hongming漫筆

hongming漫筆

PR

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Keyword Search

▼キーワード検索

2005.03.05
XML
カテゴリ: 時代劇(映画)
助太刀屋助六(DVD) ◆20%OFF! 岡本喜八 監督の追悼番組として放送された。
 主演は 真田広之
 24歳の役なのだが、無理を感じさせないのはさすが。
 ちんけなやくざ者でしかないのだが、仇討ちの助太刀屋として金を稼ぎ、七年ぶりに故郷に帰ってきたところ、武士の仇討ちがあるというので、加わって稼ごうとするのだが……。
 最初は、助太刀屋になるまでをダイジェストのような形で紹介し、あとは昔暮らした町のなかでの、仇討ちを巡る話が描かれる。
 映画の中で流れる時間と、映画の時間がほとんど同じではないだろうか。
 仇として打たれる仲代達矢が実は……という設定なのだが、その部分はわかりにくい。どうしてそうと察することができたのだろう。かつてどういうことがあったのだろう。

 原作は「生田大作」となっているが、これは岡本喜八のペンネーム。
 見ていて感じたのだが、これ、西部劇に元ネタがあるのではないだろうか。
 宿場の雰囲気や、仇討ちの臨場感は「 真昼の決闘 」のようだ。
 さらに、馬に乗って……というあたり、まるっきり西部劇ではないか。
 「 明日に向かって撃て! 」に共通するものを感じるのは私だけではあるまい。

 音楽はジャズで、コミカルな雰囲気を出すのに一役かっている。
 キャストやスタッフは最後に出てくる。それを見たら音楽担当は山下洋輔だった。

 主役の真田広之は「 たそがれ清兵衛 」で高く評価されたが、もともと、こういう軽い漢字の役のできる人なのだ。(私は、JAC時代からよく見ていた。初主演作「百道三太夫」だって映画館で見た)


 難点が一つだけ。
 いわゆる関八州の「出役」を、さかんに「でやく」と言っていたが、これは「しゅつやく」が正しい。

助太刀屋助六@映画生活





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.07.05 13:44:52 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: