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NHKのドラマ「宙わたる教室」を見ている。 初回にはディスレクシアの生徒が登場し、生徒の様々な課題を描くドラマでもあるらしい。 第3話「オポチュニティの轍」には起立性調節障害の生徒が登場したが、それよりも、その生徒に接近する女生徒が気になった。 明らかなパーソナリティ障害で、人との関わりに執着し、注目されるために周囲を振り回そうとする。 それに対して、養護教諭は、毅然とはねつける。 これは珍しい。 教師が出てくるドラマだと、生徒にかかりきりになることで生徒が立ち直ったりするが、そんなことはあり得ないだろうと思っていた。 イネイブラーになってしまい、かえって症状を悪化させるだけだと思うのだが、ドラマを作っている人たちはそういうことは考えない。現実ではなく、自分たちの頭の中の世界に住んでいるからわからないのだ。 ところが、このドラマは違った。 ドラマを作る人たちは、このドラマを見習ったほしい。公式サイト
2024.10.23
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咽頭がんは、前回の手術が2018年3月、がんの最後の手術はその年の11月。 その後5年間無事に済んだので、これで治ったということになるのかと思っていたが、7月の検査で咽頭がんが発見された。 1月の検査の時、色が変わっているところがあるといわれ、組織を取って検査をしたのだが、その時はがんにはなっていなかった。その後、がんになったのだろう。二度目の食道がんもそうだった。 がんの手術も四度目なので、なれたものだが、いい気持ちはしない。 今までと同じように入院し、医師の説明を受け、入院翌日に手術。 手術中は意識がないが、手術が終わると麻酔を止めるので、すぐに意識が戻る。 妻が立ち会いに来ていたが、前回までとは違って、病室には入れないので、ちょっと顔を見ただけ。 手術後、痛みはあまりなかった。 ただ、違和感はあり、液体であっても、飲み込むときは気になる。 扁桃腺が腫れているときの感覚に近い。 手術の翌日から、三日間は鼻からの内視鏡で手術の跡を見ていたが、経過はいいということで、手術から一週間で退院。これも今までと同じで、まだおかゆを食べている状態なのに退院。 ベッドがあくのを待っている人が大勢いるのだ。ベッドがあかなければ手術はできないのだから、手術町の人を減らすためにも早めに退院させるのだろう。 これからも半年ごとの検査は続く。 しかし、そのおかげで、早期発見できている。 内視鏡検査のありがたさをしみじみと感じる。
2024.10.05
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台風の影響で低気圧が続いたせいか、ここ数日、なんだか眠い。 いつもは、日付が変わるまで起きているのに、この二三日は十一時頃に寝ている。 昨夜もそうだった。 今朝は四時頃目が覚めた。いつも六時前に目が覚めてしまうことが多いので、そのまま眠れないのではないかと思っていたが、らじるらじるで聞き逃し配信を聞いているうちに寝付くことができ、目が覚めたら七時ちょっと前だった。 寝直したときにこんな夢を見た。 どこか和風の旅館に家族で泊まっている。 子供たちが小さいのでずいぶん前の設定らしい。部屋は民家の一室に近く、学生の合宿に使うような雰囲気。 なにを目当てに旅行に行ったのかわからない。温泉なのか観光なのかわからない。 やがて帰宅する日になった。出勤が午後からなので、朝まで宿にいても大丈夫ということで、部屋を片付けたあと、横になったら寝てしまった。目が覚めたら何と勤務時間になってしまっている。 慌てて勤務先に休暇の連絡をしようとしたがなぜかつながらない。 どうやら、携帯の連絡先のほかの連絡先にかけてしまっているらしい。 廊下に出ると、以前の同僚に会った。その人が同じ宿にいるのは見かけたことがあったが、その時になって声をかけた。「この間、長野で会ったよね」と言ったが、これは今年になって黒部ダムや上高地に旅行したことが根底にあるらしい。 しかもその人は、すでに故人。 なにをあらわしているのかわからない。 夢の中でも眠り込んだのには驚いた。 ずいぶん寝たのだがそれでも眠気が残っている。
2024.09.02
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ETVの「超多様性トークショー!なれそめ」を見ている。 今週は、元バレーボール選手の益子直美と夫がゲスト。 ふたりのなれそめや結婚生活よりも、益子直美が語った、バレーボールが嫌いだった話が印象に残った。 現役時代は、「ミスして怒られ負けて怒られて、褒められたことがなかった」「本当に怖かった、試合も大嫌いだった」という。 しかし、49歳ぐらいの時に大学の監督になり、「あんなにやられて嫌だった怒りを使ってしまったり」して自己嫌悪に陥っていき、「起きられない行きたくない」という状態になってしまった。 益子直美の優れているところは、そこで自分を見つめ直し、怒りを乗り越えることができたところだ。 怒りや感情の爆発、時には暴力で相手を試合し、意のままにしようというのは、誰でも陥ってしまうやり方だ。「怒り」には依存性があるのかもしれない。 しかし、怒りを爆発させようがさせまいが結果は変わらないし、精神的にはよい結果にはならない。 合理的に考えれば、過剰なストレスを与えない方法の方がいい。 怒りに頼る人は、ほかの方法を知らないためにそうしている場合が多いのだろう。 自分を客観視できる人、冷静に考えることができる人なら怒りを乗り越えることができると思うのだが、自分を客観視できない人も多い。相手のためという口実で怒りを表に出しているが、実際は自分のためでしかない、自己満足でしかないことに気づくことができないのだ。 益子直美は、自分の経験を踏まえ、監督が怒らない大会を開催しているという。 怒りを乗り越えることができた生き方は、敬服に値する。
2024.06.15
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オズワルド畠中悠、初期の腎臓がん公表「大きくなる前に手術すれば完治します」堀ちえみは“がんサバイバー”の希望の星 生存率50%ステージ4の舌がん克服で親衛隊も感涙 今までに書いたように、私はがんの手術を三回経験している。 いずれも、早期発見だったので、1週間程度の入院ですんだ。 畠中悠は、早めに発見できてよかった。 堀ちえみの場合は、発見が遅れて気の毒だったが、無事に5年が過ぎてよかった。 大事なのは早期発見。 積極的に検診を受けよう。異常があったらがんも疑おう。
2024.02.29
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ETV「ナートネットTV」の「#ろうなん 8月号 手話で語る ろう者と戦争」の再放送を見た。 手話通訳者が、ろう者の戦争体験を聞く内容だった。 初めて気づかされたことがあった。 戦争の場面では、空襲や爆撃の音があるのが当たり前だと思っていたが、それは聴力がある人間にとってはそうだ、ということだ。この番組では、戦争の場面でも全く音が流れていなかった。 ろう者にとっては、戦争も音がない世界での出来事だったのだ。 空襲の音も聞こえず、アメリカ兵の接近を音で察知することもできない。 防空壕が暗闇では話ができないので、ろうそくの明かりでやっと手話で話をしたという。 聞き取った内容を、文章にまとめて、後世に残そうとしている人も登場した。 しかし、それは困難な作業であるという。「手話」は「日本語」とは異なる言語になっているので、そのまま日本語の文章にすることができないのだ。 今まで考えたことのないことばかりだった。
2023.08.13
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「有吉の! みんなは触れてこないけどホントは聞いてほしい話」というテレビ番組で、「パニック症」経験者の話を聞いていた。 出演者は、演歌歌手の大江裕、漫才師の中川家・剛、気象予報士の小林正寿。 大江裕と剛の話は共通点が多く、小林正寿は会食恐怖症ということだった。 会食恐怖症は他人と一緒に食事をすることができない。珍しくない病気らしいということだったが、そういうタイプの人が職場にいたことがある。 「パニック症」というよりも、「パニック障害」という呼称の方が一般的ではないかと思う。 私が初めてその病名を聞いたのは、Kinki Kidsの堂本剛が病気を公表した時だったと思う。 King & Princeの岩橋玄樹もパニック障害が原因で脱退している。 症状には個人差があるのだろうし、回復のきっかけもそれぞれだろう。 大江裕の場合は、師匠の北島三郎の言葉が救いになり、回復に向かった。 「時間が薬だ」という言葉をかけてやれるとは、北島三郎は実に偉い。 剛は今でも時々症状が出ると言っていた。関連記事演歌歌手・大江裕「パニック症」で動悸止まらず コンサート本番で“土下座”「きょうは歌えません…大江裕、中川家剛がパニック症を語る…周囲に理解されず引きこもり生活に大江裕、ステージ上で突然の動悸→景色がモノクロに 引きこもり生活中に師匠・北島三郎がかけた言葉
