hongming漫筆

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2006.12.28
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カテゴリ: ミステリ
新潮文庫。1989年09月
 映画化されたそうだが、見ていない。
 クラリス博士というのが唐突に出てくるが、そういう趣向なのだろうと思っていた。
 翻訳者による解説で、実は連作の第2作だということで、作者は、読者にとっては既知の人物として書いているのだ。
 ミステリなので、細かいことは書かないでおく。
 専門用語などが出てきて読みにくい面はあるが、ミステリとして良くできていて、読者を引き込む力を持っている。
 読み方が悪いのか、昆虫がどれだけ役に立ったのかわからなかった。

 内容とは別に、訳文でのカタカナ表記が気になった。
 「データ・ベイス」「テイブル」は、それぞれ、日本語における外来語としては「データ・ベース」「テーブル」と表記するのが普通だろう。

 「ブーティーク」も、日本では「ブティック」だ。

 これが悪いというのではない。
 翻訳者もまた文筆家であり、自分がどのように表記するかということに自分なりの考えがあって当然だ。
 編集者が表記について注文をつけることも考えられるが、自分の表記を押し通せるだけの力がある人なのだろう。

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Last updated  2006.12.28 19:01:40コメント(0) | コメントを書く


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