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娘が三菱一号館美術館で開催中の画鬼・暁斎—KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドルに誘ってくれたのは、河鍋暁斎ファンだったからではなく、ただポスターの猫の絵に興味を覚えたからのようでした。カク言う私も恥ずかしながら暁斎というお名前さえ存じ上げませんでした。ジョサイア・コンドルさんは2006年に行った旧岩崎邸、2007年に行った旧古川庭園で耳や目にしていたので、お名前だけは知っていました。東京駅のすぐそばですが三菱一号館美術館を訪れるのは初めてです。丸の内ブリックスクエアのグリルうかいには少し前友達と食事にきたことがあったと、都会のど真ん中だというのに緑あふれるステキな憩いの場と言った雰囲気の一号館広場を見て、思いだしました。あの時は目と鼻の先にある美術館に気がつきませんでした。このあたり、距離からしたら銀座からたいして離れていないのに、まったく違う雰囲気があるような気がします。美術館のある赤レンガの建物も120年前コンドルさんが設計なさったものを復元したので今回の展覧会はとても意義深いものだと思いました。河鍋暁斎さんとジョサイア・コンドルさんは仲の良い師弟関係だったということで1、二人の出会い2、コンドルさんの建築業績3、コンドルさんの日本研究4、二人の交流5、暁斎さんの作品とコーナーわけして展示説明があるのでお二人のことを何も知らない者にもわかりやすかったです。鹿鳴館もジョサイア・コンドル設計だったんですね。階段の一部や壁紙が保存されていたのを知って、びっくりでした。コンドルさんの描かれた素晴らしい日本画にもおどろきましたけど、なんといっても暁斎作品に魅了されます。風景画あり美人画あり、可愛い子供の絵、幽霊やがいこつなどの怖い系やキミワル系、漫画のような笑える系、観音様などの仏画系、等々ジャンルを選ばないというか、なにを描いてもウマいので、すべて同じ人が描いたとは思えませんでした。動物の絵もいっぱいで嬉しくなります。しかも猫もいっぱいです。暁斎さんご自身は蛙が一番お好きだったようですが、図書コーナーにあった本には「やっぱり猫が好き」なんてフレーズをつかって作品紹介されていて、ニマニマしてしまいました。ポスターの猫は猫又なのでちょっと怖い感じですけど、可愛いのや面白いのいろいろいました。誰でも見たら思わず笑う面白い絵や春画までありました。最近行った美術展で一番面白く、時間が経つのも忘れてしまいランチを予約したレストランに遅れる連絡をしたぐらいです。会期が前期(8月2日まで)、後期(8月4日から9月6日)に別れ作品が一部入れ替わるようで、後期だけしか見られない猫作品もあるので、後期も行ってみたいし、蕨にある河鍋暁斎記念美術館にも行ってみたくなりました。1620円※画鬼・暁斎—KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル展HPhttp://mimt.jp/kyosai/ ※三菱一号館美術館HPhttp://mimt.jp/※河鍋暁斎記念美術館HPhttp://kyosai-museum.jp/hp/top.html
2015年07月29日
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前のデジカメが二年足らずでおかしくなって、今のちっちゃいニコンを買ったのが今年になってからなので、まだ半年くらいしか経ってないというのに、壊れました。ちっちゃいのがとりえのニコンcoolpix so2今までに自分用として買ったデジカメはたしか6台くらいのはず。その中で3台が故障し、それぞれみんな違う症状です。最初の3台めは旅先で突然シャッターボタンが押せなくなって、この間の5台目は色がおかしくなり、今回の6台目は写真は撮れるし、液晶画面で再生もできるけど急にパソコンと繋がらなくなったのです。