2023.04.16
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「がんになった」に書いたように、2017年に食道がんが見つかって以来、食道がん、咽頭がん、食道がんと三回の手術を経験している。 半年ごとに上部内視鏡検査を受け、二年ごとに大腸の内視鏡検査を受けている。 今回は三度目の大腸の内視鏡検査。やはり大変なのは、腸を空っぽにすること。 上部内視鏡検査は問題なし。その時に、大腸の内視鏡検査の前日に食べるための「クリアスルー」を売店で購入し、前日はそれを食べる。消化しやすいものばかりだが、味も悪くなく、空腹を感じるほどではない。 バナナは食べてもいいらしいので、午前中はバナナも食べた。 検査前日は下剤を飲んで就寝し、検査当日は、検査三時間前から下剤を飲まなくてはならない。起きてすぐ通常の排便。 それから、説明通り、下剤を二リットルの水に溶かし、そのうちの一リットルを少しずつ飲む。水分も取る。 やがて、液状の便が出る。早めに飲み始めたので三回排便があった。 早めに病院に行くことにして、降りた駅でも排便。ほとんど透明になっている。 病院には、下剤の残りを持って行き、便が透明になっていないときにはそれを飲み、看護師さんに見てもらうのだが、今回は、病院に行ってからはすでに出すものがなくなっており、すでに透明に近くなっていたので、予約時間には検査が始まった。 検査は痛くも苦しくもない。違和感があるが、喉を通るときにえずいて苦しむようなことはない。 モニターで検査の様子が見える。小さなポリープがあったのでそれを切除するのも見ていたが、特に出血もなかった。 検査は二十分ぐらいだったろうか。上部内視鏡検査とり時間がかかる。 ポリープを取ったので、念のため安静を保つようにいろいろ説明される。 しばらく休んで立ちくらみなどないことを確認してから帰宅。 バスで駅まで行き、昼食は麺で軽く済ませた。 腸内をきれいにするだけでも体力を消耗しているので、早々に帰宅し、横になった。 入浴もせず、いつもより早めに就寝したのだが、翌日はいつもより遅く目が覚めた。 思いのほか体力を消耗するのだ。
2022.12.28
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関ジャニ∞の大倉忠義が「右低音障害型難聴と両側耳鳴りのため」活動を休んでいたが、街道を再開するという。休んでいたことを知らなかったが、Hey! Say! JUMPの八乙女光も「左耳の突発性難聴のため」活動休止中だ。 私自身は、十数年前から耳鳴りが始まり、複数の耳鼻科に行ったが、年齢が原因だから直らないと言われた。特に、高音が聞き取りにくくなっているという。これは、通常の健康診断の聴力検査でわかるレベルではなく、頭蓋骨に器具を当てて音を聞いたりする専門的な検査の結果だ。 歌手の難聴というと、浜崎あゆみがその代表的な例ではないだろうか。 突発性難聴から回復したものの、その後また悪化し、左耳の聴力は失われてしまったという。 加齢が原因ということはないだろう。 こういう人たちのステージを見たことはないのだが、会場での大音量が原因なのではないだろうか。浜崎あゆみの場合、左耳というのは、右耳はイヤモニをつけていたことでいくらか保護されていたのではないか。 大音量を出さないのが当たり前にならないのだろうか。 歌手ではなくても、イヤホンで大きな音で音楽を聴いている人が少なくない。 あの人たちも、いずれ難聴で苦しむのではないか。 注意喚起をしたところで、おそらく音を抑えようとはしないだろう。 難聴の中高年が大量に生み出されて行くのだろう。
2022.06.19
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新型コロナウイルスのワクチン接種。 1回目は去年の六月、二回目は9月。 3回目は2回目から8ヶ月ごということなので、ずいぶん先になるなと思ったら意外にも前倒しで3月に案内が来た。 予約する時に、ファイザーかモデルナか選べる。製薬会社によって接種場所が異なる。 2回目までは、ほとんどがファーザーで、モデルナを打とうと思ったら離れた場所にある集団接種会場しかなかった。 ところが今回は逆。ファイザーで予約しようとしたら離れた場所しかない。モデルナならすぐに予約できる。私はモデルナにも興味があったので、2回目までと同じ医院でモデルナを接種することにした。 ここは自転車で行ける距離にある。また、駐車場がほとんどないのでいつも空いている。 車を使う人が多いので、駐車場が充実しているところは混むのだ。 午前中、予約時間より早めに行ったが、空いていたので、予定時間より少し早めに接種してくれた。前回までと違うのは、副反応人備えて解熱剤が出たこと。 体はなんともないので、自転車で遠回りして少し体を動かして帰宅。 念のために家でじっとしていたが、午後になってもなんともないので、3時過ぎにまた自転車で15分ほど走って足を動かした。ついでに、栄養ゼリーを買っておいた。 夜になってから、注射したところが少し痛くなってきた。前回は翌日からだったが、今回は早め。 たいした痛みではないのでそのまま寝てしまったが、翌朝、体調がいつもと違っていた。前回感じたことはない寒気がする。頭も働かない。しばらく横になっていたが改善しない。念のために体温を測ったら38度5分。今までに経験したことがないように体温だ。 なるほどこのために解熱剤が出たんだなと思って薬を飲んだら楽になった。 頭も働くようになった。ただ、食欲はない。前日に買った栄養ゼリーがここで役に立った。十分な栄養がとれるわけではないが、なにも接種しないよりはましだ。 朝食も昼食もまとまったものはとれず、栄養ゼリーと栄養ドリンクでしのいだ。 昼前には少し楽になったので、少し歩いてみようとしたが、100メートルほど歩いたところで限界を感じて引き返した。 午後2時過ぎ、体温を測ると38度1分。解熱剤は6時間空けてから飲むように指示されているので少し時間がたつのを待って飲んだ。飲むと楽にはなる。 しかし、夜も食欲がないのでまともなものは食べられなかった。午後は少しずつ買い置きの甘いお菓子を食べてしのだい。 接種から二日目。 目覚めるとやはり寒気がする。体温を測ると38度を超えている。ほとんど何も食べず、解熱剤を飲んで横になって過ごす。 数時間後には大分楽になり、体温も37度ちょっとなので、また歩いてみた。 今度は片道300メートルほどのスーパーまで歩くことができた。 栄養ゼリーと甘いお菓子を買って帰った。 夜は少しは食事らしいものを食べることはできた。 注射したあたりの痛みは続いている。 三日目。 目覚めると、明らかに前日とは体調が違う。かなり楽になっている。食欲は少しある。 ただ、まだ熱があるので念のために午前中は横になって過ごし、昼食は軽いものを食べた。 午後、自転車で少し離れたところまで走ってみた。さほど体にこたえることはない。 夕食は少なめだが食べることができた。注射したところの痛みも大分消えた。 四日目。 ほとんど本復。 熱はなく、朝食も食べられた。 午後、自転車で畑まで行ってみた。特に作業はしなかったが、無事に往復できた。 腕の痛みは消え、夕食は通常通り食べることができた。 これほどの副反応が出るとは思っていなかったが、それだけ前回までの接種での抗体が体に残っているということだ。 副反応を恐れて接種しない人もいるらしいが、受けるべきだと思う。 副反応が出るということは前回までの接種で作られた抗体が残っているということ。 コロナウィルスの変異が続く限り、半年ごとにワクチン接種をすることが続くのではないか。 副反応があるのが当たり前、ということになれば、対処法も進んでいくことだろう。 ずいぶん前に医師の講演できいたことなのだが、そもそも副作用(副反応)のない薬はないのだそうだ。もし、全くないとしたら、それは薬ではなくサプリメントだということだった。 ワクチン接種に反対する人がいるのが理解できない。
2022.03.18
