど時間をつぶすことに。そこで、しらたまさんの行きつけのバーに行くことになりました。その道すがら。すごい毛皮のコートをきたキレイなおばさまに、「あら?」としらたまさんは声をかけられる。お「どうもご無沙汰しております」し「いや、どーも」世間話を会話するそばで、立って待つマオフイ。こっそりおばさまを観察するけれど、毛皮すごい。時計超高そう。ただものじゃない、この人。そんな風に推察していると、逆に私もなめるようにそのおばさまに観察されてしまう。思わず、「違うんです!私は違うんです!私はただしらたまさんのお付き合いしている人の友達なだけで・・・!決して私がしらたまさんとお付き合いをしているわけじゃありませんっ!!!!」この日の私はとてもカジュアルな格好をしていて、しかも手には水筒を二本入れたセカンドバッグがぁぁぁぁ。こんな安っぽい格好をしていて、万が一「いやだ、しらたまさんの選ぶ子もずいぶん貧相になったわね」なんて思われたどーしよ!違うの!しらたまさんは、ちゃんとびっくりするぐらいフェロモン漂わす子と付き合っているの!私じゃないの!心の声もむなしく、お二人は世間話をして別れるご様子。ホッと胸を撫で下ろした瞬間、お「けれどすごいわよね、しらたまさんの最近のご活躍は」と。私に向かって話しかけられた。私「あ、はぃ~(←尻すぼみな声)」知らないもん!しらたまさんの最近のお仕事のご活躍ぶりなんて!変な愛想笑いをしたまま、本当にお別れした。後でしらたまさんに聞いた話によると。そのおばさまは、銀座でも伝説的なクラブのママとして大活躍をして。その後引退をなさった方だそう。(そのクラブの名前は、全然その世界を知らない私でも、耳にしたことがあった。)確かにオーラが違ったわ。しらたまさんから彼女の年齢を聞いたとき、10歳は若く見えると思った。その後、オーセンティックなバーに連れて行ってくださり。そこで時間を1時間弱つぶし。その後ようやくマショーたんと合流できた。その日は、遅くなったのでしらたまさんの会社の車で送ってもらう。もちろん運転手付き!運転手付きの車なんて、初めて乗ったよー。慣れなくて、自分の家の近くに止めてもらったとき、タクシー気分で財布を出しそうになった。しかも、「ありがとうございました!」と自分で扉を開けたのだけど、扉の外には運転手さん。どうやら、扉を開けようと運転手席を飛び出してきてくれたらしい。ほぇ~~~。そういうものなんだ、運転手付きのお車って!本当に。この日は、二度と味あわないであろう、別世界を体験させていただいたのでした。
2009.11.30
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先日の飄々さんの再会。自分と予期した結果とは違う風に終わってしまい。疑問と未練を残したままのマオフイ。さて、どうして飄々さんは素直に帰ってしまったのか。そもそも私とどうして会ってくれたのか。二晩考えてもわからなかった。今回の結果を、マショーたんとWちゃんに話した。二人とも「何でかわからない!!」とのこと。二人にわからないものを、私がわかるはずもない。そもそも最初っから、その気はなくただ会いに来たのではないか。退職もしたし、フイにお別れをいいにきたのではないか。飲んでいる最中に、何かフイがテンションの下がることを言ったのではないか。どれも推測の域を出ず、どれも当てはまらない気がする。ちなみに、飄々さんに会った翌朝。出勤のバタバタの最中。うっかりケータイをご操作してしまい。飄々さんに電話をかけてしまった。もしかしたら、コールがかかる前に切れたのかもしれないけど。もしかしたらもしかしたら、着歴が残っているかもしれない。朝一に着歴を残しているのも、変な疑いをかけてしまうのではないかと。すぐにメールをした。昨日会ってくれたお礼と。久々に会って、元気そうでよかったことと。またお時間があるときに会っていただけると嬉しいとのこと。それだけを伝えた。できれば「また会ってください」なんて言われたいな。44時間後にメールが返ってくる。