このカメラは本体直、保存、充電なのでこれは大問題です。出雲から帰って写してきた画像をパソコンに取り込もうとしたら、えいとにゃん(私のノートパソコンの名前にゃ)が認識してくれません。旅行前はUSBにつなぐとちゃんとPCにSO2とカメラアイコンが表示されたのににゃ~。いつものようにいろいろとやってみました。パソコン側の設定が変わっちゃった?SO2ドライバソフトに異常?、USBケーブルの不具合? など、夫のパソコンやら別のケーブルやらをつかって試みましたが、やっぱりカメラの接続部分が壊れたとしか思えません。まだしていなかったニコンのユーザー登録をしながら、メーカーのサポートサイトをチエックし、電話番号をメモったけど、リアルサービスデスクが家から近い銀座にあることを知って、つながりにくい電話を掛けるより持って行って直に聞いた方が早かろうと、珍しく重い腰を上げました。何故ならば旅の写真が取り込めないとブログUPもできないし、もしかしたら、サービスデスクには特別なメカがあって、その場で画像を取り出せるかもしれないって思ったんです。ですから保証書、接続ケーブルのほかに画像を持ち帰るためのUSBメモリーとSDカードも持参して行きました。たいした待ち時間もなく、係りのおじ様がカメラをチエックしてくれた結果、やはり私の想像通り、カメラの接続部分が故障していて、預かり修理となりました。画像は保護されるけど、ここでは取り出せないし、修理にかかるであろう通常の日数はあろうことか、二週間以上だというではありませんか。「オイオイ」とスゴミたいところをぐっと我慢して「中にとっても急いでいる写真があるので、とにかく大至急やってほしいんですが。」と上品に粘ってみました。その日が土曜日で修理部門はお休みだということで、月曜日にどのくらい急げるかを電話してくれるということで手を打つ以外に選択肢はなく、カメラを置いて帰ってきました。旅から帰ってもう数日過ぎちゃったし、この先二週間も経ったらみんな忘れちゃいそう。しかも、もしかしたら画像がアウトにならないとも限らないしにゃ~と、一緒に旅したTちゃんに泣き言メールをしたら、Tちゃんが写した写真を見つくろって送ってくれました。そんなわけで今回の旅ぶろぐ、八重垣神社あたりまでTちゃん撮影の画像です。(Tちゃ~ん、ありがとにゃん。♪)私の粘りが功を奏したのか、預けたカメラは修復され4日後にめでたく宅急便で手元に戻りました。修理報告書には接続部分の部品を交換したと書いてありました。画像もしっかり残っていましたから、出雲大社からはいつもよりたっぷり画像かも。にゃはは故障を考えると、やっぱりSDカード保存のデジカメも買っておこうかしら。
2015年07月19日
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出雲大社を後にして、まずはバスでくぐった白い大鳥居方面に向かいます。二の鳥居の斜め前にスターバックスコーヒーがあり、「さすが、出雲大社に雰囲気が合わせてあるぅ。」と思いつつ通りを渡り一畑電車の出雲大社前駅を目指すことに。神門通りで一番有名なのは通りに入って程なくの右手にある竹内まりやさんのご実家の旅館「竹野家」さんかも。創業130年とかで、これまた出雲大社あたりの雰囲気にぴったりな歴史を感じさせるたたずまいです。白い鳥居の少し手前左側に出雲大社前駅がありました。小さいのでうっかり通り過ぎちゃいそうです。待合室がレトロな雰囲気で今は使われていないのでは?っていうくらいだ~れもいません。それもそのはず、1時間にほぼ1本しか運航していないようです。ホームページからブログをみたら、この電車、とっても楽しそうです。(冥途の土産に一度乗ってみたい。にゃはは)赤い電車が1輌、ホームに入っていましたが、これは常時停車している展示用でした。ドアは手動でオープンして中に乗りこむことができます。本当は旧大社駅まで行きたかったけど、時間が足りなくなりそうで途中で断念して戻りました。