明日から始まる大相撲の秋場所ですが、元大関で今場所は十両まで陥落した把瑠都が先日引退を発表しました。把瑠都は、エストニア人で、ヨーロッパ人としては、現大関の琴欧洲と並んで、大相撲界では異色の存在でした。

把瑠都は、その巨体と怪力で、とんとん拍子に出世して、横綱に最も近い大関と呼ばれたこともありましたが、膝の怪我でついに土俵を去ることになりました。
把瑠都の相撲は、相手のまわしを取ったら力任せに振り回すというようなものが多くて、相撲そのものは芸のないものであり、古くからの相撲ファンとしては面白みを感じないものでした。
腕力があったので、自分にとって不利な体勢から投げを打ったりしても勝てたことが、結果的に怪我をすることになり、相撲人生を短くしてしまったのではないかと思います。
つまり、普通の体型の人であれば、相手のまわしを取ったら、自分の重心を低くして、体全体を使って相手を投げるということになるのでしょうが、把瑠都の場合は自分の体が大きいことと、腕力が強いため、体全体ではなく、腕だけで投げていたんだと思います。
その結果、不自然な力が生じることになり、腰や膝に変な力が加わることになってしまい、把瑠都のように足の長い場合は、腰よりも膝のほうに変な圧力がかかってしまったのではないかと思います。
なまじ、出世が速かったのもですから、しっかりと基礎訓練ができていなかったのかもしれません。
ともあれ、大相撲の中では異色の勝ち方をする力士であり、それなりにお客さんを喜ばせてくれたのは確かだと思います。把瑠都は日本国籍を持っていませんから、大相撲の親方にはなれないとのことです。
今後はどうするのかわかりませんが、把瑠都はまだ若いので、持ち前の陽気さをもって、新たな人生を歩んでほしいと思います。
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和活喜さん