先日は、お付き合いいただき、ありがとうございました。また、ご連絡ください。ふむ。とても飄々さんらしい。飄々さんらしくて、かつて飄々さんに何度も何度も抱いた寂しさを思い出した。飄々さん、本当飄々としている。ちょっと近づけたと思ったら、全然勘違い。マショーたんも、Wちゃんも、「もうやめなよ」と言う。Wちゃんが言うならまだしも、マショーたんが言うのは珍しい。いまちょうど、大いに未練を残している私は。「え~~~」と体をくねらして、「否」の意を表す。マショーたんは、私がミッキーさんよりも飄々さんの話ばかりして。予想以上に未練を残して帰って来たことが意外らしかった。マ「フイが会いたいなら会えばいいけどさ」なんとなく言いたいことはわかる。この飄々さんに対する思いは、アボカドにもお酒にもならない。(注:アボカドは、どなたかが食べる美容液と言っていた)要は、食べても栄養にもならないし酔うこともできないから食べる意味はないと。ただ、本人が食べたいなら何の実にもならないけど、食べてみてもいいんじゃないの?っていうことかしら。う~~~ん。マ「私だったら、しばらくは連絡取らないな」それに関しては私も賛成だ。私「連絡取らないってどれくらい?」マ「一年くらい」ながーーーーーーーい!!でも、飄々さんとのやり取りはそんな感じのスパンだ。気がついたら、久しぶりに連絡を取ったのは半年ぶりだったり。会うのが一年ぶりだったり。こんなことしてたら、飄々さんに満足するまでに私は白髪が生えてしまう。やっぱり。飄々さんは忘れたほうがいいかな。「忘れる」という行為は、「忘れよう」と思って出来ることではないから。「思い出そう」「接触しよう」という行為を長いこと断って。他のことに気を紛らわせて。ようやく完成すること。いったい、私は何度飄々さんを「忘れよう」という旅路に立てば、その目的地にたどり着くのか。ガンダーラ?あまりに遠くて、つい目の前の心地よさそうな場所に目的変更してしまう。未練残しつつ、後ろ髪引かれつつ。もう、やめよう。と、いまは思ってる。
2009.11.13
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そんなやり取りをしている中で。私の携帯に、メールの着信が入る。確認すると、ミッキーさんからだった。飄々さんがお手洗いにたっているときに。内容を確認してみたらば。訃報を知ってのご連絡だった。タイトル:訃報にてお疲れ様です。訃報をみました。心よりお悔やみを申し訳あげます。皆様でよいおみおくりが出来たのならばと思います。何もできず申し訳ないです。また最近連絡出来てなくてすみません。前にも電話もらったとおもうのですが折り返しも出来てなかったです。また後日にでも連絡します。ミッキーおそらく誤変換もしていたのだと思うけど、それも含めて掲載した。とても胸がキュンとした。全社に訃報のメールが流れる際。確かに、ミッキーさんに私のことを少しでも思い出してもらえればいいなと思ったけれど。携帯にわざわざご連絡をいただいて。(※全社メールで、この日は祖母の告別式と知らせていた)「何もできず申し訳ないです」とまで、言っていただいて。後日出社した際も。こんな温かなメールを送ってくれる人はいなかった。本気でクラリときた。ミッキーさんが、すごく愛おしく思えた。こんな風に計算もなく、素直に思いを伝えられる男性を知らなかったので。話は戻り。飄々さん。共通の話題がないのでは、と心配していた状況とは裏腹に。あっというまに時間を過ぎていった。一回流したはずの「マオフイさんの最近の恋愛」に再度触れる飄々さん。別に私の恋愛状況なんて、飄々さんに関係ないと思うのに。飄「マオフイさんの最近の恋愛はどうなんですか?」それとも、以前のように。「いまも昔も、飄々さん一筋です!」という場面だったのだろうか。一瞬ミッキーさんのこと相談しようかとも思ったけれど。なんとなく違う気がしたので。「何にもないですよ。ただ、やっぱり私、年上好みのようです」とだけ伝えた。