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Hey! Say! JUMPの八乙女光が、突発性難聴と耳鳴りの治療のために当分仕事を休むそうだ。 耳鳴りは私も縁がある。 もう十年以上の付き合いだ。 初めてなった時は、時々、左耳からジージーというような音が聞こえる程度だった。 「これが話に聞く耳鳴りか」と思って耳鼻科へ行った。 まずは聴力検査をしたが、健康診断で実施しているような、ヘッドホンをつけての簡易的なものではなく、鼓膜だけではなく、頭蓋骨に器具を当てて検査をしたりした。 その結果、耳鳴りは、高い音が聞き取りにくくなったのが原因で、年齢が原因だからなおらないと言われてしまった。 諦めきれず、ほかの耳鼻科にも行ってみたが、診断は同じだった。ただ、そちらでは、精神安定剤が効くということで、薬を出してくれた。神経の働きを鈍らせることで耳鳴りを抑えるのではないかと思う。 残念ながら、薬を飲んでも効果はなかった。 それ以来、ずっと耳鳴りと付き合っている。 幸い、二十四時間聞こえているわけではなく、全く聞こえないこともある。聞こえるときと聞こえないときに法則性があるわけではないようだ。 音楽活動が仕事なのに、聴力に問題があるのは大変だろう。 想像だが、ツアーもあったそうで、ステージでの大音量が原因の一つではないかと思う。 浜崎あゆみも、結局左耳の聴力を失ってしまった。 なぜか大音量を好む人は多い。 若い人が、イヤホンをつけて、外に音が漏れるような大音量で音楽を聴いているのを何度も見た。電車の中ではそのまま寝ている人もいた。おそらく、そのうち聴力が衰えて不自由を感じるようになるのだろうが、そうなってから後悔しても遅い。かといって、いくら啓蒙したところで大音量で聞くことをやめることはないだろう。
2022.01.31
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再放送されたものを見た。 主人公は棋士で、「3月のライオン」の監修をした人なのだそうだ。本人が自分のことを書いた実話が原作。 対局中にスマートフォンを使ったのではないか、というスキャンダルに関する対応窓口となったこともあり、対局中に頭が働かなくなる。 医師である兄のすすめもあって入院し、周囲の理解と支援によって回復し、棋士として復帰するという話。 こういう闘病ものを見るといつも思うのだが、家族が美しすぎる。 もしかすると実際にこういう家族だったのかもしれないが、現実には、家族が理解してくれなかったり、生活はどうするのだと追い詰めたりするのではないだろうか。 入院するほどの重いうつ病だったということはわかる。しかし、「めぐまれているなあ」と思ってしまうのも事実。 回復しないまま苦しんでいる人や、その人の家族には参考にならないドラマなのだが、あくまでもドラマ。うつ病から回復しないまま自殺してしまう話を作るわけにはいないのだろう。 ただ、ドラマとはいえ、簡単に外出が許可されてしまうのには驚いた。 散歩中に自殺したらどうするのだ。 公式サイト
2022.01.22
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「必殺仕事人」を見ていて思い出したことがあった。 何年か前、発達障害に詳しい人の話を聞いたときに、「自分は正義感が強い」と思っていることが発達障害の特徴の一つだと言っていた。 言われてみると思い当たることがある。 少年院に入っていたことがあることを隠さずにいて、ルールを平気で無視する人が、「自分は正義感が強い方だ」と言ったのを聞いて驚いたことがある。障害だったのだ。 自分のルール違反は当然許されることだが、他人のルール違反は許せない、という人が多い。 そういう人に対しては、教育よりも治療が必要なのだろう。 「必殺仕事人」にも描かれていたように、SNSで、思い込みだけの正義感で他者を攻撃批判する人たちがいる。さらに直接電話までして攻撃する人がいる。 私は、何の障害も病気もない人はまずいないだろうと思っている。私自身も発達障害があるはずだ。特に、「正義感」については、子どもの頃の自分を思い出すと、思い当たることがある。 自分の行動の源が障害にあることを理解させるのは、難しいのだろうな。
2022.01.11
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前回書いたように、ちょっと入院した。部屋は4人部屋。個室は快適だがお金がかかる。 私は、4人部屋が一杯で個室に入ったこともある。 今回の入院中、個室に入院している人たちも何人もいた。 不思議なのは、ほとんど皆、ドアを開けっ放しにしていること。 4人部屋ではテレビを見るときはイヤホンをつけなくてはならないのだが、個室では必要ない。 ドアを開けたままテレビを見ているので、テレビの音が廊下に聞こえる。見舞客との話し声も聞こえる。 私はいつもドアを閉めていた。 なぜ開けたままにしているのだろう。 がんセンターに入院したときもそうだった。個室の人はみなドアを開けたままにしていて、テレビの音や話し声が廊下に聞こえていた。 迷惑というほどではないのだが、気にはなる。
2021.12.10
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一週間ほど前からなんだか体調が悪く、食欲が無かったりあったりしていた。 また、軽い胃の痛みが続いていた。 明日は病院に行こう、と思っていても、翌日になると体調がよくなっていたりした。 しかし、目覚めたら「もうダメだ」と思った日に、意を決して病院へ。 何度か入院したことがあるところで、今までのデータが残っている。血液検査をすると、今までとは違って、肝臓の何かの項目が異常だからエコーで検査することになった。 朝食を食べずに来たのでちょうどよかった。 結果は、胃炎になっているのと、胆嚢の壁が厚くなっているということだった。胆嚢炎だという。 胆嚢炎。これはもうずいぶん前になったことがある。その時は、夜、眠れないほど胃が痛くなったのを覚えている。 胃の痛みの原因はこれだったらしい。胃炎の方は、去年の健康診断で内視鏡検査をしたときに指摘されている。何のことはない、年をとって胃の粘膜が薄くなっている、ということだった。 これは治しようがないが、胆嚢炎はそのままにしておけない。入院して治療することになった。 胆嚢炎の治療は絶食が基本なので、丸二日は点滴だけで一切口からものを食べることはできない。 私の場合、石ができているわけではないので、痛みが治まり、食事ができるまでの入院。 三日目の昼食から重湯。普通なら物足りないが、点滴を打っていると不思議に空腹はほとんど感じない。 四日目の朝まで重湯で、食べても痛みが生じないことを確認してお粥の食事になった。 翌日もお粥。お粥食になると点滴の量は減る。 食事をしても痛みが生じないので、退院できることになった。 ただ、体質的なものが原因かもしれないので、胃が痛くなったら検査に来るようにとのこと。 胃が痛いと言えば、虫垂炎(いわゆる盲腸炎)から腹膜炎になったときも、軽い胃の痛みが数日続き、ついに激痛になって病院へ行ったら虫垂炎だったこともある。 その時の経験はここに書いてある。 胃の痛みは胃に原因があるのとは限らない。様々病気が考えられるので軽く考えてはいけない。
2021.12.08
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昨日ちょっとLittle Glee Monsterのことを書いたが、この人たちのことはほとんど知らない。 テレビで、メンバーの一人が双極性障害だと言っていたのを知っていただけ。 きになって検索して調べたら、公式サイトに告知があった。 その中に、こんな一説があった。この度、芹奈とスタッフで話し合いを重ね、ご心配をおかけしている皆様に、病名をお伝えする事と致しました。芹奈は「双極性障害」「ADHD」と診断されており、医師の指導により休養の上、治療を続けております。また同じ病気を抱えている方たちに少しでもお力になれれば、という本人の強い想いで、病名と現状をお伝えさせていただくことと致しました。病状は緩やかにではありますが、回復しており、活動再開に向けて着実に前に歩みを進めております。<芹奈コメント>どんな時でも自分らしくいることが大切なのではないか。隠すことなく恥じることなく。私の姿が、どこかの同じ誰かの1秒でも1日でも救えたら。その想いで発表することを決めました。また皆さんの元に戻れるように、待っていてください。 本人の言うとおり、隠すことも恥じることもない。それでも本人には葛藤があっただろう。 思い出したのは8月15日に放送された「ポツンと一軒家」。 一軒家に住む中年男性は、20代で統合失調症になり、それからここに住んでいると言っていた。その人が、地元のNPOで働いている様子も放送された。 人口の少ない土地だろうから、地域の人はほとんどその人の病気を知っているはず。 それでもその土地に住み、病名もテレビで公表できるというのはよほど状態がいいのだろう。 本人の責任ではない病気なのだから、隠すことなく支援を受けられるような世の中であってほしい。
2021.09.02
