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ある日の事。飲み会の途中で、いきなり兄ちゃんから携帯に電話があった。何の用かと思って出てみると、突然「お前カワではどこのが好きなんだ?」と聞いてくる。はて?カワで好きなところ・・・・?やっぱり故郷思いだから、カワだったら信濃川かな。音的には渡良瀬川とかもいいと思うんだけど、地理オンチな私には、それがどこの県にあるかもわからない。でもなんでいきなり川・・・・。と思っていると。兄「グッチか?ヴィトンか?それともお前プラダか」皮か!!!!!私「ええ!?なに?兄ちゃん何か買ってくれるの?ヴィトン、プラダ、もー何でもいいから買って!!」兄「ああ(笑)今度新婚旅行にハワイ行くから、その土産だ」びっくりした。本当に買ってくれるの?信じられないっ。今まで100円単位のプレゼントでさえ、ずっとやってこなかった兄妹なのに。いきなり手のひら返したみたいな扱いに、ちょっと不安になる。何気に少し酔っ払ったような声の兄ちゃんに、「もしかして酔っ払って気が大きくなっているんじゃないか」という疑惑が生まれた。私「酔っ払ってるんじゃないよね?本当に買ってくれるの?絶対絶対次に電話したときに『覚えてない』っていうのはなしだからね」兄「言わないよ(笑)だけどお前な、もし俺とクミコ(←お嫁さんの名前)に何かあったら、例えばタイの津波みたいなことがあったら、お前が率先して俺たちの骨を拾いに来なければならないんだぞ。これはその駄賃みたいなものだ」私「・・・・・」そっか。何気に兄ちゃんも含め、海外旅行経験のないマオフイ一家。もし兄夫婦に何かあったら、一応パスポートを持っている私が先頭に立って、ハワイに飛び立つ組織団に加わらなければならないのだ。私「わかった!絶対何がなんでも、つもり積もった汚泥の中から二人の骨は見つけ出すからっ。だから絶対買ってきてね」兄「ああ」おおし!!それならこれから何を買ってもらうか決めなければ。まったく予算を聞かなかったので、最初は値段を気にせず色々考えた。結果トッズのバッグに決定したのだが・・・。日本円で10万円以上するバッグを頼んだら案の定怒られた。兄「お前だって10万円稼ぐのがどれくらい大変だかわかっているんだろ。しかも今回俺らが買ってきたお土産と同じくらいの値段のものを、今度はお前の新婚旅行の時に買ってこなきゃダメなんだからな」しばらくその言葉に考え込んでしまったけど、果たして私が新婚旅行に行けるかどうかもわからない。行くかどうかもわからないものにおびえてもしょうがないと思って強気にプッシュしたのだけど、やはりダメだった。結局散々悩んだ挙句に、兄ちゃんがハワイに行くぎりぎりに、リストアップしたメールを携帯に送った。上から順番に値段が高いもの。最初はバッグで、最後はサイフにしておいた。そのまま兄ちゃんたちはハワイへ行ってしまったのだけど・・・。会社で仕事をしているとき。携帯にいきなり電話がかかってきた。見たことのない電話番号。慌てて階段の踊り場に出て携帯に出ると。兄「アロハ~~~~」兄ちゃん@ハワイだった。兄「お前バカ言ってんじゃないよ!800ドルのバッグだぁ?一体日本円でいくらだと思ってんだ!!」いきなり怒り出す兄ちゃん。どうやらリストの上のほうのバッグが、予想以上に高かったらしい。私「でもその下に、もっと安いモノも書いてあったでしょ?」兄「ああ。でもそれが売ってないんだよ。グッチのはほにゃららがあるけど、プラダのはほにゃららがない」社内なこともあって、あれこれ言っている暇がなかった。私的には、ブランドのロゴが、ゴロゴロ入っているのは好きじゃないので、それだけはやめてくれ、と言おうと思ったのだけど、何せ社内から電話しているのであんまり大きな声でしゃべれない。兄「っていうことで、グッチとプラダとどっちがいい?」と、もうすでに二者択一にされてしまった。デザインもよくわからないのに、ブランドで二者択一というのも非常に怖いが、しょうがないので「グッチでお願いします」と頼んだ。結局その電話でお土産を直接取りに行くことも約束させられてしまった。兄ちゃん夫婦は、成田に着いてそのまますぐ東京駅に行く。そしてそのまま新幹線に乗って、すぐ新潟に帰るという。なので、東京駅で乗り換える30分くらいの間にお土産を取りに来いと。早くお土産受け取りたいのもあるし、せっかくだから兄ちゃんたちの顔も見たい。それで東京駅まで会いに行くことを約束した。それが今日。お昼過ぎから友人たちと遊んで、その後別れて夜に東京駅に向かう。どうせ、日本の味が恋しくなっているだろうと、デパチカのおむすびとほうれん草の胡麻和えをお土産に携えて行った。東京駅に着いて、兄ちゃん夫婦を見つけ出して会った。会った瞬間、また怒り出す兄ちゃん。そしてその様子をデジタルビデオで撮影しているクミコさん(←まだ新婚旅行モードらしい)。兄「お前、700ドルが一体いくらだと思っているんだっ。兄ちゃんがどれだけ苦労してお金を稼いでいるか・・・!」私「ごめんね。はい、これお土産。二人で新幹線の中で食べて」中をのぞく二人。嫁「やだー。気が利くじゃない~」兄「お前にしては気が利くな。おし、いまのところをもう一度やり直そう」そして一度渡したおむすびの袋を再び手の中に戻され、今度は兄ちゃんがビデオを構えてさっきのところを再現撮影された。兄「『お前な~!一体いくらのものを要求したんだ!!おまえなあ、3万円だの5万円だの10万円だの、どれだけ俺が汗水たらして働いていると・・・・!』」私「・・・・『兄ちゃん、これお土産』・・・」兄「『どれどれ。何が入っているんだ?(と言って、カメラを袋の中にパン)おお、こういう味に飢えていたんだよ。お前も気が利くようになったなーー』」その後はお土産を渡され、その包みを開いて喜ぶシーンも撮られた。あけた瞬間グッチのロゴがゴロゴロしたサイフがどどーん!と。私「・・・うっ。『うれしい!お兄ちゃん、クミコさん、ありがとう(←カメラ目線)』」兄「おおし!カット。これ、おかんたちにも見せてやらんとな。そういえばおかんにもグッチのサイフ買ってやったんぞ。親父はグッチのベルトだ」ク「自分のだって、グッチのサイフ買ってたじゃない」兄「・・・うぉー!そうだった!俺もグッチだった。グッチ家族になっちゃった。って、そういうクミコんとこはヴィトン家族じゃないか」ク「えへ」どうやらでっかいヴィトンの袋がゴロゴロしているのは、クミコさんの家族へのお土産らしい。グッチ家族、ヴィトン家族になりました。新幹線の時間もないので、そのままお土産をもらってすぐ別れることにした。兄「じゃあ、またな」と言って、二人で新幹線ホームに向かう。少し見送ってから、私も歩き出した。そういえば、兄ちゃんと東京で会うなんて珍しい。一回あったきりだ。甘えさせてくれないし、甘えないけど、たまーーに兄らしいことをする兄ちゃん。お互い非社交的ではないはずなのに、それにしては兄妹関係が密じゃないのは何故なんだろう。私は時に、兄ちゃんに「兄」の姿を探そうとする。それは兄ちゃんが私を「妹」として見てくれたとき。それを探し出すのは、この兄妹関係にしてものすごくむずかしい。兄ちゃんも「兄」の役は嫌いじゃないみたいなので、たまに酔っ払ったとき、第三者がいるときその様子が伺えるのだけど。「なんで兄ちゃんは妹をかわいがらないの?」と聞いたら、「かわいい妹だったらかわいがるさ」と言われた。そうじゃないでしょ?妹はかわいいかわいくないじゃないでしょ?妹なんだから。歩き出して数歩。もう一度振り返ってみた。そしたら兄ちゃんも、ちょうどこっちを振り返ったところだった。ナイス・笑顔。クミコさんが見ているから、また「兄」役に浸っているのかな、と思ったら、クミコさんはまっすぐ前を向いて歩いていた。ほら、たまに兄らしいことをするのだ。明らかに「お前も元気でやれよ」と書いてある笑顔。
2005.01.30
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一年に一回あるこの日がとうとうやってまいりました。「ちづママ会」どういう会かと言うと、一年に一回、同学科卒友人のちづさんのママが、どういうわけか私と一年後輩であるふくにゃん(♂)を誘って、おいしいご飯を食べに連れて行ってくれるという会。参照↓2002年11月20日『ボーノボーノ(涙)!』2003年12月17日『2メートルの敷居』ちづの広い交友関係の中から「なぜ私!」と、それ以上に「なぜふくにゃん!」という疑問がいつもつきまとっていた。だって、ふくにゃん。ちづも私もここ1~2年、本当にこのちづママ会以外でゆっくり会ったことがない。「なんでいつもこのメンツなんだろう?」とちづに聞くと。「私もわからないんだよねー。ただ『おもしろいから』っていうのが理由みたい」とのことだが。だから普通に考えられる「娘(=ちづ)の普段からいつも親しくしている友人と顔を合わせておきたい」とも、「娘がいつもお世話になっているから御礼がしたい」とも違うよう。だって前者だったら「ちづママ会」のときにしか会えないふくにゃんが当てはまらないし、後者だったら私が当てはまらない(←私が被世話人)。そういうわけで「ちづママ杯・オモロ選抜大会」に勝ち残った勲章として(?)、毎年おいしいご飯をごちそうになっております。でも、この選抜大会。私ついにふくにゃんには勝てないのよね・・・。だって毎年この会は、ふくにゃんのお誕生日に合わせられて名目上「ふくにゃんの誕生日会」だったり、今年に限っては「ふくにゃんの大学院進学祝い」であった。ジェラってないっ!ジェラってないんだからっっ!!!だって、いっつも自分じゃ行けないようなところ連れてってもらってるしぃ。私自身がものすごく楽しんじゃうしぃ。感謝感謝。♪ナンバーワンにならなくてもいい 頑張ってわたしはナンバーツー ♪中居君のオンチ張りに、でも誰よりも気持ちよさそうに歌い上げられるわ。さて今宵は。じゃかじゃかじゃかじゃーーーん!!第4回ちづママ会。ついに地上を飛び出しました。なななななんと。ナイト・クルーーーーーーーーーーーーーーーーーージンっ!!きゃーーーーーーーーーー!!!!!びっくりしたーー。いきなりお船に乗って、夜景を見ながらお食事。なんて優雅なの?なんて別世界なの? お船から見る夜景のレインボーブリッジ、東京タワー、ディスニーランド、羽田空港。もの凄くキレイだった。マオフイ感激。なんか、ここ最近私の夢が70%の確率の可能性で叶っていく。ああ、残りの30%はwith whom?の問題なんだけど(この英語が正しいのかはわからない・・・)。まあ、それは私がこの楽天で第一の命題としてずっと問うている問題なのだけど。そんなことうっちゃりして、本当に今宵はすばらしい夜だった。ちづママ、ありがとう。実は、このちづママ会があることは年末からわかっていたので新潟に帰省した際に、ちづママへのお土産を買ってきていた。微妙に日程が決まっていなかったので、敢えて日持ちする焼き菓子を選んだんだけど。家を出る前、遅刻しそうになって、慌ててお土産を引っ張り出してみたら。なんと「22日」と賞味期限が切れてるっ!!!ぎゃーーー!私ってばなんてバカなんだ。賞味期限全然足りてないじゃん。一瞬「賞味期限切れてますけど、焼き菓子だからたぶん大丈夫ですよ?」と言って、思い切って渡してしまおうかとも考えた。しかし、腐っても社会人。腐っても24歳と10ヶ月。いくらなんでも笑ってすまされないでしょう。この菓子は私が成仏させてやろうと、お土産は改めて何か違うものを渡すとして今回は敢えて手ぶらで行こうと、心に決めて行った。そして待ち合わせ場所に行って。その話をちづにだけこっそりすると。ちづ、なんだか理解していないような顔をしている。なんでだろう?とそのときは思って、でも流していたんだけど。その話をして10分後に気がついた。私がちづに言った言葉。「お菓子の賞味期限切れてて。ほんとバカだよね。2月22日なんて一週間も期限過ぎちゃってて。なんで買うときにもっと考えなかったんだろう」2月の22日・・・・。あれ?まだ過ぎてない?そしたらまだ賞味期限も切れてない?がーーーん・・・てっきりいまは2月だと思っていたし。それって終わってるし。お土産を買う時の私は意外にもしっかりしていた。しっかりしていなかったのは、慌てて家を出ようとしたときの私。ち「私もおかしいと思ったんだよね。2月22日、まだ賞味期限来てないじゃんって」気の利くふくにゃん。ちづママに、「早めのバレンタインデー」と賞してプレゼントを渡していた。その隣で気が利かない肩身の狭い社会人一名。うわーーーーん!!ごめんなさーーーい!!忘れてたわけじゃないのーーーー!!賞味期限切れてたわけでもないのーーーー!!じゃあ何なのかーーーって聞かれたらーーーーー!!ただ単にバカだったとしか言い訳のしようもございませーーーーん(泣)!!!まあ、そんな反省点も踏まえつつも。素敵な一夜を過ごさせていただきました・・・。ちづ家に栄光あれ!マオフイ家はアレレ。