それに対して、飄々さんがどのように受け止めたのかは知らない。飄「そろそろ出ますか」と、飄々さんがおっしゃったのは10時前。「はい」と素直について、お店を出た。やっぱり、飄々さんはフルコースを、最終電車内でと考えているんだと、と思った。駅に向かって、二人歩く。飄々さんから、二次会のお誘いはない。駅に近づくに次第「あれ?」と思った。どんどん駅に近づいていく。今回飄々さんが、この飲み会に誘った目的は、私の体ではなかったのだろうか。(もっと言えば、「奥さん以外の体」)特に打診もなく、駅のホームに着いてしまった。私の中で少し混乱をきたす。飄々さん、本当にこのまま帰る気?じゃあ、なんで今夜私に会ったの?ただ飲むだけなら、私にその価値を見出してないはずなのに。駅のホームで。飄「それでは、マオフイさんもがんばってください」と言われた。「また」とも、「○○のころに会いましょう」など。次回の可能性は、一切感じ取れない別れ言葉だった。もしかして、飄々さん。最後のお別れで、今日会ってくれたの?自分の予定とは違う方向に進む状況に。酔っ払った脳みそはついていけなかった。その場は、おとなしく別れたのだけど。反対方向の電車に乗って。一駅過ぎたところで電車を降りて。飄々さんにすぐに電話した。つながらなかったのだけど。着歴からか。すぐに折り返しが飄々さんから来た。私は勇気を振り絞って。というよりは、酔いに任せて。飄々さんとの延長戦を申し出た。私「これから二次会をしようと思うのですけど」という私の大胆なお誘いは。飄「いえ、僕はもう帰りますよ」というあっけない振られようで。幕が下りた。しょうがないので、そのままおとなしく家路につくことにした。それでも。どうしてもわからないのが。なぜ今夜飄々さんは、私に会ったのか。体の目的以外に、飄々さんが私に会う理由がわからない。それとも、会ってみて、一年ぶりのマオフイは触手が伸びなかったのか。会話のやり取りの中に、触れてはいけない部分に触れてしまったのか。何にもわからない。自分の描いていたストーリーと違ってしまった。結果としては。私は大いに飄々さんに未練を残すこととなった。「なぜ」と聞き出したい気持ち含め、消化不良。私服の飄々さんの色気も、計算違いだった。結局、飄々さんの意図はわからないまま。ミッキーさんへの愛おしさはつのり。ここ数日の出来事は。私の計画とは違ってしまい。本来はもっと自分でコントロールしてるはずの感情が思いっきり飛び出してしまった。ミッキーさんにしろ、飄々さんにしろ。自分の浅はかな計算どおりにはいかないところに、むしろより好意を覚える。私ごときに、計算されてコントロールできる御仁ではお二方ともなかったのだと。どこか、じれったく思いながらも、うれしく感じる自分もいて。ここまでくると、本当に阿呆なのかと思うけれど。ようやくリアルタイムに追いついた日記だけれど。むしろ混乱したまま。さびしさと切なさと焦れったさをより募らせた形で、現在この日記を書いている。これからどうなるかわからないけれど。いまの気持ちを記録しておきたいと思ったので。これからも温かく見守っていただけたら幸いです。
2009.11.11
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1年ぶりに会うから。想像の範囲を超えて、老けていたらどうしよう、と思っていたけれど。その心配は全然なかった。それどころか。現在無職の飄々さんのため。初の私服のご披露となった。ホワイトのVネックのセーターを素肌に来て。Vネックの襟からは、チョーカーが垣間見える(長めだったから、文字通り垣間見えただけだった)。いろんな意味で、飄々さんの私服は意外だった。思ったより若い格好。どっちかっていうと、好きな格好。やばい。くらり。しかも。現在無職のせいか。いつもより髪の毛が少し長め。勤め人の雰囲気はなく、より色気が増している感じだった。思わず、過去の自分にブラボーしたくなった。5年前の私、よく飄々さんを見初めたなブラボー。大して情報もなかったくせに。