甘党のTちゃんが是非ともぜんざいを食べたいというので、出雲は発祥の地だというし、私も食べてみるとしましょうか。発祥の地だけに、ぜんざいのお店はいくつもあるけど、どこも小さいお店なので、空席がなさそうと思っていたら、同じツアーのお仲間が私たちに気付いてくれて、食べ終わったから交代しましょと、席を空けてくれました。日本ぜんざい学会壱号店という竹野家旅館のそばのお店です。出雲ぜんざい500円シロップ漬けのゆであずきといった感じでいわゆるぜんざいとは似て非なるものでしたが、小豆大粒で甘みはあっさりして美味しかったでっす。肉食系の私は神門通りに入ってすぐの右手にあるご縁横丁の一番手前のお店の看板の写真がバスの中から見て気になっていました。えんむすびやというテイクアウトのおむすびやさんのサーロインステーキのおむすびです。島根の食材にこだわっているようで、島根牛と明示されてました。島根に来た以上島根牛食べなきゃね。ということで、1個630円のおむすびを生まれて初めて購入!にゃははこれから、出雲空港に行き19時発のJAL286便で羽田に帰るので、晩御飯はこのおむすびです。空港で搭乗を待つ間に戴きました。そんなに大きいというわけではありませんが、結構食べ応えがあって、なによりご飯も牛肉もとってもおいしくて630円の価値ありとTちゃんと意見が一致。楽しい旅も終了です。なかなか充実した内容の一泊二日の旅でした。これで27000円はホント安い!※出雲観光ガイドHPhttp://www.izumo-kankou.gr.jp/
2015年07月08日
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前方に白くて大きな鳥居が見えてきました。出雲大社には一から四までそれぞれ材質の違う鳥居があって、これが一番大きい一の鳥居で高さは23m、柱の周囲が6mで上の真ん中にある額は畳6畳分の大きさがあるんだという説明を聞きながらバスは鳥居をくぐりました。鳥居はだいたい朱塗りと思いきや、これは真っ白な鉄筋コンクリート製だそうで。歩きならこの道をまっすぐ行くと参道入り口に木製の二の鳥居があって、鉄製の三の鳥居、銅製の四の鳥居と本堂近くまで一直線につながってあるようですが、観光バスは二の鳥居前で左折し駐車場へと向かいました。昼時間が過ぎているのでまずは昼食をすませ、その後本ツアーのメインイベントとも言える出雲大社での団体祈祷です。現地のガイドさんの説明を聞きながら、さざれ石と稲佐の浜の神迎え神事の様子が彫られたものがあるあたりから入ると、見えてきたのがかの有名な大きな大きなしめ縄です。テレビなどで見ていた時は、あれが本堂だと思っていたんですが神楽殿だったんですね。長さ13m 重さ4.4tで出雲大社のは一般の神社とは反対向きになっているんですってね。ご祈祷はこの神楽殿でしていただくようで、団体祈祷予約時間に合わせて昇殿です。旅行の前に調べ、出雲大社昇殿参拝の服装についてなど、ドレスコードが気にかかっていたのですが、ツアー会社からその点についての前もっての注意事項はありませんでした。それでも、ちょっとは気にして、昨日よりはすそ丈が長いスラックスを履いて、帽子はバスの中に置いてきました。すると、昇殿まえに清掛(きよかけ)と名のついた鉢巻かしらと思うような白い布に文字が書かれたものを渡されました。これを首に掛けることで正装の代わりになるんだそうです。(ここいらへんから撮影禁止なので写真写していませんでした。)おまけに正座を想像する祈祷を受ける席には椅子が並び、にゃんとも楽チンでありがたいこと。太鼓の音とともにご祈祷があり、そのあと巫女さんの舞まで拝見させていただきました。その後、列に並んで順番にご神酒も賜り、あとで肌守りという小さなお守りも戴きました。団体祈祷とは言え、結構フルコースな感じがして、久しぶりに厳かな気分になれました。ご神酒を戴いた記念品として持ち帰れる素焼きの皿(直径6cm)&肌守りこのあと、祈祷を受けたものだけが本殿前まで行かれるということで、本殿にも参りました。