景気は回復しつつあるというのが、今の日本の現状のようですが、僕が勤務している印刷会社は厳しい状況です。

印刷業は、構造不況の代表業種であり、精密機械業にも進出している「大」「凸」のような会社はともかく、一般の印刷会社は、IT・電子といった新しいツールに押されて、業績は下がりっぱなしであろうと思います。
当社の業績も下方修正を余儀なくされ、経営陣は営業部隊を強化することとしました。すなわち、管理部門や研究開発部門、製造部門などから営業部門への人事異動をするとのことです。
営業員を増やして、売上高を増やそうとする方針ですね。一見、妥当性のある方針のように見えますが、僕としては「どうなんだろうなぁ~」というところです。営業員を増やすことで売上が増えるなら、誰も苦労はしないと思います。
営業員を増やして売上が増えるという状況があるとすれば、引き合いが多くあるけれども営業員が不足して、手が回らずに、ミスミス売上を逃している・・という状況だけだと思います。
印刷業界の売上全体が縮小しているところに、営業のシロウトを投入しても、営業費用が増えるだけではないでしょうか?少ないパイを奪い合うという状況下では、ベテランの営業員でないと仕事を取れないのではないかと思っています。
幸いにも僕は、今回の異動の対象にはなっていないようですが、このままでは、売上を上げることのできない営業員が増えてしまうだけなんじゃないかと危惧しています。
ニュースでは、春闘だ、賃上げだ、といっているようですが、世間では、それどころではない厳しい会社のほうが多いのではないでしょうか?
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和活喜さん