2005.01.29
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ようやく待ちに待ったこの日がやってきました。「ハウルの動く城」 見てきました。もう、一体何年と何ヶ月、この日が来ることを待ち望んだか。しかも公開日より二ヶ月遅れたのは、ひとえに一緒に観に行こうと約束した友人とのスケジュールがなかなか合わなかったことにあるんだけど。先に感想を言ってしまえば。もう一度観たい!そして完全消化したい。すとん、と入ってくるものではなかったんだけど、きっとこれは私は観るたびにはまっていく映画だと思った。実は「耳をすませば」も「おもひでぽろぽろ」もそうだった。最初見たときは「ふーん」くらいしか思わなかったんだけど、何度も何度も観るうちに、いまではジブリ作品の中でかなりの上位。「ハウル」も私にとって、そんな映画になる気がします。だから胸騒ぎがして、早くもう一度観に行きたくて仕方ありません。さて。この上映では一つ、大きな一つの問題点があった。映画が始まって。ワクワクしながら観ていると、「ドシンドシン」という効果音と共に、下の字幕に「奇妙な足音」と出てくる。「あれ?なんで字幕?」と思っていると、さらに「城の動く足音」と丁寧に説明の字幕が出てくる。いやーな、いやーな予感がした。それからソフィーが出てきてため息をつくと。「ソフィー:ため息」と、ご丁寧な字幕の説明が。観てればわかるって!と思わずつっこみそうになったけど。私たちが観た回の上映、どうやら聴覚障害者用の回だったらしい・・・。「飛行船が飛ぶ音」や「ソフィー:『行ってきます』」などと、効果音の説明やセリフが字幕で出てくる。がーーーーーーん!!!下の字幕が気になって気になって仕方ない。しかも字幕が出るタイミングが微妙に早いから、思わずセリフを聞く前にセリフを読んでしまう。うわーーーーん!邪魔だ!!!!最後の方では慣れたけど、それでも残念なのに変わりはない。早く2回目見に行こうっと。私たちはまだまだこれから。
2005.01.26
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とうとう念願が叶ってしまった。ここは地上200メートルの超高層ビルの中。とってもお高いレストランで。窓際にリザーブされたお席から見える夜景は、本当に東京NIGHTという言葉にふさわしい、見事なものであった。真向かいにいるのは、そう。飄々営業マンさん。営「マオフイさん、飲み物、お好きなものを頼んでください」こんな高級なお店に来たことがないものだから、ついついいつもと同じような梅酒のソーダ割りなんか頼んでしまう。それでもマオフイ相場からしてその一杯の値段は普段の二倍はしたのだけれど・・・。前々から押して押して、更に押して。ついに折れた飄々営業マンさん。ある日の打ち合わせで。営「・・・それじゃあどのようなお店がいいですか?和風とか洋風とか。ご要望があればおっしゃってください」私「いえそんな・・・。私はどこでもいいです、本当に」営「そう言われると逆に困りますね(笑)」そんなやり取りをして、半ば向こうに決めてもらうような形になったんだけども。実際ご招待されたお店は、私が今まで行ったことのないような素敵なお店だった。東京を遥か下に見下ろし、レインボーブリッジや東京タワーが夜景に色を添える。私「『夜景の見えるところに行きたい』とぼそっと言っただけなのに・・・(←半分冗談で言っちゃった!)。こんなすごいところに連れて来てもらえるなんて本当に感激です」営「いえいえ(笑)。喜んでいただければ。いつもお世話になっていますので」本当にボソッと冗談で「夜景の見えるところなんて素敵ですね。東京らしくて」と言っただけなのだ。それが地上から200メートルもこの身を切り離してくれて。エレベーターなくとも、気持ちだけでこの距離は昇れた。うっとり飄々営業マンさんとその背後に見える夜景に見入っていると(←夜景がよく見える席をゆずってくださった)。ああ、本当に夢みたい・・・。でも夢じゃないんだ。飄々営業マンさんが前にいて、その後ろに夜景が広がる。いま、私の目の前には私が欲しかったものが並んでいた。 こちらより全然お酒の進み具合も、食事の速度も遅い。いつもに見せるような飄々とした様子が少しなりをひそめているような。営「僕もこんなところ滅多に来ないから緊張しているんです」私「またまた~~(笑)しょっちゅう来ているんじゃないですか?」と突っ込みながらも、私も同等に、それ以上に緊張していた。変な作法したらどうしよう。できればこんなところで失敗なんかしたくない。でもまさかこんな素敵なシチュエーションにめぐり合えるとは。生きていてよかった。できれば横を見ずに、前だけみてたい!!上「いや~~~~、この子も東京に出てきた田舎者だからね。こんなところに来れて感激しているよ。あはははははは!!」そっと左横を見ると、上司が上機嫌そうに笑っている。そしてその隣には、今度飄々営業マンさんと入れ替わりにウチの会社のメインにつく営業の女の子。さらに私の右隣には、飄々営業マンさんのアシスタントさんも席についている。そう。つまりこの日はデートなんかではなく、単なる接待。押して押して、をしていたのは上司。その押せ押せがきいて、本格的に本日接待の席を設けていただいたのだ(まさかこんなにすごいところだとは思っていなかったけど)。計5人でのお食事は本当に楽しかった。上司と私のやりとりはもはや漫才に等しいらしく、「普段でもそんな感じでいらっしゃるんですか?」と何度もアシスタントさんや新人営業ウーマンさんに尋ねられていた。確かに端から見たら、新人の女の子と一見役職のある貫禄たっぷりなおじいさんだから。それでも普段から、「マオフイさんはいつも眠そうな目をしている」「『上司』さんは、今日も頭が寒そうですね」などといつも言い合っているから。しかし今回は、上司と上機嫌に漫才をしつつも、ちゃっかり飄々営業マンさんに対する攻撃の手も緩めない。「この後、○○さん(←営業マンさん)と私は、また別に二次会があるんですよね?」「(仕事の話に乗じて)この上司は(と言って、上司を指差し)すごい情に深くて、一見簡単に情に流されるかのように見えるんですよ。でもそれはすごいうまい彼なりの手で。最後にはちゃっかり自分の持っていきたい方に意見を持っていってるんです。だから本当に落とそうとするなら私から攻めた方がいいですよ?」「(営業マンさんの奥さんが私と同じおひつじ座のB型だと聞いて)じゃあ、もともと相性はピッタリだったんですね。ちょっと出会うのが遅すぎたんだ・・・・。でも、よく考えれば別に今からでも遅くないですよね?」隙を見つけるたびに攻めてました。もちろんそればっかりじゃないけど。というよりそんなことばっかりしていたら、私の結婚話に話が流れていって。営「それじゃあマオフイさんは結婚したいんですか」私「そうですねー、したいですね」上「まだ早いよ」私「全然早くないですよ。何も出会ってすぐ結婚するわけじゃないんですから。今のうちになんとかしないといき遅れちゃううう」営「まだまだ全然いけますよ(笑)」新「じゃあマオフイさんはどんな人が好みなんですか?」私「難しいですね・・・。あえて言えば大人な感じな人・・・(←言って照れた)」新「それなら××部の□□君なんていいじゃないんですか?」営「だめだよ、あいつは」私「えっ、どなたかご紹介いただけるんですか?」しばらく飄々営業マンさんと新人営業ウーマンさんがあの人でもない、この人でもないと話していると・・・。上「わかったわかった!結局最後に俺が息子をやればいいんだろっ」と言って結論がでてしまった。上司の息子さんをいただきます。というのは冗談にしても。本当にこの日は楽しかった。最後まで飄々営業マンさんを少しも落とせなかったのが負け犬の遠吠えだけど。さぞかし地上200mから上げる遠吠えは夜に響いたことでしょう。おまけに帰りはタクシーまで乗せてくれた。帰りのタクシーの中で、今日一日を振り返ってゆったりしながらニンマリしていると。タクシー運転手のおいちゃんが。「ほら、右手に東京タワーが見えますよ」と教えてくれた。どれどれと窓から外を覗くと、ビックリしたことに東京タワーの足元がすぐそこにあった。「雨の東京タワーが一番キレイなんですよ。どうですか?キレイでしょ」本当にキレイだった。こんな間近に夜の東京タワーを見たのは初めて。雨に濡れて、ボーッと光りながらそびえ立つ東京タワー。なんて素敵なTOKIO NIGHTの締めくくり。いつか絶対二人で見てやる。とりあえず今日は・・・。接待万歳。南無南無。
2005.01.25
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ひさちぶりです・・・。フイたんです。なんて、こんなところでかわいこぶりっこ、通用しない?(これを『かわいこぶりっこ』とジャッジされるかどうかも疑問、愚問、ぼくドラえもん)ここしばらく放置解放宣言をしていたのに、気をゆるめたらまたネット世界を異世界としてしまいました。本当にすみません。今日は仕事後に、大学時代の学科友、モツ君と会社近くで飲んできました。久々に「夜あいてる?」とモツ君から誘ってくれたにも関わらず、現われたモツ君は一滴も飲まない。どうやら体調をくずしているとか。それでも飲まない以外は元気そうで何よりでした。誘ってくれてありがとうモツ君。うれしかった。後は君が私の願いを叶えてくれればもっと嬉しい。今日会社の人に言われて気がついたんだけど。私、社長と相性があんまりよくないみたい。以前から、「お前は一言多いんだよ~~」と言われることが多くて。そう言われるとムッとして、ついついさらに余計な一言を付け加えてしまうんだけど。今日だって、「すまないけどお茶を持って来てくれないか」と言われたので、社長の愛用マグカップにお茶を入れて持っていったら、社長室には他部署のリーダーがいた。そこで「○○(←リーダー名)さんもいらっしゃるんでしたら、もう一つお茶お持ちすればよかったですね」と言ったら、そこで「お前は一言多いんだよ~~」と言われてしまった。そこでムッとした私は攻撃開始。私「私そんなに一言多いですか?命取りになりますか?」社「いや、命取りとまでは・・・」私「もしそれで命落としたら、美人薄命ということでせめて儚くなった命を惜しんであげてください。それじゃあ失礼します」と言って、社長室を失礼した。後からそのリーダーさんに聞いたところによると、社長がその後「あいつ(=私)は一度殴らないと気がすまない」と言っていたらしい。へへへーーーんだ。リーダーさんにも、最初の「もう一つお持ちすればよかったですね」の一言は、シチュエーション的に特にに「余計な一言ではなかった」とお墨付きをもらったが、それでも「そういうところでうまく立ち回らないと出世できないよ」と言われた。「ここ(=ウチの会社)で出世してもたかが知れています」と言おうと思ったが、それはいくら私の生意気な脳みそでも言いすぎだと判断したので、グッと飲み込んだ。社長とそんな相性の不一致が起きているのに、いまだ社内には私と社長ができているという頑なに信じている輩がいるらしい。いい加減に私のキャラを察してくれよ、と言いたいが、そもそもその信じ込んでいる人と分かり合いたいとも思わないので、静観している。今日以前の日記も書きたいことがあるので、それはまた後日・・・。今日はもう眠りたい。
