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11月初旬。カピバラさんと初対面の日。いつもの癖で。少し遅刻のマオフイ。少し遅れる旨を伝えて、大急ぎで丸ビルの一階に向かう。丸ビルは、クリスマスムードで。大きなクリスマスツリーが。一階に到着したときに。事前に知らされていた携帯の番号にかけると。カ「はい、カピバラです」と、初のカピバラさんの声。ふむー。思ったよりも高め。どっちかというと(というか女性は大概そうだと思うけれど)、低い声のほうが好き。私「遅れてすみません。いま到着しました」カ「いまからそちらに向かいます」少し経って現れたカピバラさん。中肉中背の優しそうな顔のメガネをかけた男性。正面からみる顔は、けっこう好きなタイプだった。カ「初めまして、カピバラです」私「こんにちは、マオフイです」一通り挨拶をすませ。カ「どうしましょうか。せっかくだからお茶でも」と言って、丸ビルの中のカフェを目指すことになった。マオフイ観察その1どうやら初対面の人と会うことには慣れていないっぽい。男性と初めてご飯食べたり、遊んだりするときは。基本相手の出方に任せているのだが。カピバラさん。ややぎこちない。案内掲示板を見て。目指すカフェに向かって歩いているとき。初対面にありがちな、沈黙ムード。実は私。沈黙になっても、沈黙に耐えられる肝の強さを最近身につけた。相手が話しださないなら、こちらからも話しません、という大人げないこともたまにする。今回は、カピバラさんの人となりを知るためにも。完全受け身であり続けようとしておりました(もちろん、コミュニケーションはし、話を盛り上げようとはするけれど)。沈黙に耐えかねたのか、おもむろに口を開くカピバラさん。カ「あの…。マオフイさんはさんじゅう…」さんじゅう…?もしや、年齢を聞いておじゃるか!?まだ、会って。初対面のあいさつして。どこのカフェに入るかしか話していない私たちの間で。続いて出てくる会話が、年齢!?別に、年齢隠しているわけではないので。教えるのは全然かまわないのだが。大人の会話のセオリーとしてどうなんだ!?と、早くも不安になるマオフイ。私「年齢ですか?31歳です」カ「ああ、31歳なんですね」私「カピバラさんはおいくつなんですか?」カ「僕は36になったばかりです」母からは、37くらいと聞いていたが。1歳違っていた。カフェに入って。お茶をしながら話すこと、2時間くらい。実はカピバラさんと私。小学校、中学校は隣の校区で。高校は同じ高校に通っていたことがわかった。高校は同じといっても、5歳離れているので。重なることはなかったのだが。でも、同じ地元ということで、それなりに地元の話や。家族の話、仕事の話で切れ目なく話すことができた。マオフイ観察その2 正面の顔はやっぱり好みカフェではお互い向き合うような形で座ったのだけれど。私が話しているときに。たまに真剣に私の話を聞いているように、じっと目が合うことがあった。その顔は、ちょっとドキッとするくらい、好きなタイプだった。実は会社に、いいな~と思っていた人がいて。(後からその人既婚者としって、断念)その人にちょっと似ていて、その人をプシューと空気(というかオーラ)を抜いた感じ。うん、でもそれがずっと続く感じではなく。会っているときに、トータル2~3回、「キタッ」って感じでした。本来であれば、それだけでも恋に発展することもあるのかもしれないが。ほかのことで足を引っ張られることになるので、加算だけとはいかなかったのであーる。つづく
2012.03.25
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初めてのメール。特にメールの感じは嫌いなタイプではなく。程よく大人で。ややユーモアを含む内容は。けっこう好ましい感じだった。(絵文字などもほとんどなく)メル友が目的ではないので、早々にいつ会うかの調整に入る。会う日を、一週間後に控えて一日一通くらいのメールのやり取りをして。その日を待っていたらば。また、母の登場(メールで)。「大事な話があるから、メール見たら電話して」何事かと思って。仕事帰りに母に電話をすると。母「あんた、カピバラさんと会う日決まったの?」私「うん。今度の土曜日に会うよ」母「そう。実はお母さん思い出したことがあって…」母が思い出したこととは。当時(10年前くらい)、母とカピバラ母さんが同じ職場で働いたときに。息子さんのことでいろいろとカピバラ母さんが悩んでいて。ウチの母にもその悩み事を相談していたらしい。その内容は個人的なことなのでここでは書かないが。当時、カピバラ母さんは。そのカピバラさんにまつわることで、相当悩んでいたらしい。母も、当時は同僚の息子さんの話として。相談に乗っていたらしいのだが。いざ、娘の付き合う(ひいては結婚しちゃう?)相手にそれはいかがなものか、と。はっと思い出したらしい。母「お母さん、そんなことあったのすっかり忘れてて…」私「忘れすぎだよ!