先日の参議院議員選挙で比例区から立候補して当選した渡辺美樹氏は、居酒屋の和民の創業者です。その和民ですが、一部の報道によるとブラック企業ではないかと言われています。

報道によると「1年365日、24時間働け!」などと言われて、本当に過労死した従業員がいるとか、月に250時間以上も働いたとか、週2日の休日が実際は1日も休めなかったとか、創業者の著作本を買わされた・・・などとされています。
ところで、僕が大学卒業後、今に至るまで勤務している会社ですが、印刷業を生業としています。その印刷会社ですが、僕の入社当時は似たようなものでした。
つまり、印刷業には繁閑の時期があって、忙しい期間が約2か月続きます。その間、休日が何日取れたかというと、正直言って1週間休みなしの週もありました。
勤務時間は午前9時から午後5時30分までですが、5時30分の定時で終了することはなく、概ね午前3時もしくは4時まで作業をして、4時や5時ごろから数時間、会社内で仮眠をとります。(もちろん、今では交代勤務などを実施していて、このようなことはありません。)
でも、当時の僕はこの殺人的な生活がつらいとは思いませんでした。確かに肉体的には厳しいものを感じていましたが、精神的にはつらくはなかったです。
というか、毎年の恒例行事、お祭りのような感覚がしていて、本音を言うと「楽しかった」のです。社内の雰囲気が実に家族的で、まるで修学旅行を楽しんでいるような感覚さえ持っていました。
はたから見ると、一日15時間以上も働いて、オフィスで仮眠をとって、しかも1週間に1日も休めないなどという状況を鑑みると「ブラック企業」ですね。
ところが、僕らはそんな状況を楽しんでいたのです。一見すると劣悪な環境の職場ですが、そこで働いている社員たちが、仕事そのものを楽しいと思っていれば、その会社はブラック企業にはならないのではないかと思います。
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和活喜さん