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私の住む地域は高齢者が多いためか、先々週になって私の年齢でも接種の予約ができるようになった。 予約開始初日は混むだろうと思って午後からインターネットで予約。 自宅から最も近い、複数の医師がいる診療所はすでに一杯。ここはいつも患者がいて待ち時間が長い。 次に考えていたのは、その気になれば歩いても行ける個人医院。幸いここは予約が取れたので、先週、ついに1回目の接種。 早めに行った方がいいだろうと思って、予約の時間より30分早く行ったのだが、医師一人で対応できるだけの予約しか取っていないためかすいていて、体温を測ったりしてすぐに接種してくれた。 テレビで見た感じだと、かなり針は長いように見えて、腕が細い私は骨に針が当たってしまうのではないかと思っていたが、そんなことはなかった。 しかも、全く痛みもない。 待合室で15分休み、帰宅。念のため横になって過ごしたが、連日に中は出かけられない暑さなのでいつもと変わらない。入浴してもいいとは言われたが、足を洗って入浴しないで寝た。 特に副反応はない。 翌日。 やはり副反応らしいものはないが、接種の翌日に出ることが多いというので、ほとんどテレビを見たりして過ごす。 夜、接種したところを押してみたら、痛みがあった。これは意識して押してみないとわからない程度。 3日目 副反応なし。注射したところは押せば少し痛い、という程度。
2021.08.29
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昨日のことに関わるのでが、今日はプロレスのことではなくがんについて。 私自身、食道がんと咽頭がんの手術を合わせて3回経験しており、半年ごとにがんセンターで検査を受けている。 保坂さんの場合は、プロレスラー保坂秀樹さん49歳で死去 師匠の大仁田厚「本当にいいパートナーだった」によれば、 保坂さんは19年夏に体調を崩し、同年9月に緊急入院。精密検査の結果、大腸がんで肝臓にもがんが転移していることが判明。同年10月に手術を受け、治療に専念していた。大腸がんは快方に向かっていたが、肝臓がんとの闘いが続いていた。6月25日にも手術を受けて、自身のSNSで報告していたが、それ以降更新はなかった。ということだ。 これはジャイアント馬場さんの場合と同じではないだろうか。 がんは症状が出たときにはすでに進行性がんになっているので早期発見が重要。 私の場合は、胃にポリープができたことがきっかけで毎年内視鏡検査をしていたおかげで食道がんが早期発見できた。 大腸がんの場合は、大腸の内視鏡検査を受けるのが一番いい。 40歳を過ぎたら一度は経験した方がいいが、費用はかかる。これは毎年受ける必要は無いようだ。また、大腸のポリープは検査中に簡単いとってしまえる者もある。 食道がんも、バリウムを飲むレントゲンでは見つからないので、内視鏡検査は毎年受けた方がいい。 もちろん費用はかかる。 費用については、検索すれば、実施している病院ではっきり金額が示されている。
2021.08.03
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公式サイト 生来の悪筆でずっと苦しんできた。 今でも字は書きたくない。 だから、まともな字が書けるような方法があれば知りたいと思ってこういう番組を見る。 今回は鉛筆の持ち方に特化して改善策を提示していた。 これが間違っているとは思わない。 こうすれば今よりきれいに書けるという具体的な方法を示すということは重要だ。 ただ、持ち方という技術的な問題以前に、脳の問題があって字がちゃんと書けない人も多いはず。 例えばドラえもんの絵を描いて、といわれてすぐにかける人がいる。しかし私は隣にドラえもんの絵があってもそれをまねて書くことができない。 脳の図形認識の問題だと思う。 そういう問題を抱えていても整った字を書くことができる方法を教えてくれればよかったのに、子供の頃から、そういうことを教えてくれた人は一人もいなかった。親も教師も精神論を振りかざすばかりだった。 さらに、その人が書く文字がその人の人格を表すなどという残酷なことを言う人もいる。 100メートルを10秒台で走れない人間は人間性に問題がある、といわれたらどう思うか考えてみればいい。
2021.07.11
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昨日書き忘れていたことがあった。 最初の採血の時、看護師さんに言われたこと。 採血の日は、朝、水分をとってきてほしい、ということ。 水分をとった方が血管が太くなるそうだ。
2021.07.07
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先日、半年ごとの検査のため、がんセンターへ。 検査内容は採血、CT、内視鏡。 早めに行ってまずは採血。これがなかなか大変。 通常は、利き腕ではない左手から採血するのだが、なぜか左手は血管が細く、右肘の内側の静脈から採血してもらっている。 しかし、この日は、CTの造影剤や内視鏡の麻酔で針を刺すので、右肘はあけておきたいということで、いろいろ左手を見てくれたが、なかなかいい血管がない。 気温の低い日だったので、それで血管が細いのかと、保温剤を持ってきて、それを握らせてくれたりしたが、なかなか血管が出ない。やむなく、右肘から採血した。 次はCTへ。今度は左腕を利用するしかないので、さっきの保温剤からヒントを得て、待っている間、ずっと左の前腕部をこすって温めていた。なんとその効果があって、左前腕部の血管が太くなって、看護師さんも助かったと言っていた。 なるほど、こうすれば血管が太くなって浮き上がるのか、と新発見。 内視鏡の時は、結局、右肘で採血場所とはずらして針を刺した。 とりあえず、内視鏡で見える範囲は異常なしだった。
2021.07.06
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先週、健康診断を受けた。 もう10年以上前から内視鏡検査を受けている。それで食道がんが発見されたので、やや遠いところへ行かなくてはならないのだが、ちゃんと受けに行っている。 健康診断の内視鏡検査は食道から十二指腸までを見るもので、喉は見ない。ただ、1月にはがんセンターで検査があるので、喉はそのときに見てもらえる。 今回の検査では異常なし。ただ、胃炎になっていると言われた。 胃炎には心当たりがある。 11月に入った頃から体調がよく、食欲がある。日中、職場でちょくちょくお菓子をつまんでいる。 それだけでなく、帰宅してからも空腹ではないのに何か食べてしまう。 なぜか、特にせんべいが食べたくなる。特にサラダせんべい。なぜかわからない。また、しょっぱいものだけでなく、甘いものも食べたくなる。近所で売っている半生菓子の詰め合わせを買ってそれも食べる。 アルコールは飲まないようにしているので、麦茶をがぶがぶ飲みながらせんべいと最中などを食べている。 寝る直前に食べているので胃には負担がかかっているだろう。朝起きたときに胃に違和感を感じることがある。 また、無茶を飲むので、夜中にトイレに数回起きる。おそらく熟睡の妨げにもなっているだろう。 ガンの原因にはならないだろうが、体にはよくない。体重も増えてきている。これもよくない。 カロリーの取り過ぎになるので、こんにゃくゼリー類も食べるようにしている。しかし、寝る直前に食べるのはよくないよなあ。 節制しなければ。
2020.12.01
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昨日触れた斉藤洋介さんの訃報で気になったのは咽頭がんだったということ。 切除したということだから、それで済みそうだが、放射線治療に通っていたということなので、とれば済むというものではなかったのだろうか。 「がんになった」で書いたように、私も咽頭がんを経験している。 私の場合は、手術まで時間がかかったが、一週間程度の入院で済み、その後治療に通うことはなかった。 食道がんになったのがきっかけだったのだが、最初に食道がんを見つけてくれた病院も、次に行った病院も、丁寧に内視鏡で見てくれていたのだが、咽頭がんには気づかなかった。 がんセンターに行って初めて指摘された。しかも、内視鏡を口に入れた瞬間に発見してくれた。 毎日毎日内視鏡検査をしている専門家なのですぐにわかるのだろう。 また、通常、内視鏡検査は、食道から十二指腸までは丁寧に見るが、喉(口の中)は見ないのだそうだ。だからがんセンターに行くまで見つからなかった。 私は昨年も今年も半年ごとに検査しており、今のところは無事でいる。次回は年明け早々。 内視鏡検査をする人は、できれば咽頭がんの可能性も考えて見てもらおう。 食道がんになったら、咽頭がんの可能性も考えよう。
2020.09.23