2005.01.24
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この日はF田先生最後の講義の日。最終講義は聞きに行けなかったのだが、その後にあった「F田先生を励ます会」に出席してきた。卒業生価格8000円は非常に痛いものだったけど、最後にF田先生にお礼が言いたい。会いたい。そしてハグしたい。ということで、行ってまいりました。会場に行ってみると、私と同年に卒業した同級生や、先輩や後輩も多くいた。もちろん他の、学科の先生たちも多く見えられていて・・・。F田先生に会った時に。以前私が手を腕を開いたら、ハグをしてくれるまで関係を開発してはいたんだけど。もう忘れられちゃったかな、と思ったんだけど。参照2003年1月27日『めくるめく教授たち』「先生、お久しぶりです!」と両手を開いたら、少々「?」の顔をしていらっしゃったんだけど、「前はハグしてくださったじゃないですか」と言ったら、「ああ」と笑ってガシッと抱きしめてくれた。わーいわーい。バッハ先生にも挨拶して抱きしめがてら頭をなでてもらい、ようやく古巣に戻ってきた気がした。しかし驚いたことに、このF田先生を励ます会。歴代のF田ゼミ卒業生など、7割の参加率だった。わざわざ地方から、冬休みをこの日に合わせてやって来たという人も少なくなかった。その参加率の高さにF田先生の人望の厚さが窺い知れる。会全体を通して、非常にいいモノだった。あんまり涙涙していず、それでもしんみりゼミ生中心にF田先生の思い出を語っていた。それだけで、どれだけみんながF田先生を信頼し、尊敬しているのかがよくわかる。私自身はそんなに勉強しなかったから、「F田先生から何を教わったの?」と聞かれたら、思わず「愛です」と、見当違いのことを言ってしまいそうだけど、特にジャーナリズムの道に進んだ人はその道しるべをF田先生に作ってもらった、そうじゃない人もF田先生の教えを忘れず、その思い出を大切にしていた。F田先生も嬉しそうで、「こんなにいい会なら、毎年やってもらいたくらいだ」とおっしゃっていた。励ます会、十分励ましになったようです。会の終わりの時、一人一人F田先生に声をかけながら帰った。最後にもう一度腕を広げてみる。そこで再びギュッとしてもらって。すると後ろから「フイ、ずるーい」と、私の友人たちが次々にF田先生とハグしていく。あ、あ、そんな・・・・。私がようやく新規開拓した道をそんなあっさりと・・・。ま、いっか。F田先生と再びお会いすることを約束して別れた。本当に本当にF田先生、ありがとうございました。でも再会するぞ。
2005.01.22
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飄々営業マンさんとの会話。私「・・・ということでよろしくお願いします」営「わかりました。それでは今日中にご連絡します」私「今日中とは、何時位までのことでしょう?」営「そうですね・・・。夜までにご連絡できるかと・・・」私「○○さん(←営業マンさんの名前)にとって、夜は何時からなのでしょう?」営「私にとっては5時くらいからですね(笑)」私「そうですか。私の夜と同じ時間帯ですね。また早く夜の(お誘いの)リベンジしてください」営「あはははははは」最近こういう会話になっていることを友人に話したら、「そこまでいったらもう、営業マンさんにとってもフイの口説きは笑いのネタになっているよ」とのこと。うー、確かに。胸のトキメキが、笑いにまで昇華した。こんなにがんばっているのに・・・。上司とその飄々営業マンさんの話をすることがあって。私「しかし、○○さん飄々としますよね」上「そうだね。あいつはスマートだよ」私「『上司』さんも飄々としてますよ?○○さんとしゃべっていると二人して飄々としているからおもしろいです」上「いや、俺は歳相応に経験があるからね。あいつは俺より上手だよ」へーー。上司が自分より飄々具合を上手と認めるなんて。私「そうですか。じゃあ、あの飄々に負けないように私ももっとがんばってみます」上「何を?」私「もう一回、夜にお食事に誘ってもらおうかと」上「あはははは。あんまりやりすぎるとあいつが本気になるぞ」私「あははははは」ごめんなさい。本気にさせようとしているんです。営業マンさんがやって来た。今度ウチの会社の担当になる新人の子を連れて。ちぇっ。女の子か。ハキハキしてイイ感じの子だった。飄々さんの下で営業を覚えるのね。ふーーん。ほーーー。でも上司だったら、私の上司が一番。そこは譲れない。でも落とすんだったら・・・・。打ち合わせのときに、目をそらさないゲームを密かにやった。人間の左目は右脳につながっている。だから相手の目を見つめる時は左目をジッと。そうすると相手の右脳にインプットされるという。感情を司る右脳。右脳に私を入れて。左脳で私を処理しないで。飄々営業マンさんに話しかけるときに丹田に力を入れ、決して目を離さないと誓った。12345678・・・・・なんでこの人目をそらさないの?じっと目線を固定されたまま、飄々と話を聞かれてしまい。耐え切れず、フッと自分からそらしてしまった。自分で勝手に始めたゲームに、勝手に負けた。日本人の血を色濃く継いだ(というかそれしか入ってない)私にとって、ジッと目をそらさず話し続ける神業なんてできない。なんか敗北感。絶対やぶれないサンドバッグに向かって、一人ボクシングをしている気分です。ま、実際試合になったら困るんだけど。おのずと丹田に力が入る。
2005.01.19
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私の上司はやさしい上司だ、ということを何度もここで書いてきたが。今日もまた実感。他部署と兼務の上司。ゆえに一人デスクに取り残され、しかもツマラナイ仕事を押し付けられ(違う人から)、頬を膨らませながらカタカタパソコンに向かっていたら。お昼休みの時間になって。「今日は何を食べるんだ」と上司が聞いてきて、私がお弁当を持っていないことを確認してから。うな丼を食べに連れて行ってくださった~~~~(涙)。たぶん相当イライラしていたのが傍目から見ていてもわかったんだと思う。「今日は天気もいいし、おごってやるよ」と、よくわからない理由をタテマエにしてご馳走してくださる。うな丼を食べながら仕事を押し付けてきた人の文句をぶーたれていると、「そうだね、その通りだよ」とほんとよく聞いてくださる。そんな風にされると、逆にこんな小さなことで腹を立てていたことが恥ずかしくなった。そもそも私新入社員だし、つまらない仕事は率先してやらなければいけないのに・・・。ほんと、うな丼食べたらスーーッとイライラが取れたから。うな丼の効果のすばらしさというか、上司のやさしさというか、私の単純さというか。ありがとうございます。そして、この日は上司にもらった試写状で試写会を観に行く約束を友人としていた。ただ、その開演時間が早くて。なんとかこっそり抜けようとしていたら、そういうときに限って社長が現われる。社長は別のフロアにある社長室とは別に、私の隣にもデスクがある。滅多にそこには座っていないんだけど、私がパソコンをシャットダウンして鞄を持ち上げようとした時に、颯爽と現われてそのデスクに座ってしまわれた。がーーーん・・・・。社長の前でこんな早い時間に帰れない(18時前)。すると、私の反対側のデスクに戻ってきていた上司が「早く行け、早く行け」とコソコソ声で言ってくれるんだけど。私「(ムリです!こんな社長の前で何食わぬ顔で帰るわけには行きません!)」上「(大丈夫だから早く行けって!)」私「(じゃあせめて社長には素直に挨拶をして帰ろうかと)」上「(いや、それはダメだ!いいから、行けーー!行けーー!)」私「(これでも仮にも新入社員なんですよっ。社長を目の前にして素通りして帰るわけにはいきません!!)」二人でコソコソ言い合っていると、ちょうど社長がお手洗いに立たれた。今だ!今を逃したら試写会に遅れてしまう!!「それじゃあ、失礼します!」と言って、ささささーーーとオフィスを去った。しかし社長が入ったトイレの前を往復して、ロッカーまで行ってコートを取ってこなければならなかった。早くしないとトイレから社長が出てきちゃうからと、大慌てでコートを取って羽織らずにトイレの前を通り過ぎようとしたら、パイプハンガー掛けにコートが引っかかってパイプが倒れてきた。「(のぁーーーーーーっ!!)」無視して立ち去るわけにもいかず大慌てでパイプを立て直していると、トイレから人が出てくる気配がする。きゃーーきゃーーーきゃーーー。ようやくパイプを立て直して、大慌てでトイレの前を通り過ぎると。ちょうど目の前のエレベーターが開いた。慌てて締まりそうになっている扉に左腕を突っ込んでその動きを止めようとした。が、しかし。ウチ会社のエレベーター、本当に古いから全然センサーが反応しない。そのまま力負けで左腕が挟まれてしまう。「(イデデデデデデデデッ)」力で押し返そうとしてもビクともせず、大慌てで「開」のボタンを押そうと思ったが、左側にあるボタンを押すにも左腕がギューギュー挟まれていて身動きが取れない。右腕を大きくクロスするようにして「開」ボタンを押すことで、ようやく私の左腕は救われた。急いでエレベーターに乗って「閉」ボタンを押す。ふ~~~~~~~~っ。席を立ってからずっと私息してなかった気がする。もし仮に冷静にその様子を見ている人がいたら、ちょっとしたコメディーのように見えたかもしれないが、やっている本人はいたってアドベンチャー路線。会社出てもかなり心臓がドキドキした。さて、上司が譲ってくれた試写会。『きみに読む物語』というもの。チラシには、そうとうアメリカでも評判がよかった、みたいなことが書いてあったけど、それはどの映画でもそうだし、正直それほど期待していなかった。始まってしばらく観ていても、そこそこ面白いんだけどまあありそうなラブ・ストーリーだなぁと思いながら観ていました。むしろ後半、トイレに行きたくて、そっちの方に気を奪われていたけど・・・。しかし。しかしだ。後半の10分。号泣。トイレに行きたかった水分、全部目からこぼしたっていうくらい。もう評価は一変。スタンディングオベーションもの、私的に。ネタバレさしてもいいから、ここにそのストーリーを綴りたいくらい。泣く予定ではなかったため、ハンカチも鞄の奥深く、流れるままに涙は流れた。最近観た映画で泣いたといえば、『いま、会いにゆきます』『ターミナル』とあるが、でもあれは「泣いた」というより、「涙を流した」という方が正しい。もう今日の『君に読むストーリー』は、涙を流しながら嗚咽も漏らしたくなった。ここが映画館でなくて、自宅でDVDを観ている状況だったら確実に「ううううっ、うーーぐふっぐふっ」と泣き始めていたに違いない。とても気持ちよく泣いた。α波出過ぎて、眠くなったくらい。その後一緒に試写を観た友人とご飯食べたりお茶したりしたんだけど、二人してずっと「はぁ・・・」とため息をついていた。なんか「恋したい」から「愛っていいよね」という次元までレベルチェンジしてしまったような・・・。あああ、状況は何も変わらないのに、私自身が要求のレベルを上げてどうするのーーーっ!まあ、自分への突っ込みはこれから一人自慰的におこなうとして、この映画おすすめです。夫婦とか一緒に見てほしい。そんな映画。私も実家の父母薦めようと思います。やっぱりラブ・ストーリー。
