hongming漫筆

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2006.12.03
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カテゴリ: その他の映画
 原題は「那山 那人 那狗」。直訳すると「あの山 あの人 あの犬」。
 映画が公開されたとき、ちょっと気になったのだが見に行かなかった。雲南あたりの話かと思ったら、湖南省が舞台なのだ。
 郵便の集配のために、徒歩で二泊三日の旅をする配達人の話。
 まさに山あり谷あり川ありの奥地を郵便業務のために歩く。
 父が引退し、跡を継ぐことになった息子が初めて配達の旅に出るという話で、冒頭で、父親も一緒に行くことになるのだが、最初から一度は一緒に行ってなじみの人たちに引き合わせるのが普通だろう。
 話は淡々と進む。
 感情の爆発はない。大げさに泣きわめいたりはしない。
 そこがいいのだ。
 父親が理解できずにいた息子が、一緒に歩くことで、父の人生を理解し、父親は、息子が一人前になったことを知り、ひそかに涙をぬぐう。


 中国映画には、こういう、淡々とした、スケッチのような映画がある。
 わたしは、そういう映画が好きだ。
 昔見た「北京の思い出」もそうだった。

 画面に映し出される、本物の風景の迫力に圧倒される。
 映画館の大きなスクリーンで見たい映画だ。

山の郵便配達(1999) - goo 映画

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Last updated  2006.12.03 16:16:29コメント(0) | コメントを書く


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