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自宅には体重計がないので、健康診断の時か、スーパー銭湯に行った時ぐらいしか体重は量らない。 2月の初めは72㎏だった。これが普通。一時期はさらに5㎏ぐらいあったのだが、20年ぐらい前に、風呂場で顔を洗っているときに腹の脂肪が揺れるのを感じてから、体重管理を若干意識するようになり、70㎏前半に収まるようになっていた。 ところが。 4月5月は自宅勤務が多くなってしまった。勤務時間は家から出られないので、職場にいるときより遙かに体を動かさない。 動かないので、夕食の時間になっても空腹を感じない。したがってあまり食べない。 食べないから体力が落ちる。体力が落ちるから動かない。動かないから食欲がわかない。 というわけでかなりやせた。 雑誌の裏表紙にある、中年男性が太っていたときのズボンをはいて、こんなにだぶだぶになってしまったという、ダイエット食品か何かの広告のようなことが我が身に起こり、ズボンがすっかりゆるくなってしまった。 せめて週に一度は畑仕事でもすればよかったのだが、梅雨時は雨続きでサツマイモの植え付けをしたぐらいでほとんど放置状態。 7月の初めに体重を量る機会があったのだが、なんと62㎏になっていた。ちょうど10㎏痩せていた。 8月の中旬の休みも、猛暑続きで、午前中に自転車で買い物に行くくらいで、あとは涼しい部屋にこもっていた。 体力が落ちて寝たきりになるのではないかと思ったほどだが、9月に入ってから大分回復し、食欲も出てきた。 今日、久しぶりにスーパー銭湯に行って体重を量ったら、64.5㎏だった。体重は回復に向かっている。畑仕事もできた。 でも、20才の頃は59㎏だったんだよ。身長は変わらないのに。
2020.09.13
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自律神経失調症で入院し、本来なら精神科に行くべきなのだが、精神科は待ち時間が非常に長い。 そこで鍼治療に行くことにした。 ずいぶん前に頸椎症で腕に激痛が走るようになった時に世話になって以来だ。 事情を話し見てみらった。 足先が冷たいので小さい灸もしてもらった。 やはり気持ちがいい。 数十分の治療なのだが、それが終わった後、しばらく眠っていたくなった。 入院施設があったら入院しただろうというくらいだ。 理由はわからないが、鍼治療のあとは、眠くなる。 それは鍼が効いている証拠なのだそうだ。
2019.12.17
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自律神経失調症で入院し、退院したあとも腰痛が続いた。 再び整形外科に行って、「自律神経失調症と言われたが腰が痛いので湿布がほしい」と言ったのだが、そういうことなら整形外科が扱う問題ではないので湿布は出せないと言われてしまった。 良心的と言えば良心的だ。 ただほかの箇所が以前から悪かったのでそこについては湿布をもらった。
2019.12.16
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10月に入院したことは「逆流性食道炎」として書いた。 しかし、その後1ヶ月ぐらいするとまた不調になった。 最初は背中全体が痛かった。その後腰痛になった。 しかし、整形外科に行っても「そんなに腰が悪いようには思えない」と言われてしまった。ただ湿布は出してくれた。 食欲がない。気分が落ち込む。気力がわかない。なぜか足が貧乏揺すりのように震えて止まらない。 「そうか、うつ病か」と思って、職場には「こういう状態なので明日から休む」と伝えて、思い切って精神科へ行った。 しかし、話をしていると、「うつ病ではなく内科的な病気だろう」と言われてしまった。 確かに、朝と昼は食べられるというのはうつ病らしくない。 経験のある医師なら見た目でもわかるのだろう。 落ち込んだまま帰宅。仕事に行く気力がない。 翌日、以前から通っている近所の個人医院で紹介状を書いてもらって、総合病院へ行った。 総合病院では血液検査やらレントゲンやらエコーやらさまざまな検査をした。当然時間はかかった。 しかし、最後に言われたのは「治療するところがない。精神的な問題だろう。精神科へ行った方がいい」という言葉。 精神科では対象ではないと言われたから来たのに。 この日もまた落ち込んだまま帰宅。 浴室は、10月に入院したところに行った。 総合病院での検査結果をもらってあるのでそれを持って行った。 しかし、そこでも「これを見る限り入院するような状態ではない」と言う。 ただ、「どうしてもだめだったら入院を考えていい」と言ってくれた。 これが金曜日。 土日は家で寝て過ごし、月曜日にはどうしても片付けなくてはならない仕事があったので出勤し、上司に事情を話した。幸い理解してもらえたので、翌日再び、10月に入院した病院へ。 頼んで入院させてもらうことにした。 入院が決まり、ベッドに横になっていると、10月にもお世話になった看護師さんが来た。 「来てくれてよかった」「金曜日に入院したのはがんばっちゃんですね」と優しい言葉をかけてくれる。 「精神科でも総合病院でも見放されて絶望的な気持ちになって」と言いながら涙が出た。 ものが食べられないので、当日と次の日と朝食は出なかった。 しかし空腹は感じない。 入院翌日の昼食にうどんが出たが半分ほどしか食べられなかった。 しかし、気分が前向きになることがあった。 看護師さんが持ってきた入院関係の書類に病名が「自律神経失調症」と書いてあったのだ。 自律神経失調症はずいぶん前にかかり、最近は症状が出ずにいた。 寝ているしかないのでスマホで検索すると、腰痛もまた自律神経失調症の症状の一つと書いてあった。 原因がわかったことで気持ちが楽になった。 三日目にはずいぶん気持ちが楽になった。「自分としては退院してもいいのではないか」と言ったが、院長は「もう一日様子を見ましょう」と言っていた。 三日目になると本が読めるようになった。 四日目には朝食をすべて食べることができ、退院となった。、
2019.12.13
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10月に入ってから不調が続いた。 朝と昼は食べることができるのだが、夜になると食べられない。 しかもしょっちゅう吐き気がする。 そのうち寒気までするようになった。なぜか足が貧乏揺すりのように震える。 これはおう入院するしかないとまで思うようになった 逆流性食道炎が悪化したのかと思って、おととし食道がんが見つかったときに最初にいった病院に行った。 血液検査やレントゲンなど一通り検査したが、見るからに具合が悪そうなので入院させてくれることになった。 何をするかというと、ただベッドに横になって点滴をしてもらうだけ。特にどこか治療が必要というわけではないらしい。 最初の三日ぐらいはただそうやって寝ているだけだった。 病院には本棚があるのだが、そこにあるものを手に取ってみようという気も起きない。 最初のうちはほとんどものを食べることもできなかった。 しかし少しずつ頭もはっきりして本を読めるようになり、食事もすべて食べられるようになった。 念のため、内視鏡検査もした。 内視鏡で見える範囲にはがんらしきはなく、食道がんの手術の跡がきれいになっていると教えてもらった。 心身ともにすっきりして退院し、仕事に復帰したのだった。 助かった。
2019.10.15
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テレビを見ていて泣いたのは何年ぶりだろう。 堀ちえみのがんの話には驚いた。 ずっと医師に診て貰っていながら発見できなかった。分からない時には分からないのだ。 「金スマ」を毎週録画している。ひとり農業が目当てなのだが、22日には、驚いたことが堀ちえみが自分のがんについて語っていた。 がんの話はすでに公表されていたことではあるが、冷静に語る姿に感心した。 そして、早見優に告白する場面で泣いてしまった。 早見優も辛いだろう。 彼女の世代は82年組と呼ばれている。 思い出すのは「レッツGOアイドル」という、テレビ東京で放送されていた番組。 シブがき隊の番組で、アイドルが出演してコントを演じたりしていた。驚いたことにコントがみんなうまい。アイドルがコントを演じるというとキャンディーズが嚆矢だろうが、キャンディーズの場合はドリフターズとの共演が長かったから、学ぶ機会があったのだろう。 82年組はすでにアイドルがコントを演じられるのが当たり前になっていた。 「レッツGOアイドル」がすごかったのは、アイドル同士がカップルになっている設定になっていたこと。 薬丸は堀ちえみ、布川は石川秀美、本木は松本伊代と付き合っていることになっていた。 それを前提にトークをし、コントも作られていた。事務所同市の了解があってのことなのだろうが、シブがき隊のファンから抗議殺到というわけでもなかったらしいのがすごい。 堀ちえみが一時芸能界から離れることにした時に、「夜のヒットパレード」で薬丸がコメントを出していたのを覚えている。 私は薬丸と堀ちえみが付き合っているという設定を結構信じていたので、薬丸と石川秀美が結婚した時には本当に驚いた。 「金スマ」で、早見優は布川を「ふっくん」ではなく「布川くん」と言っていた。もう大人なんだものね。 がんになったからといって人生が終わるわけではない。 私自身、がんの手術を三度経験している。 堀ちえみはがんを公表し、「金スマ」で率直に気持ちを語った時点で負けていない。「がんに負けない」… そんな言葉は使う必要がねーんだその言葉を頭に思い浮かべた時には! 実際にがんに勝っていて すでに終わってるからだッ!
