風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2007.03.10
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カテゴリ: 本棚
ル=グウィンが『ゲド戦記』を出して以来、
三十数年ぶりに新たに書いた、異世界ファンタジーシリーズです。

独自の歴史と文化をさりげなく話の中に組み込んでいるところが
ル=グウィンの緻密さですね。
「年代記」と名前をつけたのもむべなるかな、の内容でした。

「ギフト」と名付けられた特殊な力を持つ一族に生まれ
おそろしいギフトの力を持つと言われて目を封印された少年の葛藤と成長のお話です。
ファンタジーの王道でもありますね。

でも、この話の結末を読んで

ある日自分になにか特別な力が授かってほしいとか
自分が特別な存在であってほしいと願っているような
若い人たちへのアンチテーゼでもあるように
感じてしまったのは
読み過ぎでしょうか。


主人公の少年にも気持ちが入ったけれど
脇で出てきた知的障がいをもった少女の運命が気になってしょうがなかったです(T_T)

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最終更新日  2007.03.10 19:43:46
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