お互い共通の話題がなく、会話が続かないんじゃないかと心配してたけど。そんな心配必要なかった。くだらないことや、昔話で、あっという間に時間は過ぎていった。飄々さんは、現在休職中であること。わりと暇な時間を過ごしていること。暇すぎて、国会中継など見ていることを教えてくれた。その中で、「マオフイさんは、最近新しい恋愛はどうなんですか?」と聞かれる。いまさらながら「飄々さんがいまでも一番好きなんですよ!」と言うのも、うそっぽいのがわかるし。そもそもその質問自体が、社交辞令っぽくて。適当に流した。飄々さんにとって、私が誰に恋をしてようが、どんな相手がいようが、きっと関係ない。要は今夜ヤレればいいんでしょ、と思っていた。飄々さんと話しているうちに。かつての、自分の焦がれる想いを思い出した。hIMAGINEで復習していたし。今回の飲みの席で。飄々さんは、きのこの炭火焼きと、銀杏をご所望されていた。しかし、過去の私のレポートによると。飄々さんの一番好きな秋の味覚は、「栗」であるはずだ。そこで、私は問うてみる。私「飄々さんは、秋の味覚の中では、栗が一番好きなんですよね?」飄「え?」さも意外そうな顔をするから。私「だって、以前私が『秋の味覚の中で、何が一番好きですか』って聞いたら。飄々さんは『栗』と答えていましたよ」飄「え、そんなこと言いましたか?栗やサツマイモみたいな、ぼそぼそしたものはあんまり好きじゃないのですが・・・」なんですとーーーーー!私「絶対『栗』って言いました!」飄「言ったかな~。秋の味覚では銀杏が一番好きなんですけど・・・」携帯からhIMAGINEを見せて。「ほら。こう言ってたじゃんか」と問い詰めたくなった。当時。一生懸命、栗ご飯のおいしいお店を調べていた、いたいけな私に慰謝料を払ってほしい。たわいもないやり取りで。意外とすんなり会話が進んでいく様子を、われながら不思議に感じていた。他愛もないやり取りを交わせるほど、私たちは慣れ合った関係ではないのに。
2009.11.11
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以前から体調がすぐれなかった祖母が。他界したとの連絡があった。大往生の祖母。97歳で、この世を去った。結婚のお知らせと違って、訃報というものは、時期を選ばない。祖母の告別式は、飄々さんと会う日程と重なっていた。告別式は、新潟で行われる。飄々さんにリスケをお願いしようかとも思ったけれど。告別式から戻ってきて、会えないこともない。なんとなく、リスケを伝えたら、もう飄々さんが会ってくれない気がして。結局飄々さんとの約束はそのままにした。ちなみに。話がずれるのだけど。ミッキーさんからは。その後、忙しいのか、全然連絡がこなかった。「11月に企画しようと思います」と言っておきながら。すでに11月に入ってしまっている。忙しい状況は想像できたので。追ってこちらから連絡しようとは思わなかったけれど。焦れ焦れしていたのは確か。会社のルールとして。社員の親族の訃報は。全社にメールが流される。今回の私の祖母の件も。全社にメールが流れた。不謹慎ながらも。このメールを見て。ミッキーさんが、私のことを思い出してくれたらばいいと思った。「あ、そういえばマオフイさんに連絡していなかった」と。祖母の通夜と告別式に参加して。東京に戻る。思った以上に早く東京に戻れて。19時半からの約束には、十分すぎるほど余裕を残して、自宅に着いた。飄々さんに連絡をして。「18時半からでも会えますよ」と伝えようかと思ったけれど。来るべきものに備える準備に時間を当てて。予定は変更しなかった。白檀の香に浸った、髪から体から全部シャワーを浴びて。万全の準備をして。飄々さんのもとに向かった。「向かった」と書きつつ。実は、少し遅刻をしてしまった。念入りに準備をすると、思った以上に時間がかかるので。飄々さんと会うとき。大抵いつも、飄々さんは時間より早く到着し。大抵いつも、私は時間より遅く到着する。今回も、少し遅刻することを、前もって携帯のメールで伝えた。