2019.02.23
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日曜日だが退院。お金がかからないベッドにいたので、私がいた場所が空くのを待っていた人もいるはず。 会計はできないので、後日請求書が送られてくる。次回は12月21日に来るよう指定されたので、その日に支払えばいい。 保険会社の診断書も依頼。これも次回の来院時に受け取れるはず。 9時過ぎには用意が調ったので、看護師に来て貰い、忘れ物がないかどうか確認して貰う。 10時に妻が来るまで迎えに来てくれた。 今回はあっけない入院生活だった。 退院する日の朝焼け。前へ
2018.11.25
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痛みはどんどん弱まり、順調に回復している気がする。 物を飲み込む時は違和感を感じるぐらいで、さほどの痛みはない。痛いのはゲップ。食堂がけいれんするか収縮するかするのだろうか。 病院内を歩き回ったり、ポータブルのブルーレイプレーヤーで映画を見たりして過ごす。 ただ、ベッドの上の世界がすべてなので、プレーヤーと同じ高さに座って見テイルと、前屈みの状態が続くのでつらい。 老眼が進んでいるのは本は読まない。 朝食。メインはオムレツ。牛乳がつくのがうれしい。前へ 次へ
2018.11.24
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昨夜なかなか寝付けず、しかも朝は5時30分頃目が覚めてしまったため、実質的には3時間ぐらいしか寝ていない。 7時半ぐらいから空腹で朝食が待ち遠しい。 8時30分頃、医師たち二組の回診。 朝、富士山がきれいに見えた。 看護師の一人が、去年入院していた時のことを覚えていた。スマホでゲームをしていたので、どんなゲームかのぞきこんだことがあったそうだ。 少し外に出て駐車場を歩いてみた。あとはエレベーターで9階まで行って1階まで階段で降りるのを数回繰り返した。 物を飲み込む時とゲップが出る時以外は痛みはない。 食欲はあるので、売店で卵ボーロを買って、空腹時には、少しずつ口に含んで溶かし、妻に持ってきて貰った麦茶で流し込んだ。前へ 次へ
2018.11.23
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昨日一昨日と食事なしで、今日からお粥が食べられる。 8時に五分粥到着。メニューは、はんぺん含め煮、シラス干し、キャベツ煮浸し、みそ汁、牛乳。 思ったよりおかずがあってうれしい。 一口で食べる量が多いらしく、飲み込む時に痛みがある。一口の量を少なくせねば。 8時20分に回診。牛乳なども飲んで良い。 食事のおかげか、9時少し前に便通あり。月曜日以来だ。 10時の検温の時に、日曜日以降ならいつでも退院できると言われ、日曜日を希望した。かなり軽い手術だったようだ。 11時に栄養士による栄養指導。意外にもかんきつ類がだめ。傷に悪いそうだ。 サツマイモは、ガスが出やすいので、大腸の手術した人は不可なのだそうだ。とにかく、少量ずつ食べることを心がけよう。 その後すぐ点滴終了。退院についての説明があった。 午後の検温の後、病院内をあ10分ほど歩き回ったら、結構疲れた。体力が落ちている。 夕食も間食。ゆっくり食べているつもりでも、速いらしく、食器を下げるのは一番速いくらい。 18時30分から医師たち二組の回診。順調だと答えると笑顔。前へ 次へ
2018.11.22
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6時40分、看護師が来て目覚めた。思ったより眠れた。 体温は37.3度。 胸の中央の表面が痛いような気がするが、内視鏡を入れたあたりだとのこと。 8時15分、回診。調子を聞かれる。今日は水は飲んでも良いが、牛乳などは不可。 10時の検温の時、明日から五分粥だと言われ、大盛りにして貰えないかと頼んだら、わざわざ看護師が確認してくれて、朝食を食べて異常がなければ昼食から大盛りにして貰えると、後で伝えに来てくれた。 一日中水を飲んで過ごす。 16時過ぎに内視鏡科の医師たちが来る。痛みが弱くなっていると伝えた。前へ 次へ
2018.11.21
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今日は食道がんの手術。 昨夜なかなか寝付けず、何度も目が覚めた。 どうせ睡眠剤を使った手術で眠るからいいか。 朝八時、手術担当らしい医師たちが二組挨拶に来てくれた。(この後も毎日のように二組来た。後でだんだん事情が分かってきたが、一組は食道外科の人たちで、もう一組は内視鏡科の人たちだった) 午前中に妻が来てくれて、1時前に、内視鏡センターへ。 睡眠剤で寝ている間に手術。途中で何度か目が覚めたような気がするが、夢だったのだろう。 寝ている間に病室に運ばれ、自力でストレッチャーからベッドに移ったはずなのだが、全く記憶がない。 後日、妻に聞いたところ、切り取った物を見たが、去年よりずっと小さかったそうだ。また、医師と看護師は、ストレッチャーで運ぶ時に笑顔だったそうだ。楽な手術だったのだろう。 目覚めたのは七時過ぎだった。看護師に付き添われてトイレへ。問題なく歩ける。 胸の真ん中が痛いが耐えられないほどではない。手術したところだそうだ。前へ 次へ
2018.11.20
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「がんで3度目の入院へ」に書いたような事情で、三たびがんセンターに入院することになった。 妻は仕事があるので、一人で行った。 今回は妻の旅行バッグを借りていったのだが、引いて歩くだけなので、重さを感じることがなく、楽。体にあまり負担がかからない。 11時頃到着したが、入院手続き待ちの人が多く、15人の順番待ち。それでも30分頃には病室へ。 幸い、廊下側の、お金のかからないベッドだった。 採血、身長・体重測定、薬剤師の聞き取りなどがあって、昼食はカレーライス。 シャワーは、月曜日は男は午前中で、13時の回まで男。その回が予約できたのでシャワーを浴びた。 あとは病院内を見て回る。売店でEdyが使えるようになっていて、便利になっていた。自販機もEdyが使えるのが導入されている。 驚いたことに、病室にはWiFiまで導入されていた。ただし、速くはない。動画を見たい人はストレスを感じるだろう。ネットとメールができるくらい。 夕食。メインはホッケ。明日と明後日は何も食べられない。次へ
2018.11.19
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去年12月の食道がんの手術、今年3月の咽頭がんの手術のあと、定期的にがんセンターに検査に行っている。 7月に内視鏡とCTの検査をした時には陰性。ただ、両方で18000円ほどかかる。 しかし、まだ不安があるというので、食道は8月に再検査。約10000円。これも陰性。 なぜこんなに頻繁に検査するのかというと、4月の段階で、色が変わっているところがあり、いずれがんになるだろうと言われているから。 「食道がんは頻発する」とも言われた。 次いで、あまり間を開けずに10月上旬に内視鏡検査。その結果が今日わかり、タイトルに書いた通り、陽性で入院手術ということになった。 ただ、がんとしては初期の初期で、医師も穏やかな表情で、「入院はいつがいいですか」と都合を聞いてくれた。これまでは病院側が日程を決めていたのだが、手術をいそぐようなものではないらしい。 11月17日までは仕事の都合で休めないので、19日の月曜日に入院して、翌日手術ということになった。 「再発ですか」と聞いたら、「再発ではない」と言われた。 またできたのだから「再発」ではないかと思ったのだが、あとで調べたら、そういう意味ではなかった。手術で取り切れなかったり、放射線治療などで小さくなったりしたものが、また大きくなったものを「再発」というらしい。 不思議なほど不安はない。
2018.10.12
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今年も、というか日曜日の放送なので、毎回「24時間テレビ」と同じ時間の放送になる。 かつて「感動ポルノ」をテーマにした時には、「24時間テレビ」への皮肉かとも言われたが、そうは感じなかった。 今回は、「愛は地球を救う」をもじったタイトルで、生放送で、各地からの中継もあり、意識していることはわかる。 ただ、内容は、聴覚や視覚に障害を持つ人は、テレビを楽しめない「置いてけぼり感」があるのを何とかしようというものだった。 「こうすればうまくいく」というのを求めすぎている感じがあったのが残念。
2018.08.27