神様は本殿向かって右奥にこちらから見て左側を向いて座っていらっしゃるんだそうですが、何故正面を向いていないかは??みたいですね。一般の神社では二礼二拍手一礼ですが、出雲大社は二礼四拍手一礼で拍手は4回です。本殿前にある赤茶色の丸は平成12年に境内の地下から遺跡が出土したそうですが、それは鎌倉時代の出雲大社本殿を支えていた柱と検証され、その大きさと形を表しているそうです。出土した遺跡は島根県立古代歴史博物館で公開展示されているそうです。それを立体的な大きさで再現したものもありました。出雲大社は平成20年から60年ぶりの大遷宮が始まっていて、すべて終了するのは28年の3月だそうなので、まだ、あちこち工事中でした。去年二月に式年遷宮のあった伊勢神宮に参ったことを思いだしますが、伊勢神宮は20年ごとだけど出雲大社は60年に一度なんですね。しかも建物すべてを建て替えるわけではなく、本殿も屋根を葺き換えるだけだそうです。こちらは神楽殿よりはサイズダウンのしめ縄(長さ6.5m 重さ1t)がある拝殿で、去年高円宮家と出雲大社の神職の方とのご婚礼があったところ。ここも隣に仮拝殿がありました。拝殿に参る手前にある銅製の四の鳥居も只今修理中でカバーされてました。神馬神牛像馬は撫でれば子宝に恵まれるとかで顔だけピカピカにゃ、大黒様には兎がつきものですから、出雲大社にはあちこちに合計36羽のウサギがいるとどこかに書いてあったけど、この大黒様をうっとりと見上げているうさぎちゃん1羽にしか出会えませんでした。こちらは若めでイケメンの大黒様松並木が美しい参道に鉄製の三の鳥居があり海が見える木製の二の鳥居へと続きます。私達は駐車場に近い入口から入って、松の参道は帰りだけ歩いたのですが、本来ならこちら側から二の鳥居をくぐって、この吸い込まれるような下り参道から、松の参道を通って行くのが本来の参拝順路のようです。出雲大社がメインのツアーですから、ここでは3時間の時間枠が設けられています。あと1時間は神門通りを散策しまっす。※出雲大社公式HPhttp://www.izumooyashiro.or.jp/※出雲観光ガイドHPhttp://www.izumo-kankou.gr.jp/※平成の大遷宮についてhttp://www.kankou-shimane.com/sengu/index.html
2015年07月08日
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島根県安来市にある足立美術館から、いよいよ本ツアーのメインである出雲大社に向かうのですが、途中、松江市にある八重垣神社に立ち寄りました。出雲國神仏霊場公式ホームページによれば、14番目の札所で、素盞嗚尊と稲田姫命御夫婦が主神の縁結びで知られる神社だそうです。「夫婦椿」と書かれた大きな看板が目立ちます。根本が二本で幹の上部が1本になった椿がここの名物(?)のひとつで境内に3本あるんだとか。もう一つの呼び物は日本最古の神社壁画と言われるもので、これを見るには200円の拝観料が必要です。1100年以上は経っているということで、ハゲハゲ具合がハンパでなく、ほとんど消えちゃってますが、もともとはスサノウノミコト、イナダヒメ、アマテラスオオミカミなど6神のお姿が描かれてあったそうにゃ。さて、ここで最も盛り上がる場所は本殿のある境内の後ろにある奥の院と呼ばれる森の中にある池です。池と言ってもとっても小さいです。まっ稲田姫の鏡だったそうなので、これくらいのサイズがぴったりなのかも。ここが何故盛り上がるかと言えば、「鏡の池の恋占い」などという名称で旅行会社が紹介しているからだと思います。社務所で100円を支払って占い用紙をもらい、その上に硬貨を乗せて池に浮かべ、早く沈むほど、早く縁に恵まれるとか。占い用紙には濡れるとくっきり読める文字が書かれています。占いには全く興味もなく、残念にゃがら恋とも無縁の私めは当然そんなもの致しませんでしたが、華の独身Tちゃんはいつ買ったの?!