2005.01.18
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今日は大学の後輩君を誘って、よく上司と行く「センセイの鞄」のお店に行った。この後輩君を誘ったのは、会社の仕事であることを手伝ってもらいたいがための接待だったのだけど・・・。「聞きたいことがあるの」という言葉だけで呼び出して、快く来てくれた後輩君に感謝。詳しくはまだ書けないけれど、最近私のモットーは「使えるものは使わせていただけ」。ますます皆様のお手を借りながら、生きてゆこうとしています。だけど、お願い事とは別に久しぶりに会っていろいろな話が聞けたのは楽しかった&新鮮だった。なんと、もう就活の話なんだよね。確かに人事だし、2006年度新卒採用に向けて動いてはいるけれど。それはそれでこれはこれで。まさか後輩君たちがもう就職活動の時期になろうとは。2コ下の後輩君たちがもう就職活動を始めるとなると、ほんと自分がどれだけあっというまに時間を駆け抜けたのかがわかるような気がする。あの頃に戻りたいような戻りたくないような。結局後輩君に、こちらの要求はすんなり受け入れてもらって、ホッ。その他にも最新大学情報とか聞いてしまった。確実に大学内でも時間が流れていることに「ほー」と聞き入ってしまう。ところであのF田先生が辞めてしまわれるそうな・・・(内輪ネタですみません)。って、この情報は何気に年末くらいに聞いてはいたけれど、改めてその状況を聞くと実感も増し、悲しくなった。ううう、ううう。F田先生、大好きだった・・・。F田先生が大学に残られたところで、私が会える確率は少ないのだけど、でもあそこにいるとずっと思っていたかった。あなただけはそこにいて・・・、みたいな。小学校~高校って転勤があるので、どうしても数年経つと先生方が一新されていて、遊びに行ってみても「ここはどこ?」状態になっているけど(そうなっているの知っているから行かないけど)、大学はそんなことないって思ってたのに。でも確かに、私がその学科に入学した時から、いまにも退職せんばかりの先生方ばっかりだったが。うーん、ゆらゆら。F田しぇんしぇい・・・。参照→2003年1月27日『めくるめく、教授たち』2004年7月14日『水没した父、安い女、運命の再会』酔っているから話がまとまらない・・・と、今日はもしや月曜?
2005.01.17
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昨日の微熱。起きて即座に熱を計った。「37℃」。やっぱりぬるいまんまだ・・・。あるならある、ないならないとはっきりとしてほしい。そうしないと、今日ある同期の新年会に、参加するべきかせざるべきかで迷ってしまう。とにかく参加する方向で、薬を飲んでギリギリまで寝て回復を目指した。夕方起きると、なんとか0.2度下がっている。これならいっか。結局飲み会に参加し、二次会のカラオケまでちゃっかり参加して終電で帰ってきました。優秀なことに、熱も36℃にまで下がっていた。やはり酒は百薬の長。フィーバーして正解。私も若い若い。以前下着メーカーに勤める友人からもらったランジェリーを友人にあげた。この友人、実は同期の女の子なんだけど。 ↑参照 2004年12月23日『ランジェリーをいかしてほしい』その女の子に見せる前に上司にも見せていた。袋から覗かせるように見せると、最初はナイトキャップと勘違いした上司。つい面白くなって、私「袋から出して広げて見てみてくださいよ」恐る恐るといった感じで取り出した上司は、広げた瞬間ほんのり頬をピンクに染めて、すぐに袋にお戻しになりました。そしてその子にプレゼントしてから一週間くらい経った日に、さっそく着てみたかどうだか聞いてみた。私「どう?あれ着てくれた?」同「うん、着た着た☆」私「××さん(←同期の彼氏)には見せた?」同「うん、すごい興奮してたよ」私「そっか、よかった(嬉)」この会話を聞いていた上司。上「本当にお前たちはっ」お顔を真っ赤にしていらっしゃいました。そして今日の飲み会の時にもその話になって。同「いや、あれさ。最初××さんも見て笑ってたんだよね」確かに。確かに笑えるかもしれない。それ以前に着れない、私だったら。同「だってアレ、あまりに凄すぎてフイが買ってそのまま着ない、って横流しされたんだと思って」う~ん、半分当たりです。でも、最初からあなたにあげようと思ってもらってきたの。同「で、そのままハンガーに吊るしておいたのね。そしたら××さん、夜になったら『ちょっと着てみて☆』って態度変えるの。で、着てみたらもー興奮しちゃって(笑)」やっぱり!!あなたなら生かしきってくれると思ってた。本当にあなたにあげてよかった。きっとこれならメーカーの友人も喜んでくれるでしょう。そして何より嬉しいのは、こうしてあのランジェリーちゃんが持ち主によって十分にその能力を生かされて、幸せに生きていることがわかったことである。さてもう一方のランジェリーちゃんたち。こちらは私が衝動買いしたものなんだけど・・・・。 ↑参照 2005年1月10日『日記模様替え/2005年の抱負』 かわいくて、思わずデパートで衝動買いしちゃったけど。さっそく着てみました。以下のように。 もうこれはランジェリーじゃありません。見えてます。しかも自分で上の服をめくっているけど、そうしなければほとんど見えない着こなし。このランジェリーちゃんの役目は、ほんの少しそのレースを胸元から覗かせるだけ。ああああ。私もあなたに本来の役目を与えてあげたい。身に纏う最後の砦として、衣類としてはその頼りない風情を遺憾なく発揮させてあげたい。別にその風情を楽しむのは万人でなくていいの。たった一人でいいの。ごめんね。あなたの下に更に二枚も着ちゃってごめんね。だって寒いし。って、きっとそこじゃない。問題はそこじゃない。誰がこの肩紐をはずすかってこと。だってそうでしょ?だってそうなんだもん。@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@間違えた・・・。↑の日記、本当は昨日の日記だったのに一日間違えて16日に書いちゃった。おかげで今日の日記どこに書こう、ってなもんで。せっかくコメントいただいてしまったんで、このまま日記を移籍というわけにもいかず。追記という形で今日の日記を書かせていただきます、簡単に。今日は小・中が一緒だった人たちと同級会ということで集まって飲んだ。といっても五人なんだけど。しかもそれが、普段から仲良くて連絡取り合っていた仲、というならわかるんだけど、みんな正直言えばその当時でさえ仲良かったっけ?という間柄だったので、このメンツというのは正直意外だった。それでも集まれば、自然と話に花が咲きます。やはり同郷というのは強いのかしらね。予想以上に楽しくて、できればまた誘ってほしいと思った。そしてそんな場でも営業は欠かせない。仕事上でもプライベートでも。むふ。win-winならね。
2005.01.16
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仕事をしていると・・・。はぁぁぁぁぁぁ。熱いため息。・・・?今日は別に何かに身悶える要素もないんだけど。しかしこのだるさ、顔の火照り。覚えがあるぞ・・・。・・・・熱だ!つい一ヶ月もしない前に高熱をはじき出したばかりなのに。また熱?会社の体温計で計ってみると・・・・。「37℃」びみょー。帰るには低すぎて、元気を振り絞るにはけっこうツライ。もともと平温が低いし。やさしい上司は「帰れば?」と言ってくれるんだけど、明日が同期の飲み会だということと、来週どうしても早く帰らせてほしい日があることを考えると、どうしてもここで弱さを見せられない。絶対これ、風邪とかじゃなくて知恵熱のような気がするし。意地でもデスクにへばりついた。本当はこの日、上司が「たまにはマオフイさんと遊んであげなきゃな」と飲みに誘ってくれていた。「たまには」と言ってくれるが、間違いなく上司は私が社会人になってから一番一緒に夕飯や飲みを共にしている。上「マオフイさん、明日金曜日だけど彼氏とデートの約束は無いのか?」私「無いです。ってかいないです」そして上記のセリフにいたるわけです。しかしこうなってしまってはキャンセルするしかない。しかも最後の最後で仕事を押し付けて、先に会社を出てきてしまった。う~~~、だるい~~。しかも外寒いから、帰ったら熱上がるぞ。帰り道すがら携帯を見てみると、メールが入っていた。大学時代の学科友ちづどんがウチの会社の最寄り駅周辺にいるとのこと。「お暇だったら飲もうかなーと思って」だそうだ。うう、私も飲みたい飲みたい!しかし如何せん平常より3倍は重たいこの体が・・・・。結局駅近くのカフェでお茶することにした。上司に申し訳なさ半分、自分の根性を讃える半分。行ったカフェは、大学時代よく通ったカフェ(私の会社と大学は近い)。ちづどーーーーん!うきゅーーーーーーん☆尻尾を振って行きました。ちづどんも私もスーツを着ていたけど、こんな風にあの頃と変わらない場所でお茶なんか飲んでみると、なんだか学生時代に戻ったよう。周囲には大学生らしい人もいるし。大学に行っていたときは、友人たちとよくお茶をした。何かあると「お茶する?」と言うのが口癖。大学時代何をしましたか?と聞かれたら、恐らく「お茶しておしゃべりしていました」というのが一番正しいような気がする。・・・だから就職活動苦労したのか・・・。ちづどんに会っている時は、熱があったのも忘れた勢いでいろいろしゃべった。っていうか、私熱く語りすぎていたかも。私の口から出た熱い吐息が、ちづどんの肺に入り、熱がうつってしまわないことを切に願う。楽しい時間を過ごして、一時間くらいおしゃべりして別れた。帰り道電車に揺られながら・・・。う~~ん、やっぱりだるいかも。しかしいざ家に帰ってきてから熱を計ってみたら。「37℃」相変わらずぬるい数字をはじきだしています。友情パワー?ゆえに、寝る前に日記なんか書いちゃって。それでも今日はこのままもう寝まふ。冷えピタ代わりにうるおいマスクを貼りながら。
2005.01.14