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9時頃医師が来て、鼻からの内視鏡で手術の後をチェック。 傷を見せてくれた。白くなっていて、思いのほか大きい。傷が消えるまで数週間かかる。 固いものは食べないように。傷跡から出血すると厄介。 その後看護師が来て体温計などを持って行き、もう一人の医師も来て「また外来でお会いしましょう」と言ってくれた。 診断書を書いて貰うための書類をナースセンターの事務の人に提出。親切な対応。 1通1万円は高いが、保険会社によって異なる書式の書類に記入しなくてはならず、手間と人件費を考えると、病院としては診断書は面倒な仕事だろう。 10時に妻が来るまで迎えに来てくれた。駐車券を持ってくるのを忘れたので無料にする手続きはできなかったが、払っても100円だから別にいいやと思ったが、車をとめて30分以内に出たので無料で済んだ。 お金と言えば、今回は4人部屋の廊下側のベッドだったので差額はかからなかった。 窓際だと1日3000円追加料金がかかる。前回は窓際だった。 廊下側だと確かに閉塞感はあるがなれればどうということはない。ただカーテンをしっかり閉めておかないと廊下から見えてしまう。窓際の方が廊下から見えないし、開放感があるので、1日3000円かかっても高いとは思わない。 医師に確認したところ、再発の可能性はあるということだった。 また入院することになるかもしれない。 お世話になりました。次回入院することになったら、よろしくお願いします。前
2018.03.11
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目覚めた時は口の中が乾燥していていヒリヒリするようだ。ほかの点は順調。 午前中、医師が二人時間をおいて様子を見に来た。 できるだけ歩くように心がけ、駐車場や庭を見て歩く。 痛み止めのシロップがきいているのか、食事の時も痛みはたいしたことがない。 食事は全粥になっていて、大盛のまま。空腹で困ることはない。 歩くほかは本を読んで暮らす。 今回の入院で最も役に立ったのは、息子に貰ったPSP。ソニーのレコーダーで録画したものはこれに持ち出せるので旅行に持って行ったこともある。今回は、入院に備えて中古のワンセグチューナーを買って持って行った。なんと、録画までできる。 ベッドに横になったまま見るのにちょうどいい大きさ。 大きな声では言えないが、消灯後も録画しておいた番組やテレビを見ることもできる。前次
2018.03.10
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8時過ぎに医師が様子を見に来て、喉を押してみたりして、「自分としては退院してもいいと思う。退院は自分が決めているわけではなく、看護師が決めてベッドの調整をしている。後で看護師と相談して欲しい」と言ってくれた。思ったより経過が順調なようだ。 その後看護師が来て、今日の退院はできないが、土曜日か日曜日なら退院できるという。土曜日は妻の仕事があるので、日曜退院にする。 しばらくして今度は事務担当者が来て、支払いの話。土日は会計の人がいないので退院できないかと思っていたが、後で支払うことができるそうだ。退院後、自宅に請求書が届くので、それで振り込んでもいいし、次回の来院時に支払ってもいいという。 なんという親切。 駐車料金のことを聞くと、駐車券をナースセンターに持ってくれば無料になるという。案内がない理由を尋ねると、理由はないという。 がんセンター東病院には、心から感謝しているのだが、この点だけはどうにも理解できない。 夕方、医師が来た時に退院日を伝える。喉は、押さえられれば痛い。とくに喉を暖めたり冷やしたりする必要はないそうだ。前次
2018.03.09
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朝夕2回ずつ医師が様子を見に来る。大変丁寧な対応。 喉を押されると少し痛む。 経過は順調らしい。 点滴が取れたので階段での移動を心がける。 去年取り上げた「ご意見に対する対応等」のファイルで、前回以降追加されたものを読んでいたら、なんと、入退院の日は駐車料金が無料になるということが書いてあった。だからほかの日も無料にしろという無理な要求につながるものなのだが、無料になるという案内が前回も今回もなかったので驚いた。 駐車場のカードを会計に持って行って処理して貰うことになっているので、会計がすいている時に聞きに行くと、そういう制度はあるが、掲示や受付での案内はしていないということだった。 私は駐車料金が高いとは思わない。公式サイトを見ればわかるが、1時間につき100円だ。 入退院の日も手術の日も見舞いの日も同じ料金でいいと思う。 ただ、案内がないのは不思議だ。 何の案内もないのに、どうして入退院の日は無料になることを知っている人がいるのだろう。これも不思議だ。外来患者は、会計時に割引にして貰えるから、自分から、受付で、入退院の日ぐらい安くならないか聞いたのかなあ。前次
2018.03.08
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6時前に目覚める。唾を飲むと喉が痛い。 洗面の時にうがいをしたら、少し痰が出て、のどがヒリヒリ痛んだ。 7時40分に医師が来たので、痛みの件を話す。手術したのは、声帯の少し上のところだそうだ。 8時過ぎには別の医師が来た。外から見た感じでは喉は腫れていないという。 誤嚥が怖いので、少しずつ飲食すること、痰が気管に入らないように吐き出すこと。ただし、力を入れずに。 今日から五分粥。食べてみたら問題なく食べられた。飲み込む時に痛みはあるが、みそ汁の油揚げも食べられた。食事後にも医師が様子を見に来た。 今日はベテラン看護師が担当。 聴診器で胸の音を聞き、音は悪くないとのこと。食事の後、誤嚥防止のため、咳をするといいそうだ。 15時に点滴終了。シャワーを浴びてさっぱり。 2度目の選択。スエット上下、バスタオル、トランクス、Tシャツ2枚。 17時過ぎに内視鏡科の医師5、6人で回診。 痛み止めのシロップが届く。食道がんの時と同じもの。 廊下に貼ってある食事のメニューに、大盛り、小盛りもできると書いてあったので、昼、看護師に頼んで、夕食から大盛りにして貰った。お粥ではあるが量が多いと腹持ちが違う気がする。 8時過ぎに医師が様子を見に来る。この人たちの勤務時間はどうなっているのだ。寝る時以外は病院にいるのだろうか。 月曜日に退院できるかもしれないとのこと。前次
2018.03.07
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6時前に目が覚めた。喉の痛みはさほどでもないが、唾を飲み込む時の痛みで目が覚め、あまり眠れなかった。 トイレ後、手を洗い、口の中の唾を吐き出そうとしたら急に強い吐き気があり、戻してしまった。 黄土色のドロドロしたものがかなり出た。寝ている間に飲み込んだ痰だろうか。食道がんの手術の時はこんなことはなかった。 首が腫れている感じがする。 7時頃採血、血圧測定、酸素測定。戻したことを伝え、痛み止めの点滴を頼む。 7時半頃医師が様子を見に来たので、戻した話をするが、たいしたことではないらしい。 8時前に心電図の器具を外し、内視鏡。一昨日のように左から入れようとするが、鼻の中が腫れて狭くなっているらしくなかなか入らない。右は、手術中に使い、鼻血が出たそうだ。 状態はいいらしい。緑色の水を少し口に含み、合図で飲み込むのを2回。誤嚥下が怖いので慎重になる。 問題なしということで飲水OKになる。 水をコップでくみに行くのは面倒なので、ミネラルウォーター「いろはす」90円を買った。 眠れたか聞かれ、あまり寝くれなかったがどうせ昼間は寝ているから、と言ったら、できるだけ昼間歩いて退院できる体力をつけるように言われた。 水を少しずつ飲む。一度、うっかり今までの調子で少し多めに口に含んだらむせてしまった。 看護師は来るたびに口の中を見る。 扁桃腺が腫れている時のような痛みがある。 蒸しタオルを4枚持ってきてくれたので、体全体を拭いて少しさっぱり。 午後、売店で水2リットル(130円)を買ってきた。 医師数人の回診あり。声はまだかすれている。 夜も医師が様子を見に来た。前後
2018.03.06