っていう早業で、すでに占い用紙を手にしておりました。池につくと、すでに先客が、ここだけの話、失礼ながら恋には縁がないんじゃ?と思われる人も嬉々として紙を浮かべておりました。池の底には沢山の紙が沈んでいるのが見えます。そうそう、恋占いばっかりじゃなく、神社のパンフレットには「縁結び占い」と書いてありました。縁は男女の縁ばかりではありませんものね。500円硬貨を乗せれば、早く縁に出会えるかもにゃ。にゃははTちゃんの結果やいかに。なになに、「望み事かなう 北と西吉」ちょっと時間はかかりましたが静かに沈んでいったので、「北と西ってどこからの方角?」と言いながらTちゃん喜んでました。思い当たる人がいるのかもにゃ。にゃははさ~て、それではいよいよ本格的なご祈祷を受けに出雲大社へ参りましょ。※出雲國神仏霊場公式ホームページhttp://www.shinbutsu.jp/
2015年07月08日
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昨夜の宿大山ロイヤルホテルのお部屋はちょっとかわった畳コーナーつきの3ベッドルームでした。記念に畳コーナーで2ショットを(にゃはは)ジャンケンなら私が勝ち?大浴場がリニューアル中で1つを男女が時間で入れ替え交代になっていた(7月20日までみたい)点が難点ではありましたが、リニューアルされたお風呂が利用できたので気持ちよかったです。温泉も柔らかな感触でなかなか良いお湯でした。ホテルからの山並みの眺めがまた素晴らしかったです。天候で随分と違う表情になるのでしょうが、この日はちょっと幻想的な風景が見られました。さて本日は8時半にバスで鳥取県の温泉を出発し島根県へ向かいます。最初に目指すのはどじょうすくいの振付で有名な安来節の故郷安来市にある足立美術館です。私としては、足立美術館が今回のツアーのメインです。勿論、行ったことはありませんが、一度は行ってみたい美術館ですね。足立美術館はミシュラン旅ガイドで三ツ星にランクインしていて、お庭はアメリカの雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で12年連続日本一の庭園に選ばれているんだそうです。 事前にホームページチエックをしたにもかかわらず、庭園は散策しながら愛でるものと思いこんでおりました。が、ここは庭も絵画として建物側から鑑賞するシステムになっているんですね。なるほど、だからこそ美しさが保てるのかもと納得。勿論メンテニャンスにも手間暇をかけていらっしゃるのでしょうね。新館は展示作品入れ替えのための休館日があるようですが、それ以外は年中無休だそうで、毎日開館前の1時間はスタッフ総出でお庭のお掃除をなさるそうです。成長して形や大きさが変化した木々は、枝ぶりを切ってお手入れするのではなく抜いて別の木と植えかえるそうです。そのためのスペアの木が鑑賞者からは見えない場所で育てられているという説明を聞いて、すっかり感心してしまいました。滝は借景である亀鶴山に作られた落差15mの人工滝「亀鶴の滝」見せ方の演出もいろいろと工夫が凝らされていて感服です。春夏秋冬があるので、季節ごとに変化する生きた絵画が一年中楽しめる美術館ですね。「絵に描いたように綺麗」という言葉がありますけど、そんな表現では言い尽くせない見事なお庭でした。絵画は横山大観の日本画をはじめ、童画、陶芸、木彫が展示されています。丁度開館45周年記念ベストセレクション展の前期期間(6月1日~8月30日)でした。(後期は8月31日~11月30日)猫が描かれた作品は菱田春草さんの梅猫がありました。足立美術館鑑賞にツアーとしては長い2時間が与えられましたが、音声ガイドを聞きながらゆっくり見て回るにはもう少し時間が欲しかったようにゃ。足立全康さん↑、本当に素晴らしいものを残されましたね。 ※足立美術館https://www.adachi-museum.or.jp/
2015年07月08日