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今日は大学に用があるという友人が会社の近くまで来てくれたので(母校と会社は歩いて15分)、一緒にランチした。こんなことはじめて。なんか会社とプライベートって完全に切り離された感じがしていたけど、あの会社周辺の風景の中に友人がいるということがなんとなく違和感であり新鮮だった。張り切って滅多にしない1000円ランチなんかしちゃったよ。最近彼氏なんかができたその友人。年末年始なんか二人で上海旅行になんか行っちゃって、本当になんか幸せそう。語らずともなんか滲み出ている幸せオーラ。嗚呼、あやかりたい。「なんか」なんて連発しちゃって、滲み出ているジェラ・オーラ。その友人の職場に、40代のなかなか結婚できない男性がいると言う。その職場の同僚さんたちがいろいろ女性を紹介してくれるらしいのだが、そう簡単にうまくいかないらしい。友「すごいいい人なんだよ。本当にやさしい人で、こう目をつぶって声なんか聞いているとウットリする・・・」私「・・・目を明けるとどうなの?」あえて目をつぶるなんて、よっぽど・・・。友「ま、あんまり外見気にしない人だから(笑)でもね、でもこの間みんなでUNITED ARROWSに行って、全身コーディネートしてあげたの、亭主改造計画みたいに。もうパンツからシャツまで全身だよ。もともと細身の人だから、今流行りのジャストサイズのスーツすごい似合ってたよ」私「ふうん。でも女の人に全身コーディネートされたら、ずいぶん変わるだろうね。これからモテるんじゃないの?」友「う~ん、でも肝心なのはスーツ脱いだら何を着るかだからね(笑)そうだ、フイちゃんその人どう?」えっ。こんなに全て手の内を明かされてしまっては、せっかくの全身コーディネート魔法は私に効かなくてよ?どうせ紹介してくれるなら、いきなり「全身UNITED ARROWS、これが地です」くらいで来てほしかった。友「あー、でもその人40代だからね。気軽に紹介できない・・・。なんか即結婚とかになりそうだし」ですね、ですね。そうしたらあなたの幸せオーラに匹敵するおすそわけをしてください。その友人もそうだが、私の周囲で空前のブーム「30代仕事できる系」彼氏。ブームはいいけど、私を取り残さないでほしい。みんな風とともに去りぬ(ブームの彼方へ)。さて。今日はうちの会社で取引しているある企業の営業マンさんが打ち合わせでいらっしゃった。これまた35歳既婚課長さん。37歳飄々営業マンさんとはまた違うタイプで、どっちかっていうと野心家っぽくてより営業マンっぽい。顔も濃くて、高知東生にどこか似ている。しかしこのタカチさん。私の上司と一緒に打ち合わせしていると、上司の飄々っぷりに若干振り回されるところもある。上「これ、もっと安くならないの?」タ「いや、本当にこれ以上は無理なんです(泣)」上「それじゃあ、なんか特典つかない?」タ「いや~、これでもうウチのギリギリまで本当に引いているんで、これ以上は何もつけられないんですよ(笑)」上「たとえば、○○ホテルにご招待とか。マオフイさん連れてってあげてよ。ウチにおいて彼女はキーマンだよ?」およっ。すっかり上司ペースかと思ったら。こっちに話がまわってきた。キーマン、っていうか、人が少ないのでおのずと決定権が得られるというか・・・。でも私もご招待されたいっ!私「そうですね。私一度タカチさんに、東京の夜を教えてほしいです(←胸の前に手を組んで小首を傾げるポーズ)」営「わははははは!」上「えっ?ブフォッ!ゴホゴホゴホゴホっ、ゴホッツゴホッ!」どうやらタカチさんにではなく、上司に効いてしまったらしい。真っ赤になるほどむせてしまった。上「ゴホッ、ごふっ。い、言うねー、この子も」上司のそばで日々学ばせてもらっていますから。私「だってタカチさんならドラマに出てきそうな東京ナイツを過ごさせてくれそうですし。私一度そういう夜景が見えるところなんかに連れて行ってもらいたかったんです(←逆に小首を傾げる)」上「夜景ねー(ニヤニヤ)」結局この日は上司の勝ち。どうやら上司混みで今度ご招待いただけるらしい。上司が用があって席を外したときに。私「それじゃあ東京の夜は別の日に」営「ええ(笑)」しっかりそれはそれで念を押しておきました。さて。今日はラッキーなことに(といっても仕事だから当然なんだけど)、37歳飄々営業マンさんから電話をもらった。嬉しくて音量マックスにして、耳を受話器に押し付けて会話をする。すると、まるで私の耳元でささやくような錯覚に。しかし、しっかり聞こえてくる向こうの周囲の雑音。お願いだから浸らせて!!!営「(仕事の話を一通り話し終えて)・・・・ということで。そうだ、今度前回言っていた新人を連れて挨拶に行きます」私「(それまで担当替えになったことを忘れていた)・・・そうでしたね。○○さんに担当替えの話を聞いたあの夜、私自棄になってお酒飲み過ぎて大暴れしたんですよ?(←事実です)」営「あははははは。でもこれからも僕も一緒に行きますって」一緒じゃやだ。一人で来て。そして私も一人で会いたい。私「どうせフェードアウトしていくんですよね?はぁ・・・がっかり」営「あはははははは」これ以上は言うのはやり過ぎだと思い、仕事の話に戻して電話を終えたけど。そしてこの会話を隣で聞いていた上司。上「だけどマオフイさんも言うようになったね~」私「言い過ぎですか?」上「いや、いいと思うよ。二人で(←上司&私)いろいろ言い合ってうまくやっているよ」私「ありがとうございます(笑)。上司のご指導の賜物です」私も飄々の仲間入り、できるかしら?冗談と本気の狭間で。自分をコントロールしないと。飄々より恋。
2005.01.13
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以前日記で、年下君と合コンしたら高校時代の友人の弟だったということを書いたが。ほんと、人のつながりってどこでどうつながっているのかわからないものね。まさかここにつながるのか!というのがたまにあるから。人との付き合いは大事しなきゃいけないな、というのを改めて実感したのだけど。そして今日は「年下君」以来の驚きのつながりを発見した。詳しくは書きませんが、「まさか!」と思ったけど実際つながってしまったのだからしょうがない。ここでどこにつながったのかは書かないけど、再度教訓を思い出しました。~~会社の徒然3連発~~私の席の近くに経理で結婚している女性がいる。なんでもズバズバ言う人で、本当に好きなんだけど。この人と上司と私との3人で、お金を出し合ってコーヒー豆を順番に買っている。この間上司が買ってきた珍しいコーヒー。「すごい珍しいなコーヒーなんだよ」と得意気に持ってきた上司。それをこの間はじめて淹れて飲んだ。一口飲んでみると・・・・?女「これマズイ!マズイよね?」私「・・・・う~ん、そうですねー(確かに変わったフレーバーだった)」女「マッズイよー!マオフイさん、○○(←上司)さんにマズイって言ってよ(笑)」私「そ、そんな!あんなに得意気に持ってきたのに、私そんなこと言えません(涙)!」するとそこに、席を外していた上司が戻ってきた。上「あ、コーヒー淹れてくれたんだ」女「今日から○○さんが持ってきてくれた豆ですよ。でもこれ、あんまりおいしくない。・・・・ってマオフイさんが言ってました」私「えっ!?」即座に「ひどっ!言ってませんよ!」って言ったんだけど、女性が言ったことに賛同してしまった後ろめたさから、強くは言えなかった。上「そっか、おいしくなかったか・・・」あああああ!!!ごめんなさい!得意気に持ってきた光景を見ていただけに、打って変わって非常に心痛む光景だった。ここで機転が利く女だったら「なに?この激ウマなコーヒーは?!たちまち恋を忘れた女が若い男に恋しそうですよ!コーヒー・モカマタリ 陽気に飲んでルンバを踊っちゃいますよ!!」と腰をクイクイしちゃえたのに・・・。---------------忙しそうに今にも出かけようとしている社長に「×日に接待するから○ビルにある中華料理屋を二名で19時で予約しておいて」と頼まれた。私「はい、わかりました。ところで○ビルの何ていう中華料理屋さんですか?(○ビルにはレストランがたくさん入っている)」社「なに?・・・お前、○ビルで中華料理っていったら××くらいしか有名なところないだろうが」その××という名前、私にとっては初耳だった。そんなあたかも常識みたいに言うけど、こちとらそんな有名なところに食べに行ったことも、行く相手も、そしてお金もないやい。私「そんな有名なところなんて連れて行ってもらったことないので、知りませんよ」事実を言ったまでだが、何を勘ぐったのか社長は一言。社「・・・お前にはまだ早すぎるっ」ササササーー。そう言い残して慌しく外出あそばれました。言ってること矛盾しているんだけどーーーー!早すぎるなら知っていないの当たり前だし、知っているべきなら早すぎるなんてことないのに。それとも私の目から「連れてけ」光線出てた?別に連れて行ってくれなくていいから、領収書で切らせて(願)。---------------今日は久々に営業をやっている同期二人と三人で夕飯を一緒に食べた。いっつも夜中まで仕事をやっている営業さんたち。同じく入社したのに、配属でこんなにも仕事が変わるなんて。彼らより3~4時間は早く帰っている私は、やはり少し後ろめたさもあった。しかしここに来て、少し私のほうの仕事も忙しくなってきている。今日は、その新しい仕事の事など私の何倍も仕事をしている彼らに向かって、いろいろ相談に乗ってもらった。本来だったら、彼らの愚痴を聞いてあげなければならないほど、十分彼らの方が大変なんだけど。私の何倍以上も忙しい人に励まされる。なんだかちょっと申し訳なくなって、帰り道すがら「よーし、私も営業の人に負けないようにがんばる」と気合を入れた。すると同期の中で「お父さん」と呼ばれている、一番しっかりした同期が一言。「あんまり、営業に負けないようにとか考えなくてもいいよ」と。・・・じ~~ん。そんな風に言ってもらいたい、と思ったことはなかったんだけど、実際言われて、本当は言ってほしかった言葉だったんだと実感した。うーーん、いいやつぅ。ほんと、同期のみんな大好きです。次回同期飲みの幹事はまたしても私。
2005.01.12
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夕ご飯を食べていると、母から電話があった。いつものように他愛無い話を延々とする。やれ仕事がどうした、お兄ちゃんはあれからどうした。東京は地震が恐い、フイにいい人できたのか。変な人はダメだ。でも見つけろ。こっちは夕飯を食べているのだから、早く切ってほしいなーと思って適当に「はいはい」と聞いていると。「・・・と、いうことなのよ。じゃあね。あははははー」と、満足した母はようやく電話を切ってくれた。やれやれ、と再びご飯を食べ始めると。またも電話が鳴る。どうせまた母だろうと思って出ると。母「言い忘れたことがあった!」とやはり母。私「なに?(←少し不機嫌な声)」母「本当はこのことをフイに言わなきゃと思って電話したのに忘れちゃったよ」私「何を言おうとしたの?」母「あんたね、プチ整形なんて考えちゃダメよ!」私「何をおもむろに・・・。別に私したいなんて言ってないじゃん」言い忘れたなら、もっと重要度の高いことを言い忘れてほしかった・・・。↑by娘。母「そう?ニュースで見たんだけどね、以前ネットで集団自殺はかった話とかあったでしょ?あの原因でね、プチ整形がうまくいかなかったっていう理由もあったんだって。簡単にプチなんていうけど、そんな簡単なものじゃないのよ。だからあんた、安易に二重にしたいとかいって、やっちゃだめよ?」私「はーいはいはい」そもそもその一重のDNAを遺伝してくれたのは誰だ。娘は君らが与えてくれた素材でがんばって精一杯やっているのだ(そしてこの結果だけど)。言いたいことを言い終えた母は、満足気に電話を切った。聞きたくもないことを聞かされた娘は、不機嫌に電話を切った。まあ、本当に母が心配するまでもなくその気はない。私の興味はまず、整形より痩身なの。 実家に帰ったときに撮影。それまで冷蔵庫に無造作にマグネットで止められていた写真が、きれいなフォトスタンドに入っていた。メンデルの法則って・・・
2005.01.11
