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久しぶり~なエトレンジャーへの愛です!
前回、三記事に渡った 一話感想
に流石に反省しまして・・・
今回からは...もう少~し簡潔な感想に努めたいと思います...;
十二戦支爆裂エトレンジャー
第二話 倒せ邪霊モンスター
(1995年4月14日放送)
脚本・関島眞頼
演出・岡嶋国敏絵コンテ・金子伸吾
作画監督・下坂英男
一話と同じ、メインスタッフ勢ぞろいです。
*以下ネタばれアリです。ご注意を!*
この2話は、1話からの続きになります。
1話&2話で、 エトレンジャーの世界、
そして毎回のお決まりパターンを丁寧に説明しています。
何をやるのか未だよく分からないまま、
桃太郎のノベルワールドにやって来たエトレンジャーたち。
(今回は、バク丸、クリーム、モンク、タルト、ポチ朗)
桃太郎の世界は...何故か UFO飛び交うSFの世界になっていた!!
桃太郎さんに猿、鶏(?)、犬は仲間と認識してもらえましたが、問題は鼠と兎。
ここの辺りのグダグダが...いいですよね!やる気のなさがなんとも...。
バク丸の「俺たち友達だよね!ね?ね!!」のとことか、失言の多いモンクとか...。
関係ないですけど・・・ここの前の、
クリームがバク丸のほっぺたをつねるとこが好き!
...所詮タダのラブラブ好きですから...^^;...ハイ。
さて、なんとか仲間に加えてもらい、
TVゲーム感覚で敵を打ち落としたバク丸。
しかし、浮かれている暇はない!
↑ここの「TVゲーム感覚」のとことか...
後々考えると、すごく深い部分なんじゃないかなぁ...ってとこなんですが・・・
それはまた後ほど...。
...さて、一体何をすればいいのか分からないエトレンジャーたち。
すると、バク丸のバッチが光りだし、キリンダーの映像が現れた!
キリンダーはバク丸に「現魔鏡」を授ける。
・・・とにかく設定と決まりごとの多いアニメですので、
一話、二話の説明には全精力を費やしています。
ひたすら、「一度口頭で説明→実践で説明」を繰り返しています。
現魔鏡の説明シーンでは、各々の反応がすごく好きです!
・・・エトレンジャーは、キャラクターの仕草が本当にスゴイ!
12人もいる主役たちをいかに立てるかが一つの挑戦なアニメですので、
そこは本当に力を入れている部分だと思います。
このシーンでは ・・・モンクがめちゃカワイイです!
モンクは...本当に空気の読める深~いキャラクターですよね・・・。
このシーンでもとっさにアドリブを利かせて...www。
本当に気使いなキャラクターです。
しかも、そんなキャラクターの特徴を見せつつ、
現魔鏡に照らされた邪霊モンスターがどんな感じになるのか、示唆しているんですよね・・・。
末恐ろしい・・・。
あとは...実践するのはバク丸なのですが、大抵その前にクリームが
「バク丸~!さっきのアレ~!」って感じで思い出させています。↑こういった役割を非戦闘員に割り振る辺り、
本当にただのチームものじゃないですよね♪
この話には、「鬼星人」や「鬼ヶ星」といったお茶目な単語が登場します。このお茶目感も、エトレンジャーを構成する重要な要素ですよね。
・・・というよりも、パロディ主体の話ですので、
ここがエトレンジャーの魅力であるとも言えると思います。
この桃太郎編は、基本アクションです。
宇宙船での打ち落とし合戦(?)や、光る剣でのスターウォーズwwwなど。
・・・しかも、エトレンジャーたちにあまりやる気がないという・・・。
桃太郎さんに引き連れられ、鬼ヶ星に到着します。
モンクの役に立たない技の披露の後、一気にアクションへ!
ここのアクションシーンは見ごたえがあって好きです。
まだ武器を持たないバク丸が、蹴り技で応戦してます。
・・・カタがついたか!?と思わせておいて・・・気づいたら、桃太郎さんが居ない!!?
・・・捕まってました。
物語は一気に佳境へ!
この1~2話ですが、話的にはすごくスタンダードですよね!