通常だったら「先に飲んでいてください」とメールに書くのだけれど。飄々さんの場合、それを書かなくても、先にビールを飲んでいることは容易に想像できたので。あえて書かなかったらば。案の定、返信では。場所がわからなくなったら、お店に電話ください。とりあえず、僕は飲んでます。とのこと。実は今回飄々さんが指定したお店。一ヶ月前くらいに、会社の人と来たことがあるお店だった。こじんまりした、和風なお店で。とても私好みなお店だった。もしかしてそんなに考えていないのかもしれないけれど。飄々さんが、そんな私好みなお店を選んでくれたことが、とてもうれしかった。だけど、それはあえて飄々さんに伝えず。お店の案内をしてくれたときに。「素敵そうなお店ですね」と伝えた。遅れること10分。お店に入ると。「飄々様のお待ち合わせですか」と。お店の人に尋ねられる。「はい」と答えると。掘りごたつの席に通された。置く座席を空けて。飄々さんはビールを飲みながら、待っていてくれた。1年ぶりの飄々さん。「ご無沙汰してました。遅れてすみません」と言って。対面に座る。
2009.11.11
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飄々さんから突然退職のメールをもらった以来。具体的に、二人で会う日程を淡白なメールでやり取りして決めた。それまでの私だったら。「お店私が予約します!」「飄々さんのご都合のよい場所で会います!」と。かなり、下手下手な対応。だって、会っていただけるだけで僥倖なもんだったから。だけど今回はあえて、飄々さんの出方を伺っていたら。お店は飄々さんが予約してくれた。場所も、私の勤め先と自宅を考慮してくれた場所だった。いまだもって、飄々さんと私の立ち位置がわからない。以前のように、やみくもに飄々さんを求める私はもういない。かと言って、決して飄々さんが私を追っかけている図でもなく。出会ったときに勤めていた会社から、お互い去った身としては。パワーバランスがつかめなかった。飄々さんは、ただ気軽に遊べる相手を捕まえるだけ。私は、昔の思いを少し引きずりつつ、もう一人の既婚者(ミッキーさん)との心の均等をはかろうとしていた。飄々さんが私に何を求めているのか。やり取りをしていたメールでわかる。「時間は6時くらいからいけますが…」とのこと。飄々さんは、いつも一次会をそこそこに〆たがる。そして、どんなに私が「二次会も飲む!」と主張しても、首を縦に振ってくれない。飄々さんの二次会リクエストはホテル。だから、今回の「6時くらいからいけますが」メールは、すべてのフルコースを終電以内で済ませようという飄々さんの意図が透けて見えるようだった。こちとら、もとからそれ覚悟なので。仕事の都合さえ合えば、全然6時からでもよいけれども。さすがにそれは難しく。結局待ち合わせの時間は7時半からとなった。飄々さんと会うことに決まったけれど。私の心境は、それこそまさに「冷静と情熱のあいだ」だった。どちらかというと、冷静側だった。ミッキーさんに進むために、その準備と心の均等を保つためというのもおかしいが、飄々さんが必要だと思っていた。飄々さんに会うのは本当に久しぶりで。すっかり以前会った日付など忘れていたのだけど。こういうときに便利なhIMAGINE。記事を読み返してみると飄々さんと最後に会ったのはちょうど1年前だった。飄々さんからのお誘い(?)を振り切る形で、お別れしたままただった。ちょっと気まずい。それに。一年って、短いようで長い。飄々さん、予想した以上に苦労を重ねて、老けてて、全然トキめかなかったらどうしよう。自分のテンションを高めるべく、これまで書き綴ってきたhIMAGINEでの飄々さんの記事を読んで。当時の記憶を思い起こしたりしていた。私なりに、飄々さんに会う準備を進めていった。そんなとき、ある訃報が舞い込む。
2009.11.11
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