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今日は何も飲食できない。 洗面を済ませ手術着に着替える。タオル地のガウンのようなもの。上は下着なし、下はズボンをはいていて良い。前面と背面がマジックテープで止められていて、びんぼっちゃまの服のような作り。 8時前に医師が来て準備の確認。8時過ぎに別の医師が来て点滴開始。結構長い針が入るので驚いた。 妻と病室で待機。 手術の順番は3番目で11時頃手術室に入る予定だったが、前の手術が長引いて遅れる。 そのおかげで、11時過ぎに排便があった。(予定表では前日下剤を飲むと書いてあったが、これはなかった。当日の朝、まだ排便がなかったがかまわないとのことだった) 13時、歩いて手術室入り。 いろいろな器具をつけられ、手術と麻酔の確認書を見せられて本人確認。 眠くなる薬の点滴が始まってすぐ意識がなくなった。 15時、回復室に移動して目が覚める。手術の間に病室から持ってきてくれていたベッドに移動。 頭ははっきりしている。喉が痛い。 予定表には、尿道に、排尿のための管を入れると書いてあったが、入れていない。何度も股間を触って確かめた。 ベッドのまま病室に移動。 4時過ぎに病室に戻った。酸素マスク、心電図、足のマッサージ器はつけたまま。待っていた妻が医師に聞いた話では、手術は1時間程度で、最初に聞いていたより大きかったそうだ。「今夜から歩いてもらおうか」と言っていたという。 声が出ることは出るがちゃんとしゃべることはできない。 4時30分に妻帰る。 喉が痛いので痛み止めの点滴をして貰う。 17時20分。医師が二人で来る。「歩いてみようか」と言われ、酸素マスクを外して立ってみる。目まいはない。少しだけ歩く。あとは寝ていても座っていてもいいが、トイレに行く時は看護師を呼ぶこと。 マウスピースを外す。心電図の器具はつけたまま。小さな長方形のもので、これで、ナースセンターで心電図を把握している。 18時30分、夜の担当の看護師が来た時に、点滴を一時的に外して着替えた。血液中の酸素が少し少ないとのこと。気管が狭くなっているのか。 座って本を読んで過ごす。尿意はない。口の中がネバネバする。 9時過ぎ、尿が少し出た。 体を前に倒すと少し吐き気。体温37.5度。前次
2018.03.05
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朝食後、医師が体調を聞きに来た。日曜日も出勤なのか。 特にすることはないので、午前は駐車場や庭など敷地内を歩き回った。 白梅が満開。八重桜も咲いていた。 1階あたり4世帯で5階建ての職員住宅がたくさん建っていた。小さな保育園も敷地内にあった。これぐらいの厚生施設がなくては、24時間態勢の病院で働けないだろう。ただ、5階建てなのに階段しかない。 昼食前に看護師が来て、喉の粘膜採取。長い綿棒のようなものを口に突っ込んで動かしたが、さほど苦しくはない。 昼食を食べながら洗濯に挑戦。洗剤は売店で25グラムの小袋5個入りで108円。 洗濯200円、乾燥機30分100円。 洗ったのは冬用フリース素材パジャマ上下、Tシャツ1枚、ランニング1枚、トランクス1枚、厚手靴下1足。ほとんど乾いたが、口下の内側だけが少し湿っていた。教訓:靴下は裏返して乾燥機へ。 乾燥機の説明に、ゴミ取りフィルターをはずしてゴミを取り除いてから使いよう書いてあったのではずいステムいたら、フィルターにびっしりホコリがついていた。長いこと掃除されていないようだ。ただ、小柄な人は手が届かないところにあるので仕方がないか。 16時頃看護師が来て明日の準備確認。 ICU(集中治療室)入りになった場合に備えて、ボックスティッシュ、コップ、タオル、バスタオルに部屋番号とフルネームを記入し、大腿部に電気メスのシールを貼る場合に備えて腿の毛を内側だけ剃る。そのためのバリカンを持ってきてくれた。簡単に剃れる。 明日は、今使っているベッドで移動するので、荷物を片付けておかなくてはならない。 売店で買ったT字オムツは、気管切開をした場合、首の下に敷いて体液を吸わせるためのものなのだそうだ。 明日のための手術着を持ってきてくれた。前後
2018.03.04
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今日は普通食。 がんセンターの普通食の朝食を初めて食べた。朝、昼、夕と三食食べたが、量は少なめ。しかし、食器を下げに行くと、食べきれずに残している人が多い。 体を動かさないし、これぐらいの量で良いのだろう。空腹で困るようなことはない。 9時前に医師が体調を聞きに来た。 できるだけ階段を使って上り下り。 本棚を見て歩き、早速借りてきた。 ひな祭りなので、夕食には桜餅がついた。前後
2018.03.03
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水曜日にがんセンターから電話があり、来週の月曜日に手術になったので、金曜日に入院するようにとのこと。慌ただしいが、以前からそうなる可能性を言われており、職場にも話してあったので、休暇の手続きをとり、水、木と準備して妻と金曜日11時にがんセンターへ。 入院の手続きをしてベッドに案内されると、まずは歯科へ。マウスピースを作るため。 手術中に口の中の器具を歯で傷つけないためかと思ったら逆で、器具で歯を傷つけないためだという。 上の前歯だけ型を取る。 その後、医師から手術の説明。 がんの位置、手術中に起こりうること、術後に起こりうることなど丁寧に説明してくれる。 場所が、食道の蓋になっているところのすぐ下で、腫れ上がって呼吸が困難になった場合には気管切開もあり得る。その場合には入院期間が延びる。 同意書などもらってベッドに戻ると看護師が来て、採血、血圧測定、麻酔に関する問診票の記入など。 今後の予定、必要な者などの説明があってやっと終了。妻が書かなくてはならない書類もいろいろあった。一人で来たのでは入院もままならない。 一通り終わって妻と9階のレストランで遅めの昼食。 妻を出口まで送って、売店でT字オムツ1枚(108円)とスポンジブラシ3本(1本50円)を買う。(値段は税込み) ベッドに戻る前に身長と体重を自分で量った。BMI22.1。 パジャマに着替え、持ち物を整理していると、さっきの医師が来て、ナースセンターの隣の診察室で内視鏡。もう一人の医師と鼻からの内視鏡で患部を見る。顔を横に向けたり「イー」と言わせたりして二人で見ている。結局、以前の画像のものとほとんど変わらないとのこと。 心電図、肺機能検査、レントゲンもあった。肺活量4500。私の年齢では多いそうだ。 5時過ぎ、歯科技工士がマウスピースを持ってきた。 私の口の中がきれいで歯茎もピンクで状態がいいとお褒めにあずかる。マウスピースはあとで本人に渡すがとっておくようにとのこと。つまり、再発の可能性があるから。 薬剤師も来て、7時過ぎに麻酔医が来た。全身麻酔手術だが、点滴から入れるのは眠らせる薬。眠ったあと、気管から管を通して麻酔ガスを吸入させる。手術が終わったらガスの吸入をやめるので5分ぐらいで目が覚めるそうだ。 それまでに何度も聞かれたが、頭を後ろに倒せるかどうか確認。 手術は仰向けに寝て頭を後ろに倒した態勢でするのだそうだ。だから上の前歯だけマウスピースをつけるのだとやっと理解した。いろいろな、最悪の場合の説明があり、「アナフラキシーショック」というのはハチに限らず、薬品によるショックだと初めて知った。 昨夜あまり眠れなかったのになかなか寝付けなかった。前後
2018.03.02
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先日の大腸の内視鏡検査や採決の結果を聞きに行った。 大腸は、小さなポリープが二つあっただけで問題なし。 血液検査の結果、前立腺がんもないとのこと。 ただ、なぜか貧血の傾向があるという。そんなことは生まれて初めて言われた。 検査結果を示す数値を、私も一緒にディスプレイで見ていたのだが、健康診断のように素人にもわかるようには表記されていないのでなんだかよくわからない。ただ、心配するような数値ではないらしく、薬が出たり再検査を指示されたりはしなかった。 あとは7月末に内視鏡とCT検査ということで、予約の日程が書いてある紙を渡された。前後
2018.02.10
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今日は大腸の内視鏡検査。 検査は8時40分からなのだが、その3時間前から下剤を飲まなくてはならないということで、5時起き。 1リットルの下剤を30分かけて飲み、500ミリリットルの水かお茶を飲む。下剤は2リットルつくり、そのうち半分を飲む。 まもなく便意がああったが、腹痛があって下痢というわけではない。 最初は固形物が混じった者が出るが、すぐに液状になる。 早めにがんセンターに向かい、途中の駅でも排便。 がんセンターに着いてからも排便があったが、色が濃いので、下剤の残りを飲む。これも30分かけて。水も飲む。 何度も少しずつ排便があり、そのたびに看護師に見て貰う。 だんだん色が薄くなり、やっとOKが出て内視鏡検査。 口から飲むよりずっと楽に入る。 出血がないので大腸がんはないと思っていた。ポリープが二つあっただけ。「とりますか」と聞かれたのでとって貰う。 処置を含めて2万円ぐらい。 がんはなかなかお金がかかるのだった。前次
2018.01.29
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