「桃太郎」でも敵である鬼に邪霊モンスターがついているので、
物語の大筋をなぞる形で、邪霊モンスター退治も行われています。
また、桃太郎さんに「世界が変わった」という認識があるなど、他のノベルワールドとは少々異質な面があります。
全ては「エトレンジャー」自体の説明をするためだと思いますが・・・。
この話、そしてこの後の3話もそうなのですが、
「物語の敵=邪霊モンスター」という方程式を頭にインプットしてしまったために、
後に、苦労する場面が度々登場します。
桃太郎さんのピンチに駆けつけたエトレンジャー!!
・・・登場がダサい!!・・・そこがイイ!!!素敵!!!
現魔鏡が、ここで初めて効力を発揮します。
・・・ココがひねってあった部分ですね!邪霊モンスターはボスではなく、横の赤鬼に取り付いていました。
こうすることで設定がスムーズに伝わりますよね!物語の敵のボス≠邪霊モンスターだということが。
アクションシーンですが、バク丸、ポチ朗がまずは奮闘します。
・・・邪霊モンスターレベルになると、モンクは身を引きます。
この辺り、本当に最初から作ってあった設定なんですね・・・。
戦闘能力配置というか・・・。見事です!
・・・見事続きで、精霊召還!ガオウとホルスがやってきます。
ガオウとホルスは、戦力的にはわりと対になって考えられていたのかな?
ただ、ガオウの方をバク丸と関連付けて主要で目立たせる気は、最初からバリバリでしたよね!
ホルスはここで、初めて「キャラ」を出す機会になります。
(1話のレースでは目立つシーンがなかったんで・・・。)・・・ただそれも、「赤をみると人格が変わる」ホルスの特性を活かすための
布石だったのかも・・・なんて、ふと思いました。
・・・本当に、各キャラクターの要素の出し方、順番が半端ないです。
キャラクターの特質を出す「順番」ですら、
そこを立てる道具にしちゃってるんですから・・・!!
いやぁ・・・マジですごいわぁ・・・。
さて、この1・2話ですが、一番スゴイのがこの次です!
・・・邪霊モンスターを倒すのが、バク丸(主役)じゃない!!!
ココは驚きました;。
邪霊モンスターは、まだ初期初期段階でとても弱い!
・・・で、ホルスとガオウの攻撃によって、
「グオオオォォオォ!!」とやられて、逃げようとします。
・・・ここがなんといっても、 エトレンジャーですよね!
はっきり言って、戦隊ヒーローものの「主役」的観点から見れば、
この話のバク丸・・・主役じゃないです;。
最期のキメ、他のキャラに譲ってんですよ!?
しかも、戦闘中は大抵クリームの助言によって自分のもつアイテムの機能を思い出していますし;
この次の「大降臨!キリンダー」も、今までの様にクリームの助言です。
・・・ただ、ココで毎回バク丸を「立てる」ので、
見ている方は「バク丸が主役だ」と分かるんですよね!
キリンダーが邪霊モンスターを浄化すると、邪霊モンスターは地に落ち、花になって、そこから世界が元に戻る。
・・・エトレンジャーの任務は、「ノベルワールドを元に戻すこと」なんです!
戦闘は、あくまでその通過点にすぎません。
なので、無理にバク丸が活躍する必要も、一番強い必要もない。
・・・一番強いのは、まぁどう考えてもドラゴですよね;。
エトレンジャーが、ただの「戦隊」でないところが、ものすごく強調されています!
「戦う隊」という言い方も、少し語弊がありますよね!「ムーゲンの守護神」なのであって、戦うこと主軸のグループではないので。
本当にスゴイ、エトレンジャーを象徴するにふさわしい1・2話です!!
さて、元に戻ったノベルワールド・・・
鬼さんたちがおかしなことになっていますが、とりあえず、元に戻りました!!
めでたしめでたし。
敵キャラ以外、ひたすら「愛せるキャラ」にするのがエトレン流です!・・・そこが好きだ!
いただいた宝物をあさるバク丸とモンクくん。
・・・この辺の・・・妙に人間味溢れたとこもエトレンジャーの魅力です!
・・・「あさましさ」。
イヤ、「銀魂」もそうですけど、
そういう部分ほど、キャラクターを魅力的にするんですよね!!
本当に!
・・・バク丸はここで、以後ずっと愛用することとなる、ライトサーベルを手に入れます。
・・・っていうかコレ・・・イヤ、桃太郎さんが使ってた時からずっと思ってたんだけど・・・ スターウォーズじゃね!!?
・・・スターウォーズ観た事ないけど・・・;
・・・っていうか、やっぱ長っ!!!
以下、3話に続く!!!
by姉
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