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前々から考えていた日記の模様変えをしました!それに伴い、リンク関係もちょこつと更新。これからもよろしくお願い致します。リンク貼らせていただいた方には、後ほどごあいさつにうかがわせていただきます。ちょこつとこれから出かけるゆえに、慌しくホンジャマカ失礼!@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@友人の家に鍋を喰らひに行く。本当は私がその友人を家に呼ぼうと思っていたのに、事態は変わり、友人が招いてくれることに。それならばと、ケーキとお酒を買って行く。メールで「野菜いっぱいの鍋にするね」と言われると、気分はもう、自分の彼女が料理を作って待っていてくれる彼氏のそれ。待ってろよー、マイ・スイート・ハニー。実はこの友人。私がクリスマスイブにお邪魔させていただい友人。女同士のクリスマスイブだというのに、非常に楽しく、そして満足なものにしてくれた。それはひとえに彼女のおいしい料理とホスピタリティのおかげ。友「フイ男、愛してる」私「俺もだ」すっかりラブラブしてしまいました。今日はそのイブ以来その友人に会いに行く。チャイムを押すと満面の笑みで迎えてくれた友人。思わずこっちも笑顔になると、「・・・やばい、フイのその満面の笑みにやられた」と悶える友人。イブのラブラブっぷりが瞬時に思い出された。「いやーーん」とこちらも嬉しくて身悶えてしまう。家の中にお邪魔すると、すでにグツグツと鍋が煮えている。「フイが到着するのに合わせて鍋が出来上がるようにしたんだよ」キュン。「じゃあ、よそってあげる」キュンキュン。私「やばい・・・。私なんか彼女がほしくなってきたかも・・・」友「んもぅ!愛してるフイ男!」私「俺もだ!!!」ガシッ(←抱擁)。・・・・・。 鍋は宣言通り、野菜たっぷりでおいしかった。「君はイイ女だ」と何度もつぶやいた。ご飯を食べ終わると、女の子らしく他愛もない話。実はこの友人の家に行く前に、私は少しショッピングをしてきた。私「ねえねえ!今日すっごいかわいい下着買ったの!見たい?(←っていうより見せたい)」友「見たい見たい!」私「(ごそごそ)・・・じゃーーん!」友「いや~~~~~ん、かわいい!こんなのフイったら誰に見せるの?」 デパートで買う気もないのにブラブラ下着を見ていた私を射止めたランジェリーちゃんたち。思わずサイフの紐を緩めて買ってしまったが・・・。私「これはね、下着として着るんじゃないの!アウターとして重ね着とかして外に見せていくの!服の下に来ていたら日の目見る前にボロボロになっちゃうから!!」友「あああ~~~~~フイ~~~(涙)!!・・・あっ、ねえねえ、私のも見て!私の勝負下着!(がさごそ)」友人のかわいい上下揃ったブラ&パン。私「か~~わ~~い~~い~~」友「ね?かわいいでしょ?」彼女の勝負下着と私のものとの違いは明らか。日の目を見れるか見れないか。かわいそうに、私に買われた下着ちゃんたち。私に買われたばっかりに、虐げられた生活を余儀なくされて・・・。私「・・・うーーー、決めた!まだ2005年の抱負決めてなかったけど今決めた!私、色気の権化になる!!」友「色気の権化!?きゃ~~~~!でもどうやって?」私「・・・・・」友「・・・・・」私「・・・・・」その後二人で話し合って方法を考えた。そして私たちが辿り着いた結果はというと。日経新聞を読む。色気は人それぞれであると。かわいい系にはかわいい子に任せろと。フェロモン系はフェロモン女に任せろと。それ以外に残された道は。知性派・・・。友「私本当にそう思うもん。かわいいのはかわいい子に任せておけばいいんだって。男の人と仕事の話とかしていても、話がわかるっていいみたいよ」実際その友人は、恐らく私の周囲で一番仕事ができるであろう友人。もしかして将来1000万プレーヤーになるんじゃないかというくらい頭もいいし仕事もできる(そして私と同等のバカな話にもおつきあいいただける)。しかも女の私でさえ思わず男にさしてしまうくらい、恋愛偏差値はすこぶる高い。私「わかった!私これから日経新聞読む!会社にあるし!(←購読しろよって?)」しかし、頭のいい友人だからできることだしなー。日経新聞読むだけで色気の権化になれるのだろうか。はぁぁぁぁぁぁぁ(←遠い目)。2005年の抱負、はるかに高い位置に設定してしまいもうした。なんかいい方法ないかな~~。@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ネタバレ(?)してしまいました。イブ日記、書こうと思っていましたが、こちらの記述で斬捨て御免。
2005.01.10
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「Yが入院した!」と友人から聞いたときは、絶対過労で倒れたゆえであろうと思っていた。Yとは、私が大学三年生の頃にカナダ短期留学した先で知り合ったの友人。いまは名古屋の某オイソガシイ企業で営業をしているので、ずっと音信普通ではあったのだけど。同じカナダ友人からその知らせを聞いて、「やっぱり過酷な仕事だったんだ・・・」と、しみじみと社会人の現実と過酷さを噛みしめたものだ。さてさて、ではどの内臓がいたんだのかな?と病状を知ろうとすれば、「サッカーで怪我をして、靭帯を切ったらしい」とのこと。・・・はあ。社会人の現実・・・。過酷な労働・・・。とは無縁?それでも手術もして、数週間も入院するとなれば怪我といっても相当な部類だろう。名古屋の職場では長期休暇をもらって、実家がある東京の病院にいるらしい。クリスマスも年末年始も病院で過ごしている友人を、他カナダ友人たちと一緒に見舞ってきました。特に連絡もせずいきなり押しかけたんだけど、たまたまばったりエレベーターの前で会っちゃって。一年ぶりくらいの再会だったにも関わらず、会った瞬間無表情で、「おう」の一言。相当驚いて固まってしまったらしい。後にゆっくり話していた時には、「いやぁ、また若い奴らが誰かの見舞いに来やがったなぁ~、ちくしょう、うらやましいな~、って見てたら俺にだった♪」とやけに嬉しそうだった。怪我は怪我で大変そうだったけど、それ以外は相変わらずの元気っぷりで安心。こういってはなんだけど、こんなことがなければYには当分あることもなかったし。怪我の功名とは言わなんだが(笑)。一年のブランクは感じず。
2005.01.09
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気持ち悪い。頭痛い。っていうか、私頭悪い。なんでこう、いつもいつも同じ穴に落ちているわけ?飲みすぎた・・・・。もう「二度と飲まない」の約束も守れず、「飲みすぎない」の誓いも立てられないなら、せめてウコンを用意しろ!そして寝る前にそれを服用し、ひたすら神仏に「明日の朝、幸せな目覚めをお与えください」と祈って寝ろ!気持ち悪い胃と、ガンガン痛む頭をもてあまし、サクロンを飲んで昼過ぎまでうつらうつら眠る。朝になっても酔っているのがわかる。この、二日酔いの朝の時間が一番ネガティブシンキング。最近はそれも慣れてきたから、「いま私が考えていることは二日酔いのせいなんだ。これが冷めればこのネガティブな考えはきれいに払拭される」と頭ではわかっているんだけど。それでもこのシンキングタイム、ネガティブな水脈を見つけに掘り下げられるところまで掘り下げる掘り下げる。「私、なんで東京に出てきたんだろう」までで済めばまだいいが、その思考が太宰治とシンクロしてきたらそろそろ危ない。だから寝るに限る。寝ても相当な悪夢だったが、次に目が覚めたときはだいぶ気分はよくなっていた。本当はこんな日は、1日ゴロゴロしていたい。しかし。しかし、女にはたとえ肩の上に水子がのっかかっているのかと思うほど体が重くても(そしてもちろんそんな体験したこともないけど)、行かなくてはいけないところがあるのだ。女たちが必ず還る場所。イエス、ザッツパーフェクト。ザ・バーゲン。・・この日を待っていたじょ。この日が来ると思っていたから、ひたすらサイフの紐を堅くしていままで待っていたんだじょ。しかし、この身重な体をもってしてどこまで耐えられるか。準備をしてそそくさと出かけたけど、電車の中で胃がシャックリしてる。やばい、私デパートで倒れるかも。それでも、たとえ倒れて混沌し、医務室に運ばれる身になろうとも、意識を失う寸前に私はこう言うだろう。「その荷物も忘れず運んで・・・・」女とはそういう生き物です。戦果はというと。朝から一食もせず、もはや二日酔いで気持ち悪いのか空きっ腹で気持ち悪いのかわからなくなった胃袋を抱えながら、無事目標金額を消費する夕方6時までデパートで粘りました。帰りの電車。デパートの大きな紙袋を抱えながらつり革につかまってゆらゆら揺られる。私、こんな若い体をもっているけど、この車両にいる人の中で一番ツライって自信を持って言える。だけど、その原因が二日酔いであることと、こんなでっかいバーゲンの紙袋を下げていることで誰にもそんなこと言えない。ただひたすら物欲しげな目で優先座席を見ていた。家に帰ってきて、バーゲンの紙袋も放り出しキューばたん。私の脳裏には、「よくやった」と誉めるマオフイと、「お前はバカだ」と責めるマオフイとが、グルグルグルグル。いまの私にそんなジャッジは必要ないの。
2005.01.08
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まずは今日の日記の前に。前回の日記に関して、ikaisoyさん、おさんぽまつきよさんをはじめ、みなさんのご気分を害してしまっていたら本当に申し訳ありませんでした。自分はここの日記に、今日起こったこと、考えたこと、自分が誉められたいことも怒られたいことも、閲覧者側の気持ちは特に考えずにいつも徒然に書いてしまっています。そのために、実はその文面が誰かの傷になっていたり、理解できないものだったりしたりしたこともあったのかもしれません。今後、そういった文面には気をつけようと心を新たにしたことをお詫びに付け加え、更に温かくここの日記(ブログというよりは日記という言葉が本当に合うと思う)を見守ってくださる皆さんに、感謝の気持ちを改めて表したいと思います。ところでikaisoyさん、おさんぽまつきよさんのやり取りを拝見して。本当に私のバカな話を怒ってくださったり、収束してくださったり、本当に大人の男性というのは・・・。事態の収束の早さに、ただただひらにひらに(バカな)頭を垂れるばかりです。さてここからは今日の話。今日は新年はじめて、あの37歳営業マンがやってくる日だった。ルンルン♪と、めったにしない化粧直しをし、打ち合わせをおこなった。嗚呼、もう相変わらず飄々としていらっしゃる!飄々とその営業マンさんの隙の無さに身悶えていると、終わり間近に「そう言えば僕、マオフイさんに言わなきゃいけないことがあるんです」と営業マンさんが一言。・・・なんか嫌な予感がした。私「なんでしょうか」営「実は今度からコチラには別の若手がつくことになりまして・・・」ベツノワカテガツクコトニナリマシテ・・・。理解するのに、まばたき3回くらいの時間はかかった。営「うちも実は人材不足でして。だからできるだけ新人に仕事を任せていこうと。もちろん僕も来ますし、バックにはいつもついてます。ただメインは今度から新人に任せていこうと」私「それって担当換えってことですか?」営「ええまぁ。でも僕も来ますし」がーーーんがーーーんがーーーん昨日の比でなくがーーーん。私「そうですか、寂しくなりますね。いままでお世話になりました、ペコリ(←強がり)」営「いえいえ、だからまだ来ますってば(笑)」はぁぁぁぁぁ。なんじゃそりゃーー。私たちはこれからでなかったんかい?はぁぁぁぁぁ。営業マンさんが帰った後もずっとため息をついていた。そして誰もいなくなった。アガサ・クリスティは名言を遺したと思う。はぁぁぁぁぁ。その日は私から誘って、上司と、近々この会社を辞めてしまう同期の女の子を誘って飲みに行った。その女の子。自分が以前から教師になりたくて、今回その道が開けたために、ウチの会社を辞めるのだが、もしそうでなかったらものすごく説得をして引き止めたいと思わせるほどいい子。