hongming漫筆

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2006.08.01
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カテゴリ: その他の映画
【世界名作映画DVD】チャップリンの独裁者  ヒトラー批判が露骨に出ている。
 こんにちの観点から言えば、いくら批判してもしたりないようなものだが、制作当時は、アメリカはヒトラーと対立関係になく、チャップリンの方が批判されたというのだから驚く。
 アメリカ人の大多数は、民族差別を当然だと思っていたのだろう。
 もちろん、喜劇として、ギャグをちりばめてはあるのだが、あまり笑えない。
 映画を支配しているのが、「笑い」や「愛」ではないからだ。画面全体から「怒り」が伝わってくるのだ。
 このあと、ドイツはもっともっとひどい状況になっていくのだが、それが予見できた人は少なかったのだろう。そして、そのことにも怒りを感じていたのだろう。
 最後に「ハンナ」に向かってよびかけるのは、もちろん、世界中の、虐げられている人への呼びかけである。
 こういうところも、理が勝ちすぎている感がある。
 平和な時代に生まれ育ったわたしには、チャップリンの危機感が充分には伝わらないのかもしれない。


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Last updated  2006.08.01 08:09:39 コメント(2) | コメントを書く


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