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が、NHKのプロ野球ニュース、ただいまはオフシーズンのため大リーグの日本人選手のキャンプ紹介ばかりしている。相も変わらず日本人選手だけの報道には閉口しているが、もう少し視点を変えられないものなのか?といつも思う。
前々から指摘しているが、ここ日本における大リーグの試合結果は、Aチームが勝ったのかBチームが勝ったのかは二の次三の次。試合結果よりも日本人選手が活躍したかどうか?その一点に耳目が集まる。早い話、マリナーズが勝とうが負けようが関係なし、イチローが3安打すれば文句なしの万々歳なのだ。
日本のプロ野球のヒーローインタビューのとき、お立ち台に上った選手はよく言っている。
『チームの勝利が第一ですから』
自分の活躍は控えめにチームを持ち上げる謙虚なスピーチは、観衆受けも多少は狙いとして込められているのであろうが、それが大リーグ報道になると180度逆転する。
『チームの勝利なんて関係なし』
負けてもいいからイチローが城島が活躍すればそれでOKなのだ。
視野が狭いとつくづく思う。新シーズンに向けて大リーグのチーム構成、歴史、伝統、監督の方針、主要選手の紹介をしてくれる報道機関は皆無だ。枝ばかり見て木も見なければ森も見ないマスコミの姿勢にはかなり疑問符がつくと思う。枝を見るのが好きな人間はそれでもいいのかもしれないが、大リーグそのものを理解したい人間にとってはいつまでたっても、その情報が伝わってこない。
もともと巨人ファンであった私の場合、桑田真澄投手の巨人活躍時をよく知っているし、堀内恒夫から受け継いだエースナンバー18番を付けた桑田真澄投手は好きなタイプだった。が、苦言を呈すれば、日本プロ野球界で使い物にならなくなってから大リーグに移籍しようとするのは大きな間違い。欧州南米サッカー基準で物事を考えると、桑田真澄投手の移籍先は大リーグではなく、日本より実力の落ちる国、例えば中国・韓国・台湾、そのあたりが妥当だろう。
『巨人退団後、果敢に大リーグ挑戦を目指す桑田真澄投手』のようなお涙頂戴物のストーリーでは話題性は認めるものの、いつまで経ってもプロスポーツの真贋を見極める視点は育ってこないのだ。イタリアサッカー界を引き合いに出すと、『You must go to China or Korea』と名指しでスポーツ新聞に書かれると思う。
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