紹介する前に思い出してよ」母「でも、もう会う約束しちゃっているし、いまさら断れないよね」私「断れないでしょ」母「あんたも、社会人やって何年もたっているでしょ。お母さん、あんたの見る目を信じているから」私「は~~~~!?」なんだそれ。どうやら、父もその件を知っているらしく。心配をしているらしい。当時の話を蒸し返すのはよくないけれど。母も(そしてどうやら父も)その件心配したらしく。それとなく母が、カピバラ母に探りを入れたらしい。母「でも、やっぱりあんまり深くは聞けなかったのよね~」ということで。問題があったということは母も知っているが。それがどれくらいのレベルであったのかは知らないとのこと。母「とにかく!あんた、しっかりカピバラさんを見てきなさい!」と言われ。会う前に、トーンダウン。その問題のレベルの深度によって。まったく問題ない話にもなるし。場合によっては「私はちょっと…」という話にもなる。ふむーーー。まあ、ここまで来てしまったら、いずれにしても会うしかないよね。日程が近づいてくる。会う場所は、向こうがあまり具体的な提示をしてこないので。私が丸ビルを指定し。そこで会うことになった。出会うまでのはなしは完。
2012.03.25
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母に、知り合いの息子さんを紹介してくれる話をお願いして以降。数日経ったある日。母から連絡が入った。母からの話をまとめると。実は、今回の自分たちの子供同士を会わせる話。てっきりウチの母親だけ意気込んでいるのかと思ったら。あちらのお母さまもどうやら本気だったらしく。タイミングよく実家に一時帰省した息子さんに、マオフイの話をしたそうな。すると息子さんも「会ってみたい」という話になり。ウチの母が話を進めてくれ、と伝える前に、カピバラ家ではすでに話が進んでいたらしい。ということで。母「ということで、話進めることになったんだけど。 どうする?お母さんたちも東京に行って皆で会う?」いやいやいやいや。本気のお見合いになってしまいますから。もっと、こう、ふわっとしたライトな感じのがよいっす。私「いや、私の連絡先を向こうに伝えて。後は直接やり取りするから」そうお願いし。連絡先を交換することになった。その後数日して。カピバラさんから初メールがやってきました。つづく
2012.03.25
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翌週明けの勤務日。いつもランチを食べるメンバー。アラサー女子4名と、部長(♀)の5名。先日の母のお見合い話。結局、母が途中でひよって、そのままその話を持ち帰った話をみんなにしたらば。「その話、乗っちゃえばいいのに」の大合唱。私「え?そうですか?」部長「いやだったら丁寧に断ればいいんだし、そのスペックで今の段階でお断りする必要はないと思う」ふむー。部長にまでそう言われてしまうと。不思議とそう思ってしまう。ちなみに、私が聞いていたその息子さんのスペックとは。卒業大学と、年齢と、勤めている業界(会社名知らず)。あと家族関係。あんまり詳細知らないけれど、確かにお断りするネタではない。周囲にそう励まされているうちに、遅ればせながら私もやる気になってきた。私「じゃあ、さっそく母に言って、『やっぱりあの話進めて』って言ってみることにします」全員「そうしてみなー」ということで。その日、会社が終わった後で。実家に戻った母に電話をしてみた。私「この間言っていた、お母さんの知り合いの息子さんに会う話だけれど」母「うん」私「会社の人にも話してみたんだけどね。せっかくだったら会ってみようかと思っているだけど」母「あ、そう…」あれ?てっきり喜ぶと思ったのに、反してトーン低い。母「お母さんもあの後考えてみたんだけど。やっぱりカピバラ母さんと お母さん気まずくなりたくないわ。 しかも、カピバラ母さん、すごいしっかりしてらっしゃるのよ。 細身でシュッとしていて。あんなしっかりされている方の息子さんだから、 きっと息子さんもしっかりしていると思うし。 あんたとカピバラ母さん、合わない気がするのよねー」なんと。お母たま。前回の最初の勢いはどこへやら。すっかり気持ちは後ろ向きでござる。しかも、「しっかりしている」「細身でシュッ」としていると、なぜマオフイと合わないのか。いや、いいんだけどね。みなまで言わなくても、マオフイだってわかってるさ。確かにしっかりされている方の近くで過ごすというのは、プレッシャー。もしくは、相手がマオフイのいい加減さに折れるかも。ふむー。でも、せっかくやる気になった我が気持ち。そのまま取り下げるわけにもいかない。私「ま、そう言わず。進めるだけ進めてみてよ」母「今度カピバラ母さんにスイミングスクールで会ったときに聞いてみるけれど。 期待しないでね」そう言って、この日の電話は終わった。予想に反して、マオフイ母のトーンが下がっておりました。東京のランチのときに、反論しすぎたか。ま、ダメ元な話なので期待しないで待つことにする。つづく
