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2005.04.13
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カテゴリ: 時代劇(映画)
大菩薩峠 DVD-BOX
 意外なことに、現代劇「 ぼんち 」より後なのだ。
原作 は「甲源一刀流の巻」から「女子と小人の巻」まで九巻は読んだことがある。
 四十一巻まではあるのだから半分も読んでいない。
 当然のことながら、映画の方はかなりはしょっている。
 その分、余計な愁嘆場などなく、話がどんどん進んで飽きさせない。
 大菩薩峠にお松(山本富士子)と老人が登ってくるところから、京都で、新選組に入った宇津木兵馬(本郷功次郎)と主人公が対峙するまで。

 驚くのが中村玉緒の演技。
 眉を落としお歯黒をつけた姿が、いかにも情念の女という雰囲気。
 横目でにらむ姿など凄惨である。

 映画全盛期の特徴の一つで、ほとんどがスタジオ撮影。
 大菩薩峠も、登る途中は屋外だが、頂上につくともうスタジオになってしまう。
 ほとんどをスタジオでまかなうことができたというのは、それはそれですごいことなのだ。

 「大菩薩峠」というと思い出すのは宮沢賢治。
 宮沢賢治は原作が大好きで、「大菩薩峠の歌」というのまで作っている。
 興味のある方は「 こちら 」を。





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Last updated  2005.04.13 09:53:57 コメントを書く


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