本当に痛手だ。その思いと営業マンさんのことと、もう最初っからハイスピードで焼酎のロックをガンガンいかせていただきました。最初からその子には「私が言いたいことと、言ってあげたいことは違うから。これから酔うほどに言ってること変わってきちゃうと思うけど、でもそれは気にしないで。あなたに贈る言葉は『あなたが教師になってくれて本当によかった。あなたが教師になることは日本の宝だ』だから」と前置きしておいた。「はい」と笑顔で受け取ってくれた同期。だけどお酒が進むほどに「○○(←ウチの会社)の宝が国家に奪われた~~!!」と暴れ出す私。そしておまけに上司がいる前で「××さん(←営業マンさん)がいなくなっちゃうなんて、ほんとショックだ・・・」と漏らしていた。記憶にある限り2回ほど言っているので、恐らく4~5回はぼやいていただろう。ばれたかな?勢いにのった私は、同期の女の子を学生時代働いていた居酒屋に連れて行った(上司とはそこでお別れ)。いきなり酔っ払いの私が現われたにも関わらず、店長もバイトのみんなも笑顔で迎えてくれる。「この子、今度ウチの会社辞めちゃうんれす。だからその前に△△(←居酒屋名)に連れてきてあげたかったんれす」と、酔っぱらった私は記憶にある限り店長に5~6回は言っていたから、本当の数は計測不可能。でもそのたびに「ありがとうございます」と営業姿勢を崩さず、深くお礼をしてくれる店長。結局そこでもワインを数杯飲んで帰ることに。いまから思えば、もうかなりの酔っ払い。レジの前でも散々大暴れして。お客の姿しているのに、勝手に自分のお会計をレジで精算しようとしたり、店長とお金を受け取る受け取らないの押し問答して、押しつけてお店を飛び出してきたり。同「いいお店ですね?」私「でしょでしょ?もう本当に大好きなのれす」同「いいですね。すっかりごちそうになってしまって。私の気のせいじゃなければ、マオフイさんの鞄の中に、さっき押し付けてきたお金が入ってますよ?」私「え?」私の口が閉まっていない鞄をのぞくと、確かにさっき押し付けてきた数枚の千円札がそのまま入っていた。私「て、てんちょ~~~~~」毎回お金を受け取る受け取らないのやり取りをしているんだけど。どうやら押し付けて勝ったと思った今回の勝負。店長のご好意に負けてしまったらしい。夜もすっかり遅くなってしまっていて、私の最寄り駅を通る線は終わってしまっていた。残された道は家から20分のところにある駅まで行って、歩いて帰ることだ。寒いからタクシーで帰ろうか迷ったんだけども。タクシー乗り場で人が多く並んでいたこと(20%)と、お金がもったいないこと(80%)もあって歩いて帰ることに。歩きながら、結局すっかりごちそうになってしまったことのお礼を店長に言わなければと、道すがら携帯でお店に電話した。一通り楽しかったこととお礼を述べて。店「ところでフイちゃんは今、もう家に着いたのか」私「いえいえ、実は終電がなくなっちゃって。X駅から歩いて帰っている最中なのれす。20分もかかるんですよ~~~げへへへへ(←酔っ払い)」店「え!?さっきの友だちも一緒?」私「い~え!あの子はY駅なのでもう別れますた」店「じゃあいまフイちゃん一人で歩いてるの!?ダメだよ!ちょっと駅まで戻って、いや、近くのファミレスに入って待っていなさい。いまから店長がタクシーに乗って迎えに行くから!」・・・しまった!超過保護店長の神経に触れてしまったらしい。大丈夫だって伝えなきゃ。話題変えなきゃ。酔っぱらった頭でもそれだけはわかった。私「いや、大丈夫です!タクシーなら1人でも拾えますし!そんな遠いところからタクシー乗ってきても、私のほうが早く家に着いちゃいますって。それより副店長に換わってください。副店長にもお礼言いたいです」店「いや、あいつは今いない。別の支店にいま行ったよ。それよりいまどこにいるの?」私「嘘です!いるはずです!いま私がいるのはX駅から家に向かうとっても明るい道の途中です。だから副店長に換わってください!換わってくれないならこのままこの電話切って、携帯の電源切りますよ?」店「わかった、わかった。いま換わるから」なんとも幼稚なわがままで無理を言って。副「もしもし」やっぱり副店長入るんじゃん。副店長にもお礼を言って。それから本当に自分は大丈夫なのだと。それを副店長からも店長の過保護を止めてほしいとお願いして。もう一度店長に換わるというのを振り切って、電話を切ってしまった。今から考えると、確かに夜道を一人女の子を帰らせることを心配してくれる店長の気持ちは至極ご尤も感謝すべきなんだけども、酔っぱらって強気になっている私には、いつも帰っている明るい道だし、タクシーで迎えに来るなんて、どこの過保護な親だとあきれ半分、懐かしさ半分だった。5分後くらいに今度は携帯に店長の携帯から電話が。店「もしもしフイちゃん?今どこにいるの?」私「どこって、もう家まで10分くらいのところですけど」店「店長いまタクシーに乗ってそっちに向かっているから。いまどこら辺?」私「えええ!?もうタクシーに乗っちゃったんですか?」店「うん。だからフイちゃんはどこかコンビニかファミレスにとにかくお願いだから入ってて」私「えええ!?ほんっとーーーに大丈夫ですから!いいですから!今すぐお店に戻ってください!店長が私に追いつく前に、私家に着いちゃいますから!」店「ダメだよ。危ないから!待っていなさい」私「大丈夫ですから!今すぐタクシーの運転手に言って、お店に戻ってください!」ビックリした。まさか本当にタクシーに乗ってやってくるとは。でも確かにあの人だったらやりかねない。そういうことをすっかり失念していた私のミスだ。結局歩きながらその押し問答を10分位して。私「お願いですからもどってくださ~~い(涙)。もうウチのアパートが目の前に見えますんですぅ~~」店「本当に?じゃあ家の電話からこの携帯にかけてみて」私が嘘で、「もう家に着きました!」という手を何度もやったので疑り深くなっている店長。本当に家電話からかけたことによって、ようやく納得してもらってお店に戻って行ってくれた。ああ、相変わらず過保護な店長。そして相変わらずお馬鹿な私。家に着いたときに改めて気づいたのだけど、そうとう酔いが廻っていたらしい。携帯のメールをチェックしていたら店長からメールが来た。それベッドで読みながら「返信しなきゃ・・・」と思ったのだけど、タイトルのところで睡魔に負けて目を閉じてしまいました。反省できてない?。
2005.01.07
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~これまでのあらすじ~着物コンパニオンのバイトで、技術者Sさんと営業マンNさんに出会ったマオフイ。Sさんの人柄に惹かれるものの、連絡先を入手していたのはNさんだけであった。思い切ってNさんに電話するマオフイ。「本命はSさん」ということを隠しつつも、Sさんも交えて飲み会を開く約束をとりつけることに成功した。参考2004年12月18日『酒場のプロと成り果てん』2004年12月20日『高熱にうなされて』さて、その後どうなったかというと。「今度こっちから連絡するよ」と言ったNさんから、それっきり連絡が来なかった。「もしや切られた?」と思ったものの、もう一度だけ連絡を取って、ダメだったらあきらめようと決意した。さっそく携帯に電話すると、出ない。「あ~~、ダメなのね。・・・まいっか」たった一度だけ会ったNさんとSさん。正直記憶も薄れ始め、顔もはっきりと思い出せない。ご縁がなかったのね、とあきらめると。その数十分後に携帯に電話がかかってきた。Nさんからだった。N「お久しぶりです」私「お久しぶりです。明けましておめでとうございます」まずはちゃんと新年のご挨拶をして。どうしていままで連絡をくれなかったのかを聞いてみると。どうやら前回電話を切ったあと、Cメール(au使用者同士なので)でプライベートの携帯の電話番号とメアドを送ってくれたらしい。しかし、それっきり私からの返信がないので、「もういいや」とあきらめていたのだとか。しかしそんなCメール私受け取ってないし。私「そんなの受け取ってないよ(←もう敬語やめた)」N「うそ!絶対送ったって!」私「そうなん?まあいいよ。それじゃあまた送ってよ」N「わかった。じゃあこの電話切ったらすぐ送るから」その後はしばらく雑談に興じた。風邪を引いてるらしいNさん。私「早く治したほうがいいよ」N「うん・・・。でも俺これで結構歳だからな」私「あれ?Nさんって何歳だっけ?」N「何歳だと思う?」私「・・・何歳だっけ。確かお兄ちゃんと同じ歳だったような・・・。27歳だ!」N「ぴんぽん。お兄ちゃんいるんだ」私「いるよ」N「じゃあお兄ちゃんって呼んでよ」私「お兄ちゃんって呼ばれたいんだ(笑)」N「俺兄貴がいるから、妹ほしかったんだ」私「いいよ、じゃあ呼んであげるよ(笑)」って。・・・ちがーーう!私が望んでいるのはNさんとのスイートトークじゃない!Sさんはどうしたのよ、Sさんは。私の心の叫びが届いたのか、Nさんからその話題をふってくれる。N「そういえば飲み会、Sさんとのやつ」私「うんうん(嬉)」N「Sさん、彼女できたんだわ」私「・・・・え!?」N「ついこの間。新年になってから」がーーーーーん・・・。そんな、そんな・・・。そしたら私はいままで一体何のために・・・。私「新年になってから?そんなについこの間できたの!?」N「うん。そうなんだよ」私「・・・・あはははははは!Sさんにおめでとうってお伝えください(←負け惜しみ)」N「うん、伝えとくわ」遅すぎた。っていうか、私が出会う前からその兆候はあったのかも。再会する前に失恋?もうこうなったら、私に男を近づけさせない神のご加護を信じるしかあるまい。ショック・・・・。途端にこの電話を切りたくなった。それならもう用はないやい。私「そうなんだ・・・(←まだ噛みしめている)」N「どうする?飲み会。Sさん目当てだったんでしょ?」私「えー、別にそんなことないよ。あははははははは(←笑ってごまかす)」すごい迷った。ここで正直に言ってしまって、謝ろうかとも思ったんだけど。・・・・でもできなかった。Nさんに申し訳なくて。N「だって、SさんSさん言ってたじゃない(やっぱりバレてたらしい。高熱だったから?)。それでも飲み会する?」私「・・・いいですよ」ううう。すでに目的を失っているのに。NOと言えない日本人。こうなったらNさんと楽しく合コンしてやる!!N「じゃあ飲み会しよう」私「はい」N「じゃあ俺と二人でもいい?」私「え?二人?」今度こそNOと言うんだ!なんとかうまいこと言って、せめて合コンに持っていくんだ!しかし・・・私「・・・・いいですよ」もう。本当に。ビバ・ジャパーニーズ・ブラッド。どうしてもNOと言えません。言うんだマオフイ!NOと言え!マオフイ!N「いつがいい?土日休みなんだよね。っていうことは翌日休みがいいよね?本当に俺と二人っきりでいいの?」私「私は曜日はいつでもいいですよ(←っていうより平日がいい)。だって飲むだけですもんね」あああ、予防線張るので目一杯。その後は、「風邪を引いているなら早く寝たほうがいいよ」と言って、電話を切った。日にちはまた後日決めるっていうことで。望みは、「じゃあ今度こそちゃんとCメール送るよ。これ切った後にすぐメールするから。もし来なかったらおかしいってことで連絡ちょうだい」と言われて、まだメールが来ていないこと。もしかしたらNさんの営業用携帯。Cメール使えないのかも。どうかこのままメール来ないで・・・・。もうSさんの失恋より、こっちのことで落ち込みです。もちろん悪いのは私。自業自得の自己嫌悪。せめてNさんとは、男女としてではなく人類代表として楽しく爽やかに飲みたいと思います。ダメなら兄妹の契りを!