2012.03.21
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こんばんは、マオフイです。予告していたにも関わらず、日記のUPが遅くなってしまいました。チューヤン級の人。すでに、出会いが半年近く前になってしまっているので(日記サボりすぎた)、記事としても長くなりそうなのですが。思いだし思いだし、ちょこつとずつ書いていこうと思います。いつまでも「チューたん級の人」と呼ぶのもあれですので。(そういえば、チューヤン元気かな)お名前を。「カピバラさん」としたいと思います。なぜカピバラさんと呼ぶかは、また後ほどの記事で。きっかけは母だった。10月中旬のとある土曜日、マオフイに会いに、母が東京へ遊びにきたときに。~ ランチ@丸ビル ~母「お母さんの知り合いで、結婚していない息子さんがいるんだけど」とおもむろに切り出してきた。私「は?」母「あんたもひとりでフラフラしているなら、ちょっとその息子さんに会ってみない?」なんですかいきなり。つまり。お見合いっすか!?実はこの日、「あんたが写っている写真を一枚持ってきなさい」と厳命されていた。何のことやらと思いつつ、写真は手元にないのでカメラを持っていったらば。そういう話だった。母が以前勤めていた時代、職場でお世話になった方(♀)がいて。たまたまお互いが通っているスイミングスクールで再会したらしい。そこでお茶などして雑談しているときに。母友「結婚しないで、フラフラしている息子が東京にいるのよね~」母「ウチの娘もいい歳して、結婚もしないで、東京でフラフラしているのよ」「・・・・・・会わせてみる?」と、意気投合したらしい。母「カピバラ母さんいい方だし、息子さんも東京だから、ちょっと会ってみなさいよ」母にそう勧められたマオフイ。目下出会いに飢えていた私としては、間に母が入ることに対し若干の煩わしさを感じたものの、そのカピバラさんという息子さんに会うのはやぶさかでない。しかし、これまでの経験として。会って、そうそう話がまとまるようであれば誰も苦労しない。私「別に会うことは全然いいんだけど、会っても向こうが 私を気に入らないことだってあるし。 私だって気に入らなかったら遠慮なくお断りするよ」母「もちろんよ。合わなかったら相手に失礼にならないようにお断りすればいいの」私「そりゃ失礼にならないようにうまく断るつもりだけどさ。 それでお母さん、そのカピバラ母さんと気まずくなったりしないの?」母「そりゃお互い大人だもの。気まずくなったりしないよ」と言ったものの。時間がたつにつれ、母が不安になりだした。母「そっか…。万が一どちらかがどちらか一方好きになって、 それでも断られたら気まずいわね。 お母さん、カピバラ母さんと仲悪くなりたくないし。気まずくなりたくない」私「そうだよ。しかも、その二人を会わせようって話、あちらさんは本気なのかな? あちらは軽いジョークのつもりで言ったのに、お母さんだけ 鼻息荒くしているなんてことないの!?」母「カピバラ母さんもそのつもりだったと思ったんだけど、 確かに軽い気持ちだったのかも…」私「そうだよ。お母さんは婚活ネタとかすごい詳しいけれど (新聞のお悩み相談とか、すごく読んでいる。ある意味かたじけない) あちらは、そこまで本気じゃないかもよ」母「そっかぁ。やっぱりお母さん、カピバラ母さんと気まずくなりたくないし、 やっぱりこの話、ちょっと待ってちょうだい」私「そうだね。やめておいたほうが無難だよ」いつの間にか話は反転。結局その日は何も話は進まず、結局母が持ってきた話は。そのままお持ち帰りされてしまった。写真もいらないとさ。つづく
2012.03.21
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ご無沙汰しています、マオフイです。それと。これは日本人として言っておかねばね。明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。マオフイは今年、「大厄」らしいので。(今年で32歳。妙齢です、はい)今年の目標は、「無事に、生き抜く」この一本で参りたいと思います。シンプル イズ ベスト。残り、余力があれば、きれいになりたい~、だの結婚したいー、だのお給料上がれ~、だの随時追加目標(なのか、これは?)を足していきたいと思います。今年も(きっと)このhIMAGINEをゆるく更新していきたいと思いますので、マオフイともども、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。予告しておきながらまだ書けていない「チューヤン級の人」の話、もう少々お待ちください。
2012.03.04
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