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1泊2日の激安ツアーに行ってきました。ツアータイトルは『専門ガイド同行・出雲大社昇殿祈祷 足立美術館 鳥取砂丘 2日間』です。安さ(27000円)ゆえか、一人でも5人でも同料金ゆえか大人気で本日出発の人数は70名です。8時5分羽田発のJAL231便で発つと1時間ちょいで岡山空港に到着。そこから大型観光バス二台に分乗して、日本列島をほぼ横断するように鳥取を目指して出発です。途中、備前焼の窯元に立ち寄り、兵庫県を通って鳥取県へ。備前焼の猫本日のメイン観光は砂丘ですが小雨程度とは言え、あいにくの雨模様。・・・梅雨時期に加え台風が3こも接近中らしいので、しかたありませぬ。鳥取砂丘には20年くらい前に一度来たことがありますが、その時は景色をちょこっと眺めた程度だったようにゃ。今回はリフトに乗って、そこから更に歩いててっぺんまで登りました。なぎさドライブウエイもそうだったけど、日本海側の砂ってみんな薄茶色なのでしょうか。雨模様なので砂が固まっていて歩きやすく、砂埃もあがらず楽でした。長靴の無料レンタル(靴boxが100円かかります)もありますが、裸足大好きな私は勿論、靴をぬいで歩きました。(水道はないので、帰りに砂足のまま靴を履くことを覚悟してにゃ)写真だとそれほどではないけど、下から眺めるとかなりの急傾斜&距離感を感じ、てっぺんまで行くならそれなりの覚悟がいる気がしましたが、登ってみるとそれほどでもありませんでした。てっぺんからの日本海の眺めは快晴だったらよかったでしょうけど、夏場の晴れ時だと、砂が暑くて裸足では無理だったことでしょう。負け惜しみかもですが、カンカン照りの晴れよりは、小雨でよかったようにゃ。にゃはは砂丘には思いがけず、とっても素敵な美術館がありました。砂丘にあるからこそ大いに意味がある砂の美術館です。オプションなのでツアー内容からの事前情報は全くなかったのですが、何でも見たがり屋はいつものようによくわかりもしないのに迷うことなく、自腹入館料を払ってでも見た~いっ!自腹と言っても入館料はたった600円ですけどね。しかも希望者が多かった為、団体割引の500円でした。日本でここだけの砂の美術館、料金は安いのに、想像以上にとっても見応えがありました。お勧めです。2006年に鳥取市福部町で第1期展示が屋外で開催されたようですが、今は立派な建物内に展示されています。(屋外にもいくつか展示されていますが)回を重ねて今年は第八期でテーマは「砂で世界旅行・ドイツ編」 〜中世の面影とおとぎの国を訪ねて〜でした。三階から入ると、二階の展示室全景が見下ろせます。総合プロデューサーは日本人ですが、19名の製作者は各国の外国人の方々です。いくつか童話作品もあるのでブレーメンの音楽隊など猫もいましたよ。こちらはねずみがいっぱいのハメルンの笛吹第八期展示は2015年4月18日(土)~2016年1月3日(日)まで。クリスマスシーズンや夏休みなど期間限定で3Dプロジェクションマッピングもされるそうです。見た~い!。(2015年8月8日(土)~8月16日(日)の期間限定で、砂の美術館第8期ドイツ編にて行われる「3Dプロジェクションマッピング」の紹介PV)作品は勿論鳥取砂丘の砂でできていて、会期が終わるとすべて崩されて砂丘に戻されるんだとか。(you tube砂の美術館ドイツ編紹介動画2013東南アジア編の砂像作品「アンコールワット」 3Dプロジェクションマッピング)らくださんは雨のためお休みしていましたけど、都会では味わえない砂丘を充分楽しんだ数時間でした。そろそろバスで白兎海岸を車窓から眺めつつ、今夜の宿を目指します。※砂丘王国(鳥取観光情報)HPhttp://sakyu.city.tottori.tottori.jp/※鳥取砂丘砂の美術館HPhttp://www.sand-museum.jp/
2015年07月07日
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