2005.01.06
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↑上の文字は、私が書いたものではありません。昨日書いた、営業マンさんからいただいた年賀ハガキ。「!」から、一縷の望みは・・・・・見えませんね、冷静になって見てみてもやはり。今日は初メールのやり取りもしたのだが、私が15分以上うんうん唸って書き上げた11行のメール(←もちろん仕事絡み)。5分後には向こうから4行のメールが返って来た。1行空きの、4行メール。見た目にもすっきり過ぎるほどすっきりしたメールだったけど、その飄々とした文章はやはり好感が持てるものだった。ちょっと重症になってきましたかな。上司がいよいよ異動してしまって、あっちのデスクとこっちのデスクを行ったり来たり。主に向こうに行ってしまっているのだけど。だからこちらに来るのをけなげに、楽しみに待っていると、気分は大奥の殿がお渡りになるのを待っている一側室のソレ。「やっとお出でになられた!」と、待ち構えて少し会話したりしていると、私に電話がかかってきたりして、その対応しているとまたいつのまにかあちらにお渡りになられているという。陸の孤島となっている、私のデスクの周囲。寂しいじゃーん。そのうち末摘花の君になってしまうのではないかと、ショボンとしてしまいました。泣きはらして鼻は真っ赤っ赤。
2005.01.05
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初仕事――――!!!!うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!気合入れて出社したら、一年で一番暇な日となってしまった。そりゃそうですよ。何も新年早々からあくせく働くことはないのです。それでも嬉しいこともあった。37歳既婚営業マンさんから、さっそく電話があった。年始のご挨拶とさっそく打ち合わせの打ち合わせ。営「お世話になっております。××(←会社名)の○○(←営業マンさんの名前)ですけども」私「お世話になってますー」営・私「・・・・」営・私「・・・っ明けましておめでとうございます」どうやらお互いに相手が言うタイミングを計っていたらしい。うきゅん☆ほんとたわいない事で、ハート・バイビングです。電話をしている間、社判を押しながら話をしていたのだけど、心ここにあらずだったので押した社判も半分消えていたり、にじんでいたりだった。話している内容は、まったくドライな仕事の話だったのに(打ち合わせの日程はいつにするかとか)あまりに私の顔が笑顔だったためにその様子を見ていた上司が勘違いをしてしまったらしい。その営業マンさんが「それじゃあ『上司』さんにもご挨拶したいので、換わっていただけますか?」というので、上司に電話を換わると。まずは年始のご挨拶をして。上「ん?それで食事に行く日程は決まったの?・・・え?違う?マオフイがあまりにもニコニコ嬉しそうに話しているからてっきり食事の日程でも決まったのかと思ったよ」打ち合わせの日程決めが、あたかも食事の日程決めのように見えたらしい。それだけ相当な笑顔だったのでしょう。うきゅきゅきゅきゅきゅぐーーふーーふーーふーー。後から気づいたけど、営業マンさんから年賀状も来ていた(もちろん会社に、ビジネス用のが)。本当に嬉しくて、何度もそのハガキを見てしまう。わかってるの!お得意さんだから、その担当者が私だから年賀ハガキが送られてくるってわかってるの!それでも手書きのところの、「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします!」の「!」に、敢えて「!」を入れてくれた営業マンさんの筆跡に、百万分の一縷の望みを、光を見出そうとするの!ごめんね。今日は割りと早く帰れて、近くに住む友人がビデオを取りに来てがてら、家で夕飯を食べて行った。友人(♂)に「男らしいねー」と言われる手さばきでポトフとマーボー春雨(永谷園)を作り、食べさせると。「うまい」とポトフに一言。でしょーー、でしょーー。圧力鍋を使いのははじめてで、ポトフもうまくいくか心配だったけどどうやら成功らしい。しかしその後で、彼は言ってはならない一言を言ってしまった。「うん、うまい。家庭の味がにじみ出てるよ。でもこれ、俺なんかに食わせてないでもっと他の男の人に食べさせればいいのに・・・」・・・がーーーん。そんなこと言われなくても知ってる・・・。できるならしてるさっ。したくてもできないことなんてこの世にゴマンとあって、そのゴマン分の1が、「マオフイが好きな人に手料理を食べさせる」ことだっちゅーーーに!!!!!思いのほか重い言葉をもらってしまった。一通り身悶えて暴れてから、冷静を取り戻し言い返す。私「いいのっ!これは練習だから。『うまい』って言ってくれたから、次回は安心して本番で出せるの」と強がってみた。・・・ものの。しかし、さっきの言葉効く~~~。もう一度聞いてよく身に沁み込ませておかなければ。悔しかったらフイ、本当にそのポトフ誰かに食べさせてごらんよ。私「ね、さっきの言葉、もう一回言って」友「ん?うまいね、って(←私が求めている言葉を知っていて言ってくれない)」私「じゃない!もっと前の言葉!」友「俺に食べさせるのはもったいないよ・・・」私「違う!もっと突き刺さるような言葉言ったじゃない!」ちぇっちぇ。でもその友人に言わせれば、男性にとってその家庭の味が染み出したポトフは男心をくすぐるそうな。ふーーん。ふーーん。いいこと聞いた。勝負服を着て( → 胸の開いた服)。勝負決め顔作って( → 佐藤珠緒さん並みのぶりっ子)。勝負ポトフを出す。これって勝ちレール?何気に私、ちょっとずつ勉強して前進してんじゃん。大きく一歩前へ!。
2005.01.04
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年末年始を簡潔にご報告。31日。毎年恒例となっている、ドラえもんスペシャルを観て一年の締めくくりとする。案の定号泣。母を見たら、母も泣いていた。なんなんでしょうね、この泣き所は。きっと同じストーリーを見知らぬロボットと少年が繰り広げていても絶対泣かない自信あるのに。幼心に植え付けられたキャラクターへの心酔は、年を何年経ても変わらないのかも。今年最後の涙君さようならになった。1日。あけましておめでそう。今年の初夢は。なんと、私に彼氏ができている夢だった。それがもうめちゃくちゃかっこよくて色気があって。しかしなぜか韓国人。マオフイにも遅ればせながら韓流ブームが(夢の中から)。その設定は。なぜか二人で観光バスに乗っていて、その韓国人さんが私に甘えてくるというシチュエーション。そんなアツアツぶりなのに、実は私は私の後ろの座席に座っている人が本当は好きなのだというせつない設定だった(しかも夢の中では、後ろの人を好きだとわかっているのだけど、誰だかはわからないという)。欲張らずにその人(=韓国人さん)にしとけよ、と思わず起きてからツッこみを入れたくなる初夢でした。この日は近所のおばさんの家に年始のごあいさつに行く。師匠のけんちゃんも帰って来ているということで。(参照2004年4月27日『師匠との再会』しかも、おばさんの家にブラジル人のハーフ兄弟も来ていた(←けんちゃんの従兄弟)。私も彼らとは8年前に一回会ったことががあったのだけど、果たして覚えていてくれるか。ところでこのブラジル兄弟、かなりリッチマン。家もお手伝いさんがいるとかで、見せてもらった家の写真はかなり広く豪勢だった。そんなことを思い出しながら(なにせ8年ぶりだから記憶を呼び覚まそうと)、不安に思いながら行ったら、なんとちゃんと覚えていてくれたのだ。「ドゥーユーリメンバーミー?」「イエース。フーキーー!」「ノー!アイム フイ!」みたいな感じで。その日は夜遅くまでおばさん家で過ごさせてもらったけど、とっても楽しかったです。一年の初めから、国際交流豊か(?)でした。 左が弟君。右がお兄ちゃん。お兄ちゃんは私と同い年です。2日。高校時代の同級会があった。と言っても連絡取れる人だけで集まった、という感じだったので10人強だったのだけど。それでも懐かしい人もいた。中にはすぐに名前を思い出せない人もいた。こういう集まりで必ず言われるのが、高校時代におこなった飲み会での私のあばれっぷりである。5~6年は経っているのにまだ言われるということは、これから永遠に言われるのではないかと思う。「あのときのマオフイさんはひどかったよね」と。しかし、そのおかげでまだ名前を覚えていてくださった人もいたみたいなので、暴れてみるのもありなのかな、と過去の自分を自己防衛してみたりしました。途中からは他の場所でやっていた違うクラスの同級会も合流し、総数は二倍に。私は途中で帰ったけど、どうやらその同級会は朝まであったみたいです。3日DVDに録画していた「はじめてのおつかい」を観る。そしてここ毎年の恒例となっていますが、初涙。涙君こんにちは。今年もよろしく。しかしなんであんなに子供は偉いんでしょう。恐いだろうにやめたいだろうに、泣きながらも一生懸命前に進んで。思わず号泣。私もがんばるぅ!と、元気を出したところで。お別れの時間がやってまいりました。寂しそうな顔をする父と母。そんな顔をされるとなんだかせつない。が、しかし私は行かねばならぬのだ。なぜなら明日からお仕事だから。さようなら、お父さん。さようなら、お母さん。さようなら、新潟。マオフイはいましばし東京で頑張ってきます。いつか故郷を錦で飾るまで、達者で暮らせよ。なんちゃって。でも東京へ発ったのは本当。お年玉、まだもらっちゃった。これも本当。でへ。錦どころか手ぬぐいでも無理そうです。ではこれにて。幕開けはこんな感じ。
2005.01.03
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